作業効率もアップ!オフィスの机を効果的に配置する方法について
仕事をスムーズに進める上で、オフィスの机の配置は非常に重要。もし机の配置とレイアウトが悪い場合、使いにくくストレスの原因になってしまうだけでなく、仕事の質や量が低下してしまうことも。それでは快適なオフィス空間を作るためにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。今回はオフィスの机を効果的に配置する方法についてご紹介します。
- 目次
01オフィスレイアウトの重要性
オフィスのレイアウトと仕事の内容はあまり関係がないと思っている方も少なくありません。しかし、仕事の質を向上させるためにはオフィスのレイアウトは非常に重要です。
1-1仕事内容とデスクレイアウトが合っていないと業務効率を下げることも
企業や部署によって、扱う業務の内容は異なるもの。多くのオフィスでは画一的なレイアウトが行われていますが、実は仕事の内容とデスクのレイアウトが合っていない場合、業務効率が下がってしまうことがあります。
たとえばクリエイティブ系と事務系の仕事では、求められるレイアウトは異なるもの。
そのため、オフィスのレイアウトは仕事の内容によって検討することが必要になります。
1-2空間の有効活用・省スペースにもつながる
どのようなオフィスでも、面積には限りがあるもの。そのため、空間を有効に活用することもオフィスレイアウトを考えるためには重要です。
適切なレイアウトを行うことは省スペースにもつながり、限られた場所を最大限に活用することが可能になります。
1-3業務効率を上げるには配置とともに動線設計も大切
オフィスのレイアウトでは動線設計も重要になります。動線の混乱しているオフィスはどうしても使いにくいもの。社員同士のコミュニケーションが阻害されることもあり、結果的に業務効率が低下してしまうことも。
また社員が担当する業務によって離席率が高い場合や、社内を移動することが多い場合など、様々な特徴が考えられるため、それぞれの社員の仕事内容を考慮した上で、動線を設計することも求められます。
02オフィスの机の配置パターンと効果
オフィスの机のレイアウトには、いくつかのパターンがあります。レイアウトによって、それぞれのメリットとデメリットが生まれることもあります。
2-1島型(対向型)レイアウト
オフィスのレイアウトで、もっとも用いられることが多いのが「島型(対向型)レイアウト」です。
島型(対向型)レイアウトはいくつかの机によって島を構成し、それぞれの社員が向かい合う形でデスクに向かいます。
島型(対向型)レイアウトは社員のグループ分けがはっきりするため、コミュニケーションが取りやすいことが大きなメリット。そのため、全員が力を合わせてひとつの業務を進めたいという場合に向いています。
さらに島を作ることで、スペースも削減。配線やコンセントなども管理しやすいという長所もあります。
ただし、島の中でのコミュニケーションは取りやすい反面、島が離れてしまうと接触が少なくなるという欠点も。そのため、部署や担当業務が異なると、同じ社員でも何をしているのか分からないといったデメリットがあります。
また、島の中でも周囲の目が気になる、他人の仕事が気になるといったプライバシーの問題が生まれることもあります。
2-2同向型(並列式・スクール式)レイアウト
「同向型(並列式)レイアウト」は、デスクを横に並べて、全員が同じ方向を向いて仕事を進めるレイアウト。学校の授業を受けるときの形に似ているため「スクール式」と呼ばれることもあります。
同向型(並列式)レイアウトのメリットは、全員が同じ方向を向いているため、自分の仕事に集中しやすいということ。さらに左右の社員との距離も近いため、必要があればいつでもコミュニケーションが取れるため、チーム全体で仕事を進めるときにも向いています。
一方、島を作るタイプのレイアウトに比べると、どうしても多くのスペースが必要になります。また、左右の社員とはコミュニケーションが取りやすいものの、前後の社員とはどうしても接触する機会が少ないというデメリットもあります。
さらに同向型(並列式)レイアウトでは管理職は後方に座り、全員の仕事を見守るのが一般的。しかし、社員によっては「見張られている」というプレッシャーを感じることも少なくありません。
2-3背面型レイアウト
「背面型レイアウト」は全員が他の社員に背中を向ける形で机を配置します。他人を意識する機会が少ないため、それぞれの仕事に集中できるのが背面型レイアウトのメリット。また、背中を向けているとは言っても、社員同士の距離が遠いわけではないため、コミュニケーションも容易。そのため、クリエイティブや開発職などに向いたレイアウトということができます。
ただし、管理職も社員に対して背中を向けるため、管理が難しくなるという一面も。
特に机をパーテーションなどで仕切ってしまうと、連帯感を作るのが難しくなるという面もあります。
2-4フリーアドレス型レイアウト
最近増加しているのが「フリーアドレス型レイアウト」です。フリーアドレス型レイアウトは社員の座席が固定されていないことが特徴。開いている席を自由に使うことができるため、社員同士のコミュニケーションを促進することができます。
また、デスクの配置自体は島型が基本となるため、配線管理などのコストが低いというメリットもあります。
ただし、固定の席を持たないフリーアドレス型レイアウトでは、社員がパソコンなどを管理する必要がありますが、その際にセキュリティー上の問題が発生するリスクも高くなります。
さらに書類などの管理について、別の場所を設けることも必要なので、ある程度のオフィスの面積が必要です。
2-5ブース型レイアウト
「ブース型レイアウト」は、社員一人一人が個人のスペースを持ったオフィスのレイアウトです。ブース型レイアウトの特徴は自分の仕事に集中できるという点。他人を気にせず、自分のペースで仕事を進められるため、技術職に向いたレイアウトだと言われています。
ただし、ブース型レイアウトはコミュニケーションが難しく、チームプレイには向かないレイアウトです。
2-6クラスター型レイアウト
「クラスター型レイアウト」は、島型(対向型)レイアウトと同向型(並列式)レイアウトを組み合わせたレイアウトです。
デスクが互い違いに配置されているため、コミュニケーションも取りやすく、仕事中のプライバシーも守ることができます。ただし、スペースが多く必要で、管理職がどの位置を占めるかなどについても考慮することが重要となります。
03業務効率化のために必要な机の配置条件
仕事の効率をアップさせるためには、デスクはもちろん、周囲の環境を整えることも必要です。
まず共有する設備は社員全員が使いやすい場所に置くこと。同時に、トイレや給湯室などへの動線も考慮する必要があります。
動線を考えるときに重要なのが通路の幅。通路には少なくとも1000ミリの幅が必要です。
また、忘れてはいけないのが応接室。応接室は入口から近いスぺースも配置することで、来客にもスムーズに対応することができます。
04まとめ
オフィスの机の配置は仕事の内容や、働く人との相性も重要な要素。レイアウトにはそれぞれのメリットとデメリットがあり、それらをきちんと理解することが快適なオフィス空間実現の第一歩です。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
StudioAndante 先生
大阪市出身。家具売場の販売員として勤務する傍ら夜間専門学校に入学し、建築士資格を取得。
百貨店建装部・設計事務所・工務店勤務等を経て空間デザイン事務所「スタジオアンダンテ/竹ノ内美代子インテリアデザイン事務所」を設立。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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1-1仕事内容とデスクレイアウトが合っていないと業務効率を下げることも
企業や部署によって、扱う業務の内容は異なるもの。多くのオフィスでは画一的なレイアウトが行われていますが、実は仕事の内容とデスクのレイアウトが合っていない場合、業務効率が下がってしまうことがあります。
たとえばクリエイティブ系と事務系の仕事では、求められるレイアウトは異なるもの。
そのため、オフィスのレイアウトは仕事の内容によって検討することが必要になります。
1-2空間の有効活用・省スペースにもつながる
どのようなオフィスでも、面積には限りがあるもの。そのため、空間を有効に活用することもオフィスレイアウトを考えるためには重要です。
適切なレイアウトを行うことは省スペースにもつながり、限られた場所を最大限に活用することが可能になります。
1-3業務効率を上げるには配置とともに動線設計も大切
オフィスのレイアウトでは動線設計も重要になります。動線の混乱しているオフィスはどうしても使いにくいもの。社員同士のコミュニケーションが阻害されることもあり、結果的に業務効率が低下してしまうことも。
また社員が担当する業務によって離席率が高い場合や、社内を移動することが多い場合など、様々な特徴が考えられるため、それぞれの社員の仕事内容を考慮した上で、動線を設計することも求められます。
02オフィスの机の配置パターンと効果
オフィスの机のレイアウトには、いくつかのパターンがあります。レイアウトによって、それぞれのメリットとデメリットが生まれることもあります。
2-1島型(対向型)レイアウト
オフィスのレイアウトで、もっとも用いられることが多いのが「島型(対向型)レイアウト」です。
島型(対向型)レイアウトはいくつかの机によって島を構成し、それぞれの社員が向かい合う形でデスクに向かいます。
島型(対向型)レイアウトは社員のグループ分けがはっきりするため、コミュニケーションが取りやすいことが大きなメリット。そのため、全員が力を合わせてひとつの業務を進めたいという場合に向いています。
さらに島を作ることで、スペースも削減。配線やコンセントなども管理しやすいという長所もあります。
ただし、島の中でのコミュニケーションは取りやすい反面、島が離れてしまうと接触が少なくなるという欠点も。そのため、部署や担当業務が異なると、同じ社員でも何をしているのか分からないといったデメリットがあります。
また、島の中でも周囲の目が気になる、他人の仕事が気になるといったプライバシーの問題が生まれることもあります。
2-2同向型(並列式・スクール式)レイアウト
「同向型(並列式)レイアウト」は、デスクを横に並べて、全員が同じ方向を向いて仕事を進めるレイアウト。学校の授業を受けるときの形に似ているため「スクール式」と呼ばれることもあります。
同向型(並列式)レイアウトのメリットは、全員が同じ方向を向いているため、自分の仕事に集中しやすいということ。さらに左右の社員との距離も近いため、必要があればいつでもコミュニケーションが取れるため、チーム全体で仕事を進めるときにも向いています。
一方、島を作るタイプのレイアウトに比べると、どうしても多くのスペースが必要になります。また、左右の社員とはコミュニケーションが取りやすいものの、前後の社員とはどうしても接触する機会が少ないというデメリットもあります。
さらに同向型(並列式)レイアウトでは管理職は後方に座り、全員の仕事を見守るのが一般的。しかし、社員によっては「見張られている」というプレッシャーを感じることも少なくありません。
2-3背面型レイアウト
「背面型レイアウト」は全員が他の社員に背中を向ける形で机を配置します。他人を意識する機会が少ないため、それぞれの仕事に集中できるのが背面型レイアウトのメリット。また、背中を向けているとは言っても、社員同士の距離が遠いわけではないため、コミュニケーションも容易。そのため、クリエイティブや開発職などに向いたレイアウトということができます。
ただし、管理職も社員に対して背中を向けるため、管理が難しくなるという一面も。
特に机をパーテーションなどで仕切ってしまうと、連帯感を作るのが難しくなるという面もあります。
2-4フリーアドレス型レイアウト
最近増加しているのが「フリーアドレス型レイアウト」です。フリーアドレス型レイアウトは社員の座席が固定されていないことが特徴。開いている席を自由に使うことができるため、社員同士のコミュニケーションを促進することができます。
また、デスクの配置自体は島型が基本となるため、配線管理などのコストが低いというメリットもあります。
ただし、固定の席を持たないフリーアドレス型レイアウトでは、社員がパソコンなどを管理する必要がありますが、その際にセキュリティー上の問題が発生するリスクも高くなります。
さらに書類などの管理について、別の場所を設けることも必要なので、ある程度のオフィスの面積が必要です。
2-5ブース型レイアウト
「ブース型レイアウト」は、社員一人一人が個人のスペースを持ったオフィスのレイアウトです。ブース型レイアウトの特徴は自分の仕事に集中できるという点。他人を気にせず、自分のペースで仕事を進められるため、技術職に向いたレイアウトだと言われています。
ただし、ブース型レイアウトはコミュニケーションが難しく、チームプレイには向かないレイアウトです。
2-6クラスター型レイアウト
「クラスター型レイアウト」は、島型(対向型)レイアウトと同向型(並列式)レイアウトを組み合わせたレイアウトです。
デスクが互い違いに配置されているため、コミュニケーションも取りやすく、仕事中のプライバシーも守ることができます。ただし、スペースが多く必要で、管理職がどの位置を占めるかなどについても考慮することが重要となります。
03業務効率化のために必要な机の配置条件
仕事の効率をアップさせるためには、デスクはもちろん、周囲の環境を整えることも必要です。
まず共有する設備は社員全員が使いやすい場所に置くこと。同時に、トイレや給湯室などへの動線も考慮する必要があります。
動線を考えるときに重要なのが通路の幅。通路には少なくとも1000ミリの幅が必要です。
また、忘れてはいけないのが応接室。応接室は入口から近いスぺースも配置することで、来客にもスムーズに対応することができます。
04まとめ
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StudioAndante 先生
大阪市出身。家具売場の販売員として勤務する傍ら夜間専門学校に入学し、建築士資格を取得。
百貨店建装部・設計事務所・工務店勤務等を経て空間デザイン事務所「スタジオアンダンテ/竹ノ内美代子インテリアデザイン事務所」を設立。
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2-1島型(対向型)レイアウト
オフィスのレイアウトで、もっとも用いられることが多いのが「島型(対向型)レイアウト」です。
島型(対向型)レイアウトはいくつかの机によって島を構成し、それぞれの社員が向かい合う形でデスクに向かいます。
島型(対向型)レイアウトは社員のグループ分けがはっきりするため、コミュニケーションが取りやすいことが大きなメリット。そのため、全員が力を合わせてひとつの業務を進めたいという場合に向いています。
さらに島を作ることで、スペースも削減。配線やコンセントなども管理しやすいという長所もあります。
ただし、島の中でのコミュニケーションは取りやすい反面、島が離れてしまうと接触が少なくなるという欠点も。そのため、部署や担当業務が異なると、同じ社員でも何をしているのか分からないといったデメリットがあります。
また、島の中でも周囲の目が気になる、他人の仕事が気になるといったプライバシーの問題が生まれることもあります。
2-2同向型(並列式・スクール式)レイアウト
「同向型(並列式)レイアウト」は、デスクを横に並べて、全員が同じ方向を向いて仕事を進めるレイアウト。学校の授業を受けるときの形に似ているため「スクール式」と呼ばれることもあります。
同向型(並列式)レイアウトのメリットは、全員が同じ方向を向いているため、自分の仕事に集中しやすいということ。さらに左右の社員との距離も近いため、必要があればいつでもコミュニケーションが取れるため、チーム全体で仕事を進めるときにも向いています。
一方、島を作るタイプのレイアウトに比べると、どうしても多くのスペースが必要になります。また、左右の社員とはコミュニケーションが取りやすいものの、前後の社員とはどうしても接触する機会が少ないというデメリットもあります。
さらに同向型(並列式)レイアウトでは管理職は後方に座り、全員の仕事を見守るのが一般的。しかし、社員によっては「見張られている」というプレッシャーを感じることも少なくありません。
2-3背面型レイアウト
「背面型レイアウト」は全員が他の社員に背中を向ける形で机を配置します。他人を意識する機会が少ないため、それぞれの仕事に集中できるのが背面型レイアウトのメリット。また、背中を向けているとは言っても、社員同士の距離が遠いわけではないため、コミュニケーションも容易。そのため、クリエイティブや開発職などに向いたレイアウトということができます。
ただし、管理職も社員に対して背中を向けるため、管理が難しくなるという一面も。
特に机をパーテーションなどで仕切ってしまうと、連帯感を作るのが難しくなるという面もあります。
2-4フリーアドレス型レイアウト
最近増加しているのが「フリーアドレス型レイアウト」です。フリーアドレス型レイアウトは社員の座席が固定されていないことが特徴。開いている席を自由に使うことができるため、社員同士のコミュニケーションを促進することができます。
また、デスクの配置自体は島型が基本となるため、配線管理などのコストが低いというメリットもあります。
ただし、固定の席を持たないフリーアドレス型レイアウトでは、社員がパソコンなどを管理する必要がありますが、その際にセキュリティー上の問題が発生するリスクも高くなります。
さらに書類などの管理について、別の場所を設けることも必要なので、ある程度のオフィスの面積が必要です。
2-5ブース型レイアウト
「ブース型レイアウト」は、社員一人一人が個人のスペースを持ったオフィスのレイアウトです。ブース型レイアウトの特徴は自分の仕事に集中できるという点。他人を気にせず、自分のペースで仕事を進められるため、技術職に向いたレイアウトだと言われています。
ただし、ブース型レイアウトはコミュニケーションが難しく、チームプレイには向かないレイアウトです。
2-6クラスター型レイアウト
「クラスター型レイアウト」は、島型(対向型)レイアウトと同向型(並列式)レイアウトを組み合わせたレイアウトです。
デスクが互い違いに配置されているため、コミュニケーションも取りやすく、仕事中のプライバシーも守ることができます。ただし、スペースが多く必要で、管理職がどの位置を占めるかなどについても考慮することが重要となります。
03業務効率化のために必要な机の配置条件
仕事の効率をアップさせるためには、デスクはもちろん、周囲の環境を整えることも必要です。
まず共有する設備は社員全員が使いやすい場所に置くこと。同時に、トイレや給湯室などへの動線も考慮する必要があります。
動線を考えるときに重要なのが通路の幅。通路には少なくとも1000ミリの幅が必要です。
また、忘れてはいけないのが応接室。応接室は入口から近いスぺースも配置することで、来客にもスムーズに対応することができます。
04まとめ
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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
StudioAndante 先生
大阪市出身。家具売場の販売員として勤務する傍ら夜間専門学校に入学し、建築士資格を取得。
百貨店建装部・設計事務所・工務店勤務等を経て空間デザイン事務所「スタジオアンダンテ/竹ノ内美代子インテリアデザイン事務所」を設立。
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04まとめ
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