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こうすればよかった!コーヒー豆の挽き方と分量

コーヒーにこだわりを持っている人の中には、豆を挽くところから始める人も少なくありません。実はコーヒーは豆の挽き方によっても味が大きく変わるもの。今回は豆の挽き方や分量による味の違いについてご紹介します。

こうすればよかった!コーヒー豆の挽き方と分量
目次

01コーヒー豆を挽くとは?

コーヒーといえばインスタントか粉で淹れるという人が多いものですが、そもそもコーヒー豆を挽くとは、どのようなことなのでしょうか。

1-1豆は粉砕することにより香りを発する

コーヒー豆を挽くとは、コーヒー豆を粉砕して粉にすることです。コーヒー豆を粉砕することを専門用語では「グラインド」と言いますが、実はこのコーヒーをグラインドした瞬間こそ、コーヒー豆の香りをもっとも強く味わうことができるのです。そのため、コーヒーをグラインドすることは、コーヒーの香りを楽しむためには非常に重要になります。

1-2挽き方によって味や香りに違いがでる

コーヒー豆を挽くとは、単にコーヒーを粉状にするだけではありません。コーヒー豆の挽き方には様々な方法があり、また引いたコーヒー豆の状態も千差万別です。コーヒー豆を挽いてできた粉のひとつひとつの粒の大きさは「粒度」と呼ばれますが、この粒度が小さいさらさらした細挽きの粉の場合、表面積が大きくなるため、コーヒーの成分がお湯の中に抽出されやすくなります。
反対に粒度が大きい場合、お湯と接触する面積が少ない分、コーヒーの成分の抽出は抑えられるということになります。
さらにコーヒーを抽出するための道具によってもお湯とコーヒーの粉の接触の範囲や面積、接触の仕方も異なるため、コーヒーの豆を挽くときには、使用する道具に最適の粒度にすることも必要です。

02コーヒー豆の挽き方と特徴

それでは、コーヒー豆の挽き方を変えることで、具体的にはどのような味や香りの特徴が生まれるのでしょうか。

2-1粗挽き

粒度が大きく、粗目に挽いたコーヒーは「粗挽き」と呼ばれます。この言葉は缶コーヒーのキャッチフレーズなどで耳にしたことがある人も多いはず。
粗挽きは一般的にはザラメの砂糖ほどの粒のサイズ。粗挽きで引いた場合、苦味は抑えられ、逆に酸味が強調されます。そのため、飲み口はさっぱりとさわやか。特に粒の粒度が粗いため、雑味が出にくくコーヒー本来の味わいを楽しむことができます。
粗挽きはお湯で直接煮だす方法が適しているとされ、フレンチプレスやパーコレーターなどに向いていると言われています。

2-2中挽き

中挽きは粗挽きよりも目の細かいサイズに挽いたコーヒーです。粒のサイズはザラメとグラニュー糖の間程度の大きさで、雑味が出にくくクリアな味わいを楽しむことができます。
サイフォンやネルドリップといった抽出方法に適している目の粗さで、カフェで提供されるコーヒーでも多く使用されます。コーヒーメーカーを使用しても美味しいコーヒーが入れられるので、すっきりした味わいを求める場合、家庭でもよく使用されるコーヒーです。

2-3中細挽き

中細挽きはグラニュー糖程度のサイズに挽いたコーヒーです。もっとも一般的に使用されるコーヒーで、特に指定しない場合、中細挽きの豆を使用されるケースが多いようです。
中細挽きの豆は味、香りともにバランスに優れていて、どのような飲み方でもクセがなく飲みやすいのが特徴。
ペーパードリップやコーヒーメーカーでも美味しいコーヒーが淹れられるということもあり、お店や家庭など様々なシーンで楽しまれているのが中細挽きの豆です。中細挽きの豆はもっとも豆本来の特徴が味わえるということもあり、自分の好みのコーヒーを探したい、豆の特徴を知りたいといった場合、この中細挽きの豆を基準に粒度を調整するという方法もあります。

2-4細挽き

細挽きは白砂糖とグラニュー糖の中間のサイズに挽かれた豆です。細挽きは豆とお湯が接触する面積が増えるため、しっかりとコーヒー豆の成分を抽出することができます。そのため、コーヒーの苦味やコクをしっかり味わいたいときにおすすめです。
また、豆を細かく粉砕するため、香りを十分に楽しむことができます。ただし、細挽きの場合、香りや風味が飛びやすいという特徴もあるため、挽いてすぐに楽しむ場合に適しています。
細挽きのコーヒーはしっかりとした味が楽しめるため、水だしのコーヒーに適しています。しっかりと水とコーヒーが接触することで、長時間かけてコーヒー豆の成分を抽出することができ、また格別の一杯を味わうことができます。
また、ペーパードリップで淹れた場合には、苦味もコクもしっかりとした味わいのコーヒーが楽しめます。そのため、ある程度コーヒーに慣れている方や、コーヒーにこだわりのある方に向いた挽き方と言えるでしょう。

2-5極細挽き

極細挽きはもっとも細かいコーヒーの挽き方です。粒度は白砂糖ほどのサイズで、お湯との接触する面積も非常に大きくなるため、苦味をしっかりと抽出することができます。
この極細挽きに最適なのがエスプレッソ。苦味を全面に押し出したエスプレッソは、極細挽きのコーヒーでなければ味わうことができません。
その他、極細挽きのコーヒーは直火でコーヒーを抽出するマキネッタや、トルコ式のコーヒーでも使用されます。

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03豆の分量

コーヒーの味は豆の挽き方だけでなく、豆の分量によっても大きく異なります。自分好みのコーヒーの味を探すには、豆の分量にも注意するとよいでしょう。

3-1豆の使用量でも味に違いがでる

コーヒーを抽出する場合、使用する豆の量は焙煎の深さによっても異なります。一般的に、浅炒りの豆ほど量が少なく、深煎りの豆の場合はやや豆の量が多くなります。
一般的に基準とされているのは、150cc~180ccのお湯に対してメジャースプーン1杯(10~12グラム)程度。
二人分であれば、280cc~300ccに対して、メジャースプーン2杯となりますが、このとき18~22グラムとやや少なめの豆を使用するのがコツになります。もしコーヒーの豆を多めに使用した場合には苦味とコクがあり、逆に少なめに使用した場合には、さっぱりとした味わいとなります。
豆の量に関しては、慣れれば目分量でコーヒー豆を入れることもできますが、最初は10グラムをきちんと軽量して、味の感じを覚えておくと、理想のコーヒーの味に近づけることができます。
また、あまり大量のコーヒーをペーパードリップなどで一度に入れようとした場合、コーヒー豆がフィルターの目を塞いでしまいお湯との接触時間が長くなり、苦味の強いコーヒーになってしまいます。
使用しているドリッパーの種類にもよりますが、多くても二人分から始めてみると適切なコーヒーを抽出できるでしょう。なお、最初にコーヒーを淹れる場合や、初めての豆を試してみる場合には、もっとも特徴が現れやすい、中細挽きの豆を使用するのがおすすめです。
コーヒーを淹れる場合には、極端に多い少ないがあると、十分にコーヒーの美味しさを引き出すことができません。まずは基本の量を守り、少しずつコーヒー豆を増減させるなどして自分好みの味を見つけるとよいでしょう。

04まとめ

コーヒーは使用する豆の量だけでなく、豆の焙煎や挽き方などによっても大きく味が異なる非常に奥の深い飲み物です。といっても難しく考える必要はありません。まずは手に入りやすい豆を購入して、自分なりの工夫をしてコーヒーを淹れ、好みの飲み方をしてみるだけでも、コーヒーの楽しさを味わえることでしょう。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
satsuki 先生
バリスタ
札幌市出身。バーテンダースクール卒業後、沖縄に移住。カフェ巡りにハマる。北海道に帰郷後、外国文化が盛んなニセコエリアでバリスタとして働き始め、本格的にコーヒーを学ぶ。現在、オーガニックイタリアンバルで、バリスタとして奮闘中。

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