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インテリアデザイナー

インテリアの基本知識!おしゃれな部屋作りの方法を徹底解説!

インテリアは、居住空間を心地よく、かつ魅力的にする重要な要素です。
おしゃれな部屋作りでは、自分のライフスタイルや好みに合わせたデザインを選ぶことが大切です。
色使いや家具の配置、アクセントとしての小物など、細部にこだわることで、居心地の良い空間を演出できます。
おしゃれなインテリアには女性なら誰でも憧れるもの。しかし、実際に気に入った家具を並べてもなんだかしっくりこないということがあります。では、どうすればおしゃれでまとまりのよい部屋を作ることができるのでしょうか。実はインテリアにも、ファッションと同じようにルールがあります。今回はインテリアと色を中心に、インテリアの基礎知識についてご紹介します。

これは知っておきたい!インテリアの基本知識
目次

01インテリアの基本知識とは?

インテリアの基本知識とは以下の通りです。 ● インテリアの重要性 ● おしゃれな部屋の要素 ● インテリアのテイストの選び方 こちらを順に解説していきます。

1-1インテリアの重要性

インテリアの基本知識は、居住空間を快適で機能的にするための重要な要素です。 まず、インテリアは単に見た目を良くするだけでなく、心地よさや生活の質を向上させます。 例えば、適切な色彩や照明を選ぶことで、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。 また、レイアウトや家具の配置も重要です。 スペースを効率的に使用することで、動きやすさや収納力が向上し、ストレスの少ない環境を作り出します。 さらに、個々のライフスタイルに合わせたインテリアは、使い勝手を良くし、日常生活を豊かにするでしょう。 インテリアは、個性を表現する場でもあります。 自分の趣味や好みを反映させることで、より愛着の持てる空間を作ることができるのです。 このように、インテリアは生活の質を向上させるために欠かせない要素であり、心の安らぎにもつながります。

1-1おしゃれな部屋の要素

インテリアの基本知識は、心地よくおしゃれな空間を作るための大切な要素です。 まず、色彩の選び方が重要です。 調和のとれたカラーパレットを使用することで、部屋全体に統一感が生まれるでしょう。 ベースとなる色を決め、その上にアクセントカラーを取り入れると、より魅力的な空間が実現できます。 次に、家具の選定と配置です。 機能性を重視しつつ、美しいデザインの家具を選ぶことがポイントです。 また、家具の配置にはスペースの使い方が影響します。 動照明も見逃せません。 自然光を取り入れる工夫や、間接照明を使うことで、柔らかく温かみのある雰囲気を演出できます。 最後に、収納の工夫も大切です。 整理された空間は、居心地の良さを高め、スタイリッシュな印象を与えます。 これらの要素を組み合わせることで、魅力的なおしゃれな部屋が完成します。

1-1インテリアのテイストの選び方

インテリアのテイストを選ぶ際は、まず自分のライフスタイルや好みを考慮することが大切です。 人気のテイストには、モダン、ナチュラル、クラシック、インダストリアルなどがあります。 それぞれの特徴を理解し、自分に合うスタイルを見つけましょう。 モダンスタイルはシンプルで洗練されたデザインが特徴で、クリーンなラインや中性色を基調としているのです。 一方、ナチュラルスタイルは木材や自然素材を多く使用し、温かみのある雰囲気を演出し、クラシックスタイルは、伝統的な家具や装飾が使われ、エレガントな空間を作ります。 インダストリアルスタイルは、金属やコンクリートなどの素材感を活かした、無骨でスタイリッシュな印象があります。 テイストを選ぶ際は、まずは雑誌やインターネットでインスピレーションを得ると良いでしょう。 あなたの個性を反映した空間を作るために、じっくりと選んでみてください。

01おしゃれな部屋作りのコツ

おしゃれな部屋作りのコツは以下の通りです。 ● カラーコーディネーターの基本 ● 素材と選び方と効果 ● サイズと間取りのバランス こちらを順に解説していきます。

1-1カラーコーディネートの基本

おしゃれな部屋作りには、カラーコーディネートが重要な役割を果たします。 まず、基本となるベースカラーを選びましょう。 これは壁や大きな家具に使う色で、落ち着いたトーンが一般的です。 次にアクセントカラーを加えます。 この色はクッションやアートなど小物に使い、部屋に活気を与えるでしょう。 色の組み合わせにはアナロジーやコントラストがあり、アナロジーは隣接する色相を組み合わせる方法で、調和のある印象を作ります。 コントラストは、反対色を使い、目を引く効果があるのです。 また、明るい色を使うと空間が広く感じられ、ダークカラーは落ち着いた雰囲気を演出します。 最後に、全体のバランスを考え、色の分布に気を付けることが大切です。 これらのコツを取り入れることで、おしゃれな部屋が完成します。

1-1素材の選び方と効果

おしゃれな部屋作りには、素材の選び方が重要です。 まず、素材には大きく分けて天然素材と人工素材があります。 天然素材は、温かみや心地よさを感じさせ、ナチュラルな雰囲気を演出します。 特に木材は、質感や色合いのバリエーションが豊富で、インテリアに深みを与えるでしょう。 一方、人工素材は、現代的で洗練された印象を与えます。 特にインダストリアルスタイルやモダンスタイルでは、これらの素材が効果的です。 また、光沢のある素材は、空間に明るさを加える役割も果たします。 さらに、異素材を組み合わせることで、奥行きやテクスチャーのバランスが生まれ、視覚的に興味を引く効果があるのです。 例えば、ソフトなファブリックと硬いメタルを組み合わせることで、心地よさとスタイリッシュさを両立できます。 素材選びは、部屋の印象を大きく左右するため、じっくり考えて選ぶことが大切です。

1-1サイズと間取りのバランス

おしゃれな部屋作りには、サイズと間取りのバランスが重要です。 まず、家具のサイズを選ぶ際は、部屋の広さを考慮しましょう。 大きすぎる家具は圧迫感を与え、小さすぎると物足りない印象を与えます。 全体のバランスを考え、適切なサイズを選ぶことが大切です。 次に、間取りに応じた配置を考えましょう。 動線を意識して、家具を配置することで、使い勝手が向上します。 例えば、ソファとテーブルの距離は、リラックスした空間を作るために適度に保ちましょう。 また、視線の流れも考慮するポイントです。 低い家具を用いると、空間が広く感じられ、高い家具を配置すると圧迫感が出ます。 これらの要素を考えながら、家具やアクセサリーを配置することで、調和の取れたおしゃれな部屋が実現します。 バランスを重視することで、居心地の良い空間を作り出しましょう。

01シンプル&おしゃれな部屋作りの実例

シンプル&おしゃれな部屋作りの実例は以下の通りです。 ● 一人暮らしのシンプルなコーディネーター ● 女子部屋のナチュラルスタイル ● メンズのモダンインテリア こちらを順に解説していきます。

1-1一人暮らしのシンプルなコーディネート

一人暮らしのシンプルでおしゃれな部屋作りには、ミニマリズムが鍵です。 まず、カラーパレットを統一することが大切です。 白やグレー、ベージュなどのニュートラルカラーを基調に、アクセントとして一色を加えると、洗練された印象になります。 家具は機能性を重視し、必要最低限に抑えましょう。 例えば、コンパクトなソファや折りたたみ式のテーブルを選ぶと、スペースを有効活用できます。 収納は、見せる収納と隠す収納を組み合わせて、整理整頓された印象を保ちます。 装飾はシンプルに、観葉植物やアートを取り入れると良いでしょう。 植物は空間に生気を与え、アートは個性を表現します。 照明も重要で、暖色系の間接照明を使うと、リラックスした雰囲気を作り出せます。 このように、シンプルながらもセンスのあるアイテムを選ぶことで、一人暮らしでもおしゃれで居心地の良い空間の完成です。

1-1女子部屋のナチュラルスタイル

女子部屋のナチュラルスタイルは、温かみと心地よさを重視したデザインが特徴です。 まず、ベースカラーにはホワイトやライトベージュを選び、明るく開放的な雰囲気を演出します。 これにグリーンやウッド素材を組み合わせることで、自然の要素を取り入れます。 家具は、シンプルなラインの木製家具を選ぶと良いでしょう。 例えば、無垢材のベッドやテーブルは、ナチュラルな印象を与えます。 また、柔らかいファブリックのクッションやラグを取り入れることで、リラックスできる空間が生まれるのです。 装飾には、観葉植物やドライフラワーを飾り、自然の美しさを感じられるようにします。 照明は、柔らかい光を放つランプやキャンドルを使用し、落ち着いた雰囲気を作り出しましょう。 このように、ナチュラルスタイルを取り入れることで、シンプルでありながらおしゃれな女子部屋が完成します。

1-1メンズのモダンインテリア

メンズのモダンインテリアは、クリーンで洗練されたデザインが特徴です。 まず、カラーパレットには、グレーやブラック、ホワイトを基調にし、スタイリッシュな印象を与えます。 アクセントとして、深いブルーやオリーブグリーンを取り入れると、落ち着きのある空間になるでしょう。 家具はシンプルなラインのものを選び、機能性を重視します。 例えば、スチールフレームのテーブルや、レザーのソファは、モダンな雰囲気を強調します。 収納は、オープンシェルフやデザイン性の高いキャビネットを使うと、スタイリッシュさが増すでしょう。 装飾には、アートや写真をシンプルに飾り、個性を表現します。 大きな一枚のアートを壁に掛けるだけでも、インパクトがあります。 照明は、直線的なデザインのペンダントライトやフロアランプを選び、空間を引き締めましょう。 これらの要素を組み合わせることで、シンプルでおしゃれなメンズのモダンインテリアが完成します。

01おしゃれな空間のディスプレイ方法

おしゃれな空間のディスプレイ方法は以下の通りです。 ● アクセント小物の活用法 ● フォーカルポイントの考え方 ● 空間を提出する照明の選び方 こちらを順に解説していきます。

1-1アクセント小物の活用法

おしゃれな空間を演出するためには、アクセント小物の活用が鍵です。 まず、色や素材にバリエーションを持たせることが重要です。 例えば、テクスチャーの異なるクッションやラグを組み合わせることで、視覚的な興味を引きます。 次に、バランスを考えた配置がポイントです。 大きなアイテムと小物を組み合わせることで、空間に奥行きが生まれます。 例えば、壁に飾るアートの下に、小さな植物を置くと、立体感が増します。 また、統一感を持たせるために、色やテーマを決めて小物を選びましょう。 例えば、ナチュラルな雰囲気を出したいなら、ウッド素材やグリーンを取り入れます。 最後に、定期的に小物を入れ替えることで、飽きの来ない新鮮な空間を保つことができるでしょう。 これらのポイントを押さえることで、魅力的でおしゃれな空間を作り出せます。

1-1フォーカルポイントの考え方

おしゃれな空間を作るためには、フォーカルポイントを意識することが重要です。 フォーカルポイントとは、部屋の中で目を引く中心的な要素のことです。 これにより、空間に統一感と魅力が生まれます。 まず、フォーカルポイントを決めましょう。 大きなアート作品や特徴的な家具、観葉植物などが適しています。 例えば、大きなキャンバスアートを壁に掛けると、それが視線を集める中心になります。 次に、フォーカルポイントを引き立てるための配置を考えましょう。 その周囲には、シンプルなデザインの家具や小物を配置して、主役を際立たせましょう。 色や質感を調和させると、より一層引き立ちます。 照明も重要です。 フォーカルポイントを照らす間接照明やスポットライトを使うことで、視覚的な魅力が増します。 これらの要素を組み合わせることで、視覚的に印象的なおしゃれな空間が完成します。

1-1空間を演出する照明の選び方

おしゃれな空間を演出するには、照明の選び方が重要です。 まず、照明には機能的な明かりと雰囲気を作る明かりの2つの役割があります。 部屋全体を照らすためには、シーリングライトやダウンライトを選び、基本的な明るさを確保しましょう。 次に、雰囲気作りには間接照明やスタンドライトが効果的です。 柔らかい光を放つランプを使うことで、リラックスした空間を演出できます。 特に、暖色系の光は温かみがあり、居心地の良い雰囲気を作りだせるのです。 また、フォーカルポイントにスポットライトを使うことで、特定のアイテムを強調できます。 最後に、調光機能のある照明を選ぶと、シーンに応じた明るさに調整でき、より多様な雰囲気を楽しめます。 これらのポイントを押さえて、魅力的な空間を作り出しましょう。

01リビングの理想的なレイアウト

リビングの理想的なレイアウトは以下の通りです。 ● ソファの配置と素材選び ● ダイニングエリアの演出 ● ナチュラルな雰囲気の作り方 こちらを順に解説していきます。

1-1ソファの配置と素材選び

リビングの理想的なレイアウトでは、ソファの配置と素材選びが重要です。 まず、ソファの配置は、空間の動線を考慮して決めましょう。 一般的には、テレビやメインのフォーカルポイントに向けて配置し、自然な会話ができるようにします。 L字型やU字型の配置もおすすめで、よりリラックスした雰囲気を作り出します。 次に、素材選びです。 ソファの素材は、耐久性と快適さを重視しましょう。 レザーはお手入れが簡単で、スタイリッシュな印象を与えますが、ファブリックは温かみがあり、リラックス感を演出します。 特に、ウールやリネンなどの自然素材は、居心地の良い空間を作ります。 色については、部屋全体のカラーパレットに合わせたものを選び、統一感を持たせることが大切です。 アクセントカラーを取り入れることで、よりおしゃれな印象になります。 これらの要素を組み合わせることで、理想的なリビング空間が完成します。

1-1ダイニングエリアの演出

リビングの理想的なレイアウトにおいて、ダイニングエリアの演出は重要なポイントです。 まず、ダイニングテーブルはリビングの中心に配置し、家族やゲストが集まりやすい環境を作ります。 テーブルのサイズは、スペースに合ったものを選び、ゆったりとした動線を確保することが大切です。 次に、椅子の選び方が重要です。 快適さを重視しつつ、デザインにもこだわりましょう。 色や素材がダイニングテーブルと調和するように選ぶことで、統一感が生まれます。 照明も演出に欠かせません。 ダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置することで、食事の時間を特別なものにします。 最後に、ダイニングエリアの周囲には観葉植物やアートを飾ることで、視覚的なアクセントを加え、心地よい空間を演出します。 これらを組み合わせることで、魅力的なダイニングエリアの完成です。

1-1ナチュラルな雰囲気の作り方

リビングでナチュラルな雰囲気を作るためには、色、素材、配置にこだわることが重要です。 まず、カラーパレットを選ぶ際は、ホワイトやベージュ、ライトグレーなどの明るい中性色を基調にし、自然の色合いを取り入れましょう。 アクセントとして、グリーンやブラウンを加えると、より温かみのある空間が演出できます。 次に、素材選びです。 木材やリネン、コットンなどの自然素材を多く使用することで、リラックス感が増します。 例えば、無垢材の家具や、リネンのクッションカバーを選ぶと、ナチュラルな印象が強まります。 家具の配置も大切です。 オープンなレイアウトにすることで、広がりを感じられるようにします。 最後に、観葉植物やドライフラワーを取り入れると、自然の要素が加わり、よりナチュラルな雰囲気が生まれるでしょう。 これらの工夫を組み合わせることで、心地よいリビングが完成します。

01インテリアとカラーの関係とは?

インテリアと色彩には、実は密接な関係があります。色のバランスの整え方を知ることは、素敵なインテリアを整える上で非常に重要です。

1-1色の基本(無彩色と有彩色、色の三原色)

色には基本的にはふたつの種類があります。ひとつは「無彩色」。無彩色は色味を持たないもののことで、白や黒、グレーなどの色を無彩色と呼びます。逆に有彩色はそれ以外の色味を持った色のこと。
有彩色には明るさや濃さなど様々なものがありますが、分解すると、赤、青、黄色の三色に分類することができます。
言い換えると、どのような色も赤と青、黄色の組み合わせで作ることができるということ。
そのため、この三食は「色の三原色」と呼ばれることもあります。

1-2色の心理的効果と視覚的効果

色は違いによって心理的にも視覚的にも異なる効果をもたらします。
例えば、赤や黄色、オレンジなどの色は「暖色」と言われるように、温かさや熱を感じさせます。同時に暖色はエネルギーや明るさなどのイメージを持っています。
反対に青や紫といった寒色は、涼しさや冷たさ、落ち着き、静けさなどといったイメージを与えます。

1-3明度対比と彩度対比

同じ色であっても、明るさや鮮やかさによって別の色になります。
これは明度や彩度と言われるもの。明度は色の明るさで、白に近いほど高く、黒に近いほど低くなります。
一方の彩度は、色の鮮やかさを表します。彩度が高い色はくっきりと見え、逆に彩度が低い場合はくすんだ印象を与えます。
さらに、同じ明度と彩度を持った色でも、周囲の色との組み合わせによって、違った見え方をする場合があります。これは明度対比、彩度対比と呼ばれるもので、同じ色でも明度の高い色が隣にあると実際より暗く見え、彩度が高い色が隣にあると実際よりも濁って見えます。逆に明度が低い色が隣にある場合、実際よりも明るく、彩度の低い色が隣にあると、実際よりも鮮やかに見えます。

02インテリアの基本的な色の合わせ方

このように、色にはそれぞれの特色があり、近くにどんな色があるかによっても印象は異なります。それでは、これらの色の原則はインテリアにはどう生かせるのでしょうか。

2-1類似色で組み合わると統一感がうまれる

インテリア初心者におすすめなのが、類似色を組み合わせる方法です。類似色の組み合わせは、部屋に統一感をもたらしてくれます。その場合、濃い色の面積を多くすると、メリハリが生まれてさらにオシャレな印象になります。

2-2同一トーンでまとまった部屋

インテリアにまとまりを出すには、色だけでなく、トーンを揃える方法もあります。たとえば鮮やかなビビットカラーや、落ち着きのあるダークトーンなど、トーンにはそれぞれのイメージがあるため、自分の部屋のテーマにあったインテリアを作りやすくなります。

2-3反対色で個性的な動きのある部屋

色の中で、黄色と紫、赤と緑などは反対色と言われる組み合わせです。この反対色をインテリアに取り入れると、個性的で動きのある部屋を作ることができます。
ただし、両方の色を同じ配分で使ってしまうと、個性がぶつかってしまうため、片方の色をアクセント的に使用すると落ち着きのあるおしゃれな部屋を作ることができるでしょう。

03インテリアを配置するルール

インテリアで困ることが多いのが、家具をどんな場所に置くか。使いやすく美しいインテリアの配置には、一定のルールがあります。

3-1動線を考える

動線とは、部屋の中で人が移動するコースのこと。この動線を意識せず、思い付きで家具を置いてしまうと、室内の移動距離が長くなり、使いにくい部屋となってしまいます。
そのため、インテリアの配置には動線について考えることは必須です。
また、当然のことながら人が通るための動線を確保するには、移動に必要なスペースが必要になります。
たとえば、もし通路を作っていたとしても肩幅より狭いスペースしかなければ、身体を斜めにして通らなければならなくなり、非常に使いにくい部屋になってしまいます。
また、家族と一緒に住んでいる場合、よく通る通路に一人分しか通れないスペースしかなければ、ひとりが通る間もうひとりはじっと待っていなければいけません。
逆にほとんど通らない場所では横向きで通れるスペースさえあればOK。
そのほかにも、動線確保のためにはイスを引くためのスペースや、引き出しやドアを開閉するためのスペースも必要になります。

3-2視線内に生活感をいれない配置

広くすっきりとした部屋は誰でも憧れるものですが、実際には部屋の広さには限度があります。そのため、室内を広く見せるためには、どこから何が見えるかという視線の中に入る家具についても考える必要があります。
たとえば、いつも座っている場所からごちゃごちゃしたリビングやキッチンが見えるとどうしても生活感が出てしまいますが、逆に視線の先に窓があれば、狭い部屋でも解放感を感じることができます。
このように、インテリアを配置するときには、視線の先を意識することも重要です。

3-3無駄な空間を省く配置

狭い部屋を有効に使う場合には、無駄な空間を省いてできるだけ物を収納する必要もあります。
このときに役に立つのが家具をまとめておくという方法。家具をまとめておけば、スペースを有効活用できるだけでなく、床が広く見えるため、実際以上に部屋のスペースを広く感じることができます。
といっても、そもそもの家具の量が多いとどうしても部屋が狭くなってしまいます。一般的に、家具の面積は床面積の三分の一程度が適当とされています。もしそれ以上に家具がある場合、思い切って処分してしまうのもひとつの方法です。

04失敗しないディスプレイの原則とは?

お部屋のアクセントとなるディスプレイですが、ついごちゃごちゃしてしまうことも少なくありません。では、どうすれば失敗しないディスプレイを行うことができるのでしょうか。

4-1テーマを決める

お部屋に何かを飾るとき、まず必要になるのは自分のテーマを決めるということです。思いつきや第一印象で気に入ったものばかり並べると、どうしても統一感がなくなってごちゃごちゃした印象になってしまいます。
さらにテーマを決めて物を選ぶときは、実際にお部屋にディスプレイした様子を思い浮かべてみましょう。お店で見たときはちょうどいいサイズに見えたのに、お部屋に飾ってみると大きすぎたり小さすぎたりといったことは少なくありません。
そんなときは、気に入ったものを手に取ってみると、大体のサイズ感覚をつかむことができます。

4-2ディスプレイの素材を統一する

ディスプレイにまとまりを出すためには、素材を統一するという方法もあります。たとえば、金属やガラス、木、天然素材など、使用されている素材をまとめれば、部屋のインテリアに統一感が生まれます。
もし素材をまとめるのが難しい場合、季節をテーマにするという方法もあります。たとえば春夏秋冬をテーマにすると、色味などにも統一感が出るだけでなく、自然を感じるディスプレイが行えるため、落ち着きのある雰囲気を演出することができます。

01まとめ

インテリアの基本知識を身につけることで、おしゃれな部屋作りがぐっと楽になります。 まずは色の組み合わせやテクスチャーを意識することが大切です。 また、個性的なアクセントを加えることで、より自分らしい空間が演出できます。 植物やアートを取り入れることで、温かみや個性が増し、居心地の良い環境が生まれるでしょう。 基本を押さえつつ、自分のスタイルを反映させることが、おしゃれな部屋作りのポイントです。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
河野由美子
河野由美子 先生
一般社団法人感性ひらく空間代表理事
nook interiors代表。一般社団法人感性ひらく空間代表理事。
設計・インテリアコーディネート業務のほか、セミナー講師やコラム執筆などにも精力的に携わっている。
河野由美子

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