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幼児の発達段階について

子供は毎日驚くほど成長していくもの。そんな成長を見守るのは楽しい反面、不安なことも多いものです。保護者の方の中には、自分の子供の成長が遅れているのではと心配になっている方も多いかもしれません。今回は幼児の発達段階や、それに応じた対処についてご紹介します。

どう違うの?幼児の発達段階について
目次

01幼児の発達

幼児期は心身の発達に関して非常に重要な時期だと言われています。

1-1幼児は心身の発育・発達がいちじるしい

乳幼児は、人間の一生を通じて心身の発達・発育がいちじるしい時期です。また、成長した後にも影響する基礎が形成されるとも言われています。
ここで重要なのは、子供の発達は子供だけでなく、子供が生きる環境や周囲の大人との相互作用を通して進んでいくということ。
子供は乳幼児期から大人との交流やコミュニケーションなどを必要としています。
この大人との関係が土台となり、他の子供や、知らない人の間でも相互に働きかける社会性を身につけることにもつながります。

1-2発達には個人差があるが、共通した段階がある

子供の発達について考えるとき、重要なのはそれぞれの子供の発達には個人差があるということです。
子供にはそれぞれが持っている生まれつきの生理的・身体的な条件があります。
また、家族構成など、育つ環境も異なるもの。それらの違いは発達の進み方に大きな影響を与えます。
ただし、子供の発達が人によってまったく異なるということではありません。子供の発達には、年齢などによっておおよその目安となる共通した段階もあります。

1-3段階に応じた教育を心がける

子供は放っておけば成長するというものではありません。子供の発育を促すためには、大人からの働きかけも必要。
ただし、働きかけるといっても、その働きかけは子供の自発的な行動を引き出すものであるというのが理想的です。
子供の活動には様々な面がありますが、子供の生活の中心的な活動となるのは「遊び」です。遊びは、発達と密接な関係があり、遊びによって発達が刺激され、成長を促すことも珍しくありません。
その際、大人は子供の遊びをともにする中で、子供の状態を把握しながら適切なサポートを行うことが重要になります。

02幼児の発達段階

子供の成長には個人差もありますが、目安となる発達の段階もあります。

2-11歳

一歳になった子供は、身体的にはつかまり立ちや伝い歩きができるようになる時期です。行動的になって視野も広がるため、家庭の中だけでなく外の世界への関心も高まります。
ただし、すでに母体から得た免疫も弱まっているため、感染症にかかりやすいという特徴もあります。
いわゆる「喃語」と呼ばれる会話らしいものも身に付き、いくつかの単語を話すようになります。

2-21歳半

一歳半になると、歩いたり手を使ったりという身体的な行動がさらに活発化します。非常に大きな運動機能の発達が起きるのがこの時期。
物を押す、投げるといった動作もできるようになり、さらに指を使って、つまむ、転がす、スプーンやコップを使うといった運動も上達してきます。
非常に運動量が多いこともあり、これまでの赤ちゃんらしい体型から、少しずつ痩せていくような印象を受けるようになるかもしれません。
さらに会話の能力も発達し、単語ではなく、二つの言葉をつなげて使用する「二語文」も扱えるようになります。

2-32歳

二歳の子供はさらに運動機能が発達、歩く、飛ぶなど自分の身体を自分の思うように動かせるようになります。
言葉の面では、ボキャブラリーも豊富になり、日常生活に必要な言葉を使ったり、自分のやりたいこと、してほしいことを伝えたりといったことも可能になります。
精神的には、好奇心が強くなり、行動を通じて得た喜びなどを大人や友達に伝えたいというコミュニケーションの能力や共感力も生まれます。
そのため、大人の手を借りずに何でも自分でやろうとしますが、実際はすべて自分の手で出来るわけでもないため、失敗や挫折を経験します。
この時期はいやいや期とも言われますが、これは自我が順調に育っている証拠ということもできます。

2-43歳

三歳児になる頃には、基本的な運動能力やコミュニケーション能力も身に付き、日常の生活ではかなりの範囲で自立して行動をすることができます。
この時期の子どもにとって重要なのが他の子供との関係や、子供同士のコミュニケーション。そのコミュニケーションを通じて子供たちの間でおもちゃを分け合ったり、順番を守って遊ぶといった社会性も身に付きます。
この頃になると多くなるのが「なぜ」「どうして」といった質問。これは物の名前や機能などを知りたい、理解したいという欲求の表れ。この時期を通じて言葉がますます豊かになります。
さらに、これまでの経験を通して「こうするとこうなる」といった具体的な予測を行うことも可能になります。さらに、大人の手伝いをしたい、人に優しくしたり役に立ったりしたいと考えるようになるのも三歳児の特徴です。

2-54歳

四歳児になると話しながら身体を動かすといった複数の行動を同時に行えるようになります。
また、自分と他人の区別がはっきりして、これまで以上に自分という存在が強くなります。そのため、これまでのように子供らしく無邪気に振舞うこともできなくなります。
さらに、想像力も豊かになり情緒も一段と豊かになりますが、おばけや夢といった物が怖くなるという特徴もあります。
さらに自分の行動が思ったようにいかないのではないかという不安や、未来に対する予想によって恐怖が生じるということも体験します。
遊びに関しても自分が遊ぶだけでなく、他の子どもの遊びを見ることで自然や遊具など、周囲に対する様々なものに関する関心も高まっていきます。

2-65歳

五歳児になると日常生活に関する基本的なことはほぼ自分ひとりでできるようになります。見ていても危なげなく、動作がしっかりしてくるのが特徴。
精神的にも、多くの物事を自分で判断できるような基礎が芽生えます。自分や他人を批判する力も生まれ、これまでのようにすぐに行動するのではなく、行動する前に考えることができるようになります。
さらにこの時期には、仲間の存在が重要になります。ルールを守ったり、他人を気遣ったりという集団行動ができるようになります。
もし友達同士でケンカが起きても、大人に頼ることなく自分たちで解決しようとしたり、相手を許したりといった社会生活に関する基礎的な能力が身に付き始めます。

03幼児期にしてあげたいこと

幼児期には段階に応じた発達の特徴があります。では大人としてはどのようなサポートを行うべきなのでしょうか。

3-1生活リズムを整える

幼児期になによりも重要なのが生活リズムを整えるということです。規則正しい時間に食事を取る、早寝早起きをするというのは、大人になってからも必要な生活習慣ですが、子供のときにこのリズムを身につけておくと、その後の生活に不自由することもありません。

3-2ルールを身につけさせる

社会生活での基本となるルールを身につけさせるのも大人の役割です。「ありがとう」、「ごめんなさい」を口に出して伝えたり、社会や家庭のルールを守る、善悪の基準を知るといったことを身につけるといった基本的なしつけは子供の成長を促すといった意味でも非常に役立ちます。

3-3やる気を育てる

子供が困っているとつい大人が手助けをしたくなりますが、なんでも大人が先回りをしてしまうと、やる気と自主性を奪ってしまうことがあります。手を出したくなっても少し我慢することで、子供のやる気を育て、自主性を引き出すことにつながります。

04まとめ

子供の成長を見守ることは親の役割。と言っても不安なことも多いかもしれません。その場合は、ひとりで考えすぎず、専門家のアドバイスを受けるといった方法も非常に役立ちます。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
古山あかり 先生
子供心理カウンセラー講師
千葉県出身。東北大学大学院博士前期課程修了。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、首都圏公立学校のスクールカウンセラーや不妊カウンセリング、司法関係に携わる。神奈川県緊急支援対策チームスーパーバイザー。東京都千代田区でカウンセリングルーム「Hanacel」を運営。

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