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押さえておきたいインテリアの基本配色と印象別の配色資格取得講座
インテリアデザイナー

押さえておきたいインテリアの基本配色と印象別の配色

インテリアを考えるとき、色は大切な要素です。色を変えるだけでもお部屋の印象ががらりと変わるだけでなく、色の組み合わせによって様々なイメージを作ることにもつながります。今回は、インテリアの基本配色と色が与える印象について解説します。

押さえておきたいインテリアの基本配色と印象別の配色

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目次

01色の基礎知識

色には様々な種類があり、それらを組み合わせるのは難しいもの。色の組み合わせを成功させるためには、色についての基礎知識が必要です。

1-1「無彩色」と「有彩色」

色は大きく分けて二つの種類に分類できます。ひとつが「無彩色」。これは白や黒といった色味のない色のこと。そのほかにも、グレーなどもこの無彩色に含まれます。
もうひとつが「有彩色」。これは白や黒、グレーとは異なり、それぞれ色味を持っています。

1-2赤、黄、青の3原色

「有彩色」には様々な色の種類があるだけでなく、明るくはっきりした色やくすんだ暗い色など、暗さや明るさ、彩度などにも違いがあります。
しかし、実はこれらの色はどれも「赤」「青」「黄」の三色で出来ています。赤、青、黄の三色の配合を変えるだけで、どのような色でも作ることができるため、これらの色は「色の三原色」と呼ばれています。

1-3反対色と類似色

色の三原色を使って様々な色を並べたものが「色相環」と呼ばれるものです。色相環は隣り合った色は類似色と呼ばれる似通った色合いになります。また、遠いものは反対色と呼ばれます。
たとえば、赤やオレンジ、黄色は類似色ですが、青緑や青、青紫は反対色となります。

02インテリアの基本配色ルール

色の基本を理解したところで、実際にはインテリアではどのような配色を行えばいいのか、その基本的なルールを見ていきましょう。

2-1カラーの配色で基本となる黄金比率は70:25:5

部屋の壁紙や家具、床など、ひとつのスペースの中には様々な色があります。たとえばカラフルな色が好きだからといって、色々な色を混ぜすぎると、部屋の中は落ち着かない印象になり、反対に色が少なすぎると、寂しい印象になってしまいます。
そんなときに覚えておきたいのが、カラーの配色で基本となる黄金比率、「70:25:5」です。
これらはお部屋の中に使われる色の割合を表しています。
まず70となるのが、部屋の基本色。この基本色は部屋の中心となる色合いです。
次に25となるのが、補助色。これは文字通り、基本色を補助する役割のある色です。
最後の5となるのが、強調色です。強調色はアクセントカラーとも呼ばれ、部屋の中でも目立つ色合いです。
これらのバランスを守ることで、バランスの良いインテリアを整えることができます。

2-2壁などのベースカラーで7~8割統一する

まずお部屋のインテリアを整えるときに、重要になるのが基本色。基本色はベースカラーとも呼ばれるもので、お部屋のインテリアのベースラインになります。
ベースカラーは天井や壁の色、または床の色を基本に考えるのがセオリー。といっても、壁と床の色が違うということは少なくありませんが、その場合は床だけでなく、床に置くものの面積と、壁やカーテンの占める面積を比べて、大きいほうをベースカラーに採用します。
まずこのベースカラーで部屋の色の7割から8割を統一しましょう。

2-3アクセントカラー(好きな差し色)を小物などで1~2割入れる 

インテリアの中でも難しいのがアクセントカラー、つまり差し色です。アクセントカラーには明るい色を用いるのが定番で、特に赤や紫、オレンジなどを使用すると、部屋の印象がおしゃれな雰囲気になります。
ただし、アクセントカラーは多すぎると部屋が雑然としてしまうため、小物などを中心に1~2割程度使用するのがおすすめ。狭い部屋の場合、ソファーなどをアクセントカラーにすると、目立ちすぎてしまうこともあります。

2-4ベースカラーとアクセントカラーをとりもつ色をいれる

もしベースカラーとアクセントカラーの間に大きな差がある場合、補助色を活用します。補助色は、ベースカラーとアクセントカラーの間を取り持つ役割があります。たとえば、ベースカラーが白でアクセントカラーが赤の場合、濃いブラウンや落ち着いたオレンジなどがおすすめ。これらの色を取り入れることで部屋にまとまりが生まれます。

03失敗しない配色の法則

インテリアの中でも失敗しがちな色の組み合わせですが、配色のルールを知ることで、失敗を避けることができます。

3-1初心者は類似色で組み合わせる

初心者の場合、おすすめなのが類似色同士を組み合わせること。赤やオレンジ、青や紫といった組み合わせは相性がよく、まとまった印象を与えてくれます。
また、同系色の色の中でも、トーンを変えて組み合わせる方法もあります。同じ色でも、明るいものや鮮やかなもの、灰色がかったものなど様々なトーンがあり、これらの中から色を選ぶとインテリアをすっきりさせることができます。

3-2上級者はトーンも色彩も変えて個性的に

もし個性的なお部屋を作りたいなら、トーンも色彩も変えた色選びがおすすめです。たとえば渋いブラウンに鮮やかな青、はっきりした黄色など、印象の違う色を組み合わせることで、個性の強い印象的なインテリアを作ることができます。
ただし、色選びを間違うと、それぞれの個性が邪魔し合って、まとまりの悪い部屋になってしまうため、色の量や配分には十分に注意しましょう。

04配色でみる部屋の印象

色はインテリアの印象に大きな影響を与えます。そのため、求める雰囲気によってインテリアで使用するべき色は異なります。

4-1グリーンの部屋は癒しの雰囲気

お部屋の観葉植物などを考えればすぐに分かるように、グリーンの部屋には癒しの雰囲気が生まれます。もし落ち着いた部屋を求めているなら、グリーンを活かしたコーディネートがおすすめです。
といっても、グリーンをメインにしてしまうと、どうしても暑苦しく、窮屈な感じになってしまいます。
そんなときにおすすめなのが落ち着いたブラウンやアイボリー系の色。これらの色はベースカラーとしても使いやすく、同時にグリーンの効果を際立ててくれます。
たとえば、ソファーなどをアイボリーにして、ラグなどでグリーンを使用すると、より一層癒しの効果が生まれます。

4-2ブルーとホワイトはリゾートな空間

空や海、雲などを連想させるカラーであるブルーとホワイトは、お部屋をリゾートのような空間に変身させてくれます。特にブルーはアクセントカラーだけではなく、窓から見える空と同様に、お部屋のベースカラーとしても使用することができます。
バランスよくホワイトと組み合わせることで、まるでリゾートホテルのような雰囲気を感じることができます。
ただし、ブルーもホワイトもそれだけではやや冷たい印象を与えることもあるため、補助色としてダークブラウンなどの色を活用するとよいでしょう。

4-3ベージュやブラウンカラーに濃い目のアクセントでラグジュアリーな空間

ベージュやブラウンカラーはベースカラーの定番ですが、そこに濃い目のアクセントカラーを使用すると、ラグジュアリーな空間を演出することができます。
たとえば、ベージュのソファにパープルやレッドのクッションを使用すると、お部屋の高級感がアップして、高級な印象を与えます。この場合、トーンを揃えるなどすれば複数のアクセントカラーを組み合わせても効果があります。

05まとめ

インテリアの配色は難しいものと考えがちですが、ある程度のルールさえ覚えておけば、自分のイメージ通りのお部屋に仕上げることができます。もしインテリアでお悩みなら、一度色についてより詳しく学んでみてはいかがでしょうか。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
河野由美子 先生
一般社団法人感性ひらく空間代表理事
nook interiors代表。一般社団法人感性ひらく空間代表理事。
設計・インテリアコーディネート業務のほか、セミナー講師やコラム執筆などにも精力的に携わっている。
河野由美子

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