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音楽で心と身体を癒す!音楽の持つ力とその効果について

音楽を聴いていると、心が穏やかになったり、リラックスできたりするもの。そのため音楽鑑賞を趣味にしているという人も多いかもしれません。実は音楽には、そのほかにも様々な効果が。さらにその効果を利用した音楽療法は医療や福祉の現場で大きな注目を集めています。今回は音楽の持つ力とその効果についてご紹介します。

音楽で心と身体を癒す!音楽の持つ力とその効果について
目次

01音楽の持つ力とその効果

音楽を聴いていると、自分で意識していなくても心や体に大きな変化が起きるもの。では音楽にはどのような力や効果があるのでしょうか。

1-1音楽が体におよぼす影響

まず音楽が大きな影響を与えるのが身体です。音楽を聴いているうちに、知らず知らずのうちに身体がリズムに合わせて動いていたり、足や指でリズムを取ったりしているもの。また、ランニングやウォーキングをするとき、ちょっと気分が乗らない、やる気が出ないというときでも、音楽を聴いているうちに身体が快調に動き始めるということもあります。
これらは音楽が身体に影響を与えた結果によるものです。

1-2音楽が心に及ぼす影響

音楽は身体だけでなく心にも大きな影響を与えます。たとえば、心地よい音楽を聴いていると心が落ち着く、いらいらしているときでも好きな音楽を聴いたり、歌ったりするとリラックスできることもあります。
その他にも、落ち込んだ気持ちのときに音楽を聴いて元気になったり、リズミカルな音楽を聴いてやる気を出したり、普段から音楽を毎日の生活に利用している人も多いかも。さらに音楽を聴くことで、昔懐かしいことを思い出すといったことも珍しいものではありません。
このように音楽は身体だけでなく心にも強い影響を与えています。

1-3音楽が社会性に及ぼす影響

音楽は個人の心や身体だけでなく、その人の社会性にも影響を及ぼします。
たとえば音楽は一人で聞いたり、演奏したりして楽しむこともできます。もし上手に歌えた、演奏できたという場合、大きな達成感を手に入れることができます。
さらに、誰かと一緒に歌ったり、演奏したりという場合には、一人だけのときと比べてより強い達成感や充実感を感じることができるものです。
これは誰かと一緒に音楽を楽しむときには協調性が必要だから。たとえば相手が歌っている声を聞いたり、相手がどんなことをしようとしているのかを推測したりといった社会的な行動が求められます。それを満たすことで、一人で音楽を楽しむよりも、より大きな影響がもたらされます。
たとえばカラオケはひとりで楽しむこともできますが、同時に大勢の人が盛り上がる手段になることもあります。
さらに音楽はコミュニケーションの手段になります。共通する音楽について話し合うことはもちろん、音楽を通して自分の気持ちや感情を表現することで、より広い人々とつながるきっかけにもなってくれます。

1-4音楽が空間に及ぼす影響

このように音楽は人間に様々な影響を与えるものですが、それを利用して理想的な空間を作り上げることも可能です。
たとえば、待合室などで小さくBGMが流れていることがありますが、これは「マスキング効果」を利用したもの。
マスキング効果とは、ある一定の音を流すことで雑音や騒音、聞かせたくない音を覆い隠すこと。このマスキング効果を利用すると、その空間の不快な音を遮り、ストレスや感じない快適な空間にすることができます。
また、スーパーのセールでは店舗の早い音楽が流れていることがありますが、これは音楽によってお客さんの購買意欲の向上を狙ったもの。
逆にお客さんにゆっくりした気分になってもらいたい、お店にいる時間を長くしたいという場合にはスローテンポのBGMが利用されます。

02音楽の力を心身の健康に活かす「音楽療法」とは

音楽は様々な力を持っているもの。これらを心身の健康に生かすための方法が「音楽療法」と呼ばれるものです。

2-1音楽療法の定義

音楽療法とは、音楽が人間の身体や心、心理などに与える影響を利用して、心と身体の不調を軽減・回復し、生活の質を向上するための療法です。
音楽療法の特徴は、音楽の力を意図的・計画的に利用すること。そのためには音楽だけでなく、医療や心理、福祉についての専門的な知識が必要です。
といっても、音楽療法で使用されるのは特殊な音楽というわけではありません。普段、聞きなれた音楽を使用することで、心身にプラスの影響を与えるのが音楽療法。
つまり音楽療法は適切な知識を持った専門家がいれば、どのような場所や人にでも用いることができる療法ということができます。

2-2音楽療法のメリット

音楽療法には実は様々なメリットがあります。
音楽療法のメリットのひとつは言葉でのコミュニケーションが難しい人にもアプローチできるということ。
たとえば発達障害や自閉症の子どもの場合、自分の考えていることをきちんと表現できない、表現したくても方法が分からないということも少なくありません。
しかし、音楽は非言語的なコミュニケーションの手段。そのため、自分の気持ちを表現できない、表現するのが苦手という子どもが対象となる場合には非常に有効とされています。
また、この効果は子どもだけでなく、病気などの影響で発話が難しい高齢者などにも用いることができます。
さらに音楽療法では生活の質を高める点でもメリットがあります。
たとえば高齢者の認知症の場合、病気への不安や自分に対する自信の喪失などによって、人と接したくない、誰にも会いたくないという心理状況になることがあります。しかし、誰とも接触しない状況が続くとさらに孤立感が増して症状が悪化する危険も。
この場合にも音楽療法を用いると、周囲の人と同じ歌を聞いたり、歌を歌ったりすることで少しずつコミュニケーションの意欲を回復、心を開くきっかけになることがあります。
また、孤立感が増すと自分の気持ちを表現することも難しくなり、その鬱屈が溜まって爆発してしまうこともありますが、音楽療法を用いて自分の感情を発散させると、普段のストレスを発散することができます。
さらに音楽療法の活動を通して、協調性や社会性、達成感や満足感を得ることができるのも音楽療法の特徴です。

2-3医療や福祉の現場で注目されている

音楽療法は医療や福祉の現場でも大きな注目を集めています。
音楽療法の特徴は誰にでも取り組みやすいこと。そのため、高齢者施設での介護予防や認知症の症状緩和にも用いられます。たとえばデイサービスなどでは音楽に合わせて童謡を歌う、身体を動かすといったレクリエーションが行われることもありますが、これも音楽療法のひとつ。
合唱によって社会性や協調性を回復させる、自信を取り戻すというほかにも、身体を動かすことで身体機能の維持や向上にも役立ってくれます。
また、音楽療法が用いられることが多いのは子どもの発達や成長のサポート。音楽療法は音楽をきっかけにコミュニケーションの方法や、集団の中での過ごし方などのソーシャルスキルの獲得を促していきます。
その他にも、音楽療法には医療施設でのリハビリや心のケア、不登校や引きこもりの児童・生徒へのサポート、終末医療などにも用いられています。

03まとめ

様々な可能性を持った音楽療法ですが、専門的な知識や技術を持った人はまだまだ少数というのが現状です。もし興味を持ったという方は、ぜひ音楽療法についての詳しい技術や知識を学んでみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
川島光将
川島光将 先生
指揮者・作曲家・編曲家
1980年代生まれ。東海地方出身。音楽教員として中学高等学校で勤務。現在は指揮者・作曲家・編曲家として活動。また障がい児への音楽療法に携わる。
川島光将

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