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インテリアデザイナー

これは知っておきたい!インテリアの基本知識

おしゃれなインテリアには女性なら誰でも憧れるもの。しかし、実際に気に入った家具を並べてもなんだかしっくりこないということがあります。では、どうすればおしゃれでまとまりのよい部屋を作ることができるのでしょうか。実はインテリアにも、ファッションと同じようにルールがあります。今回はインテリアと色を中心に、インテリアの基礎知識についてご紹介します。

これは知っておきたい!インテリアの基本知識
目次

01インテリアとカラーの関係とは?

インテリアと色彩には、実は密接な関係があります。色のバランスの整え方を知ることは、素敵なインテリアを整える上で非常に重要です。

1-1色の基本(無彩色と有彩色、色の三原色)

色には基本的にはふたつの種類があります。ひとつは「無彩色」。無彩色は色味を持たないもののことで、白や黒、グレーなどの色を無彩色と呼びます。逆に有彩色はそれ以外の色味を持った色のこと。
有彩色には明るさや濃さなど様々なものがありますが、分解すると、赤、青、黄色の三色に分類することができます。
言い換えると、どのような色も赤と青、黄色の組み合わせで作ることができるということ。
そのため、この三食は「色の三原色」と呼ばれることもあります。

1-2色の心理的効果と視覚的効果

色は違いによって心理的にも視覚的にも異なる効果をもたらします。
例えば、赤や黄色、オレンジなどの色は「暖色」と言われるように、温かさや熱を感じさせます。同時に暖色はエネルギーや明るさなどのイメージを持っています。
反対に青や紫といった寒色は、涼しさや冷たさ、落ち着き、静けさなどといったイメージを与えます。

1-3明度対比と彩度対比

同じ色であっても、明るさや鮮やかさによって別の色になります。
これは明度や彩度と言われるもの。明度は色の明るさで、白に近いほど高く、黒に近いほど低くなります。
一方の彩度は、色の鮮やかさを表します。彩度が高い色はくっきりと見え、逆に彩度が低い場合はくすんだ印象を与えます。
さらに、同じ明度と彩度を持った色でも、周囲の色との組み合わせによって、違った見え方をする場合があります。これは明度対比、彩度対比と呼ばれるもので、同じ色でも明度の高い色が隣にあると実際より暗く見え、彩度が高い色が隣にあると実際よりも濁って見えます。逆に明度が低い色が隣にある場合、実際よりも明るく、彩度の低い色が隣にあると、実際よりも鮮やかに見えます。

02インテリアの基本的な色の合わせ方

このように、色にはそれぞれの特色があり、近くにどんな色があるかによっても印象は異なります。それでは、これらの色の原則はインテリアにはどう生かせるのでしょうか。

2-1類似色で組み合わると統一感がうまれる

インテリア初心者におすすめなのが、類似色を組み合わせる方法です。類似色の組み合わせは、部屋に統一感をもたらしてくれます。その場合、濃い色の面積を多くすると、メリハリが生まれてさらにオシャレな印象になります。

2-2同一トーンでまとまった部屋

インテリアにまとまりを出すには、色だけでなく、トーンを揃える方法もあります。たとえば鮮やかなビビットカラーや、落ち着きのあるダークトーンなど、トーンにはそれぞれのイメージがあるため、自分の部屋のテーマにあったインテリアを作りやすくなります。

2-3反対色で個性的な動きのある部屋

色の中で、黄色と紫、赤と緑などは反対色と言われる組み合わせです。この反対色をインテリアに取り入れると、個性的で動きのある部屋を作ることができます。
ただし、両方の色を同じ配分で使ってしまうと、個性がぶつかってしまうため、片方の色をアクセント的に使用すると落ち着きのあるおしゃれな部屋を作ることができるでしょう。

03インテリアを配置するルール

インテリアで困ることが多いのが、家具をどんな場所に置くか。使いやすく美しいインテリアの配置には、一定のルールがあります。

3-1動線を考える

動線とは、部屋の中で人が移動するコースのこと。この動線を意識せず、思い付きで家具を置いてしまうと、室内の移動距離が長くなり、使いにくい部屋となってしまいます。
そのため、インテリアの配置には動線について考えることは必須です。
また、当然のことながら人が通るための動線を確保するには、移動に必要なスペースが必要になります。
たとえば、もし通路を作っていたとしても肩幅より狭いスペースしかなければ、身体を斜めにして通らなければならなくなり、非常に使いにくい部屋になってしまいます。
また、家族と一緒に住んでいる場合、よく通る通路に一人分しか通れないスペースしかなければ、ひとりが通る間もうひとりはじっと待っていなければいけません。
逆にほとんど通らない場所では横向きで通れるスペースさえあればOK。
そのほかにも、動線確保のためにはイスを引くためのスペースや、引き出しやドアを開閉するためのスペースも必要になります。

3-2視線内に生活感をいれない配置

広くすっきりとした部屋は誰でも憧れるものですが、実際には部屋の広さには限度があります。そのため、室内を広く見せるためには、どこから何が見えるかという視線の中に入る家具についても考える必要があります。
たとえば、いつも座っている場所からごちゃごちゃしたリビングやキッチンが見えるとどうしても生活感が出てしまいますが、逆に視線の先に窓があれば、狭い部屋でも解放感を感じることができます。
このように、インテリアを配置するときには、視線の先を意識することも重要です。

3-3無駄な空間を省く配置

狭い部屋を有効に使う場合には、無駄な空間を省いてできるだけ物を収納する必要もあります。
このときに役に立つのが家具をまとめておくという方法。家具をまとめておけば、スペースを有効活用できるだけでなく、床が広く見えるため、実際以上に部屋のスペースを広く感じることができます。
といっても、そもそもの家具の量が多いとどうしても部屋が狭くなってしまいます。一般的に、家具の面積は床面積の三分の一程度が適当とされています。もしそれ以上に家具がある場合、思い切って処分してしまうのもひとつの方法です。

04失敗しないディスプレイの原則とは?

お部屋のアクセントとなるディスプレイですが、ついごちゃごちゃしてしまうことも少なくありません。では、どうすれば失敗しないディスプレイを行うことができるのでしょうか。

4-1テーマを決める

お部屋に何かを飾るとき、まず必要になるのは自分のテーマを決めるということです。思いつきや第一印象で気に入ったものばかり並べると、どうしても統一感がなくなってごちゃごちゃした印象になってしまいます。
さらにテーマを決めて物を選ぶときは、実際にお部屋にディスプレイした様子を思い浮かべてみましょう。お店で見たときはちょうどいいサイズに見えたのに、お部屋に飾ってみると大きすぎたり小さすぎたりといったことは少なくありません。
そんなときは、気に入ったものを手に取ってみると、大体のサイズ感覚をつかむことができます。

4-2ディスプレイの素材を統一する

ディスプレイにまとまりを出すためには、素材を統一するという方法もあります。たとえば、金属やガラス、木、天然素材など、使用されている素材をまとめれば、部屋のインテリアに統一感が生まれます。
もし素材をまとめるのが難しい場合、季節をテーマにするという方法もあります。たとえば春夏秋冬をテーマにすると、色味などにも統一感が出るだけでなく、自然を感じるディスプレイが行えるため、落ち着きのある雰囲気を演出することができます。

05まとめ

ちょっとしたルールを知っておくだけで、インテリアはぐっと身近なものになります。もしもっとおしゃれな部屋を作りたいという方は、さらにインテリアについて学んでみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
河野由美子
河野由美子 先生
一般社団法人感性ひらく空間代表理事
nook interiors代表。一般社団法人感性ひらく空間代表理事。
設計・インテリアコーディネート業務のほか、セミナー講師やコラム執筆などにも精力的に携わっている。
河野由美子

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