今人気のヨガ資格を通信講座で自宅にいながら簡単に最短で資格取得できます
ヨガインストラクターjp®

ヨガの目的と効果とは?効果を最大限引き出すポイントについても解説

「ヨガ」と聞くと独特なポーズやゆったりした動きを連想する方が多いのではないでしょうか?
もちろんそれもヨガの特徴です。
身体を動かすことに注目されがちのヨガですが本来は「精神面」を整えるために行われるもの。
それに伴い精神面でもたくさんの効果が得られます。
この記事では「ヨガの目的」ともたらす「効果」について、また効果を最大限引き出すポイントについてご説明します。

目次

01ヨガの本質とその魅力

ヨガは、古代インドに起源を持つ精神的・身体的な修練法であり、現代に至るまで世界中で広く実践されています。
その魅力は多岐にわたりますが、単なるフィットネスの一環としてだけでなく、心と体の調和を目指す深遠な哲学的背景を持つ点にあります。

ここでは、ヨガの本質を探り、その魅力を詳しく解説します。
ヨガが目指す究極の目標から始まり、心と体の調和を追求する理由、そしてヨガがもたらす精神的なリラクゼーション効果について順を追って見ていきましょう。

1-1ヨガが目指す究極の目標とは

ヨガの根幹には、「自己の完成」を目指すという究極の目標があります。
これは、単なる身体の柔軟性や筋力向上を超えた、精神的な成長や悟りの境地を追求するものです。

ヨガの実践者は、アーサナ(ポーズ)、プラーナーヤーマ(呼吸法)、瞑想を通じて、自分自身の内面を深く見つめ直し、心の平静を得ることを目指します。
最終的には、心と体の統合を達成し、宇宙との一体感を感じることがヨガの究極的な目標とされています。

サマーディへの道

ヨガが目指す「自己の完成」とは、サマーディと呼ばれる状態のことを指します。
サマーディとは、瞑想の最終段階で達成される心の完全な静寂と、宇宙との合一感を意味します。

この境地に達するためには、日々のヨガの修練が不可欠であり、時間と共に自己の内面と向き合うことが求められます。

1-2心と体の調和を追求する理由

現代社会では、ストレスや不安が日常生活の中で増大しています。
こうした状況の中で、心と体の調和を保つことは、健康的な生活を送るために非常に重要です。

ヨガは、この調和を取り戻すための有効な手段として注目されています。
アーサナや呼吸法、瞑想を通じて、心の安定と身体の健康を同時に促進することが可能です。

心と体がバランスを取ることで、日々の生活の中で感じるストレスや不安を軽減し、より充実した人生を送れます。

アーサナと呼吸法の役割

アーサナ(ポーズ)は、体の柔軟性や筋力を高めるだけでなく、内臓の機能を整え、血行を促進する役割を果たします。
これにより、体内のエネルギーの流れがスムーズになり、心と体のバランスが取れやすくなるのです。

また、プラーナーヤーマ(呼吸法)は、呼吸をコントロールすることで自律神経を整え、心の安定を促します。
この二つを組み合わせることで、心と体の調和がより一層深まります。

1-3ヨガがもたらす精神的なリラクゼーション効果

ヨガは、日常生活の中で溜まったストレスを解消し、心をリフレッシュさせるための非常に効果的な手段です。
ヨガのポーズや呼吸法、瞑想を行うことで、精神的な緊張がほぐれ、心が落ち着く効果が得られます。

これは、ヨガがもたらす精神的なリラクゼーション効果の一つであり、定期的に実践することで、心の平穏を保ちやすくなります。

瞑想とリラクゼーションの関係

ヨガの瞑想は、心を静かに保つことで、日常生活の中で生じるさまざまな精神的な負荷を軽減する効果があります。
瞑想により、自分自身と向き合い、心の奥深くにある緊張やストレスを解放できるため、深いリラクゼーションが得られます。

また、瞑想中に行う呼吸法が、リラクゼーション効果をさらに高め、心身の回復を促します。

02美容へのアプローチとしてのヨガ

ヨガは、身体だけでなく心にも働きかける総合的な健康法として知られていますが、美容に対する効果も非常に注目されています。
心身のバランスを整え、内側から美しさを引き出すヨガは、単なるフィットネスの域を超え、理想的な体形づくりや体質改善、美肌効果など、多くの美容効果をもたらします。

ヨガがどのように美容に寄与するかを詳しく解説していきます。

2-1ヨガによる理想的な体形づくり

ヨガは、筋肉を引き締めつつ柔軟性を高めることで、バランスの取れた理想的なボディラインを作り上げる効果があります。
これは、無理なく体を動かすことで、自然な形で体形を整えられるため、多くの女性に支持されています。

ヨガがボディラインに与える影響

ヨガのアーサナ(ポーズ)は、特定の筋肉をターゲットにしながら全身を均等に鍛えられます。
例えば、ヴィラバドラアーサナ(ウォリアーのポーズ)やプランクポーズなどは、体幹を強化しながら背中や脚のラインを整える効果があります。

これにより、しなやかで引き締まった体形を手に入れられます。

筋肉を引き締めるポーズの紹介

筋肉を引き締めるためのポーズとしては、ナヴァアーサナ(ボートポーズ)やウトカタアーサナ(椅子のポーズ)が効果的です。
ナヴァアーサナでは、腹筋を中心に鍛え、体幹を強化します。

ウトカタアーサナは、太ももや臀部の筋肉を効果的に刺激し、下半身を引き締めるのに効果的です。
これらのポーズを日常的に取り入れることで、全身のバランスが整い、理想的な体形が実現します。

2-2体質改善とヨガの関連性

ヨガは、単に体を動かすだけでなく、体の内部から健康を促進し、体質を改善する効果も持っています。
特に、代謝を促進し、ホルモンバランスを整えることで、内面からの美容をサポートします。

代謝改善を促進するヨガのメカニズム

呼吸法とポーズの組み合わせによって、体内のエネルギーの流れをスムーズにし、代謝を促進します。
例えば、スーリヤナマスカーラ(太陽礼拝)は、全身の血流を改善し、酸素を効率的に体内に取り入れることで、代謝が向上します。

これにより、脂肪燃焼が促進され、体質改善が期待できます。

ホルモンバランスを整えるためのヨガの役割

ヨガの中には、特にホルモンバランスを整える効果が期待できるポーズもあります。
例えば、サルヴァンガアーサナ(肩立ちのポーズ)は、甲状腺の働きを活性化し、ホルモンの分泌を正常化する効果があります。

また、プラーナーヤーマ(呼吸法)は、自律神経を整え、ストレスを軽減することで、ホルモンバランスの改善に寄与します。
これにより、内側からの美容効果が期待できるのです。

2-3ヨガと美肌の関係性

ヨガは、美肌にも多くの効果をもたらします。
肌に対する影響は、血行促進やストレス軽減、呼吸法を通じた酸素供給の向上によって実現されます。

肌に優しい呼吸法とその実践

ヨガにおける呼吸法は、肌にとって非常に重要な役割を果たします。
特に、ウジャイ呼吸法は、酸素を多く取り込みながら体内の毒素を排出する効果があります。

これにより、肌の代謝が活発になり、明るく健康的な肌を保つことが可能です。
また、ゆっくりとした深い呼吸が心を落ち着け、ストレスを軽減することで、肌トラブルを防ぐ効果もあります。

ヨガが血行促進に与える効果

ヨガのポーズは、血行を促進し、肌の健康に直接的な影響を与えます。
例えば、下向きの犬のポーズは、頭を心臓より低い位置に保つことで、顔に新鮮な血液が流れ込み、肌が活き活きとする効果があります。

また、逆転系のポーズ(肩立ちのポーズや頭立ちのポーズなど)は、血流を促進し、顔色を明るくするのに効果的です。
これにより、肌のトーンが均一になり、自然な輝きが生まれます。

03ヨガを通じたダイエットの有効性

ヨガは、心と体のバランスを整えるだけでなく、ダイエットにも非常に効果的な運動法です。
ヨガを通じて、体を引き締め、健康的に体重を減らすことが可能です。

特に有酸素運動と組み合わせることで、さらに効果を高められます。
ここでは、ヨガと有酸素運動の組み合わせによるダイエットの効果、ヨガと栄養吸収の関係について詳しく解説します。

3-1ヨガと有酸素運動の組み合わせ

有酸素運動は、体内の脂肪を燃焼させ、心肺機能を高める運動として広く知られています。
これに対して、ヨガは筋肉を鍛えつつ、心と体の調和を目指す運動です。

この二つを組み合わせることで、より効率的にダイエットを進められます。

ヨガの呼吸法が新陳代謝に与える影響

ヨガの呼吸法、特にプラーナーヤーマ(呼吸調整法)は、新陳代謝を高めるのに効果的です。
深くゆっくりとした呼吸は、体内に酸素を十分に供給し、細胞の働きを活性化します。

これにより、基礎代謝が向上し、脂肪が燃焼しやすい体質に変わります。
また、呼吸法を正しく行うことで、リラックス効果も得られ、ストレスを軽減し、ダイエットの成功率を高められます。

ダイエットにおける継続の重要性とその方法

ヨガと有酸素運動を組み合わせたダイエットを成功させるためには、継続が鍵となります。
無理のない範囲で、毎日少しずつでも続けることが大切です。

例えば、朝のヨガセッションに軽いランニングを組み合わせることで、1日の始まりを活気に満ちたものにし、脂肪燃焼を促進します。
また、継続を助けるために、自分が楽しめる音楽を聴いたり、友人と一緒に行ったりすることで、モチベーションを維持できます。

3-2栄養吸収とヨガの関係

ヨガの実践後、体は特に敏感な状態になっています。
このタイミングでの栄養摂取は、ダイエットの成功に大きな影響を与えるため、注意が必要です。

食事のタイミングや内容を工夫することで、ヨガの効果を最大限に引き出せます。

ヨガ後に気を付けるべき食事のタイミング

ヨガ後の2時間は、体が栄養を吸収しやすい時間帯とされています。
この間に高カロリーな食事を摂ると、脂肪として蓄積されやすくなるため注意が必要です。

理想的には、ヨガ後の食事は軽めに抑え、タンパク質やビタミンを多く含む食品を摂ることで、筋肉の修復を助け、疲労回復を促進します。
また、ヨガ前後に十分な水分補給を行うことで、体内のデトックス効果を高められます。

食事とヨガの相乗効果を最大化する方法

食事とヨガの効果を最大化するためには、適切な栄養素を選び、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
例えば、朝のヨガセッション後に、ビタミンCを含むフルーツや、抗酸化作用のあるナッツ類を摂取することで、体のリフレッシュ効果を高められます。

また、夕方のヨガ後には、軽めの夕食を摂り、体をリラックスさせることが良いでしょう。
こうした工夫をすることで、ヨガと食事が相互に作用し、ダイエットの効果がさらに高まります。

04効果的なポーズ選びとその実践法

ヨガは、体と心の健康を保つための優れた方法であり、特にダイエットに対しても効果的です。
しかし、すべてのヨガポーズが同じようにダイエット効果を持つわけではありません。

ポーズを選ぶ際には、特定の目標に向けた効果を最大限に引き出すことが重要です。
ここでは、ダイエット効果が期待できるポーズの選び方と、その実践法について詳しく解説します。

ポーズの選択により、体脂肪の燃焼やリラックス効果を高め、より効果的なヨガの実践が可能となります。

4-1ダイエット効果が期待できるポーズ

ダイエットを目的としたヨガの実践には、特に体脂肪燃焼を促進するポーズが効果的です。
これらのポーズは、筋肉を活性化させ、体全体のエネルギー消費を高める働きを持っています。

また、特定のポーズを組み合わせることで、脂肪燃焼効果をさらに強化できます。

体脂肪燃焼を促進するポーズの紹介

ヨガの中で特に体脂肪燃焼を促進するポーズとして、ウッタナーサナ(立位前屈のポーズ)やヴィラバドラアーサナ(ウォリアーポーズ)、そしてチャトランガダンダアーサナ(四肢で支えるポーズ)があります。

ウッタナーサナは、体を前に折りたたむことで腹部を圧迫し、内臓を刺激する効果があり、代謝を活発にします。
ヴィラバドラアーサナは、下半身の筋肉を鍛え、エネルギーの消費を促進します。

チャトランガダンダアーサナは、体全体の筋力を必要とし、特に腕や体幹を引き締めるのに効果的です。

脂肪燃焼効果を高めるポーズの組み合わせ

体脂肪燃焼をさらに高めるためには、複数のポーズを組み合わせて行うことが効果的です。
例えば、太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)は、連続したポーズをリズミカルに行うことで、全身の血流を促進し、脂肪燃焼効果を高めます。

また、上記のヴィラバドラアーサナとチャトランガダンダアーサナを組み合わせることで、特に下半身と体幹の引き締め効果が期待できます。
これらのポーズをセットで行うことで、短時間でより効果的に脂肪を燃焼させることが可能です。

4-2時間帯別に適したヨガポーズ

ヨガの効果を最大限に引き出すためには、ポーズを行う時間帯に応じた選択が重要です。
朝と夜では、体が必要とするエネルギーやリラックスのレベルが異なるため、適切なポーズを選ぶことで、その効果をより高められます。

朝ヨガでエネルギーを引き出すポーズ

朝のヨガセッションには、エネルギーを引き出し、一日の始まりを活力に満ちたものにするためのポーズが適しています。
例えば、太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)は、全身を目覚めさせ、体内のエネルギーを活性化するのに最適です。

また、カポタアーサナ(鳩のポーズ)は、胸を開き、呼吸を深くすることで、朝の新鮮な酸素を体に取り入れ、一日を元気にスタートさせる効果があります。

夜ヨガでリラックスを促すポーズ

一方、夜のヨガセッションでは、一日の疲れを癒し、リラックスを促すポーズが理想的です。
サヴァアーサナ(屍のポーズ)は、全身の力を抜いてリラックスするために最適であり、心を落ち着ける効果があります。

また、スープタバッダコーナアーサナ(仰向けの束角のポーズ)は、股関節を開き、深いリラクゼーションをもたらします。
これらのポーズを行うことで、心地よい睡眠が得られ、翌朝もすっきりと目覚めることができます。

05ヨガを長続きさせるためのコツとアドバイス

ヨガは、心と体を健やかに保つための素晴らしい習慣ですが、続けることが難しいと感じる方も少なくありません。
特に日常生活が忙しい中で、ヨガを習慣化するためには、いくつかの工夫が必要です。

ここでは、ヨガを長続きさせるためのステップや、自宅でのヨガ環境の整え方について詳しく解説します。
これらのポイントを押さえることで、無理なく、楽しくヨガを続けられるでしょう。

5-1ヨガを習慣化するためのステップ

ヨガを長く続けるためには、習慣化することが最も重要です。
しかし、初めてヨガを始める場合、どのようにして習慣化するかは一つの大きな課題となります。

ここでは、初心者が取り組みやすいポーズの選び方や、モチベーションを維持するための方法について解説していきます。

初心者が始めやすいポーズとその進め方

ヨガを始めたばかりの方にとって、複雑なポーズや難しい動きは避けた方が良いでしょう。
まずは、基本的なポーズから始めることをおすすめします。

例えば、ターダーサナ(山のポーズ)やバルーアサナ(木のポーズ)は、シンプルでありながらも、体のバランス感覚や集中力を養うのに最適です。
これらのポーズを繰り返し練習することで、徐々に体がヨガに慣れ、次第に難易度の高いポーズにも挑戦できるようになります。

モチベーションを維持するために

ヨガを続けるためのモチベーションを維持するには、自分に合ったリズムや目標を設定することが大切です。
例えば、最初は週に2〜3回、短時間でヨガを行うことから始め、徐々に回数や時間を増やしていく方法が効果的です。

また、ヨガのセッションごとに達成感を感じられるような小さな目標を設定すると、続ける意欲が高まります。
さらに、ヨガの進歩を記録したり、友人や家族と一緒に行ったりすることで、継続する楽しさを共有できます。

5-2自宅でのヨガを効果的に行うための環境作り

自宅でヨガを行う場合、環境作りが成功の鍵となります。
専用のヨガスペースを用意し、適切な道具を揃えることで、ヨガの効果を最大限に引き出せます。

また、快適でリラックスできる空間を作ることは、ヨガを習慣化するための大きな助けとなります。

自宅でのヨガスペースの整え方

ヨガを自宅で行う際には、静かでリラックスできるスペースを確保することが重要です。
広さはそれほど必要ありませんが、自由に動けるスペースがあると理想的です。

窓際の明るい場所や、自然光が入る場所を選ぶことで、リラックスした気持ちでヨガに取り組めます。
また、余計な物を片付け、シンプルな空間にすることで、集中しやすい環境が整います。

ヨガマットや道具の選び方とその重要性

ヨガを快適に続けるためには、適切なヨガマットや道具を選ぶことも大切です。
ヨガマットは、滑りにくく、適度なクッション性があるものを選ぶと良いでしょう。

また、長時間の使用にも耐えられる耐久性のあるものを選ぶことで、快適にヨガを続けられます。
さらに、ブロックやストラップなどの補助道具を使用することで、ポーズをより深め、効果的に体を伸ばせます。

自分に合った道具を揃えることで、ヨガがより楽しく、効果的なものになるでしょう。

01ヨガの目的とは

身体を動かすエクササイズとして認識されている「ヨガ」ですが本来の目的は「心の安定を目指すもの」。
そもそも「ヨガ」はサンスクリット語で「つながり」を意味する言葉。呼吸・姿勢・瞑想を合わせて心と身体の緊張を解きほぐし、心の安定と安らぎを得るために行われます。
心や感情をコントロールして穏やかな精神を作るのです。
ヨガポーズを行えば姿勢を整えたり柔軟性・筋力・体力のアップなどさまざまな効果がありますが、深い呼吸や瞑想を意識することで集中力が高まり揺るぎない精神状態が作れるのです。
ヨガは身体を鍛えたい人やストレッチ効果を得たい人だけではなく精神面を安定させたい人にもおすすめです。

02ヨガの効果:精神面

ヨガの効果:精神面
ヨガで得られる効果はたくさんあります。精神面で主にどのような効果が得られるのか詳しくご紹介していきますね。

2-1リラックスできる

ヨガのゆったりとした動作と深い呼吸は、心が鎮まり高いリラックス効果が得られます。
「リラックスする」という状態になるために深い関わりがある「自律神経」。自律神経は内臓の働き・代謝・体温など生きる上で大切な機能をコントロールしてくれる神経です。
「交感神経」と「副交感神経」があり、アクティブに活動しているときに働いているのが「交感神経」です。交感神経・副交感神経がどちらも必要な時にしっかり働いていないと体調が優れないことも。
現代人の多くはこの自律神経のバランスが乱れているといわれています。
ヨガはこの自律神経のバランスを整えてくれる作用があり、特に深い腹式呼吸は副交感神経の働きを活発化させ、イラだった気持ちを落ち着かせてくれます。
この効果はゆったりとしたヨガだけではなく「アシュタンガヨガ」など運動量の多いヨガも効果的。

2-2集中力がアップする

自分の内側に意識を向けながら深い呼吸やポーズを行えば、集中力を高められます。心と身体がつながれば精神的にも安定し、一つのことに意欲的に取り組めるようになります。

03ヨガの効果:身体面

ヨガは主に精神面を整えるために行うものですが、身体的なメリットもありますので順番にご説明していきます。

3-1ダイエット効果

ヨガを行うと基礎代謝量が増えます。
基礎代謝量とは、呼吸や内臓の働きにより何もしなくても消費されるエネルギー量のこと。この基礎代謝量は一人ひとり異なります。
ヨガを行うと全身の血流がよくなり体温が上がり基礎代謝量もアップ。脂肪燃焼が促されるので太りにくく痩せやすい身体が手に入ります。
またヨガは無理なく筋肉をつけることができるので引き締まった美しいボディになれますよ。

3-2姿勢が良くなる

悪い姿勢の代名詞とも言える「猫背」。体幹や首周りの筋肉の衰えや骨盤がずれた状態になると自然と「猫背」になってしまいます。
深い呼吸をしながらヨガポーズを行うことで背骨や骨盤など身体のバランスを整える部分の筋肉が鍛えられます。硬くなった筋肉がヨガによってほぐれ、関節の可動域も広がり柔軟性のある身体に。
さらに体幹やインナーマッスルなど内臓を支える筋肉も強化できます。
必要な筋肉が鍛えられ自然と姿勢がよくなっていきます。

3-3身体が柔らかくなる

ヨガはストレッチ効果もあります。
いろいろなポーズがあるので身体が硬い人や運動が苦手な人でも無理なく行えますよ。ヨガポーズのときに深い呼吸を意識すればさらに効果がアップ。
呼吸によって緊張していた筋肉がほぐれやすくなるので身体の柔軟性もよりアップ。身体の柔軟性を保つことは血行をよくするだけではなく怪我のしにくい体づくりにもつながります。

3-4デトックス効果が高まる

ヨガを行うと全身の血液とリンパの流れがよくなり、体内に溜まっている老廃物の排出が促されます。
特にヨガの深い腹式呼吸は腸など内臓を刺激して活発にしてくれます。
体の老廃物の約7割が便だと言われていますが、内臓機能がよくなり腸の働きが正常になれば便秘が解消し腸内環境も整っていきますよ。

3-5眠りが深くなる

寝ているはずなのに疲れが取れない。なぜか夜中に目が覚めてしまう。
このような悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
これは質のよい睡眠が取れていない証拠。睡眠不足の主な原因はストレス。心配事や悩みがあると誰でも眠りは浅くなってしまいます。
ヨガを行うと精神状態が安定しストレスが軽減できます。さらに適度に運動をして身体が疲れるので質のよい睡眠が取れますよ。

3-6ホルモンのバランスが良くなる

ホルモンバランスは年齢や生活習慣によって変わります。ですが、ヨガを取り入れると自律神経が安定しホルモンバランスを調節しやすくなります。
全身の血行をよくして自律神経をヨガを通して整えていきましょう。

04ヨガの効果を引き出すポイント

ヨガの効果を引き出すポイント
さまざまな効果のあるヨガですがやり方を間違えると思うような効果が得られないことも。
重要なポイントを意識して行えばより効果が得られることも!
ヨガの効果を最大限に引き出すためのポイントをご説明します。

4-1呼吸法

ヨガを行う上で呼吸法は非常に大切。正しい呼吸法こそがヨガポーズの効果を高めるカギなのです。
ヨガの呼吸法にはいくつか種類がありますが、基本は「鼻から吸って鼻から吐く」ことです。口呼吸の方が楽に思えますが、鼻呼吸の方がより多くの酸素を体内に取り込めます。しかし鼻が詰まっていて鼻呼吸が難しい場合は無理をせず口呼吸でも大丈夫。
息を吸う時間と吐く時間を同じくらいにすると自律神経が整えやすいです。ただし時間に神経質になりすぎるのはよくないので、意識しながら自分のペースで行いましょう。
ヨガポーズを行っているときはどうしても呼吸が浅くなり止めていることがあります。特にヨガを始めたばかりの初心者はヨガポーズを行うことに集中しすぎて呼吸を忘れていることも。なるべく深くしっかり呼吸ができているか意識しながら行いましょう。
ヨガで行われる呼吸法は、ただの呼吸ではなく自律神経を整えたりインナーマッスルを鍛える効果もあります。また、集中力を高めたりリラックスする効果もあるのでぜひ呼吸に注目してヨガを行いましょう。

4-2食事のタイミング

ヨガは空腹状態で行うのがおすすめ。
身体をねじるポーズもあるので満腹状態でヨガを行うと気分が悪くなる可能性があります。また、内臓の血行が促進されるため消化器官に負担がかかる場合があります。
そのため食事はヨガを行う2,3時間前までに済ませましょう。
実はヨガの前だけではなくヨガ後の食事にも注意してくださいね。
ヨガでお腹が空いているかもしれませんが、内臓器官の働きが活発化しているためゆっくり腸を休める時間が必要です。ヨガ後2時間は、胃に負担をかけない高タンパクな豆腐、ササミやヨーグルトやナッツ類がおすすめ。
ビタミンを多く含んだ食材は疲労回復作用もあるので、フルーツもいいですね。

4-3ヨガを続けること

ヨガの効果はすぐ出るわけではありません。ストレス軽減など、メンタル面の効果は早く感じられるでしょうが、ダイエット効果など身体的な変化は、少なくとも3ヶ月以上続けなければ実感するのは難しいでしょう。
なかなか効果が出ないと諦めてしまいそうですが、大事なことは続けること。頻度を多くするよりも長い期間続けた方が確実に効果は出ます。
そして、一番大切なことはヨガを楽しむこと。自分自身と向き合いながら小さな変化を感じつつヨガの心地よさを感じることが長く続けるコツです。

06まとめ

ヨガは、心と体の調和を目指す古代の修練法であり、その魅力は深い哲学と精神的な成長にあります。
当記事では、ヨガの根幹にある「自己の完成」という究極の目標と、それを達成するための方法について解説してきました。

アーサナや呼吸法、瞑想を通じて、心の平静と宇宙との一体感を得るヨガの実践が、現代のストレスに対処するための強力な手段であることが理解していただけましたでしょうか。
ヨガは、日常生活における心身の調和を取り戻し、豊かな内面の成長を促進しますので、積極的に取り入れてみましょう。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
浜北恵 先生
自宅サロン運営
1976年生まれ。埼玉県出身。十数年のアパレル業界での販売、そしてブランドの40店舗総括する管理職を経験。忙しい日々と大きなプレッシャーで心身ともに健康であることが必要だと思うようになり、スポーツクラブでインストラクターの道へ。

70,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
無料資料請求
受講お申し込み
通信講座で資格が取れる!
ヨガインストラクターjp®の講座を詳しくみる

トップ
に戻る