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これでもっと楽しめる!コーヒーの基本的な抽出方法と種類

ひとくちにコーヒーといっても、実は様々な抽出方法があります。抽出の方法を変えることで、味の違いを楽しむことができるのもコーヒーの楽しみのひとつ。今回は基本的なコーヒーの抽出方法や種類、特徴などについてご紹介します。

これでもっと楽しめる!コーヒーの基本的な抽出方法と種類
目次

01コーヒー抽出の基本

コーヒーの抽出方法や器具には様々な種類がありますが、基本となる豆の分量などは同じです。
様々な抽出方法について見ていく前に、まずは基本的な方法についておさらいしましょう。

1-11杯あたりのコーヒー豆の量を測る

まず、基本となるのはコーヒー豆の量です。浅煎りか深煎りか、さっぱりした飲み口がよいのか、苦味とコクをしっかり感じたいのかなどによって豆の量はことなりますが、基本的には一杯当たり10グラムを目安にしましょう。ただし、一杯だけ抽出するときはどうしても薄くなりがちなので、苦味やコクを感じたいという場合、12グラム程度の豆を使用するとよいでしょう。
逆に二杯、三杯といった分量を抽出する場合、豆の量を一杯だけ抽出するときに比べて一割ほど少なくすると安定したコーヒーを淹れることができます。

1-2適温のお湯で抽出する

コーヒーを淹れるときには、豆の量と同じぐらい大切なのがお湯の温度です。コーヒーを淹れるときの適温は82~83度程度と言われています。沸騰直後の高温のお湯で淹れた場合、コーヒー豆から苦味が強く抽出されてしまいます。また、雑味も出てしまうため、苦いコーヒーが大好きという人以外にはおすすめできません。
逆に低い温度でコーヒーを淹れると、苦味は抑えられますが酸味が強くなりすぎてしまいます。
そのため、コーヒーを淹れるときには沸騰させてから少し冷ますか、別の容器に入れて温度を下げるなどの工夫が必要になります。
ただし、時間が経って風味が飛んでしまっているコーヒーの場合、高温で淹れたほうが味をはっきり感じることができることもあります。

02コーヒーの抽出方法の種類

それでは、コーヒーの様々な抽出方法について見ていきましょう。

2-1最も手軽で普及しているペーパードリッパー

コーヒーを淹れる方法として、もっとも一般的なのがペーパードリッパーによる抽出方法です。ペーパードリッパーは、ドリッパーにペーパーフィルターをセットして、そこにコーヒー豆を入れてお湯を注ぐ方法です。コーヒーの抽出方法としては、ネルの布を使ってフィルターの代わりにする「ネルドリップ」も有名ですが、ネルドリップが家庭ではやや敷居が高いのに対して、ペーパードリップはフィルターを使い捨てできるため、手軽に本格的なコーヒーを淹れることができます。
なお、ドリッパーの形状には「円錐型」「台形型」などがあり、少しずつ淹れ方や抽出した味も変わってきます。

2-2ペーパーに似ているステンレスフィルター

ペーパーの代わりに金属製のフィルターを使用した抽出方法が「ステンレスフィルター」です。ステンレスフィルターの基本的な仕組みはペーパードリッパーと変わりません。ペーパードリッパーが紙の繊維によってコーヒーをろ過するのに対して、ステンレスフィルターの場合は金属のフィルターによってコーヒーのろ過を行います。
家庭では馴染みがありませんが、ペーパーを使い捨てにするのではなく、洗浄すれば何度でも使用できることや、コーヒーを淹れる手間もペーパードリッパーと変わらないため、根強いファンを抱えています。

2-3紅茶でなじみのあるフレンチプレス

日本では紅茶を抽出する道具としてのイメージが強いのが「フレンチプレス」です。しかし、フレンチプレスはもともとコーヒーを抽出するために用いられていた道具。イタリアで開発され、パリで多く使われていたためフレンチプレスと呼ばれるようになりましたが、「コーヒープレス」「プランジャー」などと呼ばれることもあります。
フレンチプレスでコーヒーを抽出する方法は紅茶と同じで、ポットに挽いたコーヒー豆をセット、お湯を注いである程度の時間が経ったらプレス下げてコーヒー豆とお湯を分離します。
フレンチプレスはお湯の温度と豆の量を守れば、誰でも手軽に美味しいコーヒーを淹れられることや、インテリアとしての役割も果たしてくれるため、最近人気を高めています。

2-4お店でみかけるサイフォン

本格的なコーヒーを抽出するといえば、サイフォンを思い浮かべる方も多いことでしょう。サイフォンは熱したお湯がフラスコの中の膨張した気体の圧力によって押し上げられ、コーヒーの粉と混ざってコーヒーを抽出する方法です。お店などで見かけることもあり、見ているだけでも楽しいというのが最大の特徴で、気分も高めてくれるので、時間をかけて一杯のコーヒーを楽しみたいというときには最適の抽出方法です。

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03抽出法別の特徴(それぞれの味わいの特徴を紹介)

それでは、抽出方法によってコーヒーにはどのような違いが生まれるのでしょうか。

3-1ペーパードリッパー

ペーパードリッパーを使用するメリットは手軽さとすっきりした味わいです。ペーパーでコーヒーをドリップした場合、ペーパーによってコーヒーの油分がろ過、雑味が出にくくなるため、コーヒー本来のすっきりとした味わいを楽しむことができます。
また、ペーパーフィルターには「漂白タイプ」「無漂白タイプ」があり、環境に優しいという観点から無漂白のタイプに人気がありますが、漂白タイプのものを使用した場合、紙のにおいを感じるという場合もあります。

3-2ステンレスフィルター

ステンレスフィルターでコーヒーを抽出したときの大きな特徴は「コーヒーオイル」です。コーヒーオイルとは、コーヒー豆が含んでいる油分のことでペーパードリッパーの場合、紙の繊維にからめとられてしまうコーヒーオイルが、ステンレスフィルターではダイレクトに味わえます。
コーヒーオイルは、雑味の原因となる反面、コーヒーの強い風味がダイレクトに味わえるため、ペーパーフィルターでは楽しめない野生的な風味を抽出することができます。
ただし、ステンレスフィルターはペーパードリッパーと比べると目が大きくなるため、ペーパードリッパーではろ過されるコーヒーの細かい粉が混じり、ざらざらとした舌ざわりが気になることもあります。また、コーヒーオイルが含まれているため、どうしても味が濃厚になるため、深煎りのコーヒーを味わうときには、味が濃すぎると感じることもあります。

3-3フレンチプレス

フレンチプレスも、ステンレスフィルターと同様にコーヒーオイルが楽しめるというのが特徴です。また、最後までしっぱりプレスすることで、コーヒー本来の風味や味を楽しむことができるという点でも人気があります。特にフレンチプレスの場合には、ペーパードリッパーやステンレスフィルターとは異なり、お湯を入れるときに気を使わなくてもいいというのがポイント。そのため、技術がない場合でも簡単に本格的なコーヒーを楽しむことができます。
ただし、フレンチプレスの場合もステンレスフィルターと同様にコーヒーの細かい粉をろ過しきれずざらざらした舌ざわりが生まれることや、抽出後の後始末や洗浄が面倒、入れられる杯数に限りがあるため大人数の場合には何度かに分けて入れなければならないといったデメリットもあります。

3-4サイフォン

家庭用のサイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは非常に楽しい時間ですが、サイフォンで淹れたコーヒーは他の抽出方法よりも香りが楽しめるというメリットがあります。反面、お湯の温度が高いため、風味が失われるというデメリットもあり、豆の品種を選ぶ抽出方法だとも言われています。

04まとめ

コーヒーの抽出には様々な方法があり、それらを使い分けることも楽しみのひとつです。もし興味が出てきたという方は、さらに詳しい知識を学んでみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
satsuki 先生
バリスタ
札幌市出身。バーテンダースクール卒業後、沖縄に移住。カフェ巡りにハマる。北海道に帰郷後、外国文化が盛んなニセコエリアでバリスタとして働き始め、本格的にコーヒーを学ぶ。現在、オーガニックイタリアンバルで、バリスタとして奮闘中。

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