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犬の種類、スタンダード(犬種標準)について

人間の忠実な友人である犬。犬と人間の間には、非常に長い歴史があります。犬が大好きという人の中には、もっと犬について詳しくなりたいという人も多いことでしょう。今回は、犬種の標準となる「スタンダード(犬種標準)」についてご紹介します。

意外と知らない犬の種類、スタンダード(犬種標準)について
目次

01スタンダード(犬種標準)とは?

現在、世界中には約800種類の犬が存在すると言われています。これらすべての犬には、その種類の特徴を定めた「スタンダード(犬種標準)」というものが決められています。

1-1犬種標準とは

犬種標準とは、犬種ごとに決められた「標準的な容姿」のことです。たとえば、一口に「チワワ」「プードル」といっても、それらの犬のことを全く知らない人に説明するときには非常に苦労するもの。また同じ犬種でも個体差が大きいこともあり、そういった場合はなかなか説明に困ってしまうものです。
しかし、そういった場合でも、犬の標準を定めた「犬種標準」に照らし合わせれば、犬のことを知らない人や、その人が知らない犬種についても簡単に説明することができます。

1-2純血種の理想的な姿を記載したもの

犬種標準は、どんな人にでもその犬のことをすぐに理解してもらうために用いられるもの。そのため、純血種の理想的な姿が記載されています。純血種とは、その犬と同じ犬種との間で交配されてきた犬種のこと。そのため、それぞれの犬種の特徴がはっきり表れています。

02記載項目って?

それでは、スタンダード(犬種標準)にはどのようなことが記載されているのでしょうか。すでに説明したように、スタンダードの役割はその犬をわかりやすく説明することです。そのため、まずは重要な要素となるのが身体の大きさ。体高や体重、長さといったサイズが表示されています。
また、どのような顔をしているのかというのも、犬を特定するための重要な要素。目の形、色、大きさから顔の長さ、バランスまで、その犬の標準的な外貌が記載されています。
犬は犬種によって性格も大きく異なるもの。それぞれの犬がどのような性格の個体が大きいのかについても説明されています。
といっても、スタンダードはあくまでも犬の基準。ここから外れているから悪いといった問題ではなく、あくまでも一般的な形だと理解するのがよいでしょう。

03スタンダードプードルの特徴

プードルというと、小さなトイプードルが人気ですが、実はスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイという四つのサイズがあり、この四つはすべて犬種としては同じプードルということになります。
大きさはかなり異なるため、同じ犬種として扱われることに違和感があるかもしれませんが、実際には身体の特徴は同じであることや、性質的にも大きさ以外に異なる点がないこと、サイズの違いがいつ生まれたのかはっきりしていないことなどから、現在でもこれらの四種類のプードルはひとつの犬種として扱われています。
そんなプードルは、ロシアから中央アジア北部が発祥と言われ、ヨーロッパに入って来るに従い、各地方の犬種と交雑を続けて現在の形になったと言われています。
スタンダードプードルの標準は体高45センチ~60センチ、ミディアムプードルは35センチ~45センチ、ミニチュアプードルは28センチから35センチ、トイプードルは24センチ~28センチと規定され、スタンダードプードルの場合には体重は25キロ前後まで成長します。
十六世紀のプードルは、現代よりもさらに大きなサイズで、労働力の一環として荷車を引いたり、猟犬として狩りに従ったりということが仕事となっていました。ちなみに、プードルというと、身体の一部だけに毛を残す独自のトリミングが有名ですが、これは猟犬として冷たい水に入ったとき、身体が動きやすく、かつ体温が下がりすぎないように工夫した名残といわれています。
十七世紀に入ると、プードルの中でも小さく作られる品種が生まれ、この時期には上流階級の愛玩犬として愛されるようになりました。
プードルは人間に対して従順で、訓練をよく受け入れ、賢いなどの性質からペットとして、使役犬として人間の生活に馴染み、現代でも災害救助犬として活躍しています。

04スタンダードチワワの特徴

それでは、実際に血統書を発行するときには、どのような手続きが必要なのでしょうか。
血統書を発行する団体によっても異なりますが、代表的な団体であるJKCの場合、まず近隣の愛犬クラブを通して登録申請を行う必要があります。その際、JKCへの入会登録が必要になることもあります。
また、登録には「一胎子登録料」と呼ばれるものが必要です。一胎子登録料とは、生まれた子犬を兄弟や姉妹でまとめて登録するために必要な料金で、生後90日以内の場合には1頭当たり2,100円、生後91日以上が経過し、2年以内の場合には1頭当たり5,300円と定められています。
なお、一胎子登録が可能なのは生後2年までと定められていますが、血統書が必要な場合、料金の安い生後90日の間に登録されることが多いようです。
さらに、将来繁殖を考えているというときなど、以前の先祖にさかのぼった血統書が発行されることもあります。これは、四世代までさかのぼった先祖を記録した「四代祖血統証明書」と呼ばれるもので、追加料金を支払うことで、この証明書を発行することもできます。

05ポメラニアンの特徴

ポメラニアンは愛くるしい顔立ちで人気の犬種です。元々はドイツからポーランドにかけての土地に生息していた犬が原種と言われ、ポメラニアンの名前はこの土地の名前「ポメラニア地方」に由来しています。
その当時は中型犬以上のサイズがあり、体重も10キロ前後と大きなサイズでしたが、その後交配が行われ、現在のような体高20センチ前後、体重が2キロ~3キロというサイズになったようです。
ポメラニアンの特徴はなんといっても小さな頭と大きな目、そして背中に向いて巻いている尾っぽです。また、毛並みはダブルコートで、ゴージャスな印象を与えています。
ポメラニアンは非常に人間が好きで、遊び好き。人見知りをすることもなく、他の犬にも積極的に近づいていきます。ただし、ポメラニアンはもともとそりを引く犬だったということもあり、中には気の強い個体も存在します。

06マルチーズの特徴

マルチーズは地中海のマルタ島が原産とされる小型犬です。紀元前千五百年前後、貿易商人によってアジアからマルタ島に持ち込まれ、小さい島の中で独自に発展を遂げた、犬の中でも非常に珍しい歴史を持った犬種です。マルチーズは体高20センチから25センチ、体重2キロから3キロと超小型犬に分類されますが、他の小型犬のように交配によって小さくなったわけではなく、最初から小さいサイズの犬で、世界最古の愛玩犬と呼ばれています。また、そのサイズによって船乗りに愛されたことで、世界中に持ち出され、他の犬種の基礎となることもありました。
一方、マルタ島のマルチーズは、小さな島の中で繁殖を繰り返したため、性質が固定され、純血種は遺伝病や疾患にかかりやすいという特徴もあります。マルチーズの特徴は真っ白な毛ですが、これも近親交配を繰り返すうちに色が固定し、現在のように白い個体だけになったと言われています。
マルチーズの性格は温厚で従順ですが、神経質な面もあり、見知らぬ人や自分よりも大きな犬に対して吠えていくような面もあります。

07まとめ

犬は非常に犬種の豊富な動物で、そのサイズや性格も非常に多彩。知れば知るほど、愛情がわいてくる生き物です。もしもっと犬について詳しくなりたいという方は、思い切って勉強してみてはいかがでしょうか。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
ほしのたかき
ほしのたかき 先生
犬の飼育に関する記事執筆・監修
1994年生まれ。北海道出身。高等学校卒業後に消防職員として8年間勤務。その後Webライターとして活動。
ほしのたかき

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