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ファッションデザイナー

なにが違うの?スタイリストとコーディネーターの違いについて

ファッションに関わる仕事には、「ファッションコーディネーター」というものがあります。スタイリストと混同されやすいファッションコーディネーター。このふたつの仕事はどのような違いがあるのでしょうか。今回はスタイリストとコーディネーターの違いについてご紹介します。

なにが違うの?スタイリストとコーディネーターの違いについて
目次

01スタイリストとコーディネーターの違い

ちょっと聞いただけでは、なかなか区別がつきにくいスタイリストとコーディネーター。では、このふたつの仕事の大きな違いとはどのようなものなのでしょうか。

1-1コーディネートは物を組み合わせ(静止)、スタイリングは着こなしを考える(動)

ファッションの用語で使われる「コーディネート」と「スタイリング」。ファッション業界に関わっていなかったとしても、よく耳にする言葉です。
では、「コーディネート」と「スタイリング」はどのように異なるのでしょうか。
簡単に言えば、「コーディネート」は「静」、スタイリングは「動」ということになります。
コーディネーターといえば、ファッション業界以外でも「フードコーディネーター」「ブライダルコーディネーター」などといった形で使われることが多い言葉ですが、これは「フード」や「ブライダル」などそれぞれの分野で「様々な要素を集めてバランスを取り、整える」ということになります。
つまり、コーディネーターとは「物を組み合わせる仕事」。ファッションの分野でいえば、服やアクセサリー、ベルト、眼鏡、靴などファッションアイテムを持ち寄り、その組み合わせを考える仕事ということができます。
一方のスタイリングは「動」、つまり「着こなし」を考える仕事ということになります。
「着こなし」とは、それぞれのアイテムをどのように身につけるかということ。シャツで言えば、ボタンをいくつ開けるか、袖はロールアップするか、襟はどうするかなど、同じアイテムでも着こなしひとつで相手に与える印象は異なります。
このように、それぞれのアイテムをどう身につけるかということを考えるのがスタイリングです。

1-2コーディネーターは会社名、スタイリストは個人名での仕事が多い

「コーディネーター」と「スタイリスト」では働き方も異なります。
すでに説明したように、コーディネーターは組み合わせを、スタイリストは着こなしを考える仕事ということになりますが、日本の場合、コーディネーターにはそれ以外にも、ファッション全般に関わる仕事が任されることが少なくありません。たとえば、商品ラインナップやプロモーション、店舗ごとの商品展開など、ブランドのアイテムやイメージアップについての調整も行うのがコーディネーター。一方、スタイリストは個人のモデルやタレントについての着こなしを提案する仕事が中心となります。
そのため、コーディネーターは企業に所属することが多く、一方のスタイリストは個人名で活動することが多いようです。

02スタイリストの仕事内容

フリーで働いたり、小規模な事務所に所属したりすることが多いスタイリスト。そんなスタイリストの具体的な仕事内容を見ていきましょう。

2-1依頼に合わせたスタイリング

スタイリストの仕事は、クライアントからの依頼を受けてスタートします。クライアントはテレビや雑誌、広告などの担当者ということになります。これらの人々からどのようなイメージの着こなしが欲しいという依頼を受けたスタイリストは、まずスタイリングをクライアントに対して提案を行います。

2-2衣装集め・管理

次にスタイリストが行うのは、自分で提案したイメージに合った衣装を集めることです。スタイリストは様々なアパレルブランドと交渉し、必要な衣装や小物などを集めていきます。
さらにそれらを管理、現場によってはメイクなどを担当することもあります。

2-3実際にモデルをスタイリングする

撮影の現場で、実際にモデルにスタイリングを行うのもスタイリストの仕事です。
スタイリストは事前にスタイルのアイデアを提案して仕事を行いますが、現場や状況によって、その場で新しいスタイリングを求められることもあります。

03コーディネーターの仕事内容

スタイリストに対して、アパレル企業で全体の調整役となるコーディネーター。では、コーディネーターは具体的にどのような仕事を行っているのでしょうか。

3-1アパレルメーカー、デザイナー事務所雇用が一般的

コーディネーターの仕事の現場は非常に幅広く、アパレルメーカーやデザイナー事務所、百貨店の服飾部門などに雇用されるのが一般的です。
また、同じアパレルメーカーであっても、デザイン部門やマーケティング部門、営業部門など様々な部署に配属されることもあります。

3-2メーカーに合った商品の提案や販売促進

勤務する企業や部署によっても異なりますが、デザイン部門であればブランドイメージやシーズンのトレンドに合った商品を提案することもコーディネーターの仕事です。
また、マーケティング部門や営業部門で働くコーディネーターの場合、市場リサーチを行いどうすれば効果的な販売促進を行うことができるかといった企画や、小売店への提案、実際の販売促進活動を行います。

3-3商品のラインナップを揃える

百貨店やファッション専門店に勤務しているコーディネーターの場合、商品ディスプレイを担当することもあります。
その場合、商品ラインナップを揃えることもコーディネーターの重要な仕事。
さらに、企業によっては他社の動向などをリサーチし、バイヤーを通じて商品の仕入れに関わることもあります。

3-4プレゼンテーションをおこなう

どのタイプのコーディネーターでも、プレゼンテーションを行うこともコーディネーターの重要な仕事です。
コーディネーターの大きな目的は、ブランドの魅力を広く発信すること。
そのため、企画力やファッションセンスはもちろん、プレゼンテーション能力も必要となります。

04まとめ

似ているように見えても、実際は大きく異なるスタイリストとコーディネーターの仕事。もしファッションの仕事に興味があるという方は、自分の長所ややりたいことを中心に仕事を探してみるのはいかがでしょうか。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
川口真依 先生
FANCTIQUES nail design運営
1986年生まれ。長崎県出身。化粧品業界からネイル業界へ転身。ネイルサロン オーナーネイリストとして活躍する中、ファッションとネイルを掛け合わせた独自のデザインセンスが多くの女性に共感を得ている。 fashion × nail のコンセプトをベースとしたネイルサロン『FANCTIQUES nail design』を運営。

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