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ハーブの栄養とは?効果や料理法を詳しく解説!

ハーブは、料理に香りや風味を加えるだけでなく、さまざまな栄養素や健康効果も持っています。
多くのハーブはビタミンやミネラル、抗酸化物質を豊富に含んでおり、体の免疫力を高めたり、消化を助けたりする効果があるでしょう。
料理においては、ハーブはフレッシュな状態で使うことが一般的ですが、乾燥ハーブやペーストとしても利用できます。
華やかな香りで食卓に彩りを与えてくれるハーブ。少し加えるだけでプロの味に近づけてくれるため、おもてなしの料理には欠かせないものですが、実はハーブには非常に高い栄養価が含まれているものもあります。今回はハーブの栄養価についてご紹介します。

意外に栄養豊富!ハーブの栄養について
目次

01ハーブの栄養とは?

ハーブの栄養とは以下の通りです。 ● ハーブに含まれる栄養素の一覧 ● ビタミンCとミネラルの重要性 ● 抗酸化作用と女性の健康 こちらを順に解説していきます。

1-1ハーブに含まれる栄養素の一覧

ハーブには多くの栄養素が含まれており、健康に良い影響を与えることが知られています。 1、バジル:ビタミンK、ビタミンA、鉄分、カルシウムが豊富で、抗炎症作用や消化促進に役立ちます。 2、オレガノ:ビタミンCやビタミンK、鉄分を含み、抗酸化作用が強いです。風味が強く、肉料理によく使われます。 3、パセリ:ビタミンC、ビタミンK、葉酸が豊富で、免疫力を高める効果があります。 4、ミント:ビタミンAやビタミンCを含み、消化を助け、リフレッシュ効果もあります。 5、ローズマリー:抗酸化物質が豊富で、記憶力を高める効果があるとされています。 これらのハーブを料理に取り入れることで、風味を楽しむだけでなく、栄養価も増やすことができるのです。 日常的に使うことで、健康維持にもつながります。

1-1ビタミンCとミネラルの重要性

ハーブにはビタミンCやミネラルが豊富に含まれており、これらは健康にとって非常に重要です。 ビタミンCは抗酸化作用があり、体を酸化ストレスから守ります。 また、免疫力を高め、風邪や感染症の予防に役立つでしょう。 さらに、コラーゲンの生成を促進するため、肌の健康や傷の治癒にも重要です。 ハーブの中では、パセリやオレガノが特にビタミンCを多く含んでいます。 ミネラルは体のさまざまな機能をサポートします。 カルシウムや鉄分、マグネシウムなどが含まれ、骨や血液、神経の健康に役立つでしょう。 例えば、バジルはカルシウムが豊富で、骨の健康を支えます。鉄分を多く含むハーブは、貧血予防にも効果的です。 これらの栄養素を日常的に摂取することで、全体的な健康を促進し、エネルギーや活力を維持することができます。 ハーブを積極的に取り入れた食事は、健康のために非常に有益です。

1-1抗酸化作用と女性の健康

ハーブは抗酸化作用を持つ成分が豊富で、特に女性の健康に多くの利点があります。 抗酸化物質は、体内の有害な活性酸素を除去し、細胞の老化や病気のリスクを減少させる働きがあります。 女性は特に、ホルモンバランスや生理周期に影響を受けやすいため、抗酸化作用が重要です。 例えば、ローズマリーやタイムには強力な抗酸化物質が含まれており、ストレスや生活習慣によるダメージから体を守ります。 これにより、肌の健康を保ち、しわやたるみの予防にも役立つでしょう。 また、抗酸化成分は免疫力を高め、感染症から体を守る効果もあります。 妊娠中の女性にとっても、抗酸化物質は胎児の発育をサポートし、母体の健康を維持するために重要です。 ハーブを日常的に取り入れることで、抗酸化作用を活かしながら、女性特有の健康課題に対処することが可能です。 これにより、より健康的で活力ある生活を送ることができます。

01代表的な食用ハーブの効果

代表的な食用ハーブの効果は以下の通りです。 ● ローズマリーの栄養と効能 ● 料理に使いやすいハーブの紹介 ● サラダに使えるハーブの選び方 こちらを順に解説していきます。

1-1ローズマリーの栄養と効能

ローズマリーは、料理だけでなく、健康面でも多くの利点を持つ食用ハーブです。 主に抗酸化物質やビタミンが豊富で、特にビタミンCやビタミンAが含まれており、免疫力を高める効果があります。 また、ローズマリーには消化促進作用があり、食欲を増進させるため、脂っこい料理や重たい食事に合わせると良いでしょう。 さらに、脳の働きを助ける効果もあり、記憶力や集中力の向上に寄与することが研究で示されています。 ストレス軽減にも役立つとされ、香りを嗅ぐことでリラックス効果を得られるため、アロマセラピーでもよく使用されます。 美容面でも、抗酸化作用により肌の老化を防ぎ、血行を促進することで健康的な肌をサポートするでしょう。 このように、ローズマリーは風味を楽しむだけでなく、健康を維持するためにも積極的に取り入れたいハーブです。

1-1料理に使いやすいハーブの紹介

料理に使いやすいハーブはいくつかあり、それぞれ独自の風味や健康効果があります。 1、バジル: イタリア料理に欠かせないバジルは、トマトソースやピザによく合います。 2、オレガノ: ピザやパスタにぴったりのオレガノは、抗酸化物質が豊富で、消化を助ける働きがあります。 強い香りが特徴で、肉料理にもよく使われます。 3、パセリ:サラダやスープのトッピングに最適なパセリは、ビタミンCやビタミンKが豊富です。 4、ミント:デザートや飲み物に使えるミントは、消化を助け、リフレッシュ効果があります。 5、タイム:鶏肉や魚料理に合うタイムは、抗菌作用があり、心身の健康をサポートします。 香り豊かで、煮込み料理に深みを与えます。 これらのハーブを料理に取り入れることで、風味を楽しむだけでなく、栄養価も向上させることができるでしょう。

1-1サラダに使えるハーブの選び方

サラダに使えるハーブの選び方は、風味や食感を楽しむために重要です。 まず、フレッシュなハーブを選ぶことがポイントです。 香りが強く、色が鮮やかなものほど新鮮になります。 一つ目はバジルになります。 甘く爽やかな香りが特徴で、トマトやモッツァレラと相性抜群です。 次にパセリです。 細かく刻んで加えると、サラダに彩り、ビタミンCが豊富で、さっぱりとした味わいが楽しめます。 さらにミントもおすすめです。 清涼感があり、フルーツサラダやヨーグルトに加えると、リフレッシュ効果が得られます。最後にディルです。 魚料理との相性が良く、独特の風味がサラダに深みを与えます。 これらのハーブを組み合わせることで、味わい豊かで栄養価の高いサラダを楽しめるでしょう。 季節の野菜と一緒に、ハーブを上手に取り入れてみてください。

01ハーブの種類一覧と特徴

ハーブの種類一覧と特徴は以下の通りです。 ● 人気の食用ハーブランキング ● ハーブティーの栄養効果 ● 健康をサポートするハーブの作用 こちらを順に解説していきます。

1-1人気の食用ハーブランキング

人気の食用ハーブランキングを紹介します。 第1位はバジルです。 イタリア料理に欠かせないハーブで、甘い香りと豊かな風味が特徴。 トマト料理やパスタに最適です。 第2位はパセリになります。 サラダやスープのトッピングとして使われることが多く、ビタミンが豊富で栄養価も高いです。 第3位はオレガノです。 ピザや肉料理に使われるハーブで、強い香りと抗酸化作用が魅力的で、イタリアンやメキシカン料理に欠かせません。 第4位はミントです。 清涼感があり、デザートや飲み物に多く使われ、夏には爽やかな風味が楽しめます。 第5位はタイムになります。 独特の香りがあり、煮込み料理やロースト料理に深みを与え、抗菌作用もあり、健康効果が期待できるでしょう。 これらのハーブは、料理の味わいを引き立てるだけでなく、栄養価も高いため、日常的に取り入れたいアイテムです。

1-1ハーブティーの栄養効果

ハーブティーは、さまざまなハーブを使った飲み物で、栄養効果が豊富です。 まず、カモミールティーはリラックス効果があり、睡眠をサポートし、消化を助ける作用もあり、食後に飲むのに適しています。 ペパーミントティーは、清涼感があり、消化を促進する効果があります。 胃の不快感を和らげるのにも役立つでしょう。 次に、ルイボスティーは抗酸化物質が豊富で、肌の健康をサポートします。 カフェインを含まないため、夜でも安心して飲めます。 ローズマリーティーは、記憶力を高める効果があるとされ、集中力が必要なときにおすすめです。 さらに、ハイビスカスティーはビタミンCが豊富で、免疫力を強化します。 これらのハーブティーは、心身の健康をサポートし、リフレッシュやリラックスを促進するため、日常生活に取り入れると良いでしょう。 多様な風味を楽しみながら、健康効果を得ることができます。

1-1健康をサポートするハーブの作用

健康をサポートするハーブには、さまざまな作用があります。 まず、カモミールはリラックス効果があり、ストレスや不安を軽減して睡眠の質を向上させる働きがあります。 次に、ジンジャーは消化を助け、吐き気を和らげる効果があり、旅行中や体調が優れないときに役立つハーブです。 さらに、ターメリックは強力な抗炎症作用を持ち、関節の健康をサポートします。 体の炎症を抑えることで、慢性的な痛みの軽減にも役立つでしょう。 また、ローズマリーは記憶力を高め、集中力を向上させる作用があるとされています。 勉強や仕事の合間に取り入れると良いでしょう。 最後に、オレガノは抗酸化物質が豊富で、免疫力を強化します。 風邪やインフルエンザの季節に特におすすめです。 これらのハーブを日常生活に取り入れることで、健康維持に役立てることができます。 自然の力を利用し、心身のバランスを整えましょう。

01ハーブを使った料理法

ハーブを使った料理法は以下の通りです。 ● サラダにハーブを加える方法 ● 調理に使うハーブの選び方 ● ハーブティーの作り方と楽しみ方 こちらを順に解説していきます。

1-1サラダにハーブを加える方法

サラダにハーブを加えることで、風味と栄養価をアップさせることができます。 まず、新鮮なハーブを選ぶことが大切です。 バジルやパセリ、ミント、ディルなどが特におすすめです。 サラダのベースとして、レタスやほうれん草、キャベツなどの葉物野菜を使いましょう。 その上に、刻んだハーブを散らします。 バジルはトマトやモッツァレラチーズとの相性が良く、パセリは全体に彩りを加えます。 ミントを加えると、爽やかな風味が楽しめるでしょう。 特にフルーツサラダやヨーグルトサラダにぴったりです。 ディルは魚料理との相性が良く、シーフードサラダに加えると味が引き立ちます。 ドレッシングにもハーブを取り入れると良いでしょう。 オリーブオイルに刻んだハーブやレモン汁、塩を混ぜて、サラダにかけると、一層風味が豊かになります。 これらの方法で、簡単に美味しいハーブサラダが楽しめます。

1-1調理に使うハーブの選び方

調理に使うハーブの選び方は、料理の種類や目的に応じて工夫することが大切です。 まず、料理の風味を考慮しましょう。 例えば、イタリアンにはバジルやオレガノがよく合い、バジルはトマト料理やパスタに、オレガノはピザや肉料理にぴったりです。 次に、ハーブの特性を理解することも重要です。 ローズマリーは香りが強く、煮込み料理やローストに向いています。 逆に、ミントは爽やかさを生み出し、デザートやドリンクに使うと良いでしょう。 また、旬のハーブを選ぶと新鮮さが増し、風味も豊かになります。 フレッシュなハーブは香りが強く、料理が一層美味しくなります。 最後に、好みや健康効果を考慮して選ぶのも良いでしょう。 抗酸化作用を持つハーブや、消化を助けるものを取り入れることで、健康をサポートしながら料理を楽しめます。 これらのポイントを参考にして、ハーブを上手に活用してみてください。

1-1ハーブティーの作り方と楽しみ方

ハーブティーの作り方は簡単で、楽しみ方も多彩です。 まず、新鮮なハーブを選びます。 カモミールやペパーミント、レモンバームなどが人気です。 乾燥ハーブを使う場合は、ティースプーン1〜2杯を用意しましょう。 次に、鍋に水を沸かします。 約200mlの水を使うと良いでしょう。 水が沸騰したら、ハーブを加え、火を弱めて5〜10分ほど煮出します。 好みの濃さに応じて時間を調整してください。 煮出したら、ハーブをこしてカップに注ぎます。 特に、ミントティーにはレモンがよく合います。 楽しみ方としては、リラックスタイムや食後のひとときに最適です。 友人と一緒に楽しむのも良いでしょう。 また、季節ごとに異なるハーブを試すことで、風味のバリエーションを楽しむことができます。 自分だけのオリジナルブレンドを作るのもおすすめです。

01ハーブの栄養を簡単に摂る方法

ハーブの栄養を簡単に摂る方法は以下の通りです。 ● 定期購入でのハーブの取り入れ方 ● おすすめのハーブ製品と価格 ● 消費者のレビューと評価 こちらを順に解説していきます。

1-1定期購入でのハーブの取り入れ方

ハーブの栄養を簡単に摂る方法として、定期購入を利用するのが便利です。 まず、オンラインや地元の店舗でハーブの定期購入サービスを探しましょう。 新鮮なハーブや乾燥ハーブを定期的に届けてもらえるので、手軽に取り入れられます。 毎週または毎月、旬のハーブが届くことで、自然の風味を楽しむことができます。 届いたハーブは、サラダやスムージー、料理のトッピングに活用しましょう。 バジルやパセリはサラダに、ミントは飲み物やデザートに加えると、栄養価がアップします。 また、ハーブティーとして楽しむのもおすすめです。 届いたハーブを使って、リラックスタイムに自分だけのハーブティーを作ることができます。 定期購入を利用することで、常に新鮮なハーブを手に入れ、栄養を手軽に摂取できる環境を整えることができます。 健康的な食生活を楽しむために、ぜひ取り入れてみてください。

1-1おすすめのハーブ製品と価格

ハーブの栄養を簡単に摂る方法として、おすすめのハーブ製品をいくつか紹介します。 まず、ハーブティーです。 カモミールやペパーミントのティーバッグは、手軽に楽しめてリラックス効果があります。価格は約500円〜1000円で、20パック入りが一般的です。 次に、乾燥ハーブです。 オレガノやバジルなどの乾燥ハーブは、料理に手軽に取り入れられます。 価格は100gあたり1000円〜2500円程度で、長期間保存できるのが魅力です。 また、ハーブオイルもおすすめです。 バジルやローズマリーのエキストラバージンオリーブオイルは、サラダや料理に風味を加えます。 価格は250mlで1000円〜2500円程度です。 これらの製品を活用することで、日常的にハーブの栄養を手軽に摂取できるでしょう。 ぜひ試してみてください。

1-1消費者のレビューと評価

ハーブの栄養を簡単に摂る方法として、消費者のレビューと評価を参考にするのが有効です。 まず、ハーブティーに関しては「リラックスできる」「香りが良い」という声が多く、特にカモミールやペパーミントが人気です。 多くの人が、ストレス解消や睡眠の質向上を実感しています。 乾燥ハーブについては、「料理に使いやすい」「風味が豊か」との評価が見受けられます。 オレガノやバジルは、パスタやピザにぴったりで、簡単に栄養をプラスできるとの意見が多いです。 ハーブオイルも好評で、「サラダにかけるだけで風味が増す」といった声がありました。 特にエキストラバージンオリーブオイルにハーブの風味を加えたものは、健康志向の消費者に支持されています。 最後に、ハーブサプリメントも「手軽に摂取できる」と評価されており、忙しい日常の中で栄養を補う手助けとして重宝されています。 これらのレビューを参考に、実際に試してみると良いでしょう。

01ハーブによる健康効果について

ハーブによる健康効果については以下の通りです。 ● 女性に特におすすめのハーブ ● ハーブが持つ健康への影響 ● 日常生活にハーブを取り入れる方法 こちらを順に解説していきます。

1-1女性に特におすすめのハーブ

ハーブにはさまざまな健康効果があり、特に女性におすすめのものがあります。 まず、カモミールはリラックス効果があり、ストレスや不安を軽減するので、睡眠の質を向上させるため、夜に飲むのが良いでしょう。 次に、ミントは消化を助け、胃の不快感を和らげる効果があります。 特に食後に飲むと、さっぱりとした気分になれます。 ローズマリーは、記憶力を高める作用があり、集中力を必要とする場面でのサポートに役立つでしょう。 また、抗酸化作用もあり、アンチエイジングにも効果的です。 パセリはビタミンCやビタミンKが豊富で、免疫力を高め、骨の健康をサポートします。 最後に、レッドクローバーはホルモンバランスを整える効果があり、特に更年期の女性におすすめです。 これらのハーブを日常的に取り入れることで、心身の健康をサポートできます。

1-1ハーブが持つ健康への影響

ハーブは多くの健康効果を持ち、生活に取り入れることで心身のバランスを整える助けになります。 まず、抗酸化作用があるハーブは、体内の有害な活性酸素を除去し、老化や病気のリスクを減少させるでしょう。 例えば、ローズマリーやオレガノがこれに該当します。 さらに、消化を助けるハーブも多く、ペパーミントは胃の不快感を和らげ、消化を促進します。 また、カモミールはリラックス効果があり、ストレスや不安を軽減し、睡眠の質を向上させてくれるでしょう。 免疫力を高めるハーブも重要です。 エキナセアやタイムは、風邪や感染症の予防に役立ちます。 最後に、ホルモンバランスを整えるハーブ、特にレッドクローバーは、更年期の女性にとって有益です。 これらのハーブを日常的に摂取することで、健康維持や病気予防に大いに効果が期待できます。

1-1日常生活にハーブを取り入れる方法

日常生活にハーブを取り入れる方法は多岐にわたります。 まず、ハーブティーとして楽しむのが簡単です。 カモミールやミントなどのハーブを使って、リラックスしたいときや消化を助けたいときに飲むと良いでしょう。 次に、料理に加える方法があります。 バジルやオレガノをパスタやピザに使うことで、風味が豊かになり、栄養価もアップします。 さらに、ハーブオイルを作るのもおすすめです。 オリーブオイルにフレッシュなハーブを浸けることで、風味豊かなドレッシングやマリネ液が完成します。 また、ハーブサプリメントを利用することで、手軽に栄養を補給することも可能です。 特に忙しい日常の中で、必要な栄養素を簡単に摂取できます。 これらの方法を取り入れることで、ハーブの健康効果を日常的に享受できるようになります。

01栄養価の高いハーブ

ハーブティーや料理、サラダ、飾りつけにも使われるハーブにもハーブですが、ハーブは生で楽しむフレッシュハーブと、乾燥して長期保存が可能なドライハーブの二種類に分けることができます。
フレッシュハーブは、摘みたてを料理や飲み物に加えたり、サラダなどでそのまま食べたりと、香りだけでなくビタミンを摂取することができます。
一方のドライハーブは、料理に振りかけるほか、ハーブティーなどで楽しむもの。乾燥で水分が抜けているため、ビタミンなどは失われていますが、ミネラルはしっかりと残っているほか、水分が飛んで凝縮された薬効成分は高くなります。

02料理に使われるハーブの栄養

ハーブには料理などでおなじみのものもありますが、それらのハーブにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。

2-1オレガノ

オレガノはヨーロッパからアジアにかけて広く分布しているシソ科のハーブです。
豊かな香りが特徴で、肉のにおい消しによく用いられます。また、トマトとの相性もバツグンで、イタリアやスペイン、ギリシアなどではトマトソースには欠かせない存在となっています。
そんなオレガノは非常にビタミンが豊富なハーブ。特にビタミンCとビタミンEの含有量は高いというのが特徴。
ビタミンCはコラーゲンの生成に、ビタミンEは抗酸化によるアンチエイジングに役立つため、女性の美容には必要不可欠。
カリウムや亜鉛、鉄分といったミネラル分の含有量も多く、フレッシュなオレガノの摂取はビタミンやミネラルの補給に役立ちます。
その他にも、オレガノには殺菌作用や消化促進作用、発汗作用、疲労回復といった効能もあるため、健康維持には常備しておきたいハーブと言えるでしょう。
ただし、摂取のし過ぎは逆効果。大量に摂取すると胃腸に負担をかけてしまうため注意しましょう。

2-2バジル

イタリア料理に欠かせないハーブといえばバジル。トマトのパスタのアクセントや、チーズと組み合わせたサラダなど、口にする機会も多い日本でもおなじみのハーブです。育てやすいため、キッチンやベランダなどで栽培しているという方も多いかもしれません。
このバジルも、きわめて豊富な栄養を持ったハーブです。
中でも豊富に含まれているのがβカロテン。βカロテンは体内に入るとビタミンAに変化、強い抗酸化作用を発揮して、身体の老化を防いでくれます。
また、日本人にとって不足しがちだと言われるカルシウムも豊富に含んでいるため、ぜひとも食卓に取り入れたい存在です。
さらにバジルには「シオネール」という物質が含まれていますが、このシオネールは高コレステロールや冷え性などに効果があり、ダイエットにも最適。殺菌効果による免疫力の向上も期待できる便利な存在です。

2-3レモングラス

タイ料理のスープなどに使われるレモングラスは、レモンに似た香りの清涼感のあるハーブです。
レモングラスはフレッシュなものとドライのものが使われますが、フレッシュなレモングラスにはビタミン類が非常に豊富。ビタミンC、ビタミンB群など、美肌や代謝アップ効果が期待できるため、女性にとってはうれしいハーブです。
また、カリウムやマグネシウム、カルシウムといった必須ミネラルを豊富に含んでいるという点もうれしいところ。
これらのミネラルは胃腸を整える効果があり、身体を内側から整えたいときに最適。
レモングラスの香りには副交感神経の働きをサポートするリフレッシュ成分もあり、心身の疲労回復にも役立ちます。

2-4ローズマリー

ローズマリーは地中海沿岸を原産とするシソ科のハーブです。乾燥に強く、育てやすいという特徴もあるため、ベランダや家庭菜園で育てるのも人気ですが、このローズマリーには様々な栄養成分が含まれています。
アンチエイジングに効果を発揮するビタミンCや、代謝促進のビタミンB群、必須ミネラルなども豊富ですが、特に注目したいのはタンニン。ローズマリーにはロズマリン酸というタンニンが含まれていて、抗菌や抗ウイルス、デトックスなどに効果を発揮してくれます。
またロズマリン酸は若返り成分とも呼ばれていて、血管を強化して血行を促進してくれることから、アンチエイジングの効果も大きいハーブです。
さらにタンニンにはお肌の引き締めに効果が期待できるとも言われるため、女性にとっては欠かせないハーブと言えるかもしれません。
ローズマリーは肉や野菜などのにおい消しに用いられますが、食材との相性もよいため使いやすいというメリットもあります。野菜料理でも使用できるだけでなく、ハーブティーなどとしても飲みやすいことから、生活の中に取り入れやすいハーブとして便利な存在です。

2-5栄養を補うハーブ

栄養素の中にはどうしても不足しがちなものも少なくありませんが、ハーブを使えば気軽に足りない栄養を補うこともできます。

2-6鉄分…クレソン、バジル、パセリ

鉄分は血液中のヘモグロビンとして身体中に酸素を運ぶためにはなくてはならないミネラルですが、日本人にとって不足しやすい栄養素のひとつ。特に女性は鉄分不足になりがちで注意が必要ですが、ハーブを使うと、簡単に鉄分を補うことができます。
特におすすめのハーブがクレソン。クレソンはステーキなどの肉料理の付け合わせや単なる添え物というイメージの強いハーブですが、実はクレソンはスーパーフードと言われるほど栄養価の豊富なハーブです。
クレソンには主要なビタミンやミネラル、食物繊維などが多く含まれていますが、中でも豊富なのが鉄分。さらに鉄分を吸収するときに必要なビタミンCも含まれていることから鉄分不足には最適ということができます。
その他にも、バジルやパセリなどのハーブも鉄分が豊富。鉄分を補給するというとレバーなどが思い浮かびますが、どうしてもくせが強く苦手な人も多い食材。レバーは苦手だけど鉄分不足が気になるという場合、これらのハーブを取り入れるとよいでしょう。

2-7リコピン…ローズヒップ

リコピンはカロテノイドという色素の一種で、トマトに含まれていることで知られています。カロテノイドはβカロテンなどを含んでいることから、以前はビタミンAの補給という役割があると考えられてきましたが、最近ではカロテノイドには高い抗酸化作用があることが知られるようになりました。中でもリコピンは強い抗酸化作用を持っていて、その強さはビタミンEの100倍以上とも言われています。
そのため、アンチエイジングを目指す人はぜひ摂取したい栄養素ですが、そんなリコピンが多く含まれているのがローズヒップ。
さらにローズヒップにはビタミンCも豊富に含まれているため、美容が気になる人にはぜひおすすめのハーブです。

2-8カルシウム…カモミール、イラクサ

日本人にとって不足しがちなミネラルの代表的な存在がカルシウム。カルシウムは骨の形成に関わるだけでなく、メンタル面への影響もあるため、ストレス社会である現代人にとっては必要不可欠。
もしハーブからカルシウムを補給したいという場合、カモミールやイラクサなどがおすすめです。
これらのハーブはハーブティーとしても利用される機会が高いため、生活に取り入れやすいというメリットもあります。

01まとめ

ハーブは料理に風味を加えるだけでなく、豊富な栄養素や健康効果も持っています。 例えば、バジルは抗炎症作用があり、オレガノは強力な抗酸化物質を含んでいます。 これらを日常的に取り入れることで、免疫力を高め、消化を助ける効果が期待できるのです。 料理法も簡単で、サラダやスープに加えたり、ハーブティーとして楽しんだりできます。 ハーブを取り入れることで、健康的で美味しい食生活を楽しむことができるでしょう。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
「リンパケアサロンにーな」を運営
1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
「リンパケアサロン にーな」を運営。

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