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コーヒー豆の焙煎方法

コーヒーの魅力といえば、あの独特の香りと風味です。その魅力的な香りや風味を生み出しているのが「焙煎」。コーヒー豆は焙煎の方法や度合いによってさらに異なる味を楽しむこともできます。今回はコーヒー豆の焙煎の方法などについてご紹介します。

自分でも試したい!コーヒー豆の焙煎方法
目次

01コーヒー豆の焙煎とは

それでは、そもそもコーヒー豆を焙煎するとはどのようなことなのでしょうか。また、焙煎するとコーヒー豆はどのように変化するのでしょうか。

1-1焙煎=ロースト

コーヒー豆の焙煎は、コーヒーの豆を「煎る」という作業のことです。ほとんどの場合、コーヒーは収穫されると果肉が取り除かれて、乾燥させた状態で輸出されます。この豆を煎る作業が焙煎です。焙煎はローストとも言われ、焙煎することで、豆は生の緑の状態から加熱され、コーヒーらしい茶褐色に変化します。
このとき、変化するのは色だけではなく、加熱によってコーヒー豆の成分が化学変化し、コーヒー独特の香りや苦味、酸味などが生まれます。

1-2焙煎によりコーヒーの風味に大きく差がでる

焙煎はコーヒーの味を引き出すための作業ですが、焙煎のやり方によって、コーヒー豆の中から様々な味や香りを引き出すことができます。
というのは、焙煎とは生のコーヒー豆を加熱する作業。どのような食材でも、火の強さや加熱時間を変化させることで、食感や味に違いが生まれるように、コーヒー豆の場合にも焙煎によって大きな風味の違いを生み出すことができます。
焙煎の場合、一般的に焙煎する時間が短いと酸味が強くなり、焙煎する時間が長いと苦味が強くなると言われています。これはコーヒーに含まれる酸味や苦味成分の変化によるもの。
浅く煎ると酸味の成分が強くなり、しっかり煎ると苦味成分が強くなることから、焙煎によって味の違いが生まれるのです。

02コーヒーの焙煎は8段階

コーヒーの焙煎は、大きく8つの段階に分類されます。これらの焙煎はコーヒー豆の色はもちろん、味にも大きな違いが生まれます。

2-1浅炒り

コーヒー豆の場合、焙煎時間が短いものは「浅炒り」と呼ばれています。もっとも焙煎の浅いものは「ライトロースト」と呼ばれ、生のコーヒー豆にうっすらと焦げ目がついているといった状態です。このライトローストをもう少し焙煎すると「シナモンロースト」と呼ばれるようになります。シナモンローストはその名前の通り、シナモン色に変化したところで焙煎を止める浅い炒り方です。
このライトローストやシナモンローストは、ごく浅い炒り方のため、苦味は少ないものの、香りもコクも少ないという特徴があります。

2-2中炒り

カフェやコーヒー豆の専門店などで多く提供されているのが「中炒り」と呼ばれるタイプです。中炒りは香り、苦味、酸味など、豆の特徴をバランスよく引き出せるというメリットがあります。
中炒りの中でも比較的浅い炒り方が「ミディアムロースト」。ミディアムローストは茶褐色をしていて、抽出すると比較的軽い味わいのコーヒーが楽しめます。ミディアムローストはコーヒーの苦味が苦手という人にはおすすめの炒り方です。
ミディアムローストをさらに焙煎したものが「ハイロースト」です。ハイローストはミディアムローストに苦味と深み、コクが加わったもので、カフェや家庭で飲まれる豆の場合、このハイローストのものが一般的です。

2-3深炒り

コーヒーのコクや苦味を好む人の場合、おすすめなのが深炒りという炒り方です。深炒りはしっかりとしたコーヒーの味が感じられるため、缶コーヒーの表示などで見かけることも多い炒り方。
この深炒りには四つの段階があり、深炒りの中でももっとも炒り加減が浅いものは「シティーロースト」と呼ばれます。シティーローストの豆は美しいコーヒーブラウンをしていることが特徴。コーヒーならではの味わいが楽しめることから、「ハイロースト」と同様、カフェや喫茶店でも提供されることの多いコーヒーです。以前はブレンドコーヒーとしても飲まれていましたが、最近ではエスプレッソ用のコーヒーとして用いられることもあります。
シティーローストをさらに深炒りしたものが「フルシティロースト」です。フルシティローストはダークブラウンの深い色が特徴で、氷を入れるアイスコーヒーに用いられることが多いコーヒーです。また、「炭焼きコーヒー」などと言われるコーヒーもこのフルシティローストが多く、苦味をしっかりと楽しめることから、シティーロースト同様にエスプレッソ用のコーヒーとしても用いられています。
ここからさらに深く炒ったコーヒーは「フレンチロースト」と呼ばれます。フレンチローストは深炒りの豆ならではの苦味と独特の香りが特徴。フレンチローストという名前の通り、ヨーロピアンスタイルのアレンジメニューに最適です。たとえば、ミルクを入れたカフェオレや、生クリームを加えたウインナーコーヒーなど、他の物が加わってもしっかりとコーヒー本来の味も楽しめるので、これらのメニューにはフレンチローストが用いられます。
深炒りの中でも、もっともしっかりと焙煎したものが「イタリアンロースト」。色はほとんど黒に近く、強い苦味が特徴です。苦味を楽しむコーヒーで、強烈なエスプレッソなどはこのイタリアンローストが使われます。

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03コーヒー豆の焙煎方法と必要な道具

コーヒーの焙煎は専門家の手によって行われることがほとんどですが、実は家庭でもコーヒーの焙煎を行うことができます。
焙煎を行うとき、必要なのはコーヒー豆と焙煎機(ロースター)、うちわなどです。コーヒーの豆は焙煎前の生豆が必要で、コーヒー専門店などで購入することができます。
焙煎作業は、まずコーヒーの生豆をしっかり洗って汚れを取り、さらに水分を取り除くことが必要ですが、その際に忘れてはならないステップがあります。それがハンドピック。実はコーヒーの生豆には、カビが生えていたり虫食いがあったりという、いわゆる「欠点豆」と言われるものが混じっています。この欠点豆が混ざっていると、雑味が混じってコーヒーの味が低下してしまうので、丁寧に欠点豆を取り除くことが必要です。
また、豆の中には小石や木の皮などが混ざっていることもあるため、これも取り除く必要があります。欠点豆を取り除いたら、いよいよ豆を煎っていく作業です。
このとき、コーヒー専用の焙煎機があれば便利ですが、これはどこの家庭にもある器具で代用できます。たとえばフライパン。フライパンで豆を炒り、好みの色になるまで焙煎します。
ただしフライパンで豆を炒ると豆がはじけて飛び散手しまうことがあります。
そんなときに便利なのがゴマを炒るためのゴマ炒り器。ゴマ炒り器には網がついているため、飛び散りを防止することができます。このとき、器具を常に揺すって火の当たりを均一にしておくのがポイントです。
コーヒー豆が好みの色まで色づいたら、うちわなどを使用して豆を冷やしましょう。もしそのまま放置していると、そのまま火が入りすぎて焙煎がさらに進んでしまいます。
後はキッチンペーパーを敷いたお皿に移して完全に冷めるのを待つだけ。
これで自分好みのコーヒーをいつでも楽しむことができます。

04まとめ

焙煎はコーヒーの味を決める大切な過程のひとつです。家庭で焙煎を行うと、好みの味を見つけられるだけでなく、コーヒーを飲む楽しみも倍増します。コーヒーが好きという方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
satsuki 先生
バリスタ
札幌市出身。バーテンダースクール卒業後、沖縄に移住。カフェ巡りにハマる。北海道に帰郷後、外国文化が盛んなニセコエリアでバリスタとして働き始め、本格的にコーヒーを学ぶ。現在、オーガニックイタリアンバルで、バリスタとして奮闘中。

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