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あまり知られていないけれど実は万能なシュナン・ブラン
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あまり知られていないけれど実は万能なシュナン・ブラン

使用頻度が高い割にはあまり知られていないシュナン・ブランですが、造られる国によって顔を変えて楽しませてくれる面白いブドウ品種です。
シュナン・ブランの隠れた魅力を知って、各国の、各地区のワインを楽しんでみましょう。

あまり知られていないけれど実は万能なシュナン・ブラン
目次

01シュナン・ブランの特徴

シュナン・ブランは、甘口、辛口、スパークリングワイン、貴腐ワインなどでも使われている白ワインのブドウ品種です。
しかし、その認知度は低くなります。
理由としては、酸味が強いため、気候や土壌などの相性が悪いと酸っぱすぎるワインになってしまうからです。
また、様々なワインに使える分、それだけ特徴が少ないブドウ品種とも言え、香りや風味で言えば、シャルドネやリースリングなどもあるので、飲む優先順位としては低くなってしまいます。
飲みやすいワインを作り出しているのは、南アフリカが挙げられます。
シュナン・ブラン独特の酸味が落ち着き、滑らかな味わいを楽しめます。
また、忘れてはいけないのがフランスのロワール地方です。
ここでは、地区に分かれてシュナン・ブランの特徴を生かした様々なワインを作り出しています。
ヴーヴレー地区では、何十年と寝かせることで、濃厚ですっきりとした辛口ワインが完成します。
甘口の白ワインで長く持つものは多いですが、辛口の白ワインの中では、かなり持ちの良いワインに入ります。
コトー・デュ・レイヨン地区では貴腐ワインが有名です。
シュナン・ブランならではの香りは少し落ちるものの、みずみずしさを感じながらも、滑らかな舌触りと、ハチミツのような優しい甘さを感じられます。
サヴニエール地区では、バイオ・ダイナミック農法(ビオディナミ)という有機栽培を使いシュナン・ブランを栽培しています。
この農法は、ただ無農薬だというだけではなく、宇宙の力を栽培に活かすという、ドイツの思想家、ルドルフ・シュタイナーが提唱した農法です。
すべての生命は、宇宙の営みからも影響を受け、共に生きている、というもので種まきのタイミングや苗植え、収穫などを月や星を見て行うというものです。
この農法は、賛否両論あるものの、素晴らしい辛口ワインが完成しています。
辛口ワインですが、多少貴腐ワインの要素も入っているので、また独特の、そしてアルコール度数の高いワインに仕上がっています。

02香り・味わい

辛口、甘口など様々な形で作られているため、一概には言い切れません。
また、ヨーロッパと新世界(ワイン生産の歴史が新しい産地)では発酵時の温度が異なってきます。
ヨーロッパでは少し高めの温度で発酵させることで、ミネラル感と酸味を感じる、フルーティな味わいに仕上がります。
また、新世界、主に南アフリカでは低温で発酵させます。
そうすることで、酸味が和らぎ、南国のフルーツを思わせるフレッシュな味を感じることが出来ます。

03ワインの見た目

淡い黄色が美しいワインです。
ワインのふちが、若干灰色がかった色にも見えます。

04その他

◇相性のいい料理
・生ハム
・ムニエル
・さっぱりした海鮮料理
◇主な産地
・フランス(ロワール地方)
・南アフリカ
・オーストラリア
・ニュージーランド
◇飲む温度
3~7度
◇英語表記
Chenin Blanc

05まとめ

個性的なワインを求めるならフランスのロワール地方のもの、特にこだわりがなければ、フレッシュな南アフリカのワインを選びましょう。
南アフリカのものは、癖が強すぎないため飲みやすくなります。

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