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紅茶

クリームダウンを防げば、アイスティーはもっとおいしくなる!

アイスティーを作ったら紅茶が白く濁ってしまったという経験はありませんか。それは「クリームダウン」が起こったからです。クリームダウンが起こったアイスティーでは、せっかくのきれいな水色が台無しです。水色は紅茶の味わいの重要な要素です。透明でおいしいアイスティーを入れるポイントをご紹介します。

クリームダウンを防げば、アイスティーはもっとおいしくなる!
目次

01クリームダウンの原因と防ぎ方

紅茶に含まれるタンニンとカフェインが冷やされることで結合し、白く濁ってしまう現象を「クリームダウン」または「ミルクダウン」といいます。クリームダウンは味には影響しないという人もいますが、若干、渋みが強くなるような気がします。クリームダウンを防ぐポイントは3つあります。

1. 温度を早く下げる
熱い紅茶をゆっくり冷ますとタンニンとカフェインが結合しやすくなり、クリームダウンがおこります。紅茶の温度を一気に下げると、クリームダウンは起こりにくくなります。たっぷりの氷を入れたコップやピッチャーにアツアツの紅茶を注いで、一気に温度を下げることで防ぐことができます。氷が溶けて紅茶が薄まるので、紅茶は少し濃くいれることがポイントです。

2. タンニンの少ない茶葉を選ぶ
茶葉に含まれるタンニンの量が多いほど、クリームダウンが起こりやすくなります。良質な茶葉ほどクリームダウンが起こりやすいのはそのためです。セーロンやキーマンなどタンニンの少ない茶葉を選べば、クリームダウンは起こりにくくなります。ウバなどタンニンを多く含む茶葉は、アイスティーにはあまり向きません。

3. 冷やす前にグラニュー糖を加える
紅茶に甘味をつけるときには、冷やす前にグラニュー糖を加えるとクリームダウンを防ぐことができます。ただし、ストレートで飲みたい場合には使えない方法です。

もし、クリームダウンが起こってしまったらどうすればいいのでしょうか。そのまま飲んでも健康に悪いわけではありませんが、やはり見た目はよくありません。クリームダウンの起こったアイスティーに熱湯を加えると透明になります。しかし、そのまま冷ますと再び濁ってしまいます。冷たくして飲みたい場合は、氷を入れてすぐに飲みましょう。

02おいしいアイスティーの入れ方

温かい紅茶を冷やすだけではおいしいアイスティーはできません。おいしいアイスティーの入れ方(1人分)をご紹介します。

1. ポットに茶葉を3g入れます
2. 通常の半分の量(約80ml)のお湯を勢いよく注ぎます
3. フタをして約2分蒸らします(通常よりも蒸らし時間は短くします)
4. 3を茶こしでこしながら、別のポットに移し替えます。グラニュー糖を入れる場合は、この段階で入れておきます
5. 砕いた氷をたっぷり入れたグラスに紅茶を注ぎます
6. マドラーでかき混ぜて完成です

03水出し紅茶

水に茶葉を入れて待つだけで、おいしいアイスティーを作ることができます。抽出温度が低いので、渋みの成分のタンニンが少なく、紅茶の自然な甘さを感じられます。時間はかかりますが、クリームダウンが起こらず透明なアイスティーを作ることができます。

【作り方】
1. 容器に茶葉を3~5g入れ、水を250ml注ぎます
2. 冷蔵庫に入れて5~6時間待ちます
3. 飲むときには茶こしでこしながら、グラスに注ぎます

夜寝る前に準備をして冷蔵庫に入れておけば、翌朝には出来上がっています。ティーバックを使えば茶葉の後片付けが簡単です。水出し紅茶を作るときには、少し茶葉を多めにするのがポイントです。

04まとめ

紅茶は味や香りだけでなく色も楽しむ飲み物です。クリームダウンが起こったアイスティーでは、ちょっと残念です。味さえ良ければ見た目なんてどうでもいいなんて言わないでくださいね。ポイントさえ押さえておけば、クリームダウンを防いで透明なアイスティーを入れることは難しくありません。ぜひ、チャレンジしてみてください。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
片野圭子 先生
紅茶のけいこ運営
1979年生まれ。茨城県つくば市出身。紅茶専門店のスタッフを経験。その後紅茶メインの小さなお茶会を開催。 現在は日本ティーコンシェルジュ協会つくば校を開校。ティーコンシェルジュとしてお稽古教室や資格講座、お茶会を開催。

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