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空間ディスプレイデザイナー®

どんな仕事なの?空間デザイン・空間プロデュースとは?

女性の中にはインテリアに興味があるという方も多いかもしれません。インテリアを勉強したいというときに、ちょっと気になるのが空間デザインや空間プロデュース。実際にはどのようなものなのかくわしく知りたいという方のために、空間デザインや空間プロデュースの基本についてご紹介します。

どんな仕事なの?空間デザイン・空間プロデュースとは?
目次

01空間プロデュースとは?

空間プロデュースという言葉を聞いたことはあるけれど、詳しく説明できないという人は多いもの。では空間プロデュースとはどのようなものなのでしょうか。

1-1空間をトータルにプロデュースして価値を高める

空間プロデュースとは、簡単に言えば空間をトータルにプロデュースして、その場所の価値を高める仕事ということになります。
たとえば、オフィスやショップの場合、訪れる人にどのような印象を与えるかということが非常に重要。「こんな場所で働いてみたい」「こんなオフィスで働いてる人はクリエイティブな発想ができるはず」「こんなおしゃれなショップは何度も来たい」など、ビジネスでよい印象を与えることは売上のアップにもつながります。
空間プロデュースは、専門知識を活かして、コンセプトを明確にして、イメージ通りの空間を作ることが目的ということになります。

1-2イメージや目的を具現化

空間プロデュースで重要になるのが、イメージや目的を具現化するということです。
どのような空間でも自然に誕生するわけではありません。どんな空間にしたいのか、どんな効果を生み出したいのかといったイメージを具体的な色や内装、家具、照明、ファブリックなどによって具体的な形にすることが空間プロデュース。
そのため、場所によっては非常に細かい部分までこだわることが必要です。
さらに商業空間の場合、どうすればお客さんが増えるのか、お客さんがどんなものを求めているのかといった、マーケティングの要素が含まれることもあります。

02空間プロデュースの対象と例

実は空間プロデュースは様々な場所で活用されています。では、どのような場所が空間プロデュースの対象となるのでしょうか。

2-1住空間

空間プロデュースがもっとも活躍している場所のひとつがマンションなどの住空間です。
住空間をプロデュースする場合、まずはクライアントの希望をヒアリングすることから始まります。そこで得られた意見を元に、理想的な住空間を作り上げていきます。

2-2商空間

空間プロデュースは住空間だけではなく、オフィスやショップといった商空間でも用いられます。商空間をプロデュースする場合にも、住空間と同じようにクライアントの希望をヒアリングすることになりますが、このときに重要なのがコンセプト。
どのような空間にしたいのかというコンセプトを明確にしてイメージを決定、そのイメージに基づいて多方面からのアプローチを行います。
たとえばオフィスの場合には、経営理念を具現化したものにするのか、効率を重視するのかといった大きなコンセプトを決定、その後、使用する家具や照明、ファブリックなどを選んでいきます。
また、店舗の場合にはコンセプトに沿った雰囲気づくりも重要。雰囲気を演出するためには、香りや音楽、アートなども重要な存在です。
さらに他の店舗と差別化されているか、動線の設計はきちんと行われているかなど、細かい点も重視されます。

2-3公共施設

最近では、公共施設でも空間プロデュースが重視されることがあります。
たとえば美術館や公園などでは、利用者の利便性と他の施設との差別化、場所の特性を活かしたプロデュースなど様々な特徴づくりが求められています。その他にも、最近では古い家屋や部屋をリノベーションして、収益性や価値を高めるための空間プロデュースにも注目が集まっています。

03空間デザインとは?

空間プロデュースと同じぐらいに大切なのが空間デザイン。この空間デザインとはどのようなものなのでしょうか。

3-1集客や購買意欲を左右する重要な要素

空間デザインは、商業施設の空間をデザインすること。商業施設の空間は、単に趣味や好みだけでデザインすることはできません。
空間デザインでは、利用者の快適性が非常に重要。さらに空間デザインは集客や購買意欲を向上させる上でも非常に重要です。

3-2空間デザインの4要素

空間デザインは、一般的に4つの要素によって成り立っていると言われています。
まず「形」。
空間デザインにおける「形」とは、空間そのものを指しています。つまり、どの程度の広さで高さはどの程度か、レイアウトはどのようになっているのかということ。どんなに優れたデザインでも、まずは「形」に合わせる必要があります。
次に「素材」。
同じデザインであっても、コンクリートなのか木なのかによって、与える印象や居心地が異なります。そのため、どのような素材を使うかということも考えなければいけません。
また「光」や「色」も空間デザインでは重要になります。
「光」というと単なる明るさだと考える方もいらっしゃいますが、実は明るさだけでなく暗さも重要。というのも、明るいだけであれば物がはっきり見えますが、その中に陰影が加わることで空間をより広く感じさせる効果があります。
といっても、単に薄暗いだけではものが見にくくなってしまいます。
この効果には「色」も大きく関係しています。特に「色」は心理に与える影響が大きく、空間デザインの中でもどのような色を使用するかによって、利用する人の気持ちが変化することがあります。たとえば落ち着きたいときには「青」、元気になりたいときには「赤」を使うなど、普段の生活に色の効果を取り入れているという方も多いかもしれません。また、色を上手に使い分けることで、ひとつの空間に心理的な仕切りを作ることができるため、空間の効果的な活用にも役立つもの。
このような色の個性と効果を上手に利用することも空間デザインには求められています。

04空間デザインとインテリアデザインの違い

似たような使い方をされることもある空間デザインとインテリアデザイン。ではこのふたつにはどのような違いがあるのでしょうか。

4-1インテリアデザイン

インテリアデザインは、言葉の通りインテリアに関わるものです。インテリアという言葉を聞くと、家具やファブリック、照明などを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、インテリアとは内装に関わるものを指している言葉。
つまり、インテリアデザインの場合、室内におけるデザインが対象になります。
そのため、住環境に関するデザインを手掛ける場合が多いもの。また、すでに室内の間取りやインテリアの方向性などが決まっていることもあります。そのため、すでにある部屋に対して、市販されている商品を選ぶというのもインテリアデザイナーの仕事になります。

4-2空間デザイン

一方、空間デザインの場合、住空間だけでなく、レストランやショップなどの商業空間をデザインすることもあります。また屋内・屋外の両方が対象になることから、場所にとらわれないということが大きな特徴と言えるでしょう。
さらに空間デザインでは、美術館などの公共施設やイベントブースなどといった、屋外と屋内の中間的な位置づけの場所をデザインすることもあります。

05まとめ

インテリアだけでなく、アートや建築に興味のある人にとってもやりがいのあるのが空間デザインや空間プロデュースの仕事です。もし興味があるという方は、くわしいことを調べてみるのはいかがでしょうか。

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StudioAndante
StudioAndante 先生
大阪市出身。家具売場の販売員として勤務する傍ら夜間専門学校に入学し、建築士資格を取得。
百貨店建装部・設計事務所・工務店勤務等を経て空間デザイン事務所「スタジオアンダンテ/竹ノ内美代子インテリアデザイン事務所」を設立。
StudioAndante

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