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子供の心理に関わる仕事について

子供が好きな人の場合、子供と一緒に働きたいと考えている方も多いのではないでしょうか。現在、子供に関する問題は複雑化しているため、より専門的な知識を持った人材も求められています。特に必要とされているのは子供の心理の専門家。今回は子供の心理に関わる仕事についてご紹介します。

どんなものがある?子供の心理に関わる仕事について
目次

01子供の心理状況とは?

現代の日本では、家庭環境などによって心の問題を抱えている子供も少なくありません。それでは、子供と心理についてはどのような関係にあるのでしょうか。

1-1幼少期は人格形成の時期

一般的に、幼少期は人格形成の時期だと考えられています。この時期に形成された人格は、成長後にも大きく影響するもの。そのため、この時期に心理状況に問題を抱えた場合、それが大人になってからも解決できないという事態も珍しくありません。

1-2家庭や学校等で悩みやトラブルを抱えやすい

子供の心理状態には、家庭や学校での人間関係や悩みが大きく関係しています。家庭でも学校でものびのび過ごすことができれば子供にとっては理想的ですが、残念なことに多くの子供は家庭でも学校でもトラブルを抱えてしまいやすいもの。
それが子供の心理に大きな影響を与えてしまいます。

1-3周りの影響を受けやすい

よく子供は大人の姿を見て育つと言われますが、実際に子供は周囲の影響を強く受けてしまうもの。これはまだまだ成長の途中段階にある子供にとっては当然のことですが、周囲に悪い影響を受けてしまうことも考えられるため、子供の心理については周囲がどのような状況なのかを読み解くことも求められます。
■子供心理に関わる仕事
子供の成長にとって心理状況は非常に重要なもの。では、子供の心理に関わる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。

1-4児童福祉司

児童福祉司は、各都道府県に設けられている児童相談所に欠かせない存在です。
児童相談所は保護者が子育てに関する悩みを相談したり、虐待が疑われる子供についての通報に応じる機関ですが、児童福祉司はその児童相談所で、子供の保護や福祉に関する相談と援助全般を取り扱います。
児童福祉司は大人と子供、両方の相談に応じる仕事。そのため、子供だけでなく、子供の保護者や周囲の関係者など、大人に対する対応も行う必要があります。
また、子供が保護者とともに健全な生活を送れるように、支援や指導も行います。

1-5児童心理司(心理判定員)

児童心理司は心理学の知識で子供や保護者などの心理判断を行う仕事です。以前は「心理判定員」と呼ばれていたため、現在でもこの名称で呼ばれることもありますが、児童心理司と心理判定員は同じ仕事だと考えてよいでしょう。ただし、児童相談所以外の機関で心理診断を行う仕事に関しては、従来の通り心理判定員と呼ばれることもあります。
児童心理司の仕事は、心理学の知識を用いて、面接や心理検査、心理診断などで子供や保護者の心理状態を把握、その診断の内容に応じて心理療法やカウンセリングを行います。

1-6養護教諭

養護教諭とは、いわゆる保健室の先生です。保健室の先生というと、学校でのケガや、体調不良に対する応急処置を行う人というイメージですが、実際には学校全体の保険の管理を行っています。そのために専門的な知識を用いて、児童・生徒の健康状態を保ち、水質や空気といった衛生環境の実態把握を行います。
また、養護教諭は保健室を訪れる生徒の相談に応じることも重要な仕事。特に思春期の児童・生徒の場合には、身体的な不調だけでなく、心の問題も重要。これら心の問題についてメンタルケアを行うことも仕事のひとつです。
その相談の過程では、カウンセラー的な役割を担うこともあります。

02活躍の場

子供に関する仕事や資格には様々なものがあります。ではこれらの仕事や資格はどのような場所で活用できるのでしょうか。

2-1児童相談所

子供に関する資格を活用できる場所としてはまず児童相談所が挙げられます。近年、児童に対する虐待への関心が高まっているため、児童相談所の役割もさらに重要になっています。
児童相談所は、乳幼児から十八歳までの児童に関するほぼすべての問題に対応する仕事。
そのため、非常に大変な仕事ですが、子供の人生に大きく関わるため、やりがいのある仕事です。
児童相談所の職員として働くためには、専門知識、体力、精神力、コミュニケーション能力など様々なものが求められます。

2-2児童養護施設

児童養護施設は、保護者のいない子供や虐待されている子供を養護し、自立までの支援を行う施設です。
児童養護施設では子供に安定した環境を提供するだけでなく、児童指導員や保育士といった専門知識を持つ職員が生活指導などを行います。
現在は十八歳に達した児童は退所しなければなりませんが、必要であれば二十歳まで延長が可能で、そういった退所者の相談を受けて援助を行うことも児童養護施設で働く職員にとって重要です。
最近では、虐待によって入所する児童が増加、できるかぎり家庭的な環境を与えるため、小規模化が推進されていることから、より密接に子供と接したい、子供のケアを行いたいという人に向いた職場といえるでしょう。

2-3幼稚園、学校

子供に関わる仕事といえば、幼稚園や学校も重要です。
これらの環境は子供にとっては必要不可欠な存在。幼稚園や学校の場合には、科目の教諭として関わるだけでなく、養護教諭をはじめ様々な立場で子供と接することができます。また、教諭として勤務するためには国家試験に合格することが必要になりますが、学校内の事務や管理を専門に行う学校職員として就職するという方法もあります。

2-4講演

もし専門的な知識を身につけているだけでなく、これまでの経験を活かしたいという場合には講師となって講演を行うという方法もあります。
講師といえば簡単になれるものではないというイメージですが、小規模で行う講演であれば、誰でも簡単に始めることができます。

2-5インターネットカウンセリング

カウンセリングというと一対一で話し合うという方法が一般的ですが、最近ではインターネットを利用して行うカウンセリングも増加しています。
インターネットカウンセリングはSNSやメールなどを利用して行うもので、気軽に利用できることが特徴です。
インターネットカウンセリングは、誰にも相談できない、誰に相談していいのか分からないと悩みを抱えている子供の強い味方となっています。

03子供と関わるうえで大切なこと

子供に関わる仕事を行う上で重要になるのが人間性です。子供と関わるときには、ぜひ大切にしたいポイントがあります。

3-1秘密厳守

子供からの相談に乗る場合、なによりも重要なのが「秘密を厳守する」ということ。
相手が子供だからといって、聞いたことを誰かに話すのは絶対にやってはいけないことです。特に、虐待などに関わる事案の場合、子供から聞いたことは保護者にも伝えるべきではありません。
この秘密を厳守するということはデリケートな問題にも関わること。そのことをまずしっかりと覚えておきましょう。

3-2話やすい人柄・雰囲気作り

悩みを抱えている子供の場合、最初は心を閉ざしていることが多いもの。そんな子供でも話しやすい雰囲気を作ることは非常に重要です。
また、子供の中から素直な気持ちを引き出すことも大切です。
そのため、子供とコミュニケーションを取るためのテクニックはもちろん、子供の気持ちになって考えるということも必要になります。

04まとめ

子供に関わる仕事は数多く存在しています。もし子供に関する仕事がしたいと思った場合、資格の取得から始めてみるというのがよい方法かもしれません。

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古山あかり 先生
子供心理カウンセラー講師
千葉県出身。東北大学大学院博士前期課程修了。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、首都圏公立学校のスクールカウンセラーや不妊カウンセリング、司法関係に携わる。神奈川県緊急支援対策チームスーパーバイザー。東京都千代田区でカウンセリングルーム「Hanacel」を運営。

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