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陰ヨガってなに?陽ヨガとの違いと効果とは

ストレス解消やボディラインの調整など様々な効果があるヨガ。女性の方の中には、実際に毎日に取り入れているという方も多いかもしれません。そんなヨガの中でも今注目を集めているのが「陰ヨガ」。陰ヨガとは一体どのようなものなのでしょうか。今回は陰ヨガについてご紹介します。

陰ヨガってなに?陽ヨガとの違いと効果とは
目次

01陰ヨガとは?

ヨガには様々な種類や流派が存在します。陰ヨガと呼ばれているのは、このうちのひとつです。

1-1ポーズを数分間キープしてほぐすヨガ

陰ヨガは、簡単に言うとひとつのポーズを数分間キープ、じっくり身体の緊張を緩めて、筋肉の内部からほぐしていくヨガのことです。通常のヨガの場合でも、ポーズを取ったあとキープするというスタイルは珍しくありませんが、陰ヨガの場合には、キープの時間が約三分から五分と比較的長いのが特徴です。この長時間のキープによって、身体の奥深くに働きかけ、柔軟性をアップさせていくのが目的となります。

1-2内観的なヨガ

陰ヨガの特徴を一言で言うならば、陰ヨガは「内観的なヨガ」ということになります。陰ヨガは古代中国から伝わる思想である「陰陽思想」に大きな影響を受けています。
陰陽思想とは、宇宙を構成しているすべての要素は、陰陽どちらかの性質を持っているというもの。といっても、陰がいい、陽がいいというものではなく、この陰陽のバランスを取ることが非常に重要という考え方です。
たとえば、陽の要素には動的であることや素早い行動、積極性、男性性などが挙げられますが、現代社会ではどうしても心とバランスが陽に傾きがち。陰ヨガでは、陽になってしまいがちな心と体のバランスを調和させることが目的とされています。
そのため、陰ヨガは激しい動きや高度なポーズではなく、できるだけ身体をリラックスされて意識を内側に静かに向けることが必要なのです。

1-3運動不足のひとや高齢者でも始めやすい

このように、陰ヨガはそれほど運動量が多くなく、身体と心をリラックスさせることが大きな目的。
そのため、普段運動をしていない人や、高齢者でも始めやすいヨガと言われています。

02陽ヨガとの違いは?

陰ヨガに対して、「陽ヨガ」と呼ばれるスタイルも存在します。それでは陰ヨガと陽ヨガはどのように異なるのでしょうか。

2-1陽ヨガは運動量が多い

陽ヨガの特徴は、陰ヨガと比べると運動量がはるかに多いことです。
すでに説明したように、陰陽の思想で考えると、陽はアクティブで積極的なものを司っています。そのため、陽ヨガは身体を陽の状態に持って行くことを目的としています。
つまり、陽ヨガでは身体に負荷をかけることで筋肉を鍛え、発汗を促すことが重要。
結果的に運動量も増えるため、思い切ってダイエットしたいという人や身体を使い、汗をかくことでリフレッシュしたいという方に向いています。

2-2陰ヨガは筋肉より深い結合組織に働きかける

一方の陰ヨガは、身体と心をリラックスさせることが大きな目的です。
そのときに重要になるのが、筋肉ではなく、身体の奥深くにある結合組織。
たとえば、腰や背中、骨盤の周りにある結合組織は、日常生活の影響を受けやすく、どうしても固まりがちになってしまうもの。普段の生活では問題はなくても、疲労が蓄積するとぎっくり腰などのトラブルが現れます。また、そこまで重症にならない場合でも「なんとなくだるい」「すっきりしない」といった症状が現れることも珍しくありません。
陰ヨガでは、身体の柔軟性を高め、身体の深い部分にある結合組織を緩めることで心と身体に対するリラックス効果を目指したヨガです。

03陰ヨガの効果

誰にでも取り組みやすい陰ヨガ。ではどのような効果やメリットがあるのでしょうか。

3-1リラックス

陰ヨガの効果のうち、もっとも大きなものはリラックス効果です。陰ヨガはゆっくり呼吸しながら長時間ポーズをキープするスタイル。そのため、筋肉や神経の緊張を解きほぐすことができます。
さらに内面とじっくり向き合うことができることで、瞑想に近い効果をもたらします。

3-2柔軟性を高める

陰ヨガは身体の深い部分の結合組織や関節を伸ばす効果があります。普段行っているストレッチは大きな筋肉を伸ばす目的のものが中心ですが、陰ヨガは深い部分をゆっくりとほぐすもの。そのため、筋肉が伸びるだけでなく、それぞれの可動域を広げることができます。

3-3ダイエット効果

先ほど、思い切ったダイエットには陽ヨガが効果的という説明を行いましたが、陰ヨガにもダイエット効果があります。
陰ヨガのダイエット効果として特に注目したいのが下半身痩せ。陰ヨガを行うことで、下半身のラインを整えることができます。
というのも、下半身が太ってしまう原因は、リンパ液の流れが悪くなってしまうということ。
リンパ液は身体の不要な水分や老廃物の排出に大きな役割を発揮しますが、下半身のリンパ液はどうしても滞りやすいもの。しかし、陰ヨガを行うことでリンパ液の流れを活性化、その結果、下半身痩せを行うことができます。

04陰ヨガがおすすめなひと

陰ヨガと陽ヨガにはそれぞれのメリットがありますが、陰ヨガはどんな人におすすめなのでしょうか。

4-1心身の緊張をほぐしたいひと

陰ヨガはリラックスには最適なヨガ。仕事などでストレスを感じていたり、なかなかストレス解消の方法が見つからない人に向いています。

4-2ゆっくりとしたヨガをしたいひと

通常のヨガの場合、どうしてもポーズをキープすることだけが意識されてしまうため、ゆっくりとヨガを楽しむことができません。しかし、陰ヨガはポーズも簡単。ゆっくりとヨガを楽しみながら、内面と向き合いたい人に最適です。

4-3運動不足のひと

普段運動をしていないと、筋肉も柔軟性も低下しがち。そんなときに無理に激しい運動をすると、かえってケガの原因になってしまいます。
しかし、陰ヨガは運動量や身体の負担も少ないため、運動不足の人や運動から遠ざかっているという人にもおすすめです。

05陰ヨガの代表ポーズ

様々なメリットがある陰ヨガの代表的なポーズをご紹介します。

5-1バタフライポーズ

バタフライポーズを行うときは、まず足の裏を合わせてマットに座ります。
その後、両膝を床に近づけて、深呼吸をしながらゆっくりと身体を前傾させていきます。このとき、苦しいようなら足の位置を動かしても構いません。
深呼吸をしながら三分から五分身体をキープ、リラックスしたまま状態を起こします。

5-2ドラゴンポーズ

ドラゴンポーズを行うときは、まず片方の足を踏み出します。そのご、背筋を伸ばして前の膝の上に両手を置きます。
その後深呼吸を続けながら、ゆっくりと腰を下ろしていきます。
このとき、前足のかかとが浮かないように注意。
その後、三分から五分身体をキープしてゆっくり前足を戻していきます。

5-3クレイドルスターラップ

クレイドルスターラップは横になって行うポーズです。
まず仰向けに横になり、膝を胸の前に近づけます。膝が前に来たらゆっくりと膝を左右に開きます。このとき、両足の裏はくっつけた状態。
さらに膝が開ききったら、足の裏を離して天井に向けて一分程度キープします。
その後、再び両膝を抱える姿勢に戻ります。

06まとめ

陰ヨガは誰でも簡単にできるヨガ。リラックス効果も高く、柔軟性や下半身痩せも可能なので、これまでヨガをためしてみたけど、ポーズが苦しくてなかなか長続きしなかったという方にはぜひおすすめです。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
浜北恵 先生
自宅サロン運営
1976年生まれ。埼玉県出身。十数年のアパレル業界での販売、そしてブランドの40店舗総括する管理職を経験。忙しい日々と大きなプレッシャーで心身ともに健康であることが必要だと思うようになり、スポーツクラブでインストラクターの道へ。

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