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心理カウンセラーの給料・年収・収入は?職種ごとの年収と必要な資格紹介

「心理カウンセラー」とは、実は資格がなくても名乗れる職業です。
しかし実際に心理関係の仕事に就くのであれば、資格を持っていた方が圧倒的に信頼度が上がります。
心理カウンセラーの給料や年収は、働く職場や雇用方法によって大きく変わるものです。
そこで今回は、心理カウンセラーの代表的な資格である「臨床心理士」「公認心理師」の2つの平均的な収入と、「正社員」「非常勤」で働いた場合の職種別収入、また独立して自分でカウンセリングルームを開いた場合の収入をご紹介します。
それと合わせて、おすすめの資格もご紹介しますので、これから資格取得を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

01心理カウンセラーとは?

「心理カウンセラー」とはクライアントの悩みを聞き、カウンセリングや心理療法をすることで問題を解決へ導く仕事です。
「心理カウンセラー」になるには資格は必要ありません。なろうと決めた時から誰でも「心理カウンセラー」と名乗ることができます。
しかし「心理カウンセラー」という仕事は、時には人の人生を左右するようなこともあるほど責任の重い職業です。
また心理カウンセラーとして雇ってもらう場合も、ほとんどは資格があることが必須条件。信頼され心理学的に的確なアドバイスをするためにも、資格は取得しておきましょう。

02心理カウンセラーの代表的な資格と収入

心理カウンセラーの代表的な資格と収入
心理カウンセラーの資格として代表的なものは「臨床心理士」「公認心理師」の2種類です。
心理カウンセラーとして働く際にどちらかの資格を持っていれば、どんな職場でもまず問題ありません。それだけ心理職の中では、絶対的に信頼された資格です。

2-1臨床心理士

「臨床心理士」は1988(昭和63)年から認定スタートした歴史ある民間資格です。長年にわたり心理業界で活躍してきた、国内で最も認知度と信頼度のある資格と言えます。
2021(令和3)年4月1日現在で、38,397名が認定されています。資格取得後は、5年ごとに更新が必要です。
認定機関である日本臨床心理士資格認定協会によると、臨床心理士を以下のように定義しています。

❝「臨床心理士」とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”です。❞
※引用:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会|臨床心理士とは

「臨床心理士」の資格取得は至難の業です。
受験資格は主に、大学・大学院において規定の科目を履修し修了していること。すでに社会人になってしまっている方は、取得が難しいと言わざるを得ません。
臨床心理士の収入
そんな臨床心理士の平均年収は300万円代。臨床心理士の半数以上は200万~400万円代の間の年収で働いています。
資格取得が困難な割に、年収はそれほど高くないと言えそうです。
ただ高い認知度からも、幅広い分野で働けるというメリットがあります。

2-2公認心理師

「公認心理師」とは、心理的知識や技術をもとに相談者やその関係者の相談に応じ、助言・指導・援助を行うことが主な業務です。
2017年「公認心理師法」が施行され、国内初の国家資格として誕生しました。歴史ある臨床心理士とは違い、まだまだ新しい資格ですが、唯一の国家資格として今後ますます仕事の幅が広がっていくでしょう。
受験資格は臨床心理士同様に大学・大学院において規定の科目を履修していることが条件です。しかしまだできたばかりの資格のため、特例措置として他にも受験資格が設定されています。
詳しくは→「公認心理師とは?臨床心理士との違いや受験資格・仕事内容を簡単解説!
公認心理師の収入
まだはっきりとしたデータはありませんが、公認心理師の平均年収は300万~400万と言われています。臨床心理士とほぼ同様の業務を行っている点から、収入も同程度と考えて問題ないでしょう。
「臨床心理士」「公認心理師」含め、「心理カウンセラー」の月収・年収は、他の職業と比較しても、それほど高額とは言えません。
心理カウンセラーの収入は、働く職場や働き方が大きく影響しています。

03心理カウンセラーの給料・年収・収入は勤務先による

心理カウンセラーは勤務先によって「正社員」「非常勤」など雇用形態が違います。
当然正社員で雇用される人の方が収入は高くなり、非常勤の人はいくつかの現場を掛け持ちして生計を立てている人もいるのが現状です。
「心理カウンセラー」の中には1か所でじっくり仕事をしたい人もいれば、プライベートも楽しみながら働きたい、副業として働きたいという人もいるでしょう。
比較的正社員として採用されやすい職場、非常勤として採用されやすい職場があります。自分のライフスタイルに合った仕事が見つかるといいですね。
ここからは「正社員」「非常勤」それぞれで雇用されやすい職業に分けて、給与・年収をご紹介していきます。

04「正社員」の心理カウンセラーの給与・年収

「正社員」の心理カウンセラーの給与・年収
最初に「正社員」での雇用が比較的多い業種をご紹介します。
それぞれの業種で求められる資格とあわせて確認してみましょう。

4-1医療機関

心理関連の仕事で多いのはやはり医療機関です。
医療機関で勤務する場合の月収は20~30万、年収はおよそ300~400万円程度です。
医療従事者の中では、そこまで高い収入とは言えません。ほとんどの病院で、臨床心理士もしくは公認心理師の資格を必須としています。
ごくまれに心理資格を持っていなくても応募できる求人募集もありますが、その代わりに臨床経験者であることが条件になっています。

《医療機関で有効な資格》
臨床心理士/公認心理師/精神保健福祉士/産業カウンセラー

「精神保健福祉士」は福祉系の国家資格です。精神的な障がいがある方の社会復帰の手伝いや訓練を行います。
「産業カウンセラー」は基本、職場でカウンセリングを行う資格で、一般社団法人日本産業カウンセラー協会認定の民間資格です。

4-2司法機関

刑務所や家庭裁判所などの司法機関でも、心理カウンセラーの需要があります。
これらの場所で働く場合は公務員試験をうけて合格する必要がありますが、採用後は公務員として働いていけるため安定した収入を見込めます。
平均年収は300万円程度からです。
現場では法務技官(心理)や調査官として勤務します。

《司法機関で有効な資格》
臨床心理士/公認心理師 など

4-3福祉施設

障がい者福祉施設や児童発達支援センターなどの福祉施設で働いた場合の収入は、月給で20~35万円、年収で300万円程度から。
心理的なカウンセリングだけでなく、障がい者や子どもたちと深く関わり合っていく仕事です。

《福祉施設で有効な資格》
臨床心理士/公認心理師/精神保健福祉士 など

必ずしも資格を求められるわけではなく、過去に同じような仕事をしていた、大学で心理学を専攻していたといった、経験を重視して採用している施設もあります。

4-4EAP専門会社

EAP(Employee Assistance Program)とは、日本語で「従業員支援プログラム」のことです。
心理カウンセラーによるカウンセリングやストレスチェックなどで、企業内での従業員のメンタルヘルス管理をサポートするのがEAP専門会社です。
給与や年収は企業によって差があり、平均いくらという数字はありません。

《EAP専門会社で有効な資格》
産業カウンセラー/臨床心理士/公認心理師/EAPメンタルヘルスカウンセラー  など

「EAPメンタルヘルスカウンセラー」は、特定非営利活動法人EAPメンタルヘルスカウンセリング協会(EMCA®)主催の、EAPやメンタルヘルスのエキスパートと認められる資格です。
資格がない場合でもEAP専門会社でのカウンセラー経験や、心理学専攻で大学院を修了した方などでも採用している企業もあります。

05「非常勤」の心理カウンセラーの給与・年収

非常勤で仕事をする場合、どうしても収入面が正社員と比べて少なくなる傾向があります。そのため、非常勤勤務をする方の中には、複数の企業をかけもちして働いている方もいます。

5-1教育機関

学校で働く心理カウンセラーは主に「スクールカウンセラー」と呼ばれます。
非常勤のことも多く、その場合は時給が3,000~5,000円程度
複数の職場を掛け持ちしている人がほとんどです。
年収で考えると200~400万程度
仕事をどれだけ請け負っているかで、かなり差があります。

《教育機関で有効な資格》 臨床心理士/(公認心理師)

スクールカウンセラーは、臨床心理士の資格を持っている人がほとんどです。
しかしまだまだスクールカウンセラーの人数が十分いるわけではなく、機能がうまく働いているとはいえません。
十分な人員を確保するためにも今後は、国家資格である「公認心理師」もスクールカウンセラーの業務を担うことが予想されます。

5-2一般企業

社員のストレスチェックやメンタルヘルスケアを目的として、近頃は社内にカウンセリングルームを設置する企業も増えてきました。
企業内の心理カウンセラーを「職場カウンセラー」もしくは「社内カウンセラー」などと言います。
常勤でない企業で働く場合は、いくつかの企業を掛け持ちして生計を立てている方もいます。
なかには普段は人事部での業務をしつつ、カウンセリングを行うといった、常勤での雇用があるところも。給与も企業によってかなりばらつきがあります。

《一般企業で有効な資格》
メンタル士心理カウンセラー®/家族心理カウンセラー/行動心理カウンセラー/臨床心理士/公認心理師  など

メンタル士心理カウンセラー®」は、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)主催の心理資格です。
心理学の基礎やストレス、その症状や治療法などを学ぶ資格です。

家族心理カウンセラー」は、日本生活環境支援協会(JLESA)主催の心理資格で、カップルや家族の問題に関する知識を身につけます。
夫婦や家族、親子関係専門のカウンセラーとして活動できます。

行動心理カウンセラー」は、メンタル士心理カウンセラー®同様に、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が主催している資格です。
行動心理学の基礎を身につけ、施設や企業内で行動心理カウンセラーとして働く道が開けます。

06心理カウンセラーを「開業」した場合の給与・年収

個人で心理カウンセラーを開業したいと考えている人も少なからずいるのではないでしょうか?
何年かの経験を積んだ後で、独立し開業する人もいます。元手がそれほど必要ないこともあり、比較的開業しやすい職種です。
個人で開業する場合、方法としては

・カウンセリングルームを開設する
・オンラインでカウンセリングする
・電話話し相手サービスを行う
・スクールで心理学関連の講座の講師になる

といった方法があります。
カウンセリングルームでは、1回1時間弱のカウンセリングで5,000円~10,000円程度が相場です。
電話話し相手サービスは時給800円~1,800円程度で行っている場合が多いようです。
電話話し相手サービスのサイトに登録した場合は収入の一部がサイト運営者にわたる仕組みになっています。個人で開業した場合はすべての売り上げが自分の手元に入ってきます。
何の経験もなく最初から独立開業することもできますが、すぐに仕事が軌道に乗るとは限りません。最初の収入がほとんど見込めない場合もあるでしょう。
ただ努力や戦略によって、高収入を得られる可能性も十分あります。

《個人開業で求められる資格》
メンタル士心理カウンセラー®/家族心理カウンセラー/行動心理カウンセラー/臨床心理士/公認心理師  など

臨床心理士や公認心理師はもちろん、民間の心理カウンセラーでも比較的開業しやすいでしょう。

07まとめ

心理カウンセラーの給料や年収は、働く職場や経験などによって金額が変わります。ただし全体的にそれほど高額ではありません。
また個人で開業した場合は、努力次第で収入の大幅アップが期待できます。
そのためにも資格の取得は必須です。
「諒設計アーキテクトラーニング」では、さまざまな心理資格の通信教育講座をご用意しています。
ご紹介した「メンタル士心理カウンセラー®」「家族心理カウンセラー」「行動心理カウンセラー」なども取得可能です。
自分のペースで学べるため、社会人や家事・育児に追われている方にも無理なく受講いただけます。
心理カウンセラーの仕事に興味のある方は、お気軽に「諒設計アーキテクトラーニング」までお問い合わせください。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
あーちゃん 先生
精神科クリニック勤務
1992年生まれ。静岡市出身。精神科クリニック勤務と学校のスクールカウンセラーを兼任しており、普段はカウンセリングや知能検査を実施している。

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