整体とは?整体に関する資格の種類と施術の違いについて知っておこう
整体は、骨格のゆがみを矯正して筋肉の疲労やこりをほぐし、本来の状態に戻すものです。肩こりや腰痛といった体の不調に悩む現代人は多く、世代を問わず整体に通う人が増えています。では、整体に関わる仕事に就くためには、何か資格を取得する必要があるのでしょうか。
この記事では、整体の概要のほか、整体に関する資格の取得方法について詳しく紹介します。
- 目次
01整体は手技を用いた民間療法
整体とは、指や手、機器などを使った手技により、骨格のゆがみを調整することで、体の不調を改善させる技術を指します。これらの技術を持って、患者の不調や症状を聞き出し、それぞれの症状に合った施術を行って体の調子を整える職業が整体師です。
まずは整体師の仕事内容と、整体師と混同されやすい職業との違いについて見ていきましょう。整体資格はこちら
1-1整体師の仕事内容
整体師は、一般的に整体院やカイロプラクティック院、リラクゼーションサロンなどで施術を行うことが多いです。来院する人の目的は、疲労回復をはじめ、姿勢改善や美容、スポーツ選手によるメンテナンスなど多岐にわたります。
なお、整体師として仕事をするために必要な国家資格や公的な資格は存在しません。しかし、業務に関連する民間資格はいくつか存在し、通信教育で学んだり、養成機関で専門的な技術を身に付けたりするなど、さまざまな方法で知識や技術を深めている整体師が大半です。
ここでいう、民間資格とは、民間団体や企業が独自の審査基準を設けて任意で認定する資格のこと。これに対して国家資格は、国の法律に基づいて個人の能力・知識を証明する資格です。
1-2柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師は国家資格が必要
前述したとおり、整体師は民間資格ですが、施術の内容が類似する部分がある「柔道整復師」や「あん摩マッサージ指圧師」になるには国家資格が必要です。
いずれも、文部科学省・厚生労働省管轄の学校で3年以上学んだのち、資格試験に合格する必要があります。あん摩マッサージや接骨・整骨、鍼灸といった施術は、民間資格の整体師は施すことはできないことを知っておきましょう。
02整体と似た3つの施術の特徴
整体は、骨格のずれや筋肉のこりなどに対し、独自の手技を用いて矯正したしほぐしたりすることで体全体のバランスを整える施術です。整体と似た施術には、整骨やカイロプラクティック、マッサージがあります。それぞれの施術の特徴について見ていきましょう。
2-1整骨
整骨は、日常生活やスポーツ活動中、勤務中、交通事故などに発生したケガや痛みに対し、柔道整復師が行う施術です。整骨の施術が受けられる整骨院は病院とは異なり、手術や注射、投薬などではなく、古来より伝承されている整復・固定を行います。施術後は後療としてストレッチや運動療法などを行い、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す施術を行うものです。
一般的に「接骨院」や、古くから呼ばれる「ほねつぎ」も、名称が異なるだけで、業務内容は整骨院と同じです。
2-2カイロプラクティック
カイロプラクティックは、骨格のゆがみ、特に背骨の機能の異常を手技によって調整することで神経の働きを回復させるヘルスケアを行う療法です。
カイロプラクティックを専門として行う施術者は、カイロプラクターと呼ばれますが、現在の日本では公的な資格が存在しておらず、カイロプラクティック院によって治療法は異なり、整体師が施術を行うこともあります。
2-3マッサージ
マッサージはヨーロッパで生まれ、明治時代以降に日本に持ち込まれた手技です。オイルやパウダーなどを使用し、手足から心臓の位置に向かって直接皮膚を刺激していく施術で、血液やリンパの流れを良くすることにより、筋肉や関節などにもさまざまな効果が期待できます。
法律で定められた医業類似行為であるマッサージは、あん摩マッサージ指圧師に合格した有資格者によって行われるものです。しかし、リラクゼーション行為としての施術は資格がなくても可能なため、揉みほぐしや、リラクゼーション目的として整体院やエステサロンなどで受ける施術と混同する利用者も多いようです。
正式なマッサージを受けたい場合は、あん摩マッサージ指圧師の資格を持つ人が在籍しているか、事前に確認してから施術を受けるようにするといいでしょう。
03整体院・整骨院の費用の違い
整体院と整骨院の施術内容の違いをご紹介しましたが、ここからは、それぞれの費用の目安や保険適用について解説します。
3-1整体院の費用の目安
整体院で施術を受ける場合の費用は、基本的に保険適用外です。そのため、施術に必要な費用はすべて実費です。料金は整体院によって異なりますが、60分の基本施術で3,000〜8,000円程度と幅広い料金設定が設けられていることが一般的です。
3-2整骨院の費用の目安
整骨院では、保険適用された費用で施術を受けることができます。ただし、整骨院で健康保険の適用となるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷という診断名がつく場合に限られています。これら以外の診断名や、「肩こりがひどい」「疲れがとれない」「腰痛が続く」といった、具体的な診断名がつかない場合は保険適用になりません。
なお、整骨院の保険診療の場合、施術料を1回いくらという料金ではなく、1ヵ所(部位や症状)いくらと計算します。受けたい施術が保険の適用になるかどうか気になるときは、問診の際に確認してみるといいでしょう。
04整体に関するおすすめの資格
整体師は、資格がなくても活動することは可能です。しかし、施術を行う以上、資格を取得しているほうが技術の証明にもつながるため、就職や開業には役立つといえるでしょう。整体に関するおすすめの資格には、主に下記のようなものがあります。
4-1柔道整復師
柔道整復師は、骨・関節・筋・腱・靭帯などに生じるさまざまなトラブルにより発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫などのケガに対し、整復や固定といった方法を使って治療を行うことができる国家資格です。整骨院・接骨院・病院で働くだけでなく、スポーツトレーナー、介護福祉施設で機能訓練指導員として活躍でき、整骨院・接骨院の開業も可能です。
柔道整復師になるには、養成校(大学または専門学校)で3年以上の教育課程を修了して受験資格を得てから、厚生労働省が毎年3月に実施する国家試験(受験手数料1万6,500円)に合格する必要があります。2022年の合格率は62.9%でした。
4-2あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師は、東洋医学の知識を基礎とし、なでる・揉む・押す・さするといった、あん摩、マッサージ、指圧の技術を用いて患者の体に起こる変調を緩和することができる国家資格です。医療機関、福祉施設、スポーツクラブなど、さまざまな施設で働くことが可能です。
あん摩マッサージ指圧師になるには、高校卒業後、文部科学大臣もしくは厚生労働大臣が認定する専門学校または短大、大学などの学校や養成機関で3年以上勉強し、厚生労働大臣指定試験登録機関である東洋療法研修試験財団が毎年2月に実施する国家試験(受験手数料1万4,400円)に合格する必要があります。2022年の合格率は84.7%でした。
4-3はり師・きゅう師(鍼灸師)
鍼灸師とは、鍼(はり)または灸(きゅう)を使った治療で自然治癒力を高め、病気の治療や予防、健康回復を行う医療技術職で、はり師ときゅう師の国家資格を両方持つ人のことです。はり師ときゅう師は異なる資格ですが、両方の資格を持つ人が多いため、総称して鍼灸師と呼ばれています。
鍼灸師になるには、はり師・きゅう師関連学部のある4年生大学か専門学校などの養成施設で、3年以上知識と技術を習得し、公益財団法人東洋療法研修試験財団が毎年2月に実施する国家試験(はり師・きゅう師共に受験手数料1万4,400円)に合格する必要があります。2022年の合格率は、はり師74.2%、きゅう師76.1%でした。
4-4国際ホリスティックセラピー協会認定整体師
国際ホリスティックセラピー協会認定整体師は、一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)が認定する民間資格です。「ボディケア(筋肉調整)」「カイロプラクティック(骨格調整)」「リフレクソロジー(足裏)」の3つの技術を軸に体を総合的に捉え、アプローチできる技術を習得した人に認定されます。
国際ホリスティックセラピー協会認定整体師になるには、認定校で知識や技術を学び、認定試験に合格する必要があります。医療業界や介護業界でも認知度が高い民間資格のひとつです。
4-5整体セラピスト
整体セラピストは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が認定する民間資格です。整体の歴史や、人体・骨格の構成などについての知識があることが証明できます。また、体の緊張によるゆがみや痛みを取り除き、自律神経を整えることで人間が本来持っている自然治癒力を高めるための理論を学ぶことが可能です。
整体セラピストの認定試験は、誰もが受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率と定められています。
なお、整体セラピストは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後は自宅やカルチャースクールなどで講師として活動することができます。
4-6ゆがみ矯正インストラクター
ゆがみ矯正インストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する民間資格です。資格取得を目指すことで、整体の歴史や体の働きのほか、施術用の器具の種類と使用方法について習得でき、性別や年齢を問わず症状に応じて体のゆがみを矯正するためのスキルが身に付きます。
ゆがみ矯正インストラクターの認定試験は、誰もが受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は、70%以上の正答率と定められています。
ゆがみ矯正インストラクターは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後は、整体セラピストと同様に自宅やカルチャースクールなどで講師として活動することができます。
05整体に関する資格取得で独立も夢じゃない!
整体に関する資格を取得することで、整体師としてはもちろん、スポーツや医療、美容など、さまざまな分野で活躍できます。
高齢化がますます進む中、健康に携わる職業はこれからさらにニーズが高まっていくと考えられており、資格を取得することで独立・開業も夢ではありません。
諒設計アーキテクトラーニングの通信講座「整体セラピストW資格取得講座」は、初心者でも1日30分・約半年で修了できるカリキュラムになっているため、「整体セラピスト」「ゆがみ矯正インストラクター」の基本知識やテクニックなど、最短2ヵ月で学ぶことができます。さらに、スペシャル講座なら、添削課題をすべてクリアしてから卒業課題を提出することで、試験免除で2つの資格の取得が可能です。
整体に関する資格に興味のある人は、将来を見据え、自分がどの分野で活躍したいのかを考えながら資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
金谷和仁 先生
まどろみの時間を運営
1973年生まれ。30歳で整体業界へ。
東京と福岡のリラクゼーションサロンの店長を10年経験し、その後独立。現在は、リラクゼーションと心理カウンセリングを融合したサロン「まどろみの時間」を運営している。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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- 整体師になるための勉強方法とは?
- 整体師として独立開業するには?
- 整体院と整骨院・接骨院の違いとは?
- 整体とカイロプラクティックの違いとは?
- 整体師の資格を取る!必要な費用や期間・資格の種類を紹介!
- 整体師になるには資格が必要?民間資格と国家資格による施術の違い
- 副業整体師の魅力と課題を知り、成功するための計画を立てよう
- 整体とマッサージの違いと選び方のポイント
- 骨盤の健康を守る!正しいケアの重要性と効果
まずは整体師の仕事内容と、整体師と混同されやすい職業との違いについて見ていきましょう。整体資格はこちら
1-1整体師の仕事内容
整体師は、一般的に整体院やカイロプラクティック院、リラクゼーションサロンなどで施術を行うことが多いです。来院する人の目的は、疲労回復をはじめ、姿勢改善や美容、スポーツ選手によるメンテナンスなど多岐にわたります。
なお、整体師として仕事をするために必要な国家資格や公的な資格は存在しません。しかし、業務に関連する民間資格はいくつか存在し、通信教育で学んだり、養成機関で専門的な技術を身に付けたりするなど、さまざまな方法で知識や技術を深めている整体師が大半です。
ここでいう、民間資格とは、民間団体や企業が独自の審査基準を設けて任意で認定する資格のこと。これに対して国家資格は、国の法律に基づいて個人の能力・知識を証明する資格です。
1-2柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師は国家資格が必要
前述したとおり、整体師は民間資格ですが、施術の内容が類似する部分がある「柔道整復師」や「あん摩マッサージ指圧師」になるには国家資格が必要です。
いずれも、文部科学省・厚生労働省管轄の学校で3年以上学んだのち、資格試験に合格する必要があります。あん摩マッサージや接骨・整骨、鍼灸といった施術は、民間資格の整体師は施すことはできないことを知っておきましょう。
2-1整骨
整骨は、日常生活やスポーツ活動中、勤務中、交通事故などに発生したケガや痛みに対し、柔道整復師が行う施術です。整骨の施術が受けられる整骨院は病院とは異なり、手術や注射、投薬などではなく、古来より伝承されている整復・固定を行います。施術後は後療としてストレッチや運動療法などを行い、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す施術を行うものです。
一般的に「接骨院」や、古くから呼ばれる「ほねつぎ」も、名称が異なるだけで、業務内容は整骨院と同じです。
2-2カイロプラクティック
カイロプラクティックは、骨格のゆがみ、特に背骨の機能の異常を手技によって調整することで神経の働きを回復させるヘルスケアを行う療法です。
カイロプラクティックを専門として行う施術者は、カイロプラクターと呼ばれますが、現在の日本では公的な資格が存在しておらず、カイロプラクティック院によって治療法は異なり、整体師が施術を行うこともあります。
2-3マッサージ
マッサージはヨーロッパで生まれ、明治時代以降に日本に持ち込まれた手技です。オイルやパウダーなどを使用し、手足から心臓の位置に向かって直接皮膚を刺激していく施術で、血液やリンパの流れを良くすることにより、筋肉や関節などにもさまざまな効果が期待できます。
法律で定められた医業類似行為であるマッサージは、あん摩マッサージ指圧師に合格した有資格者によって行われるものです。しかし、リラクゼーション行為としての施術は資格がなくても可能なため、揉みほぐしや、リラクゼーション目的として整体院やエステサロンなどで受ける施術と混同する利用者も多いようです。
正式なマッサージを受けたい場合は、あん摩マッサージ指圧師の資格を持つ人が在籍しているか、事前に確認してから施術を受けるようにするといいでしょう。
03整体院・整骨院の費用の違い
整体院と整骨院の施術内容の違いをご紹介しましたが、ここからは、それぞれの費用の目安や保険適用について解説します。
3-1整体院の費用の目安
整体院で施術を受ける場合の費用は、基本的に保険適用外です。そのため、施術に必要な費用はすべて実費です。料金は整体院によって異なりますが、60分の基本施術で3,000〜8,000円程度と幅広い料金設定が設けられていることが一般的です。
3-2整骨院の費用の目安
整骨院では、保険適用された費用で施術を受けることができます。ただし、整骨院で健康保険の適用となるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷という診断名がつく場合に限られています。これら以外の診断名や、「肩こりがひどい」「疲れがとれない」「腰痛が続く」といった、具体的な診断名がつかない場合は保険適用になりません。
なお、整骨院の保険診療の場合、施術料を1回いくらという料金ではなく、1ヵ所(部位や症状)いくらと計算します。受けたい施術が保険の適用になるかどうか気になるときは、問診の際に確認してみるといいでしょう。
04整体に関するおすすめの資格
整体師は、資格がなくても活動することは可能です。しかし、施術を行う以上、資格を取得しているほうが技術の証明にもつながるため、就職や開業には役立つといえるでしょう。整体に関するおすすめの資格には、主に下記のようなものがあります。
4-1柔道整復師
柔道整復師は、骨・関節・筋・腱・靭帯などに生じるさまざまなトラブルにより発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫などのケガに対し、整復や固定といった方法を使って治療を行うことができる国家資格です。整骨院・接骨院・病院で働くだけでなく、スポーツトレーナー、介護福祉施設で機能訓練指導員として活躍でき、整骨院・接骨院の開業も可能です。
柔道整復師になるには、養成校(大学または専門学校)で3年以上の教育課程を修了して受験資格を得てから、厚生労働省が毎年3月に実施する国家試験(受験手数料1万6,500円)に合格する必要があります。2022年の合格率は62.9%でした。
4-2あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師は、東洋医学の知識を基礎とし、なでる・揉む・押す・さするといった、あん摩、マッサージ、指圧の技術を用いて患者の体に起こる変調を緩和することができる国家資格です。医療機関、福祉施設、スポーツクラブなど、さまざまな施設で働くことが可能です。
あん摩マッサージ指圧師になるには、高校卒業後、文部科学大臣もしくは厚生労働大臣が認定する専門学校または短大、大学などの学校や養成機関で3年以上勉強し、厚生労働大臣指定試験登録機関である東洋療法研修試験財団が毎年2月に実施する国家試験(受験手数料1万4,400円)に合格する必要があります。2022年の合格率は84.7%でした。
4-3はり師・きゅう師(鍼灸師)
鍼灸師とは、鍼(はり)または灸(きゅう)を使った治療で自然治癒力を高め、病気の治療や予防、健康回復を行う医療技術職で、はり師ときゅう師の国家資格を両方持つ人のことです。はり師ときゅう師は異なる資格ですが、両方の資格を持つ人が多いため、総称して鍼灸師と呼ばれています。
鍼灸師になるには、はり師・きゅう師関連学部のある4年生大学か専門学校などの養成施設で、3年以上知識と技術を習得し、公益財団法人東洋療法研修試験財団が毎年2月に実施する国家試験(はり師・きゅう師共に受験手数料1万4,400円)に合格する必要があります。2022年の合格率は、はり師74.2%、きゅう師76.1%でした。
4-4国際ホリスティックセラピー協会認定整体師
国際ホリスティックセラピー協会認定整体師は、一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)が認定する民間資格です。「ボディケア(筋肉調整)」「カイロプラクティック(骨格調整)」「リフレクソロジー(足裏)」の3つの技術を軸に体を総合的に捉え、アプローチできる技術を習得した人に認定されます。
国際ホリスティックセラピー協会認定整体師になるには、認定校で知識や技術を学び、認定試験に合格する必要があります。医療業界や介護業界でも認知度が高い民間資格のひとつです。
4-5整体セラピスト
整体セラピストは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が認定する民間資格です。整体の歴史や、人体・骨格の構成などについての知識があることが証明できます。また、体の緊張によるゆがみや痛みを取り除き、自律神経を整えることで人間が本来持っている自然治癒力を高めるための理論を学ぶことが可能です。
整体セラピストの認定試験は、誰もが受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率と定められています。
なお、整体セラピストは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後は自宅やカルチャースクールなどで講師として活動することができます。
4-6ゆがみ矯正インストラクター
ゆがみ矯正インストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する民間資格です。資格取得を目指すことで、整体の歴史や体の働きのほか、施術用の器具の種類と使用方法について習得でき、性別や年齢を問わず症状に応じて体のゆがみを矯正するためのスキルが身に付きます。
ゆがみ矯正インストラクターの認定試験は、誰もが受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は、70%以上の正答率と定められています。
ゆがみ矯正インストラクターは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後は、整体セラピストと同様に自宅やカルチャースクールなどで講師として活動することができます。
05整体に関する資格取得で独立も夢じゃない!
整体に関する資格を取得することで、整体師としてはもちろん、スポーツや医療、美容など、さまざまな分野で活躍できます。
高齢化がますます進む中、健康に携わる職業はこれからさらにニーズが高まっていくと考えられており、資格を取得することで独立・開業も夢ではありません。
諒設計アーキテクトラーニングの通信講座「整体セラピストW資格取得講座」は、初心者でも1日30分・約半年で修了できるカリキュラムになっているため、「整体セラピスト」「ゆがみ矯正インストラクター」の基本知識やテクニックなど、最短2ヵ月で学ぶことができます。さらに、スペシャル講座なら、添削課題をすべてクリアしてから卒業課題を提出することで、試験免除で2つの資格の取得が可能です。
整体に関する資格に興味のある人は、将来を見据え、自分がどの分野で活躍したいのかを考えながら資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
金谷和仁 先生
まどろみの時間を運営
1973年生まれ。30歳で整体業界へ。
東京と福岡のリラクゼーションサロンの店長を10年経験し、その後独立。現在は、リラクゼーションと心理カウンセリングを融合したサロン「まどろみの時間」を運営している。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
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3-1整体院の費用の目安
整体院で施術を受ける場合の費用は、基本的に保険適用外です。そのため、施術に必要な費用はすべて実費です。料金は整体院によって異なりますが、60分の基本施術で3,000〜8,000円程度と幅広い料金設定が設けられていることが一般的です。
3-2整骨院の費用の目安
整骨院では、保険適用された費用で施術を受けることができます。ただし、整骨院で健康保険の適用となるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷という診断名がつく場合に限られています。これら以外の診断名や、「肩こりがひどい」「疲れがとれない」「腰痛が続く」といった、具体的な診断名がつかない場合は保険適用になりません。
なお、整骨院の保険診療の場合、施術料を1回いくらという料金ではなく、1ヵ所(部位や症状)いくらと計算します。受けたい施術が保険の適用になるかどうか気になるときは、問診の際に確認してみるといいでしょう。
4-1柔道整復師
柔道整復師は、骨・関節・筋・腱・靭帯などに生じるさまざまなトラブルにより発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫などのケガに対し、整復や固定といった方法を使って治療を行うことができる国家資格です。整骨院・接骨院・病院で働くだけでなく、スポーツトレーナー、介護福祉施設で機能訓練指導員として活躍でき、整骨院・接骨院の開業も可能です。
柔道整復師になるには、養成校(大学または専門学校)で3年以上の教育課程を修了して受験資格を得てから、厚生労働省が毎年3月に実施する国家試験(受験手数料1万6,500円)に合格する必要があります。2022年の合格率は62.9%でした。
4-2あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師は、東洋医学の知識を基礎とし、なでる・揉む・押す・さするといった、あん摩、マッサージ、指圧の技術を用いて患者の体に起こる変調を緩和することができる国家資格です。医療機関、福祉施設、スポーツクラブなど、さまざまな施設で働くことが可能です。
あん摩マッサージ指圧師になるには、高校卒業後、文部科学大臣もしくは厚生労働大臣が認定する専門学校または短大、大学などの学校や養成機関で3年以上勉強し、厚生労働大臣指定試験登録機関である東洋療法研修試験財団が毎年2月に実施する国家試験(受験手数料1万4,400円)に合格する必要があります。2022年の合格率は84.7%でした。
4-3はり師・きゅう師(鍼灸師)
鍼灸師とは、鍼(はり)または灸(きゅう)を使った治療で自然治癒力を高め、病気の治療や予防、健康回復を行う医療技術職で、はり師ときゅう師の国家資格を両方持つ人のことです。はり師ときゅう師は異なる資格ですが、両方の資格を持つ人が多いため、総称して鍼灸師と呼ばれています。
鍼灸師になるには、はり師・きゅう師関連学部のある4年生大学か専門学校などの養成施設で、3年以上知識と技術を習得し、公益財団法人東洋療法研修試験財団が毎年2月に実施する国家試験(はり師・きゅう師共に受験手数料1万4,400円)に合格する必要があります。2022年の合格率は、はり師74.2%、きゅう師76.1%でした。
4-4国際ホリスティックセラピー協会認定整体師
国際ホリスティックセラピー協会認定整体師は、一般社団法人国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)が認定する民間資格です。「ボディケア(筋肉調整)」「カイロプラクティック(骨格調整)」「リフレクソロジー(足裏)」の3つの技術を軸に体を総合的に捉え、アプローチできる技術を習得した人に認定されます。
国際ホリスティックセラピー協会認定整体師になるには、認定校で知識や技術を学び、認定試験に合格する必要があります。医療業界や介護業界でも認知度が高い民間資格のひとつです。
4-5整体セラピスト
整体セラピストは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が認定する民間資格です。整体の歴史や、人体・骨格の構成などについての知識があることが証明できます。また、体の緊張によるゆがみや痛みを取り除き、自律神経を整えることで人間が本来持っている自然治癒力を高めるための理論を学ぶことが可能です。
整体セラピストの認定試験は、誰もが受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率と定められています。
なお、整体セラピストは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後は自宅やカルチャースクールなどで講師として活動することができます。
4-6ゆがみ矯正インストラクター
ゆがみ矯正インストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する民間資格です。資格取得を目指すことで、整体の歴史や体の働きのほか、施術用の器具の種類と使用方法について習得でき、性別や年齢を問わず症状に応じて体のゆがみを矯正するためのスキルが身に付きます。
ゆがみ矯正インストラクターの認定試験は、誰もが受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は、70%以上の正答率と定められています。
ゆがみ矯正インストラクターは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後は、整体セラピストと同様に自宅やカルチャースクールなどで講師として活動することができます。
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金谷和仁 先生
まどろみの時間を運営
1973年生まれ。30歳で整体業界へ。
東京と福岡のリラクゼーションサロンの店長を10年経験し、その後独立。現在は、リラクゼーションと心理カウンセリングを融合したサロン「まどろみの時間」を運営している。
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