離婚しない夫婦の特徴と理由について
愛し合って結婚したからには、離婚はできるだけ避けたいものです。では、どのようにすれば離婚を避けることができるのでしょうか。実は離婚しない夫婦には特徴がありました。今回は離婚しない夫婦の特徴や理由についてご紹介します。
01離婚しない夫婦の特徴
結婚して時間が経っても離婚しない夫婦にはどのような共通する特徴があるのでしょうか。
1-1相手を尊重する気持ちがある
どのような夫婦でも、まったくケンカをしないというカップルはほとんどいないといってもいいでしょう。
しかし、もしトラブルになっても離婚までには至らず関係を修復できる夫婦の場合は、相手を尊重する気持ちがあるもの。
相手の意見と自分の意見が異なっていても、いきなり相手の意見を否定することなく、まずはそれを聞いてみるというのは夫婦だけでなく人間関係の基本ともいえるもの。
その点を押さえている夫婦は離婚の危機を回避できる夫婦です。
1-2価値観が似ている
離婚せずに長続きする夫婦には、価値観が似ているという特徴があります。たとえば金銭感覚や食べ物の嗜好、生活のどの部分にお金をかけるかといった点は、夫婦喧嘩の原因になりやすい事柄。それらの点で共通する価値観を持っていると、意見が対立することも少なく、結果として夫婦喧嘩を避けることにつながります。
特に子どもが学齢期に差し掛かったとき、どのような学校に通うかといった点や、親に介護が必要になったときなどでの価値観の違いは将来的に離婚の原因になることもあります。
1-3感情まかせにならない
どのように温厚な人であっても、機嫌が悪いことやイライラすることはあるもの。そういうときは、夫や妻の行動が気に障ることもあります。
そういうときにケンカになってしまうと、感情任せになって怒りを相手にぶつけられてしまうもの。
しかし、怒りをぶつけられたほうは、反発してしまい問題の解決にはなりません。
もし感情が高ぶっているときでも、それを押さえられると、夫婦は長続きすることができます。
02離婚しやすい夫婦の特徴
長続きする夫婦がいる反面、すぐに離婚してしまう夫婦も多いもの。では離婚しやすい夫婦にはどんな特徴があるのでしょうか。
2-1事後報告が多い
夫婦は生活を共にするもの。そのため、どんなことでも事前に相談したり、相手の意見を聞いたりといったことが必要になります。
しかし、なんでも自分ひとりで決めてしまい、相手には事後報告だけということになると、どうしても不満と不信が募ってしまうもの。
特にお金の絡んだ問題は、深刻なトラブルに発展する可能性もあります。
2-2思いやりがない
夫婦には思いやりがなによりも重要です。たとえば風邪を引いて具合が悪い時に食事の支度を求められたといったことがあると、どうしても相手のことを信用できなくなってしまいます。
特に女性の場合は、男性には理解できない身体のトラブルも多いもの。しかし、それを理解しようとも思わない男性と生活を続けるのは非常に難しいといわざるを得ないでしょう。
2-3相手のせいにしがち
夫婦として生活していくと、大なり小なり上手くいかないこともあるものです。
しかし、そんなときに原因を相手になすりつけてしまうと、夫婦関係を維持することはできません。
また、もし自分に原因がある場合でも、その原因を相手に押し付けると、どうしても不満が高まってしまいます。
どのようなことでもそれぞれに言い分はあるものですが、それを聞かず一方的に責められることは、夫婦関係にはマイナスでしかありません
2-4会話する時間がない
共働きで子育てをしているとどうしても時間が足りなくなるものですが、そこで会話がなくなってしまうと、お互いがどんなことを考えているか分からなくなってしまいます。
また、「会話がなくても相手のことを理解している」という思い込みは夫婦関係にとっては非常に危険なもの。
もし夫婦の会話がなくなってきたら、赤信号だと考えたほうがよいでしょう。
03夫婦が円満にすごすコツ
夫婦はできれば円満に過ごしたいものです。では、夫婦が円満に過ごすコツとはどのようなものなのでしょうか。
3-1信頼関係を築く
夫婦関係にはなにより信頼関係が重要です。コミュニケーションが最低限でも、信頼関係さえ築けていれば、少々の問題が起きても大きなトラブルには発展しません。
といっても、信頼関係は一朝一夕には築くことができません。
毎日の行動や言葉など、少しずつ信頼を深めていくことが重要です。
3-2喧嘩の時は白黒つけない
夫婦喧嘩のとき、相手が謝るまで許さないというタイプの方もいらっしゃいますが、円満な夫婦関係にはそれは逆効果でしかありません。
実は夫婦喧嘩にははっきりした理由はないもの。日頃の不満やストレスが爆発しているだけにすぎません。
もし夫婦喧嘩になったとしても、白黒をつけるまで続けては、いつかは夫婦関係が破綻してしまうでしょう。
3-3過度な期待をしない、押し付けない
結婚生活を送っていると、どうしても相手に不満を持つこともあります。それは「夫はこうあるべき」「妻はこうあるべき」といった過度な期待が原因です。
もし円満に結婚生活を送りたいなら、過度な期待は捨てたほうがよいでしょう。
また、自分の考えや理想を押し付けるのもやめましょう。
そうすることで、ちょっとしたことで感謝や信頼の気持ちを持つことができます。
3-4会話をする
円満に過ごしている夫婦は、例外なく会話の量が多いものです。
もちろん、現代の夫婦は忙しいものですが、それでも毎日短くても構わないので、夫婦二人で会話をする時間を持つようにしましょう。
会話がなくなってしまうと、どうしても二人の距離も離れて行ってしまいます。
04仮面夫婦が離婚しない理由は?
夫婦には様々な形がありますが、特に多いといわれているのが「仮面夫婦」です。
4-1仮面夫婦って?
仮面夫婦とは、すでに夫婦間の愛情はなくなっているにも関わらず、離婚しない夫婦のこと。
仮面夫婦はお互いに干渉せず、家庭内別居のような冷え切った関係。仮面夫婦になるには様々な原因があり、どちらかの浮気などをきっかけに関係が悪化してしまったケースや、長年結婚生活を続けた結果、小さな不満が溜まり仮面夫婦になってしまうケース、子どもが成長して家を出てしまったことなどで家族関係に変化が起き、仮面夫婦になるなど様々です。
4-2離婚しない理由
それほど愛情がなくなっているなら、離婚すればよいと周囲は考えるかもしれません。
しかし仮面夫婦の特徴は、決して離婚しないこと。
ではなぜ仮面夫婦は離婚しないのでしょうか。
まず大きな理由が世間体です。特に日本の場合、まだまだ離婚はマイナスのイメージが強いもの。特に子どもがいる場合など、影響を考えると離婚できないというご夫婦もいらっしゃいます。
次に多いのが「離婚するのが面倒」ということ。実際に離婚となった場合、財産分与や親権、親戚への報告など様々な事務手続きが必要になります。また、離婚して旧姓に戻したなら、銀行口座など名義の変更も必要になります。これら一連の手続きを考えたら、少し我慢しても今の状況でよいという結論になってしまうのです。
また、夫婦のどちらかが経済的に自立していない場合、離婚によって生活レベルが下がってしまうことも考えられます。
このように、様々な理由によって仮面夫婦は冷え切った状態を維持しているようです。
05まとめ
夫婦は一番近くにいる他人です。そのため、関係を維持するためにはお互いの努力が必要です。もし離婚が頭をよぎったら、まず自分の毎日の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
古山あかり 先生
夫婦心理・家族心理講師
千葉県出身。東北大学大学院博士前期課程修了。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、首都圏公立学校のスクールカウンセラーや不妊カウンセリング、司法関係に携わる。神奈川県緊急支援対策チームスーパーバイザー。東京都千代田区でカウンセリングルーム「Hanacel」を運営。
70,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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Copyright © 2021 RYO SEKKEI ARCHITECT LEARNING SCHOOL All rights reserved.
1-1相手を尊重する気持ちがある
どのような夫婦でも、まったくケンカをしないというカップルはほとんどいないといってもいいでしょう。
しかし、もしトラブルになっても離婚までには至らず関係を修復できる夫婦の場合は、相手を尊重する気持ちがあるもの。
相手の意見と自分の意見が異なっていても、いきなり相手の意見を否定することなく、まずはそれを聞いてみるというのは夫婦だけでなく人間関係の基本ともいえるもの。
その点を押さえている夫婦は離婚の危機を回避できる夫婦です。
1-2価値観が似ている
離婚せずに長続きする夫婦には、価値観が似ているという特徴があります。たとえば金銭感覚や食べ物の嗜好、生活のどの部分にお金をかけるかといった点は、夫婦喧嘩の原因になりやすい事柄。それらの点で共通する価値観を持っていると、意見が対立することも少なく、結果として夫婦喧嘩を避けることにつながります。
特に子どもが学齢期に差し掛かったとき、どのような学校に通うかといった点や、親に介護が必要になったときなどでの価値観の違いは将来的に離婚の原因になることもあります。
1-3感情まかせにならない
どのように温厚な人であっても、機嫌が悪いことやイライラすることはあるもの。そういうときは、夫や妻の行動が気に障ることもあります。
そういうときにケンカになってしまうと、感情任せになって怒りを相手にぶつけられてしまうもの。
しかし、怒りをぶつけられたほうは、反発してしまい問題の解決にはなりません。
もし感情が高ぶっているときでも、それを押さえられると、夫婦は長続きすることができます。
02離婚しやすい夫婦の特徴
長続きする夫婦がいる反面、すぐに離婚してしまう夫婦も多いもの。では離婚しやすい夫婦にはどんな特徴があるのでしょうか。
2-1事後報告が多い
夫婦は生活を共にするもの。そのため、どんなことでも事前に相談したり、相手の意見を聞いたりといったことが必要になります。
しかし、なんでも自分ひとりで決めてしまい、相手には事後報告だけということになると、どうしても不満と不信が募ってしまうもの。
特にお金の絡んだ問題は、深刻なトラブルに発展する可能性もあります。
2-2思いやりがない
夫婦には思いやりがなによりも重要です。たとえば風邪を引いて具合が悪い時に食事の支度を求められたといったことがあると、どうしても相手のことを信用できなくなってしまいます。
特に女性の場合は、男性には理解できない身体のトラブルも多いもの。しかし、それを理解しようとも思わない男性と生活を続けるのは非常に難しいといわざるを得ないでしょう。
2-3相手のせいにしがち
夫婦として生活していくと、大なり小なり上手くいかないこともあるものです。
しかし、そんなときに原因を相手になすりつけてしまうと、夫婦関係を維持することはできません。
また、もし自分に原因がある場合でも、その原因を相手に押し付けると、どうしても不満が高まってしまいます。
どのようなことでもそれぞれに言い分はあるものですが、それを聞かず一方的に責められることは、夫婦関係にはマイナスでしかありません
2-4会話する時間がない
共働きで子育てをしているとどうしても時間が足りなくなるものですが、そこで会話がなくなってしまうと、お互いがどんなことを考えているか分からなくなってしまいます。
また、「会話がなくても相手のことを理解している」という思い込みは夫婦関係にとっては非常に危険なもの。
もし夫婦の会話がなくなってきたら、赤信号だと考えたほうがよいでしょう。
03夫婦が円満にすごすコツ
夫婦はできれば円満に過ごしたいものです。では、夫婦が円満に過ごすコツとはどのようなものなのでしょうか。
3-1信頼関係を築く
夫婦関係にはなにより信頼関係が重要です。コミュニケーションが最低限でも、信頼関係さえ築けていれば、少々の問題が起きても大きなトラブルには発展しません。
といっても、信頼関係は一朝一夕には築くことができません。
毎日の行動や言葉など、少しずつ信頼を深めていくことが重要です。
3-2喧嘩の時は白黒つけない
夫婦喧嘩のとき、相手が謝るまで許さないというタイプの方もいらっしゃいますが、円満な夫婦関係にはそれは逆効果でしかありません。
実は夫婦喧嘩にははっきりした理由はないもの。日頃の不満やストレスが爆発しているだけにすぎません。
もし夫婦喧嘩になったとしても、白黒をつけるまで続けては、いつかは夫婦関係が破綻してしまうでしょう。
3-3過度な期待をしない、押し付けない
結婚生活を送っていると、どうしても相手に不満を持つこともあります。それは「夫はこうあるべき」「妻はこうあるべき」といった過度な期待が原因です。
もし円満に結婚生活を送りたいなら、過度な期待は捨てたほうがよいでしょう。
また、自分の考えや理想を押し付けるのもやめましょう。
そうすることで、ちょっとしたことで感謝や信頼の気持ちを持つことができます。
3-4会話をする
円満に過ごしている夫婦は、例外なく会話の量が多いものです。
もちろん、現代の夫婦は忙しいものですが、それでも毎日短くても構わないので、夫婦二人で会話をする時間を持つようにしましょう。
会話がなくなってしまうと、どうしても二人の距離も離れて行ってしまいます。
04仮面夫婦が離婚しない理由は?
夫婦には様々な形がありますが、特に多いといわれているのが「仮面夫婦」です。
4-1仮面夫婦って?
仮面夫婦とは、すでに夫婦間の愛情はなくなっているにも関わらず、離婚しない夫婦のこと。
仮面夫婦はお互いに干渉せず、家庭内別居のような冷え切った関係。仮面夫婦になるには様々な原因があり、どちらかの浮気などをきっかけに関係が悪化してしまったケースや、長年結婚生活を続けた結果、小さな不満が溜まり仮面夫婦になってしまうケース、子どもが成長して家を出てしまったことなどで家族関係に変化が起き、仮面夫婦になるなど様々です。
4-2離婚しない理由
それほど愛情がなくなっているなら、離婚すればよいと周囲は考えるかもしれません。
しかし仮面夫婦の特徴は、決して離婚しないこと。
ではなぜ仮面夫婦は離婚しないのでしょうか。
まず大きな理由が世間体です。特に日本の場合、まだまだ離婚はマイナスのイメージが強いもの。特に子どもがいる場合など、影響を考えると離婚できないというご夫婦もいらっしゃいます。
次に多いのが「離婚するのが面倒」ということ。実際に離婚となった場合、財産分与や親権、親戚への報告など様々な事務手続きが必要になります。また、離婚して旧姓に戻したなら、銀行口座など名義の変更も必要になります。これら一連の手続きを考えたら、少し我慢しても今の状況でよいという結論になってしまうのです。
また、夫婦のどちらかが経済的に自立していない場合、離婚によって生活レベルが下がってしまうことも考えられます。
このように、様々な理由によって仮面夫婦は冷え切った状態を維持しているようです。
05まとめ
夫婦は一番近くにいる他人です。そのため、関係を維持するためにはお互いの努力が必要です。もし離婚が頭をよぎったら、まず自分の毎日の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
古山あかり 先生
夫婦心理・家族心理講師
千葉県出身。東北大学大学院博士前期課程修了。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、首都圏公立学校のスクールカウンセラーや不妊カウンセリング、司法関係に携わる。神奈川県緊急支援対策チームスーパーバイザー。東京都千代田区でカウンセリングルーム「Hanacel」を運営。
70,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
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2-1事後報告が多い
夫婦は生活を共にするもの。そのため、どんなことでも事前に相談したり、相手の意見を聞いたりといったことが必要になります。
しかし、なんでも自分ひとりで決めてしまい、相手には事後報告だけということになると、どうしても不満と不信が募ってしまうもの。
特にお金の絡んだ問題は、深刻なトラブルに発展する可能性もあります。
2-2思いやりがない
夫婦には思いやりがなによりも重要です。たとえば風邪を引いて具合が悪い時に食事の支度を求められたといったことがあると、どうしても相手のことを信用できなくなってしまいます。
特に女性の場合は、男性には理解できない身体のトラブルも多いもの。しかし、それを理解しようとも思わない男性と生活を続けるのは非常に難しいといわざるを得ないでしょう。
2-3相手のせいにしがち
夫婦として生活していくと、大なり小なり上手くいかないこともあるものです。
しかし、そんなときに原因を相手になすりつけてしまうと、夫婦関係を維持することはできません。
また、もし自分に原因がある場合でも、その原因を相手に押し付けると、どうしても不満が高まってしまいます。
どのようなことでもそれぞれに言い分はあるものですが、それを聞かず一方的に責められることは、夫婦関係にはマイナスでしかありません
2-4会話する時間がない
共働きで子育てをしているとどうしても時間が足りなくなるものですが、そこで会話がなくなってしまうと、お互いがどんなことを考えているか分からなくなってしまいます。
また、「会話がなくても相手のことを理解している」という思い込みは夫婦関係にとっては非常に危険なもの。
もし夫婦の会話がなくなってきたら、赤信号だと考えたほうがよいでしょう。
03夫婦が円満にすごすコツ
夫婦はできれば円満に過ごしたいものです。では、夫婦が円満に過ごすコツとはどのようなものなのでしょうか。
3-1信頼関係を築く
夫婦関係にはなにより信頼関係が重要です。コミュニケーションが最低限でも、信頼関係さえ築けていれば、少々の問題が起きても大きなトラブルには発展しません。
といっても、信頼関係は一朝一夕には築くことができません。
毎日の行動や言葉など、少しずつ信頼を深めていくことが重要です。
3-2喧嘩の時は白黒つけない
夫婦喧嘩のとき、相手が謝るまで許さないというタイプの方もいらっしゃいますが、円満な夫婦関係にはそれは逆効果でしかありません。
実は夫婦喧嘩にははっきりした理由はないもの。日頃の不満やストレスが爆発しているだけにすぎません。
もし夫婦喧嘩になったとしても、白黒をつけるまで続けては、いつかは夫婦関係が破綻してしまうでしょう。
3-3過度な期待をしない、押し付けない
結婚生活を送っていると、どうしても相手に不満を持つこともあります。それは「夫はこうあるべき」「妻はこうあるべき」といった過度な期待が原因です。
もし円満に結婚生活を送りたいなら、過度な期待は捨てたほうがよいでしょう。
また、自分の考えや理想を押し付けるのもやめましょう。
そうすることで、ちょっとしたことで感謝や信頼の気持ちを持つことができます。
3-4会話をする
円満に過ごしている夫婦は、例外なく会話の量が多いものです。
もちろん、現代の夫婦は忙しいものですが、それでも毎日短くても構わないので、夫婦二人で会話をする時間を持つようにしましょう。
会話がなくなってしまうと、どうしても二人の距離も離れて行ってしまいます。
04仮面夫婦が離婚しない理由は?
夫婦には様々な形がありますが、特に多いといわれているのが「仮面夫婦」です。
4-1仮面夫婦って?
仮面夫婦とは、すでに夫婦間の愛情はなくなっているにも関わらず、離婚しない夫婦のこと。
仮面夫婦はお互いに干渉せず、家庭内別居のような冷え切った関係。仮面夫婦になるには様々な原因があり、どちらかの浮気などをきっかけに関係が悪化してしまったケースや、長年結婚生活を続けた結果、小さな不満が溜まり仮面夫婦になってしまうケース、子どもが成長して家を出てしまったことなどで家族関係に変化が起き、仮面夫婦になるなど様々です。
4-2離婚しない理由
それほど愛情がなくなっているなら、離婚すればよいと周囲は考えるかもしれません。
しかし仮面夫婦の特徴は、決して離婚しないこと。
ではなぜ仮面夫婦は離婚しないのでしょうか。
まず大きな理由が世間体です。特に日本の場合、まだまだ離婚はマイナスのイメージが強いもの。特に子どもがいる場合など、影響を考えると離婚できないというご夫婦もいらっしゃいます。
次に多いのが「離婚するのが面倒」ということ。実際に離婚となった場合、財産分与や親権、親戚への報告など様々な事務手続きが必要になります。また、離婚して旧姓に戻したなら、銀行口座など名義の変更も必要になります。これら一連の手続きを考えたら、少し我慢しても今の状況でよいという結論になってしまうのです。
また、夫婦のどちらかが経済的に自立していない場合、離婚によって生活レベルが下がってしまうことも考えられます。
このように、様々な理由によって仮面夫婦は冷え切った状態を維持しているようです。
05まとめ
夫婦は一番近くにいる他人です。そのため、関係を維持するためにはお互いの努力が必要です。もし離婚が頭をよぎったら、まず自分の毎日の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
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古山あかり 先生
夫婦心理・家族心理講師
千葉県出身。東北大学大学院博士前期課程修了。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、首都圏公立学校のスクールカウンセラーや不妊カウンセリング、司法関係に携わる。神奈川県緊急支援対策チームスーパーバイザー。東京都千代田区でカウンセリングルーム「Hanacel」を運営。
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3-1信頼関係を築く
夫婦関係にはなにより信頼関係が重要です。コミュニケーションが最低限でも、信頼関係さえ築けていれば、少々の問題が起きても大きなトラブルには発展しません。
といっても、信頼関係は一朝一夕には築くことができません。
毎日の行動や言葉など、少しずつ信頼を深めていくことが重要です。
3-2喧嘩の時は白黒つけない
夫婦喧嘩のとき、相手が謝るまで許さないというタイプの方もいらっしゃいますが、円満な夫婦関係にはそれは逆効果でしかありません。
実は夫婦喧嘩にははっきりした理由はないもの。日頃の不満やストレスが爆発しているだけにすぎません。
もし夫婦喧嘩になったとしても、白黒をつけるまで続けては、いつかは夫婦関係が破綻してしまうでしょう。
3-3過度な期待をしない、押し付けない
結婚生活を送っていると、どうしても相手に不満を持つこともあります。それは「夫はこうあるべき」「妻はこうあるべき」といった過度な期待が原因です。
もし円満に結婚生活を送りたいなら、過度な期待は捨てたほうがよいでしょう。
また、自分の考えや理想を押し付けるのもやめましょう。
そうすることで、ちょっとしたことで感謝や信頼の気持ちを持つことができます。
3-4会話をする
円満に過ごしている夫婦は、例外なく会話の量が多いものです。
もちろん、現代の夫婦は忙しいものですが、それでも毎日短くても構わないので、夫婦二人で会話をする時間を持つようにしましょう。
会話がなくなってしまうと、どうしても二人の距離も離れて行ってしまいます。
04仮面夫婦が離婚しない理由は?
夫婦には様々な形がありますが、特に多いといわれているのが「仮面夫婦」です。
4-1仮面夫婦って?
仮面夫婦とは、すでに夫婦間の愛情はなくなっているにも関わらず、離婚しない夫婦のこと。
仮面夫婦はお互いに干渉せず、家庭内別居のような冷え切った関係。仮面夫婦になるには様々な原因があり、どちらかの浮気などをきっかけに関係が悪化してしまったケースや、長年結婚生活を続けた結果、小さな不満が溜まり仮面夫婦になってしまうケース、子どもが成長して家を出てしまったことなどで家族関係に変化が起き、仮面夫婦になるなど様々です。
4-2離婚しない理由
それほど愛情がなくなっているなら、離婚すればよいと周囲は考えるかもしれません。
しかし仮面夫婦の特徴は、決して離婚しないこと。
ではなぜ仮面夫婦は離婚しないのでしょうか。
まず大きな理由が世間体です。特に日本の場合、まだまだ離婚はマイナスのイメージが強いもの。特に子どもがいる場合など、影響を考えると離婚できないというご夫婦もいらっしゃいます。
次に多いのが「離婚するのが面倒」ということ。実際に離婚となった場合、財産分与や親権、親戚への報告など様々な事務手続きが必要になります。また、離婚して旧姓に戻したなら、銀行口座など名義の変更も必要になります。これら一連の手続きを考えたら、少し我慢しても今の状況でよいという結論になってしまうのです。
また、夫婦のどちらかが経済的に自立していない場合、離婚によって生活レベルが下がってしまうことも考えられます。
このように、様々な理由によって仮面夫婦は冷え切った状態を維持しているようです。
05まとめ
夫婦は一番近くにいる他人です。そのため、関係を維持するためにはお互いの努力が必要です。もし離婚が頭をよぎったら、まず自分の毎日の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
古山あかり 先生
夫婦心理・家族心理講師
千葉県出身。東北大学大学院博士前期課程修了。臨床心理士と公認心理師の資格を持ち、首都圏公立学校のスクールカウンセラーや不妊カウンセリング、司法関係に携わる。神奈川県緊急支援対策チームスーパーバイザー。東京都千代田区でカウンセリングルーム「Hanacel」を運営。
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