アレルギー体質が気を付けるハーブと緩和するハーブ
ハーブは料理などに加えると、食事をワンランク上に導いてくれるものですが、中には使い方をまちがうとアレルギー症状が現れることもあります。また、逆にハーブの中には花粉症などのアレルギー症状を緩和してくれるものも少なくありません。今回はアレルギーとハーブの関係についてご紹介します。
- 目次
- 1. アレルギー反応を引き起こす可能性のある主要なハーブ
- 1-1. キク科のハーブに注意が必要
- 1-2. 花粉症の方は特に悪化しやすい
- 2. アレルギー体質の方が避けるべきハーブ
- 2-1. タデ科のハーブ
- 2-2. セリ科のハーブ
- 3. アレルギーを和らげるハーブ
- 3-1. ペパーミント
- 3-2. エルダーフラワー
- 3-3. ネトル
- 3-4. アイブライト
- 3-5. ルイボス
- 3-6. ユーカリ
- 4. ハーブティーでリラックス
- 4-1. おすすめのハーブティー
- 4-2. ハーブティーの効果と効能
- 4-3. おいしいハーブティーの作り方
- 5. 季節ごとのハーブの選び方
- 5-1. 花粉症時期のおすすめハーブ
- 5-2. 乾燥対策に最適なハーブ
- 5-3. 風邪予防に役立つハーブ
- 6. ハーブに考えられるアレルギー症状
- 7. 薬との飲み合わせにも注意
- 8. アレルギーを緩和するハーブも?
- 9. 症状や病気のある人は注意して楽しもう
- 10. アレルギー反応を起こしやすい代表ハーブ
- 10-1. キク科のハーブ
- 10-2. ブタクサ、菊、マリーゴールドで花粉症の人は悪化しやすい
- 11. アレルギー体質の人が気をつけるハーブ
- 11-1. タデ科のハーブ そばアレルギーの人
- 11-2. セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
- 12. アレルギーを緩和するハーブ
- 12-1. ペパーミント
- 12-2. エルダーフラワー
- 12-3. ネトル
- 12-4. アイブライト
- 12-5. ルイボス
- 13. まとめ
01アレルギー反応を引き起こす可能性のある主要なハーブ
1-1キク科のハーブに注意が必要
アレルギー反応を引き起こす可能性のある主要なハーブとして、特に注意が必要なのがキク科のハーブです。 キク科には、カモミールやエキナセア、アルニカなどが含まれ、これらのハーブはアレルギー体質の人にとって皮膚のかゆみや鼻水、呼吸困難などの症状を引き起こすことがあります。 特にカモミールは、アレルギー反応を示す人が多く、使用する際には慎重が求められます。 また、エキナセアは免疫系を刺激するため、過敏症の方には注意が必要です。 アルニカは外用薬として使われることが多いですが、皮膚に直接触れることでアレルギー反応を引き起こすことがあります。 これらのハーブを使用する際は、自分のアレルギー歴を確認し、初めて使う場合は少量から試すことが大切です。 自然の力を利用する際にも、体の反応を見極めながら安全に楽しむことが重要です。
1-1花粉症の方は特に悪化しやすい
花粉症の方にとって、特定のハーブはアレルギー反応を引き起こしやすく、症状を悪化させる可能性があります。 特に注意が必要なのは、キク科のハーブです。 また、セージやタイムも、特に花粉症を持つ方にはリスクがあります。 これらのハーブは抗炎症作用がある一方で、アレルギー反応を示す人が多いため、注意が必要です。 さらに、ハーブティーやサプリメントとして取り入れる際も、自己判断は避け、医師や専門家のアドバイスを受けることが望ましいでしょう。 新しいハーブを試す際は、少量から始めて体の反応を確認することが大切です。 花粉症の季節には、特に自分の体をよく観察し、安全にハーブを楽しむことが求められます。
01アレルギー体質の方が避けるべきハーブ
1-1タデ科のハーブ
アレルギー体質の方が避けるべきハーブの一つに、タデ科のハーブがあります。 特にダイオウやノビル、クズなどが該当します。 これらのハーブは、アレルギー反応を引き起こすことが多く、特に敏感な方には注意が必要です。 タデ科のハーブは、抗炎症作用や消化促進効果がある一方で、アレルギー体質の人には皮膚のかゆみや呼吸器の不快感を引き起こすことがあります。 これらのハーブを使用する際は、初めての方やアレルギー歴のある方は特に慎重になるべきです。 また、タデ科のハーブはサプリメントとしても手に入ることが多いため、購入時には成分表示をよく確認し、アレルギーのリスクを理解しておくことが重要です。 安全にハーブを楽しむために、自分の体を大切にしましょう。
1-1セリ科のハーブ
アレルギー体質の方が避けるべきハーブの一つに、セリ科のハーブがあります。 特にセリやパセリ、ディルなどが該当します。 これらのハーブは、アレルギー反応を引き起こすことが多く、特に敏感な方には注意が必要です。 セリ科のハーブは、風味が豊かで料理に使われることが多いですが、アレルギー体質の人には皮膚のかゆみや呼吸器の不快感をもたらすことがあります。 特に、セリはアレルゲンとして知られており、花粉症の方にはリスクが高いとされています。 また、セリ科のハーブは生で食べることが多いため、加熱しない状態での摂取に注意が必要です。 新しいハーブを試す際は、特にアレルギー歴のある方は、少量から始めて体の反応を観察することが大切です。 自己判断での使用は避け、必要に応じて医師や専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
01アレルギーを和らげるハーブ
1-1ペパーミント
アレルギーを和らげるハーブの一つとして、ペパーミントが挙げられます。 ペパーミントは、清涼感のある香りが特徴で、アレルギー症状に対してさまざまな効果があるでしょう。 まず、ペパーミントには抗炎症作用があり、これにより鼻づまりや喉の不快感を軽減する助けになります。 特に花粉症や風邪の時期に、ハーブティーとして飲むと効果的です。 温かいペパーミントティーを飲むことで、リラックス効果も得られます。 さらに、ペパーミントの成分であるメントールは、鼻腔を広げ、呼吸を楽にする効果があり、これによりアレルギーによる息苦しさを和らげることができます。 ペパーミントはお茶として飲むだけでなく、アロマオイルとしても利用できるでしょう。 ディフューザーに数滴垂らすことで、室内の空気を清潔に保ち、リフレッシュ効果も期待できます。 アレルギー対策に、ペパーミントをぜひ取り入れてみてください。
1-1エルダーフラワー
アレルギーを和らげるハーブの一つに、エルダーフラワーがあります。 このハーブは、特に春の花粉症に効果的とされ、自然な抗アレルギー作用を持っています。 エルダーフラワーは、抗炎症作用があり、鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみなどのアレルギー症状を軽減する助けになるでしょう。 エルダーフラワーを使ったハーブティーは、飲むことで体を温め、リラックスする効果も期待できます。 さらに、エルダーフラワーには免疫力を高める効果もあり、風邪やインフルエンザの予防にも役立つと言われています。 特に、春先の花粉の季節に、エルダーフラワーを取り入れることで、アレルギー症状の軽減が期待できるでしょう。 エルダーフラワーは、ハーブティーとして楽しむほか、シロップやエキスとしても使用されます。 甘い味わいが特徴で、料理や飲み物に加えると、風味を引き立てます。
1-1ネトル
アレルギーを和らげるハーブの一つに、ネトルがあります。 ネトルは、特に花粉症やアレルギー性鼻炎に効果的なハーブとして知られています。 このハーブには、抗ヒスタミン作用があり、アレルギー症状を軽減する助けになり、ネトルを摂取することで、くしゃみや鼻づまり目のかゆみといった不快な症状を和らげることができるでしょう。 特に春の花粉の季節には、ネトルの活用が推奨されます。 ネトルは、乾燥させた葉を使ったハーブティーとして飲むことが一般的です。 お茶として飲むことで、体を温め、リラックスする効果も得られます。 また、サプリメントとしても手に入るため、手軽に取り入れることができます。 さらに、ネトルは栄養価も高く、ビタミンやミネラルが豊富です。 免疫力をサポートし、健康を維持するためにも役立ちます。
1-1アイブライト
アレルギーを和らげるハーブの一つに、アイブライトがあります。 このハーブは、特にアレルギー性の目のかゆみや炎症に効果的とされています。 アイブライトには、抗炎症作用と抗アレルギー作用があり、花粉症やアレルギー性結膜炎の症状を軽減する助けになり、目のかゆみや赤みを和らげるために、アイブライトを使ったハーブティーを飲むことが一般的です。 お茶として摂取することで、体内からアレルギー症状を緩和します。 また、アイブライトは外用としても利用できます。 アイブライトの煎じ液を冷やして、目を洗ったり、湿布として使うことで、直接的に目の不快感を軽減することができるでしょう。 栄養価も高く、ビタミンやミネラルが含まれているため、健康維持にも役立ちます。 アレルギー症状に悩む方は、アイブライトを取り入れてみると良いでしょう。
1-1ルイボス
アレルギーを和らげるハーブの一つに、ルイボスがあります。 このハーブは、特に抗アレルギー作用があり、アレルギー症状を軽減する効果が期待されます。 ルイボスには、抗炎症成分が豊富に含まれており、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を緩和する助けになるでしょう。 さらに、ルイボスはカフェインフリーなので、就寝前でも安心して飲むことができます。 ルイボスティーは、独特の甘みと香ばしさが特徴で、ホットでもアイスでも楽しむことができ、毎日の習慣として取り入れることで体を内側からサポートし、アレルギー症状を和らげる効果が期待できるでしょう。 また、ルイボスは抗酸化作用もあり、免疫力を高めてくれるため、健康維持にも役立ちます。 特にアレルギーに敏感な季節には、ルイボスティーを積極的に飲むことで、快適な生活をサポートしてくれるでしょう。
1-1ユーカリ
アレルギーを和らげるハーブの一つに、ユーカリがあります。 このハーブは、特に呼吸器系の症状に効果的で、アレルギーによる鼻づまりや咳を軽減する助けになります。 ユーカリの主成分であるユーカリプトールは、抗炎症作用があり、気道を広げて呼吸を楽にする効果があるでしょう。 アロマオイルとして使用する際は、ディフューザーに数滴垂らすことで、部屋の空気を清浄にし、リフレッシュできます。 また、ユーカリティーもおすすめです。 乾燥した葉を使ったお茶を飲むことで、体を温め、喉の不快感を和らげることができます。 特に風邪や花粉症の季節には、ユーカリを取り入れることで、症状を軽減できるでしょう。 さらに、ユーカリは抗菌作用もあり、免疫力を強化する手助けにもなります。
01ハーブティーでリラックス
1-1おすすめのハーブティー
リラックスしたいときにおすすめのハーブティーをいくつかご紹介します。 まず、カモミールです。 カモミールティーは、穏やかな香りと甘い味わいが特徴で、ストレスを和らげ、心を落ち着ける効果があり、寝る前に飲むと安眠を促進します。 次に、ラベンダーもおすすめです。 ラベンダーティーは、リラックス効果が高く、緊張をほぐしてくれるため、心地よい眠りへ導いてくれます。 香りが心を癒し、日常の疲れを忘れさせてくれます。 ミントも良い選択です。 ペパーミントやスペアミントのティーは、爽やかな香りが心をリフレッシュし、ストレスを軽減します。 また、消化を助ける効果もあるため、食後に飲むのもおすすめです。 最後に、レモンバームがあります。 このハーブティーは、穏やかな香りとともに、リラックス効果があり、心を落ち着けるのに役立ちます。 これらのハーブティーを日常に取り入れ、リラックスしたひとときを楽しんでみてください。
1-1ハーブティーの効果と効能
ハーブティーは、心と体をリラックスさせるための優れた飲み物です。 まず、リラックス効果が挙げられます。 カモミールやラベンダーは、ストレスを軽減し、不安を和らげる働きがあり、これにより心を穏やかにし安眠を促進します。 次に、消化促進の効果があるでしょう。 ペパーミントやジンジャーは、消化を助け、胃腸の不快感を軽減します。 食後に飲むことで、スムーズな消化をサポートします。 さらに、抗炎症作用も期待できるでしょう。 例えば、エルダーフラワーやネトルは、抗炎症成分を含み、風邪やアレルギーの症状を和らげる助けになります。 また、ハーブティーはビタミンやミネラルが豊富で、免疫力を高める効果もあります。 日常的にハーブティーを楽しむことで、健康維持にも役立つでしょう。 リラックスや健康をサポートするために、ぜひハーブティーを取り入れて、心地よいひとときを楽しんでください。
1-1おいしいハーブティーの作り方
おいしいハーブティーを作るための簡単な手順をご紹介します。 材料 ・お好みのハーブ(カモミール、ラベンダー、ペパーミントなど) ・水 ・ティーポットまたはカップ ・お好みでハチミツやレモン 作り方 ・ハーブを用意する 乾燥したハーブを大さじ1程度用意します。 新鮮なハーブを使う場合は、もっと量を増やします。 ・水を沸騰させる 鍋ややかんで水を沸騰させます。 約250mlが目安です。 ・ハーブを入れる 沸騰した水をティーポットまたはカップに注ぎ、用意したハーブを加えます。 ・蒸らす 蓋をして、5〜10分蒸らします。 時間が長いほど、風味が豊かになります。 ・こす 蒸らした後、ハーブをこし器やティーストレーナーでこします。 ・仕上げ お好みでハチミツやレモンを加えて、味を調整します。 これで、おいしいハーブティーの完成です。 リラックスしたいときや、おやつの時間にぴったり。
01季節ごとのハーブの選び方
1-1花粉症時期のおすすめハーブ
花粉症の季節はつらいですが、特定のハーブを取り入れることで症状を和らげることができます。 春のおすすめのハーブとして、まずネトルがあります。 これは抗アレルギー作用があり、花粉症の症状を軽減してくれ、乾燥した葉をお茶にして飲むのが効果的です。 次に、カモミールもおすすめです。 このハーブは抗炎症作用があり、鼻の通りを良くする効果があり、リラックスしながらハーブティーとして楽しむことができます。 また、ペパーミントも有効です。 呼吸を楽にしてくれる効果があり、ハーブティーやアロマオイルとして使用するのがおすすめです。 これらのハーブはティーとして飲むだけでなく、料理に加えたり、アロマオイルとして活用したりすることもできます。
1-1乾燥対策に最適なハーブ
乾燥対策には、いくつかの特定のハーブが効果的です。 まずおすすめなのはローズマリーです。 抗酸化作用があり、血行を促進するため、体を内側から温め、乾燥を和らげてくれます。 お茶として飲むか、料理にも活用できます。 次に、カモミールも非常に良い選択です。 保湿効果が高く、肌の乾燥を防ぐのに役立ちます。 ハーブティーとして飲むだけでなく、スキンケアにも利用できるのが特徴です。 また、ペパーミントもおすすめです。 清涼感があり、口腔内の乾燥を和らげてくれます。 ハーブティーやアロマオイルを使って、口の中をリフレッシュすることができるでしょう。 これらのハーブは、日常的に取り入れやすく、お茶や料理に加えて楽しむことができます。 カモミールはスチームやフェイスマスクとしても使えるので、肌の保湿にも役立ちます。
1-1風邪予防に役立つハーブ
風邪予防には、いくつかのハーブが特に効果的です。 まずおすすめなのはエキナセアです。 このハーブは免疫力を高める作用があり、風邪の予防に役立ちます。 エキナセアをお茶として飲むことで、体を守る手助けになります。 次に、生姜も優れた選択肢です。 生姜は血行を促進し、体を温める効果があります。 生の生姜をお茶にしたり、料理に加えたりすることで、風邪の予防につながるでしょう。 さらに、タイムも風邪予防に効果があります。 抗菌作用があり、咳や喉の痛みを軽減する助けになります。 タイムを使ったハーブティーは、風邪の初期症状にも効果的です。 これらのハーブは、日常的に取り入れやすく、お茶や料理に加えて楽しむことができます。
01ハーブに考えられるアレルギー症状
アレルギー症状を引き起こすハーブとして最も有名なのはキク科のハーブが挙げられます。キク科のハーブといえば、カモミール、エキナセア、カレンデュラといったハーブが挙げられます。主に秋にブタクサなどの花粉症の症状が出る人にとってはキク科のハーブを摂取することでアレルギーが悪化する可能性があります。
花粉症程度の症状ならまだマシなのですが、稀に発疹や喘息、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性がありますので、秋の花粉症に悩んでいる人はキク科のハーブには十分注意してください。重い症状になると嘔吐や胃痛、下痢や口の乾きなどの症状が表れます。またシナモンなど、過剰摂取すると肝障害を引き起こすものもあります。
02薬との飲み合わせにも注意
薬の服用や持病がある人もハーブの取り扱いに注意しなければなりません。代表例として鬱や沈んだ気持ちに効果があるとされる「セントジョーンズウォート」というハーブは抗うつ薬や鎮痛剤、抗てんかん剤など様々な薬と相性が悪いと言われています。またリコリス(甘草)のように高血圧や糖尿病の人は控える必要のあるハーブもあります。
処方されている薬や持病がある場合には、お医者様の指示を仰ぎましょう。持病や症状との相性だけでなく、アレルギー症状がどのように出るか不安な人は前もってアレルギー検査を受けることをおすすめします。後々、重篤な症状が出てしまっては遅いです。ハーブのアレルギー症状は稀とは言われていますが、調べておいて損はないでしょう。
03アレルギーを緩和するハーブも?
ただし、使い方によっては自身のアレルギー症状を緩和してくれるハーブもあります。
・ペパーミント
爽やかな香りが特徴的なハーブの代表です。スギ花粉による花粘膜の腫れに効きます。ペパーミントの香りはフレッシュな葉から発せられるので、新鮮な葉っぱをちぎって紅茶に浮かべたりすると香りを存分に楽しむことができますよ。
・エルダーフラワー
花の蜜のような甘い味のするハーブです。エルダーフラワーのシロップは柔らかな甘みがあるので、炭酸水などで割ると非常に飲みやすいですよ。インフルエンザの特効薬とも呼ばれています。粘液を浄化してくれる作用があるため、呼吸器の粘膜を綺麗にしてくれます。
・ルイボス
アレルギー(湿疹)やアトピーへの効能があると言われています。最近ではルイボスティーが清涼飲料水として一般的に販売されていますね。
ここに挙げたハーブ以外にもそれぞれ効能はありますので、ハーブを取り扱っているお店で効能を聞いてから選ぶのもいいかもしれません。
04症状や病気のある人は注意して楽しもう
持病や薬との相性、過剰に摂取することで体に悪影響を及ぼすこともあるハーブですが、使い方にさえ注意すれば決して危ないものではありません。ただどのような食品に関してもそうですが、体に異常が起きたらすぐに使用をやめ、医療機関へ相談するようにしましょう。
01アレルギー反応を起こしやすい代表ハーブ
アレルギー症状は体内の免疫細胞が過剰に反応した結果起きる症状です。アレルギー症状の中には喘息や発疹など、深刻なケースも少なくありません。では、どのようなハーブがアレルギー反応を起こしやすいのでしょうか。
1-1キク科のハーブ
アレルギー症状を起こすハーブとして代表的なものがキク科のハーブです。
日本で花粉症といえば、春のスギ花粉が代表的な存在ですが、夏から秋にかけてキク科の花粉が飛びやすい時期に花粉症を起こす人は要注意です。
キク科のハーブにはカモミール、エキナセア、カレンデュラなどがありますが、特にカモミールなどは不眠や不安、胃腸の不調などに効果があることからハーブティーなどで摂取する機会が多いハーブなので、秋にくしゃみや鼻水がでるといった方は注意したほうがよいかもしれません。
このほかにも、キク科のハーブにはタラゴンやステビア、タンジーなどがあり、これらのハーブでもアレルギーに注意したほうがよいでしょう。
1-2ブタクサ、菊、マリーゴールドで花粉症の人は悪化しやすい
秋に花粉が飛散する植物には、キク以外にも稲やブタクサ、マリーゴールドなどが挙げられます。これらの花粉症を持っている人が、同じ時期にキク科のハーブを摂取すると、相乗効果が生まれて花粉症が悪化する場合もあります。
それでも気づかずにハーブを摂取し続けていると、どんどん症状が悪化、嘔吐や下痢、胃の痛みなどを引き起こすこともあります。
もし体調が悪化した場合、どんなハーブを摂取したかについて注意してみることも必要です。
02アレルギー体質の人が気をつけるハーブ
キク科のハーブ以外にも、アレルギー体質の人は注意しなければならないハーブがあります。
2-1タデ科のハーブ そばアレルギーの人
もしそばのアレルギーを持っている人はタデ科のハーブにも注意したほうがよいでしょう。
そばのアレルギーは劇症化することで知られ、最悪の場合には死に至ることもあるため特に注意が必要ですが、実はそばはタデ科の植物。そのため、そばアレルギーの人は特にタデ科の植物に注意しましょう。
タデ科のハーブとして代表的なものとしてはソレル、ルバーブ、ギシギシ(セイバ)などがあります。
どれも日本では一般的とはいえないハーブですが、注意するに越したことはありません。
2-2セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
日本人でアレルギーが現れやすいのがセリ科のハーブです。セリ科の植物には、セロリやパセリが含まれていますが、これらの植物が苦手な場合、アレルギーの可能性があります。
セリ科のハーブは、アニス、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、フェンネルといった日本でも料理に用いられやすいものが多く含まれているため注意しましょう。また、最近ブームのパクチーもセリ科の植物。
パクチーは好き嫌いがはっきりする植物ですが、パクチーが苦手だという場合にはアレルギーの可能性が高くなります。
このほかにも、エゴマやオレガノ、セージ、バジル、タイムなどシソ科のハーブでもアレルギーを起こすことがあります。
こういったハーブは口に入れる機会が多く、アレルギーの場合には子どもの頃に分かることも多い物ですが、気づかないというケースもあります。
アレルギーは好き嫌いとは異なり、命の危険が生まれることもあります。口に合わないという場合、決して無理はやめましょう。また周囲の人が注意しておくことも重要です。
03アレルギーを緩和するハーブ
ハーブの中には、アレルギーを起こす危険がるものだけでなくアレルギー症状を緩和してくれるものもあります。
3-1ペパーミント
すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
このほかにもアイブライトには、競争作用や殺菌作用もあり、結膜炎などの目の感染症などにも効果があります。
アイブライトはハーブティーなどとして飲んでも効果がありますが、抽出した成分を含ませたコットンなどを目に当てても効果があると言われています。
3-5ルイボス
ルイボスは東アフリカの非常に限られた場所にしか生息することができない珍しいハーブです。
日本では「ルイボスティー」で馴染みの深いルイボスはフラボノイドを豊富に含んでいて強い抗酸化作用を持つほか、花粉症や喘息、アレルギー性皮膚炎といったアレルギーを緩和する作用があります。
このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
01まとめ
アレルギー体質の方にとって、ハーブは自然なサポートを提供します。
春には、抗アレルギー作用のある「ネトル」や「カモミール」を、夏には「ペパーミント」や「レモンバーム」がおすすめです。
秋は「タイム」や「エキナセア」が役立ち、冬には「ショウガ」や「シナモン」が免疫力を高めます。
これらのハーブを日常生活に取り入れることで、アレルギー症状を軽減し、快適な毎日を送る手助けができます。
季節に応じたハーブを選び、自然の力を活用しましょう。
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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
「リンパケアサロンにーな」を運営
1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
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花粉症程度の症状ならまだマシなのですが、稀に発疹や喘息、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性がありますので、秋の花粉症に悩んでいる人はキク科のハーブには十分注意してください。重い症状になると嘔吐や胃痛、下痢や口の乾きなどの症状が表れます。またシナモンなど、過剰摂取すると肝障害を引き起こすものもあります。
02薬との飲み合わせにも注意
薬の服用や持病がある人もハーブの取り扱いに注意しなければなりません。代表例として鬱や沈んだ気持ちに効果があるとされる「セントジョーンズウォート」というハーブは抗うつ薬や鎮痛剤、抗てんかん剤など様々な薬と相性が悪いと言われています。またリコリス(甘草)のように高血圧や糖尿病の人は控える必要のあるハーブもあります。
処方されている薬や持病がある場合には、お医者様の指示を仰ぎましょう。持病や症状との相性だけでなく、アレルギー症状がどのように出るか不安な人は前もってアレルギー検査を受けることをおすすめします。後々、重篤な症状が出てしまっては遅いです。ハーブのアレルギー症状は稀とは言われていますが、調べておいて損はないでしょう。
03アレルギーを緩和するハーブも?
ただし、使い方によっては自身のアレルギー症状を緩和してくれるハーブもあります。
・ペパーミント
爽やかな香りが特徴的なハーブの代表です。スギ花粉による花粘膜の腫れに効きます。ペパーミントの香りはフレッシュな葉から発せられるので、新鮮な葉っぱをちぎって紅茶に浮かべたりすると香りを存分に楽しむことができますよ。
・エルダーフラワー
花の蜜のような甘い味のするハーブです。エルダーフラワーのシロップは柔らかな甘みがあるので、炭酸水などで割ると非常に飲みやすいですよ。インフルエンザの特効薬とも呼ばれています。粘液を浄化してくれる作用があるため、呼吸器の粘膜を綺麗にしてくれます。
・ルイボス
アレルギー(湿疹)やアトピーへの効能があると言われています。最近ではルイボスティーが清涼飲料水として一般的に販売されていますね。
ここに挙げたハーブ以外にもそれぞれ効能はありますので、ハーブを取り扱っているお店で効能を聞いてから選ぶのもいいかもしれません。
04症状や病気のある人は注意して楽しもう
持病や薬との相性、過剰に摂取することで体に悪影響を及ぼすこともあるハーブですが、使い方にさえ注意すれば決して危ないものではありません。ただどのような食品に関してもそうですが、体に異常が起きたらすぐに使用をやめ、医療機関へ相談するようにしましょう。
01アレルギー反応を起こしやすい代表ハーブ
アレルギー症状は体内の免疫細胞が過剰に反応した結果起きる症状です。アレルギー症状の中には喘息や発疹など、深刻なケースも少なくありません。では、どのようなハーブがアレルギー反応を起こしやすいのでしょうか。
1-1キク科のハーブ
アレルギー症状を起こすハーブとして代表的なものがキク科のハーブです。
日本で花粉症といえば、春のスギ花粉が代表的な存在ですが、夏から秋にかけてキク科の花粉が飛びやすい時期に花粉症を起こす人は要注意です。
キク科のハーブにはカモミール、エキナセア、カレンデュラなどがありますが、特にカモミールなどは不眠や不安、胃腸の不調などに効果があることからハーブティーなどで摂取する機会が多いハーブなので、秋にくしゃみや鼻水がでるといった方は注意したほうがよいかもしれません。
このほかにも、キク科のハーブにはタラゴンやステビア、タンジーなどがあり、これらのハーブでもアレルギーに注意したほうがよいでしょう。
1-2ブタクサ、菊、マリーゴールドで花粉症の人は悪化しやすい
秋に花粉が飛散する植物には、キク以外にも稲やブタクサ、マリーゴールドなどが挙げられます。これらの花粉症を持っている人が、同じ時期にキク科のハーブを摂取すると、相乗効果が生まれて花粉症が悪化する場合もあります。
それでも気づかずにハーブを摂取し続けていると、どんどん症状が悪化、嘔吐や下痢、胃の痛みなどを引き起こすこともあります。
もし体調が悪化した場合、どんなハーブを摂取したかについて注意してみることも必要です。
02アレルギー体質の人が気をつけるハーブ
キク科のハーブ以外にも、アレルギー体質の人は注意しなければならないハーブがあります。
2-1タデ科のハーブ そばアレルギーの人
もしそばのアレルギーを持っている人はタデ科のハーブにも注意したほうがよいでしょう。
そばのアレルギーは劇症化することで知られ、最悪の場合には死に至ることもあるため特に注意が必要ですが、実はそばはタデ科の植物。そのため、そばアレルギーの人は特にタデ科の植物に注意しましょう。
タデ科のハーブとして代表的なものとしてはソレル、ルバーブ、ギシギシ(セイバ)などがあります。
どれも日本では一般的とはいえないハーブですが、注意するに越したことはありません。
2-2セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
日本人でアレルギーが現れやすいのがセリ科のハーブです。セリ科の植物には、セロリやパセリが含まれていますが、これらの植物が苦手な場合、アレルギーの可能性があります。
セリ科のハーブは、アニス、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、フェンネルといった日本でも料理に用いられやすいものが多く含まれているため注意しましょう。また、最近ブームのパクチーもセリ科の植物。
パクチーは好き嫌いがはっきりする植物ですが、パクチーが苦手だという場合にはアレルギーの可能性が高くなります。
このほかにも、エゴマやオレガノ、セージ、バジル、タイムなどシソ科のハーブでもアレルギーを起こすことがあります。
こういったハーブは口に入れる機会が多く、アレルギーの場合には子どもの頃に分かることも多い物ですが、気づかないというケースもあります。
アレルギーは好き嫌いとは異なり、命の危険が生まれることもあります。口に合わないという場合、決して無理はやめましょう。また周囲の人が注意しておくことも重要です。
03アレルギーを緩和するハーブ
ハーブの中には、アレルギーを起こす危険がるものだけでなくアレルギー症状を緩和してくれるものもあります。
3-1ペパーミント
すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
このほかにもアイブライトには、競争作用や殺菌作用もあり、結膜炎などの目の感染症などにも効果があります。
アイブライトはハーブティーなどとして飲んでも効果がありますが、抽出した成分を含ませたコットンなどを目に当てても効果があると言われています。
3-5ルイボス
ルイボスは東アフリカの非常に限られた場所にしか生息することができない珍しいハーブです。
日本では「ルイボスティー」で馴染みの深いルイボスはフラボノイドを豊富に含んでいて強い抗酸化作用を持つほか、花粉症や喘息、アレルギー性皮膚炎といったアレルギーを緩和する作用があります。
このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
01まとめ
アレルギー体質の方にとって、ハーブは自然なサポートを提供します。
春には、抗アレルギー作用のある「ネトル」や「カモミール」を、夏には「ペパーミント」や「レモンバーム」がおすすめです。
秋は「タイム」や「エキナセア」が役立ち、冬には「ショウガ」や「シナモン」が免疫力を高めます。
これらのハーブを日常生活に取り入れることで、アレルギー症状を軽減し、快適な毎日を送る手助けができます。
季節に応じたハーブを選び、自然の力を活用しましょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
「リンパケアサロンにーな」を運営
1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
「リンパケアサロン にーな」を運営。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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Copyright © 2021 RYO SEKKEI ARCHITECT LEARNING SCHOOL All rights reserved.
処方されている薬や持病がある場合には、お医者様の指示を仰ぎましょう。持病や症状との相性だけでなく、アレルギー症状がどのように出るか不安な人は前もってアレルギー検査を受けることをおすすめします。後々、重篤な症状が出てしまっては遅いです。ハーブのアレルギー症状は稀とは言われていますが、調べておいて損はないでしょう。
03アレルギーを緩和するハーブも?
ただし、使い方によっては自身のアレルギー症状を緩和してくれるハーブもあります。
・ペパーミント
爽やかな香りが特徴的なハーブの代表です。スギ花粉による花粘膜の腫れに効きます。ペパーミントの香りはフレッシュな葉から発せられるので、新鮮な葉っぱをちぎって紅茶に浮かべたりすると香りを存分に楽しむことができますよ。
・エルダーフラワー
花の蜜のような甘い味のするハーブです。エルダーフラワーのシロップは柔らかな甘みがあるので、炭酸水などで割ると非常に飲みやすいですよ。インフルエンザの特効薬とも呼ばれています。粘液を浄化してくれる作用があるため、呼吸器の粘膜を綺麗にしてくれます。
・ルイボス
アレルギー(湿疹)やアトピーへの効能があると言われています。最近ではルイボスティーが清涼飲料水として一般的に販売されていますね。
ここに挙げたハーブ以外にもそれぞれ効能はありますので、ハーブを取り扱っているお店で効能を聞いてから選ぶのもいいかもしれません。
04症状や病気のある人は注意して楽しもう
持病や薬との相性、過剰に摂取することで体に悪影響を及ぼすこともあるハーブですが、使い方にさえ注意すれば決して危ないものではありません。ただどのような食品に関してもそうですが、体に異常が起きたらすぐに使用をやめ、医療機関へ相談するようにしましょう。
01アレルギー反応を起こしやすい代表ハーブ
アレルギー症状は体内の免疫細胞が過剰に反応した結果起きる症状です。アレルギー症状の中には喘息や発疹など、深刻なケースも少なくありません。では、どのようなハーブがアレルギー反応を起こしやすいのでしょうか。
1-1キク科のハーブ
アレルギー症状を起こすハーブとして代表的なものがキク科のハーブです。
日本で花粉症といえば、春のスギ花粉が代表的な存在ですが、夏から秋にかけてキク科の花粉が飛びやすい時期に花粉症を起こす人は要注意です。
キク科のハーブにはカモミール、エキナセア、カレンデュラなどがありますが、特にカモミールなどは不眠や不安、胃腸の不調などに効果があることからハーブティーなどで摂取する機会が多いハーブなので、秋にくしゃみや鼻水がでるといった方は注意したほうがよいかもしれません。
このほかにも、キク科のハーブにはタラゴンやステビア、タンジーなどがあり、これらのハーブでもアレルギーに注意したほうがよいでしょう。
1-2ブタクサ、菊、マリーゴールドで花粉症の人は悪化しやすい
秋に花粉が飛散する植物には、キク以外にも稲やブタクサ、マリーゴールドなどが挙げられます。これらの花粉症を持っている人が、同じ時期にキク科のハーブを摂取すると、相乗効果が生まれて花粉症が悪化する場合もあります。
それでも気づかずにハーブを摂取し続けていると、どんどん症状が悪化、嘔吐や下痢、胃の痛みなどを引き起こすこともあります。
もし体調が悪化した場合、どんなハーブを摂取したかについて注意してみることも必要です。
02アレルギー体質の人が気をつけるハーブ
キク科のハーブ以外にも、アレルギー体質の人は注意しなければならないハーブがあります。
2-1タデ科のハーブ そばアレルギーの人
もしそばのアレルギーを持っている人はタデ科のハーブにも注意したほうがよいでしょう。
そばのアレルギーは劇症化することで知られ、最悪の場合には死に至ることもあるため特に注意が必要ですが、実はそばはタデ科の植物。そのため、そばアレルギーの人は特にタデ科の植物に注意しましょう。
タデ科のハーブとして代表的なものとしてはソレル、ルバーブ、ギシギシ(セイバ)などがあります。
どれも日本では一般的とはいえないハーブですが、注意するに越したことはありません。
2-2セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
日本人でアレルギーが現れやすいのがセリ科のハーブです。セリ科の植物には、セロリやパセリが含まれていますが、これらの植物が苦手な場合、アレルギーの可能性があります。
セリ科のハーブは、アニス、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、フェンネルといった日本でも料理に用いられやすいものが多く含まれているため注意しましょう。また、最近ブームのパクチーもセリ科の植物。
パクチーは好き嫌いがはっきりする植物ですが、パクチーが苦手だという場合にはアレルギーの可能性が高くなります。
このほかにも、エゴマやオレガノ、セージ、バジル、タイムなどシソ科のハーブでもアレルギーを起こすことがあります。
こういったハーブは口に入れる機会が多く、アレルギーの場合には子どもの頃に分かることも多い物ですが、気づかないというケースもあります。
アレルギーは好き嫌いとは異なり、命の危険が生まれることもあります。口に合わないという場合、決して無理はやめましょう。また周囲の人が注意しておくことも重要です。
03アレルギーを緩和するハーブ
ハーブの中には、アレルギーを起こす危険がるものだけでなくアレルギー症状を緩和してくれるものもあります。
3-1ペパーミント
すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
このほかにもアイブライトには、競争作用や殺菌作用もあり、結膜炎などの目の感染症などにも効果があります。
アイブライトはハーブティーなどとして飲んでも効果がありますが、抽出した成分を含ませたコットンなどを目に当てても効果があると言われています。
3-5ルイボス
ルイボスは東アフリカの非常に限られた場所にしか生息することができない珍しいハーブです。
日本では「ルイボスティー」で馴染みの深いルイボスはフラボノイドを豊富に含んでいて強い抗酸化作用を持つほか、花粉症や喘息、アレルギー性皮膚炎といったアレルギーを緩和する作用があります。
このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
01まとめ
アレルギー体質の方にとって、ハーブは自然なサポートを提供します。
春には、抗アレルギー作用のある「ネトル」や「カモミール」を、夏には「ペパーミント」や「レモンバーム」がおすすめです。
秋は「タイム」や「エキナセア」が役立ち、冬には「ショウガ」や「シナモン」が免疫力を高めます。
これらのハーブを日常生活に取り入れることで、アレルギー症状を軽減し、快適な毎日を送る手助けができます。
季節に応じたハーブを選び、自然の力を活用しましょう。
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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
「リンパケアサロンにーな」を運営
1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
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Copyright © 2021 RYO SEKKEI ARCHITECT LEARNING SCHOOL All rights reserved.
・ペパーミント
爽やかな香りが特徴的なハーブの代表です。スギ花粉による花粘膜の腫れに効きます。ペパーミントの香りはフレッシュな葉から発せられるので、新鮮な葉っぱをちぎって紅茶に浮かべたりすると香りを存分に楽しむことができますよ。
・エルダーフラワー
花の蜜のような甘い味のするハーブです。エルダーフラワーのシロップは柔らかな甘みがあるので、炭酸水などで割ると非常に飲みやすいですよ。インフルエンザの特効薬とも呼ばれています。粘液を浄化してくれる作用があるため、呼吸器の粘膜を綺麗にしてくれます。
・ルイボス
アレルギー(湿疹)やアトピーへの効能があると言われています。最近ではルイボスティーが清涼飲料水として一般的に販売されていますね。
ここに挙げたハーブ以外にもそれぞれ効能はありますので、ハーブを取り扱っているお店で効能を聞いてから選ぶのもいいかもしれません。
04症状や病気のある人は注意して楽しもう
持病や薬との相性、過剰に摂取することで体に悪影響を及ぼすこともあるハーブですが、使い方にさえ注意すれば決して危ないものではありません。ただどのような食品に関してもそうですが、体に異常が起きたらすぐに使用をやめ、医療機関へ相談するようにしましょう。
01アレルギー反応を起こしやすい代表ハーブ
アレルギー症状は体内の免疫細胞が過剰に反応した結果起きる症状です。アレルギー症状の中には喘息や発疹など、深刻なケースも少なくありません。では、どのようなハーブがアレルギー反応を起こしやすいのでしょうか。
1-1キク科のハーブ
アレルギー症状を起こすハーブとして代表的なものがキク科のハーブです。
日本で花粉症といえば、春のスギ花粉が代表的な存在ですが、夏から秋にかけてキク科の花粉が飛びやすい時期に花粉症を起こす人は要注意です。
キク科のハーブにはカモミール、エキナセア、カレンデュラなどがありますが、特にカモミールなどは不眠や不安、胃腸の不調などに効果があることからハーブティーなどで摂取する機会が多いハーブなので、秋にくしゃみや鼻水がでるといった方は注意したほうがよいかもしれません。
このほかにも、キク科のハーブにはタラゴンやステビア、タンジーなどがあり、これらのハーブでもアレルギーに注意したほうがよいでしょう。
1-2ブタクサ、菊、マリーゴールドで花粉症の人は悪化しやすい
秋に花粉が飛散する植物には、キク以外にも稲やブタクサ、マリーゴールドなどが挙げられます。これらの花粉症を持っている人が、同じ時期にキク科のハーブを摂取すると、相乗効果が生まれて花粉症が悪化する場合もあります。
それでも気づかずにハーブを摂取し続けていると、どんどん症状が悪化、嘔吐や下痢、胃の痛みなどを引き起こすこともあります。
もし体調が悪化した場合、どんなハーブを摂取したかについて注意してみることも必要です。
02アレルギー体質の人が気をつけるハーブ
キク科のハーブ以外にも、アレルギー体質の人は注意しなければならないハーブがあります。
2-1タデ科のハーブ そばアレルギーの人
もしそばのアレルギーを持っている人はタデ科のハーブにも注意したほうがよいでしょう。
そばのアレルギーは劇症化することで知られ、最悪の場合には死に至ることもあるため特に注意が必要ですが、実はそばはタデ科の植物。そのため、そばアレルギーの人は特にタデ科の植物に注意しましょう。
タデ科のハーブとして代表的なものとしてはソレル、ルバーブ、ギシギシ(セイバ)などがあります。
どれも日本では一般的とはいえないハーブですが、注意するに越したことはありません。
2-2セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
日本人でアレルギーが現れやすいのがセリ科のハーブです。セリ科の植物には、セロリやパセリが含まれていますが、これらの植物が苦手な場合、アレルギーの可能性があります。
セリ科のハーブは、アニス、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、フェンネルといった日本でも料理に用いられやすいものが多く含まれているため注意しましょう。また、最近ブームのパクチーもセリ科の植物。
パクチーは好き嫌いがはっきりする植物ですが、パクチーが苦手だという場合にはアレルギーの可能性が高くなります。
このほかにも、エゴマやオレガノ、セージ、バジル、タイムなどシソ科のハーブでもアレルギーを起こすことがあります。
こういったハーブは口に入れる機会が多く、アレルギーの場合には子どもの頃に分かることも多い物ですが、気づかないというケースもあります。
アレルギーは好き嫌いとは異なり、命の危険が生まれることもあります。口に合わないという場合、決して無理はやめましょう。また周囲の人が注意しておくことも重要です。
03アレルギーを緩和するハーブ
ハーブの中には、アレルギーを起こす危険がるものだけでなくアレルギー症状を緩和してくれるものもあります。
3-1ペパーミント
すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
このほかにもアイブライトには、競争作用や殺菌作用もあり、結膜炎などの目の感染症などにも効果があります。
アイブライトはハーブティーなどとして飲んでも効果がありますが、抽出した成分を含ませたコットンなどを目に当てても効果があると言われています。
3-5ルイボス
ルイボスは東アフリカの非常に限られた場所にしか生息することができない珍しいハーブです。
日本では「ルイボスティー」で馴染みの深いルイボスはフラボノイドを豊富に含んでいて強い抗酸化作用を持つほか、花粉症や喘息、アレルギー性皮膚炎といったアレルギーを緩和する作用があります。
このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
01まとめ
アレルギー体質の方にとって、ハーブは自然なサポートを提供します。
春には、抗アレルギー作用のある「ネトル」や「カモミール」を、夏には「ペパーミント」や「レモンバーム」がおすすめです。
秋は「タイム」や「エキナセア」が役立ち、冬には「ショウガ」や「シナモン」が免疫力を高めます。
これらのハーブを日常生活に取り入れることで、アレルギー症状を軽減し、快適な毎日を送る手助けができます。
季節に応じたハーブを選び、自然の力を活用しましょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
「リンパケアサロンにーな」を運営
1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
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01アレルギー反応を起こしやすい代表ハーブ
アレルギー症状は体内の免疫細胞が過剰に反応した結果起きる症状です。アレルギー症状の中には喘息や発疹など、深刻なケースも少なくありません。では、どのようなハーブがアレルギー反応を起こしやすいのでしょうか。
1-1キク科のハーブ
アレルギー症状を起こすハーブとして代表的なものがキク科のハーブです。
日本で花粉症といえば、春のスギ花粉が代表的な存在ですが、夏から秋にかけてキク科の花粉が飛びやすい時期に花粉症を起こす人は要注意です。
キク科のハーブにはカモミール、エキナセア、カレンデュラなどがありますが、特にカモミールなどは不眠や不安、胃腸の不調などに効果があることからハーブティーなどで摂取する機会が多いハーブなので、秋にくしゃみや鼻水がでるといった方は注意したほうがよいかもしれません。
このほかにも、キク科のハーブにはタラゴンやステビア、タンジーなどがあり、これらのハーブでもアレルギーに注意したほうがよいでしょう。
1-2ブタクサ、菊、マリーゴールドで花粉症の人は悪化しやすい
秋に花粉が飛散する植物には、キク以外にも稲やブタクサ、マリーゴールドなどが挙げられます。これらの花粉症を持っている人が、同じ時期にキク科のハーブを摂取すると、相乗効果が生まれて花粉症が悪化する場合もあります。
それでも気づかずにハーブを摂取し続けていると、どんどん症状が悪化、嘔吐や下痢、胃の痛みなどを引き起こすこともあります。
もし体調が悪化した場合、どんなハーブを摂取したかについて注意してみることも必要です。
02アレルギー体質の人が気をつけるハーブ
キク科のハーブ以外にも、アレルギー体質の人は注意しなければならないハーブがあります。
2-1タデ科のハーブ そばアレルギーの人
もしそばのアレルギーを持っている人はタデ科のハーブにも注意したほうがよいでしょう。
そばのアレルギーは劇症化することで知られ、最悪の場合には死に至ることもあるため特に注意が必要ですが、実はそばはタデ科の植物。そのため、そばアレルギーの人は特にタデ科の植物に注意しましょう。
タデ科のハーブとして代表的なものとしてはソレル、ルバーブ、ギシギシ(セイバ)などがあります。
どれも日本では一般的とはいえないハーブですが、注意するに越したことはありません。
2-2セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
日本人でアレルギーが現れやすいのがセリ科のハーブです。セリ科の植物には、セロリやパセリが含まれていますが、これらの植物が苦手な場合、アレルギーの可能性があります。
セリ科のハーブは、アニス、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、フェンネルといった日本でも料理に用いられやすいものが多く含まれているため注意しましょう。また、最近ブームのパクチーもセリ科の植物。
パクチーは好き嫌いがはっきりする植物ですが、パクチーが苦手だという場合にはアレルギーの可能性が高くなります。
このほかにも、エゴマやオレガノ、セージ、バジル、タイムなどシソ科のハーブでもアレルギーを起こすことがあります。
こういったハーブは口に入れる機会が多く、アレルギーの場合には子どもの頃に分かることも多い物ですが、気づかないというケースもあります。
アレルギーは好き嫌いとは異なり、命の危険が生まれることもあります。口に合わないという場合、決して無理はやめましょう。また周囲の人が注意しておくことも重要です。
03アレルギーを緩和するハーブ
ハーブの中には、アレルギーを起こす危険がるものだけでなくアレルギー症状を緩和してくれるものもあります。
3-1ペパーミント
すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
このほかにもアイブライトには、競争作用や殺菌作用もあり、結膜炎などの目の感染症などにも効果があります。
アイブライトはハーブティーなどとして飲んでも効果がありますが、抽出した成分を含ませたコットンなどを目に当てても効果があると言われています。
3-5ルイボス
ルイボスは東アフリカの非常に限られた場所にしか生息することができない珍しいハーブです。
日本では「ルイボスティー」で馴染みの深いルイボスはフラボノイドを豊富に含んでいて強い抗酸化作用を持つほか、花粉症や喘息、アレルギー性皮膚炎といったアレルギーを緩和する作用があります。
このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
01まとめ
アレルギー体質の方にとって、ハーブは自然なサポートを提供します。
春には、抗アレルギー作用のある「ネトル」や「カモミール」を、夏には「ペパーミント」や「レモンバーム」がおすすめです。
秋は「タイム」や「エキナセア」が役立ち、冬には「ショウガ」や「シナモン」が免疫力を高めます。
これらのハーブを日常生活に取り入れることで、アレルギー症状を軽減し、快適な毎日を送る手助けができます。
季節に応じたハーブを選び、自然の力を活用しましょう。
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1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
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1-1キク科のハーブ
アレルギー症状を起こすハーブとして代表的なものがキク科のハーブです。
日本で花粉症といえば、春のスギ花粉が代表的な存在ですが、夏から秋にかけてキク科の花粉が飛びやすい時期に花粉症を起こす人は要注意です。
キク科のハーブにはカモミール、エキナセア、カレンデュラなどがありますが、特にカモミールなどは不眠や不安、胃腸の不調などに効果があることからハーブティーなどで摂取する機会が多いハーブなので、秋にくしゃみや鼻水がでるといった方は注意したほうがよいかもしれません。
このほかにも、キク科のハーブにはタラゴンやステビア、タンジーなどがあり、これらのハーブでもアレルギーに注意したほうがよいでしょう。
1-2ブタクサ、菊、マリーゴールドで花粉症の人は悪化しやすい
秋に花粉が飛散する植物には、キク以外にも稲やブタクサ、マリーゴールドなどが挙げられます。これらの花粉症を持っている人が、同じ時期にキク科のハーブを摂取すると、相乗効果が生まれて花粉症が悪化する場合もあります。
それでも気づかずにハーブを摂取し続けていると、どんどん症状が悪化、嘔吐や下痢、胃の痛みなどを引き起こすこともあります。
もし体調が悪化した場合、どんなハーブを摂取したかについて注意してみることも必要です。
02アレルギー体質の人が気をつけるハーブ
キク科のハーブ以外にも、アレルギー体質の人は注意しなければならないハーブがあります。
2-1タデ科のハーブ そばアレルギーの人
もしそばのアレルギーを持っている人はタデ科のハーブにも注意したほうがよいでしょう。
そばのアレルギーは劇症化することで知られ、最悪の場合には死に至ることもあるため特に注意が必要ですが、実はそばはタデ科の植物。そのため、そばアレルギーの人は特にタデ科の植物に注意しましょう。
タデ科のハーブとして代表的なものとしてはソレル、ルバーブ、ギシギシ(セイバ)などがあります。
どれも日本では一般的とはいえないハーブですが、注意するに越したことはありません。
2-2セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
日本人でアレルギーが現れやすいのがセリ科のハーブです。セリ科の植物には、セロリやパセリが含まれていますが、これらの植物が苦手な場合、アレルギーの可能性があります。
セリ科のハーブは、アニス、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、フェンネルといった日本でも料理に用いられやすいものが多く含まれているため注意しましょう。また、最近ブームのパクチーもセリ科の植物。
パクチーは好き嫌いがはっきりする植物ですが、パクチーが苦手だという場合にはアレルギーの可能性が高くなります。
このほかにも、エゴマやオレガノ、セージ、バジル、タイムなどシソ科のハーブでもアレルギーを起こすことがあります。
こういったハーブは口に入れる機会が多く、アレルギーの場合には子どもの頃に分かることも多い物ですが、気づかないというケースもあります。
アレルギーは好き嫌いとは異なり、命の危険が生まれることもあります。口に合わないという場合、決して無理はやめましょう。また周囲の人が注意しておくことも重要です。
03アレルギーを緩和するハーブ
ハーブの中には、アレルギーを起こす危険がるものだけでなくアレルギー症状を緩和してくれるものもあります。
3-1ペパーミント
すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
このほかにもアイブライトには、競争作用や殺菌作用もあり、結膜炎などの目の感染症などにも効果があります。
アイブライトはハーブティーなどとして飲んでも効果がありますが、抽出した成分を含ませたコットンなどを目に当てても効果があると言われています。
3-5ルイボス
ルイボスは東アフリカの非常に限られた場所にしか生息することができない珍しいハーブです。
日本では「ルイボスティー」で馴染みの深いルイボスはフラボノイドを豊富に含んでいて強い抗酸化作用を持つほか、花粉症や喘息、アレルギー性皮膚炎といったアレルギーを緩和する作用があります。
このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
01まとめ
アレルギー体質の方にとって、ハーブは自然なサポートを提供します。
春には、抗アレルギー作用のある「ネトル」や「カモミール」を、夏には「ペパーミント」や「レモンバーム」がおすすめです。
秋は「タイム」や「エキナセア」が役立ち、冬には「ショウガ」や「シナモン」が免疫力を高めます。
これらのハーブを日常生活に取り入れることで、アレルギー症状を軽減し、快適な毎日を送る手助けができます。
季節に応じたハーブを選び、自然の力を活用しましょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
「リンパケアサロンにーな」を運営
1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
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2-1タデ科のハーブ そばアレルギーの人
もしそばのアレルギーを持っている人はタデ科のハーブにも注意したほうがよいでしょう。
そばのアレルギーは劇症化することで知られ、最悪の場合には死に至ることもあるため特に注意が必要ですが、実はそばはタデ科の植物。そのため、そばアレルギーの人は特にタデ科の植物に注意しましょう。
タデ科のハーブとして代表的なものとしてはソレル、ルバーブ、ギシギシ(セイバ)などがあります。
どれも日本では一般的とはいえないハーブですが、注意するに越したことはありません。
2-2セリ科 セロリやパセリアレルギーの人
日本人でアレルギーが現れやすいのがセリ科のハーブです。セリ科の植物には、セロリやパセリが含まれていますが、これらの植物が苦手な場合、アレルギーの可能性があります。
セリ科のハーブは、アニス、イタリアンパセリ、ディル、チャービル、フェンネルといった日本でも料理に用いられやすいものが多く含まれているため注意しましょう。また、最近ブームのパクチーもセリ科の植物。
パクチーは好き嫌いがはっきりする植物ですが、パクチーが苦手だという場合にはアレルギーの可能性が高くなります。
このほかにも、エゴマやオレガノ、セージ、バジル、タイムなどシソ科のハーブでもアレルギーを起こすことがあります。
こういったハーブは口に入れる機会が多く、アレルギーの場合には子どもの頃に分かることも多い物ですが、気づかないというケースもあります。
アレルギーは好き嫌いとは異なり、命の危険が生まれることもあります。口に合わないという場合、決して無理はやめましょう。また周囲の人が注意しておくことも重要です。
03アレルギーを緩和するハーブ
ハーブの中には、アレルギーを起こす危険がるものだけでなくアレルギー症状を緩和してくれるものもあります。
3-1ペパーミント
すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
このほかにもアイブライトには、競争作用や殺菌作用もあり、結膜炎などの目の感染症などにも効果があります。
アイブライトはハーブティーなどとして飲んでも効果がありますが、抽出した成分を含ませたコットンなどを目に当てても効果があると言われています。
3-5ルイボス
ルイボスは東アフリカの非常に限られた場所にしか生息することができない珍しいハーブです。
日本では「ルイボスティー」で馴染みの深いルイボスはフラボノイドを豊富に含んでいて強い抗酸化作用を持つほか、花粉症や喘息、アレルギー性皮膚炎といったアレルギーを緩和する作用があります。
このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
01まとめ
アレルギー体質の方にとって、ハーブは自然なサポートを提供します。
春には、抗アレルギー作用のある「ネトル」や「カモミール」を、夏には「ペパーミント」や「レモンバーム」がおすすめです。
秋は「タイム」や「エキナセア」が役立ち、冬には「ショウガ」や「シナモン」が免疫力を高めます。
これらのハーブを日常生活に取り入れることで、アレルギー症状を軽減し、快適な毎日を送る手助けができます。
季節に応じたハーブを選び、自然の力を活用しましょう。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
にーな 先生
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1982年生まれ。広島県出身。 ハーブガーデンでの花苗の生産販売、就労支援としての花苗の生産の仕事を経験。その後園芸療法士となり、植物や自然に携わる仕事に移行。 現在は園芸療法士・ハーブセラピストの視点を生かし、身近な自然での自然体験を通じて五感を磨くネイチャーゲームイベントの主催や、講師やセラピストとして広島を拠点に活動。 オンラインでの講座および出張にも対応。
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すっきりした清涼感のある香りでファンも多いペパーミントですが、ペパーミントもアレルギー症状を緩和してくれるハーブのひとつです。
ペパーミントの効果が特にあるのがスギ花粉による花粉症。ペパーミントに含まれているミントポリフェノールには鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれる効果があります。そのため、ペパーミントはスギ花粉による鼻づまりに効果を発揮。また、清涼感のある香りも鼻通りを助けてくれます。
3-2エルダーフラワー
エルダーフラワーは日本では「セイヨウニワトコ」という名前で知られている抗炎症作用を持ったハーブです。エルダーフラワーは昔から薬効成分が豊富なハーブとして知られていて、「庶民の薬箱」といった別名もあるほど。そのため、気管支の炎症やのどの痛みといった風邪の諸症状に効果を発揮します。さらにエルダーフラワーは粘膜を浄化してくれるため、呼吸器や気道の調子を整えてくれるため、風邪の症状改善だけでなく、予防にも効果的。インフルエンザの特効薬という呼び名もあり、インフルエンザや風邪には非常に重宝するハーブです。マスカットのような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない人でも飲みやすいので、風邪の季節にはおすすめです。
3-3ネトル
ネトルは花粉症などのアレルギー性の鼻炎に作用するハーブです。ネトルはアレルギー症状を緩和する成分であるヒスタミンを含んでいることから、昔から鼻炎などの薬として使用されてきました。そのため、目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどには最適。その効果は広く知られていて、市販されている花粉症対策のハーブティーの多くにはネトルがブレンドされています。
また、豊富なビタミンやミネラルを含んでいることから体調の維持管理にも最適。普段から積極的に取り入れておくと、アレルギー症状の緩和だけでなく、風邪を引きにくい身体づくりにも役立ってくれます。
3-4アイブライト
アイブライトはその名前のとおり、目に強い効果を持ったハーブです。アイブライトには抗炎症作用などがあり、目の充血や炎症を和らげ、目のしつこいかゆみを感じているときには効果的。
また、アイブライトは眼精疲労などの疲れ目にも効果があると言われているため、パソコンやスマホなどでどうしても目を酷使してしまう現代人には必要な存在だと言えるでしょう。
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このほかにも、代謝を促進し、便秘の改善にも効果があることから、腸内環境を改善して免疫機能を整える作用もあると考えらえれています。
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