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知っておきたい!食をめぐる問題点とその解決策

食は人間の生活には欠かせないもの。栄養を身体に取り入れるほかにも、食は楽しみでもあり、家族や友人とのコミュニケーションの手段でもあります。しかし、現代では食を巡る問題が浮き彫りになっています。今回は食をめぐる問題点とその解決策について紹介します。

知っておきたい!食をめぐる問題点とその解決策
目次

01食をめぐる問題とは

食をめぐる問題には、個人の食生活や不規則な食習慣によって健康をそこなうなどの問題があります。

1-1朝食を食べない

朝食は一日の活力源となるものです。眠っている間に使ったエネルギーを補給し、一日を快適に始めるため、朝食は欠かせないものですが、現代では朝食を食べないということが問題となっています。
朝食を食べないという人はすべての年齢層に存在しますが、特に多いのが二十代の男女。厚生労働省が行った「国民健康・栄養調査」によると、二十代の男性は29.5%、女性では23.6%が朝食をまったく食べない、またはお菓子や果物、サプリメントなどで済ませると回答しています。

1-2野菜の摂取量不足

主食となる炭水化物や肉、魚、卵といった主食、そして野菜などビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んだ副菜をバランスよく摂取することが健康的な食生活には必要です。厚生労働省が推進している「二十一世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」によれば、野菜を一日350グラム以上摂取することが望ましいとしています。しかし、1997年に行われた調査では292グラム、2004年では293グラムと、目標値には届いていないのが実状です。野菜が不足すると、健康な身体を維持するために必要なビタミン、ミネラルが摂取できなくなるほか、食物繊維の不足によって腸内環境も悪化、思わぬ病の原因となることもあります。

1-3生活習慣病の増加

現在、大きな問題となっているのは生活習慣病の増加です。生活習慣とは高血圧をはじめとする生活習慣が原因となる病気の総称です。この生活習慣病はがんや脳血管疾患、心臓病という日本の三大死因とも深いかかわりがあります。
特に、これらの病に共通する特徴が肥満。肥満が進行していくと、生活習慣病のリスクは大きく高まりますが、現代の日本では30~60代の男性の約三割が肥満の状態。また、女性の場合、60代では三割が肥満となっている他にも、若年層でも肥満の増加が問題となっています。

1-4糖尿病患者の増加

糖尿病は、食物から取り入れたブドウ糖を筋肉や肝臓に送り込む「インスリン」というホルモンの働きが低下する病気です。糖尿病になると、身体のあちこちに症状が現れ、視力低下や失明、手足のしびれや壊疽、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞に発展することもあります。糖尿病の原因にはふたつの種類があり、ひとつは何らかの原因で膵臓の異常が起きる「一型糖尿病」、もうひとつが高脂肪の食事を取りすぎ、運動不足や肥満、加齢によってインスリンの働きが低下することで起こる「二型糖尿病」です。日本では肥満の増加に伴い、糖尿病も急増しています。厚生労働省の糖尿病実態調査によれば、平成14年には「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性が否定できない人」を合わせた数は1620万人となり、多くの人が糖尿病によるリスクを抱えています。

02食品の安全面への不安

食にまつわる問題は健康面だけではありません。現代は、お店に行けば欲しいものがすぐに手に入る反面、食品の安全を脅かす事態が次々に発生しています。

2-1汚染物質や農薬への不安を感じている人の割合が多い

国が平成17年に行った「食の安全性に関する意識等調査」によれば、多くの人が食の安全性に対して、何らかの不安を感じていることが明らかになりました。最も多いのが「汚染物質」、次いで「農薬」「家畜用抗生物質」、「有害微生物(細菌・ウイルス)」、「遺伝子組み換え食品」、「BSE(牛海綿状脳症)」、「食品添加物」などと続いています。特に汚染物質に対する不安は51.4%と約半数以上の人が「非常に不安である」と回答、「ある程度不安である」と合わせると、9割近い人が汚染物質に関する不安を感じていることが分かっています。

2-2食料自給率の低下

食に関する問題としては、食料自給率の低下も取り上げられる機会の多い話題です。現在、日本の食料自給率は主要先進国の中でも最低レベル。そのため、日本の食卓は海外によって支えられていると言っても過言でもありません。しかし、海外から輸入される食品の場合、農薬や添加物、遺伝子組み換え食品といった不安が付きまといます。
それを解決するには、食料自給率をアップさせ、安全・安心な食料を安定的に確保することが求められています。

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03問題に対する解決策

それでは、これら食に関する問題に対して、どのような解決策があるのでしょうか。

3-1早寝早起きを柱とした規則正しい生活をする

健康面での問題を解決するために、まず重要なのは規則正しい生活を送ることです。特に必要となるのが早寝早起き。深夜までだらだらとスマホをいじっていて朝が起きられず、時間がなくなって朝食を食べられないなどということを防ぐためにも早寝早起きは非常に重要です。また、深夜に食べた食事は脂肪としてたまりやすく、健康を損なう原因となるだけでなく、朝起きてもお腹が減らず、結局朝食を抜くことになってしまいます。規則正しい生活を行い、朝昼晩の食事をしっかりと食べることは、健康を維持するために非常に重要です。

3-2栄養バランスについて理解する

正しい食生活を送るためには、栄養バランスを理解する必要もあります。たとえば、自分がどのようなものを食べたのか、食べたものにどんな栄養ができるのかを理解しなければ、何が不足しているのかを知ることもできません。もし身体に何らかの不調を感じている場合、必要な栄養素が不足しているということも考えられます。健康で元気な毎日を送るためには、栄養バランスについて理解することは欠かせません。

3-3運動と食事のバランスの調整ができるようになる

肥満を気にしている人の中には、ダイエットに励んでいる人も少なくないかもしれません。この場合、運動と食事のバランスを調整することが重要です。最近問題になっているのが、極端に栄養素をカットした過剰なダイエット。過剰なダイエットは、身体にダメージを与える危険があります。運動と食事のバランスを整えることも、健康な生活を送るポイントとなります。

3-4生産・流通の仕組みについて理解する

食品の安全性に対する不安への解決策としては、生産や流通の仕組みを知るということが必要になります。たとえば、食卓に上っている食材はどこで取れたものなのか、どのような過程を経て食卓までやって来たのかを理解することは、食の安全に対する不安をなくすためには最適の方法です。
特に関心を向けたいのが加工食品。生鮮食品の場合、産地を知ることは比較的簡単ですが、加工食品の場合は複数の原材料が使用されているため、それらに関心を向けることはなかなか難しいというのが現状です。きれいにパッケージされた食品でも、その中には様々な原材料が使用されていることを知り、それらに関心を向けることは、食に関する不安を解消するための重要な方法と言えるでしょう。

04まとめ

近年高まる食による健康や、食の安全に関する問題。それらを解決するためには、食育を行うという方法もあります。もし食に対する関心が高いという方は、一度食育について学んでみてはいかがでしょうか。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
あい 先生
スピリチュアルカウンセラー
1978年生まれ。札幌市出身。
フードアナリストの資格を持つ占い師として、風水や西洋占星術など占いを活用した「ラッキー〇〇」として有名企業の企画の執筆も手掛ける。

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