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犬がブルブルする理由とは?原因と対処法について

可愛いペットの健康状態は気になるものですが、特に犬が身体を震わせていると病気かもしれないと心配になってしまいます。実は犬が身体をブルブル震わせるにはいくつかの理由があります。今回は犬が身体を震わせる理由や、その対処法などについてご紹介します。

犬がブルブルする理由とは?原因と対処法について
目次

01犬がブルブル震える3つの原因

犬によっては、しきりに身体をブルブルと震わせることがあるものですが、実はそこには主に三つの理由があります。

1-1寒い

人間も寒さを感じると身体が震えることがありますが、これは犬も同じこと。身体を震わせると筋肉が動き、それによって身体の中に熱を生み出すことができます。この発熱を起こそうとするのが、寒さによって身体が震える現象です。
特に犬の場合、毛皮で身体が覆われているものの、犬種によっては体温が下がりがち。温かい地方で生まれた犬や、毛皮が短い犬の場合には特に寒さを感じて身体を震わせることがあります。

1-2感情のあらわれ

犬が身体を震わせるのは外的な原因ばかりが理由ではありません。人間も恐怖や緊張、興奮を感じると勝手に身体が震えることがあるように、犬も同じく恐怖や緊張、ストレスによって身体が震えることがあります。
特に学習能力が高い犬の場合、過去に怖い経験をした場合、それと似た環境が発生することでそのときの恐怖がよみがえって、身体が震えることがあります。

1-3体の異変・病気

寒さや心理的な原因で身体が震えることはそれほど珍しいことではなく、短時間で収まることも多いもの。しかし、身体の震えの中には注意が必要なものもあります。それが身体の異変や病気などが原因となる身体の震え。
身体に痒みや痛みがある場合や、脳や内蔵の異常も身体の震えの原因となるため、飼い主さんは注意する必要があります。

1-4その他の原因

犬が身体を震わせているときには、単に毛が水に濡れていて、それを乾かしたいということもあります。
また、心身の異常ではなく、うれしい、楽しいといった感情が爆発しているときにも興奮のあまり身体を震わせることがあります。

02寒さで震えるときの対処法

犬の身体の震えの原因が寒さであるときには、まずそれを解消してあげることが必要。部屋の中の場合、暖房を利用するのもよい方法ですが、部屋から部屋の移動などの温度差によっても身体が震えてしまうことがあります。その場合には、異動空間の温度差をなくしてあげることが重要。特に犬は人間よりも地面に近い場所で生活する生き物ですが、温かい空気は上に上がるため、どうしても犬の生活空間は人間に比べると気温が低めになりがちです。サーキュレーターなどを使って空気を循環させるというのもいい方法です。
また、小型犬などの場合、服を着て防寒を行うことも大切です。特に犬の体温はお腹から逃げてしまうため、その部分を覆ってあげるだけでも犬にとっては暖かい環境が生まれます。
その他にも温かい時間や日当たりのよい場所を選んで散歩を行うといった方法もあります。
寒さというとつい軽視しがちですが、悪化すると低体温症につながってしまうことも。もし震えが止まらない、手足が冷たくなっているという症状が現れた場合、ためらわずに病院で診察を受けましょう。

03ストレスで震えるときの対処法

犬の震えの中で多い原因がストレスです。実は犬は非常にストレスを感じやすい生き物。ではストレスで身体が震えるときにはどのように対処すればよいのでしょうか。

3-1想定されるストレス

ストレスによる震えを取り除くためには、まずストレスの原因を特定することが必要です。
普段の生活で犬にとって大きなストレスとなるのが、雷や救急車などの突然の大きな音。人間にとって気にならない音も、犬にとっては不安と緊張の原因となります。
また、犬は安定した環境を好む生き物。縄張り意識も強いため、頻繁に知らない人が出入りするといった環境も苦手です。特に知らない人に身体を触られたり、抱き上げられたりすると、常に不安にさらされていることになります。
そのほかにも、家を引っ越した、結婚や出産で家族が増えたなどの環境の変化もストレスの原因となります。

3-2ストレス要因をとりのぞく

ストレスの原因が特定できたら、それを取り除いてあげましょう。といっても、ストレスの原因の中には簡単に取り除けないものもあります。その場合には、できるだけ犬が慣れることができるように、普段の行動に注意してあげることが必要です。
ストレスというのは単なるわがままではありません。そのため、ちょっとしたことで叱らないといった対策も必要になります。

04体の異変・病気

身体の震えの中でも、特に気を付けなければいけないのが身体の異変や病気による震えです。特に短時間で震えが収まらない、頻繁にブルブルしている場合には病気になっている可能性があります。ではどのような病気が身体の震えの原因となるのでしょうか。

4-1耳の病気

犬が身体を震わせる場合、耳の感染症が原因となっていることがあります。特に注意しなければならないのが中耳炎や内耳炎。内耳炎が悪化すると手術が必要になります。耳のもっとも外側にある外耳の炎症が悪化すると中耳炎、中耳炎が慢性化すると内耳炎と、次々に症状がひどくなるため、耳を気にするようなそぶりがある場合や、耳の腫れがある、臭いがするという場合には、獣医師などに診察を受けることがおすすめです。
なお、耳の病気にはダニが感染することで起きる耳ダニなども考えられます。
また、耳に炎症が起きているという以外にも、水や異物が耳に入っているケースもあります。

4-2神経系の病気

神経や頭部に異常がある場合にも、犬は身体を震わせることがあります。たとえば「てんかん」。てんかんは脳の神経回路のトラブルによって発作が起きる病気ですが、代表的な症状として身体のけいれんがあります。このけいれんは短時間で収まり、元の状態に戻るため、なかなか気づかないことが多いもの。もし身体を震わせている様子がおかしいと思った場合には精密検査を受けさせるのがよいでしょう。
また、てんかんだけでなく、脳の内部に腫瘍が出来て、それが原因で頭痛などを感じていることもあります。

4-3中毒症

身体の震えには、食べ物や中毒などが原因となるものがあります。たとえば処方された薬の中にはバランス感覚が失われるものもあり、それが身体の震えにつながっていることもあります。
また、特に注意が必要なのが食べ物。チョコレートやナッツなど、人間にとっては安全でも犬にとっては危険なものも少なくありません。これらの食べ物の中毒はできるだけ早く病院などを受診することが必要になるため、普段から犬の様子を注意して観察しておくことが必要になります。

05飼い主の対策

身体の震えは犬の感情や身体の変化を伝えているもの。では、犬が身体を震わせているときには飼い主さんはどのような対策を行えばよいのでしょうか。

5-1何に対してのブルブルか見極める

犬が身体を震わせているときには、気温や心理状態、身体や感情の変化など様々な理由があります。飼い主さんにとって必要なのは、何に対して犬が身体を震わせているのか見極めること。
そのとき、役立つのが周囲の状況の変化。なにが身体を震わせる原因になったのか、震えはどうすれば止まったのか、どれぐらいの時間続いたのかなど、状況をメモしておくと、病院を受診したときにも役立ちます。

5-2ニオイ、行動に変化はないか

身体の震えは重大な病気のサインであることも少なくありません。そのときには犬のニオイや行動にも注意しましょう。
たとえば耳のトラブルが原因で身体を震わせている場合、耳から膿などが出ることで異臭が発生することがあります。
また、脳や神経系のトラブルが原因の場合は、頭の位置がいつもと違う、歩き方のバランスが悪い、頭を壁にこすりつけるといった行動の変化が生まれることも。
できるだけ普段からの様子を観察して、異常がある場合にはなるべく早期に気づいてあげることが重要です。

5-3犬の原産国や特徴を理解する

犬が身体を震わせている場合、一番大きな理由は温度の変化です。最近では、様々な犬種をペットにすることもありますが、たとえば原産地が暖かい地方の犬は寒さが苦手。人間なら平気と思える寒さでも、暖かい地方生まれの犬にとってはかなり寒いと感じられることがあります。
そのほかにも、毛皮の質や毛の長さ、毛の生え変わる季節かどうかによっても犬が感じる温度が変わってきます。

06まとめ

言葉が話せない犬は様々な仕草や行動で自分の身体や心の状態を飼い主さんに伝えようとしています。ちょっとした身体の変化に注意して、適切な対処を行ってあげましょう。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
岸本誠也 先生
犬友学園運営
1992年生まれ。神戸出身。大阪の動物病院、整形外科リハビリテーション科に勤務。個人ではペット服のセレクトショップやオンラインマッサージ教室を経営。愛犬のためのオンラインサロン「犬友学園」を運営。

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