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赤ちゃんでも平気?マクロビの離乳食について

子育て中のお母さんにとって、離乳食は大切な問題です。できれば子どもの身体に優しく、成長の助けになるものを与えたいと考えるのは自然な感情。そんなときに気になるのが、マクロビオティックの離乳食です。今回はマクロビの離乳食についてご紹介します。

赤ちゃんでも平気?マクロビの離乳食について
目次

01マクロビ視点の離乳食

それでは、マクロビの視点で見た離乳食はどのようなものなのでしょうか。

1-1季節にあった食材を使う

マクロビオティックの食生活では、季節にあった食材を使うことが重要だと考えています。マクロビオティックの考え方のひとつが「身土不二」というもの。これは人間と自然は分けて考えることができないもので、その土地、その季節にあった食べ物を摂取することが重要だということを意味しています。
たとえば、その土地で取れたものではなく、遠くから冷蔵で運ばれてくる食材は、どうしても鮮度や水分、栄養分などが失われてしまうもの。
また、旬以外の食べ物は、その季節に必要となる栄養素を含んでいないといった可能性があります。
特に赤ちゃんの場合、味の変化には非常に敏感。
そのため、季節に合った食材を使用することが重要になります。

1-2自然の味付け

離乳食で重要なのは、味付けです。もし離乳食の時期に味の濃いものや塩気の強いものなどを与えていると、大人になっても味の好みがそのままになり、繊細な味付けを感じられないだけでなく、塩分や脂質過多となって生活習慣病になってしまう可能性もあります。
マクロビオティックは、食材の風味を活かした自然な味付けが基本。そのため、マクロビ食は離乳食としても最適です。

1-3天然素材を使う

子どもの食事で注意したいのが保存料や着色料などの添加物。特に小さな子どもの場合、まだ消化器官が未発達で、身体自体も小さなことから、これら食品添加物の影響を受けやすいとも言われています。
そのため、離乳食には天然の素材を使いたいものですが、マクロビオティック食はオーガニックな食材を用いて健康を目指す食事方法。
小さな子どもにとっても安全安心の離乳食を提供することにつながります。

02離乳食期はエネルギーの上昇期

食事は大人にも子どもにも欠かせないものですが、特に離乳食はエネルギーの上昇期の食事となるため、重要だと言われています。

2-1年齢ともに5つのエネルギーの変化がある

実は人間には、年齢とともに5つのエネルギーの変化があります。
最初は0歳から14歳、二番目が15歳から29歳、三番目が29歳から43歳というように、年齢を重ねるにしたがって必要なエネルギーの質や量も変わってきます。

2-2成長エネルギーが活発化

離乳食期には身体を大きくしたり、内臓や脳が発達したりというように、成長エネルギーが活発な時期です。
この時期は十代の半ばまで続き、多くの人はそれまでの間にその後の一生を過ごすための身体が完成します。
そのため、この時期にはしっかりとした食事を通じて豊富な栄養を摂取する必要がありますが、注意したいのはまだまだ内臓が未発達だということ。そのため、消化に多くのエネルギーを使う肉や魚、卵といった食品の量は加減する必要があります。

2-3上に伸びる葉野菜などがおすすめ

マクロビオティックでは「陰陽」という考え方が重視されます。陰陽とは、簡単に言えばものや食材が持っている性質のこと。
この陰陽のバランスを取ることがマクロビオティックでは重要です。
陰陽の考え方では、離乳食期の成長には陰性のエネルギーが必要になると言われているため、陰性のエネルギーを取り入れる必要があります。
たとえば料理には欠かせない塩ですが、塩は陽性のエネルギーであるため、離乳食には不向き。実際に離乳食は塩気を抑えた薄味のものが多いのは、マクロビ食の観点でも理にかなっているということになります。
この時期の食材としては、上に伸びる力を持っている葉野菜などがおすすめです。

03たんぱく質の取り入れ方

離乳食を作るときに気になるのがたんぱく質の取り入れ方です。マクロビの離乳食では、たんぱく質はどのように取り入れればよいのでしょうか。

3-1成長スピードの早い幼児にたんぱく質は必須

成長の早い赤ちゃんにとって、筋肉や骨、内臓のもととなるたんぱく質は必須の栄養素。たとえば一歳未満の赤ちゃんでは、体重450グラムに対して1グラムのたんぱく質が必要になります。

3-2豆腐、有機ひよこ豆など

たんぱく質を補給する場合、まず頭に浮かぶのは肉や魚、卵などの食材。しかしすでに説明したように、まだまだ未発達な子どもの消化器官にとって、これらの食材は負担を与えてしまいます。
もし子どもに豊富なたんぱく質を与えたい場合、おすすめは豆製品。特に豆腐などは消化にもよいため、離乳食に最適です。
また、加工しない大豆やひよこ豆そのものにも豊富なたんぱく質が含まれています。なお豆製品を選ぶときには、有機のものを選ぶとよいでしょう。

3-3豆類はピューレ状してあたえる

もし豆類を離乳食に加えるときは、ピューレ状にするのがおすすめ。たんぱく質は消化にエネルギーが必要な栄養素ですが、ピューレにすることでさらに消化しやすくなります。

04穀物の取り入れ方

日本人の食生活では重要なのが穀類です。マクロビの離乳食では穀類の取り入れ方にはポイントがあります。

4-1マクロビの主食は米・麦・粟・ひえ・きびなど

ダイエットなどでは、穀類などの炭水化物はできるだけカットするという方法がありますが、マクロビの考え方はその逆。
穀類をしっかり食べることで健康な身体を手に入れるというのがマクロビの食生活です。
特に穀類は、栽培にかかる資源も少なく、環境に優しい、土地の食材を食べることができるという点も優れていると考えられます。

4-2全粒穀物をメインにあたえる

マクロビオティックでは、食べ物をまるごと摂取することが重要だと考えます。野菜などの場合、ヘタや皮などを取り除くのではなく、それらをすべて調理するのがマクロビオティックの調理の方法です。
これは穀類も同じことで、穀類を摂取する場合は全粒穀物がメインとなります。
全粒穀物は玄米を始めとする、脱穀や精白を行わない穀物のこと。
この全粒穀物は、食材が持ったエネルギーをすべて取り入れることができる非常に優れた食品です。

4-3全粒穀物は中庸の食べ物

さらに全粒穀物は、陰陽でいうところの「中庸」の食材です。
中庸とは、陰にも陽にも偏らないという性質のこと。マクロビロビオティックでは、陰陽のバランスが取れた状態を目指しているため、全粒穀物は理想的な存在ということができます。

05フルーツの取り入れ方

子どもが大好きなフルーツですが、実はフルーツはマクロビオティックの観点でも優れた食材です。

5-1オーガニック果実を選ぶ

離乳食に取り入れるときには、できるだけオーガニックな果実を選ぶことが重要になります。また、果物もそれぞれ陰と陽の性質を持っています。たとえば陽の果物はりんご、ベリー系など、陰の果物はスイカ、バナナなどです。
陰陽のどちらかに偏ることなく、バランスよく与えることが大切です。

5-2柑橘類は1歳以上、フルーツの過剰摂取には注意

子どもが好むフルーツですが、与えるときには注意するべきポイントもあります。
まず必要なのは、フルーツを与えすぎないようにすること。
さらにフルーツは消化不良を起こす可能性があります。そのため食後30分以上あけて、少量を陰陽のバランスを整えるためにあたえるとよいでしょう。
その他にも、酸味の強い柑橘類は肝臓を刺激する作用があるため、少なくとも一歳以上になってからにしましょう。

06まとめ

離乳食は子ども時代だけでなく、大人になってからの体質や食生活にも大きな影響を与えます。できるだけ子どもの身体のことを考えて離乳食を作りたいという方は、マクロビの離乳食について学んでみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
アトリエクレマ川名美穂
アトリエクレマ川名美穂 先生
1967年生まれ、静岡市出身。
年齢と共に体型の変化に悩み、まず食事から整えようとマクロビオティック×オーガニックを学ぶ。
運動だけで整えるより、食事のとり方、食べる物の質を見直すことで自身の味覚や体型も整えられることに気付き、この素晴らしい日本の食習慣をたくさんの方に知っていただきたく活動を始める。
アトリエクレマ川名美穂

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