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犬・猫ペットブリーダー

ブリーダーになるために必要な資格とは

ペットを飼育して、交配や出産を行うブリーダー。ペット業界を支える仕事であり、動物好きだという人の中には憧れている人もいるのではないでしょうか。では、ブリーダーになるためにはどのような資格が必要なのでしょうか。今回はブリーダーになるために必要な資格について解説します。

どうすればいい?ブリーダーになるために必要な資格とは
目次

01ブリーダーの資格とは?

ペットの飼育や交配、出産に対する深い知識が必要となるのがブリーダー。では、ブリーダーになるためにはどのような資格が必要なのでしょうか。

1-1特別な資格は必要ない

実は、ブリーダーになるための国家資格というものは存在しません。たとえば、獣医師には、国家試験に合格しなければ得られない獣医師の資格が必要ですが、この資格を取ればブリーダーになれるという資格はありません。
しかし、ブリーダーはペットに対する深い知識が必要な仕事であることには変わりありません。そのため、ブリーダーとしての知識などを勉強するための資格は複数存在します。

1-2ブリーダーに関する資格は民間の資格

ブリーダーになるためには、国家資格は必要ありません。ブリーダーに関する資格は民間の資格のみ。民間の資格というのは、民間の団体が独自に基準を設けて、受験者の知識や経験、能力などを判断するもの。そのため、資格を運営したり、主催したりする団体によって合格基準や受験資格なども変わってきます。

02民間の資格とは?

それでは、ブリーダーに関する民間の資格にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1ブリーディング技能師

ブリーディング技能師とは、ペットの繁殖を行うための知識や技術のレベルを計るための資格です。ブリーディング技能師は「財団法人職業技能振興会」が行う資格試験で、資格の取得に際しては、動物の繁殖を行う場合の、遺伝病や出産のリスク、繁殖に必要な環境についての、動物看護や繁殖飼育の専門的な知識が求められます。試験の内容は、動物看護学から内科学や外科学、微生物学、繁殖飼育学から遺伝と性周期、胎児の成長や出産などといった分野から出題が行われます。

2-2ペット繁殖インストラクター

ペット繁殖インストラクターは「日本インストラクター技術協会」が行っている試験で、この資格を取得すると、ペットの種類ごとの繁殖に対する適切な知識を持っているという証明になります。たとえば、人工授精を含めた交配の方法や犬の妊娠周期、飼育の割合、それぞれの犬種によって異なる繁殖に際する注意点などについての知識を学べることから、ブリーダーとして働く上では非常に有効な資格と言えるでしょう。
受験資格は設けられておらず、在宅で試験を受けられることや、試験は二か月に一度実施されているため、挑戦しやすいというメリットがあります。

2-3JCSA認定ドッグブリーダー

JCSA認定ドッグブリーダーは、ペットのしつけや訓練、飼育などを幅広く行っている株式会社日本ケンネルカレッジが認定団体となっている資格です。この資格は、協会が指定したカリキュラムを修了することが受験資格となりますが、年齢や実務経験などの条件は設けられていません。学習期間は標準で五か月とされているため、気長にゆっくりと勉強に取り組みたいという人に最適です。また、通信講座ではありますが、学校でのスクリーニングが設けられているため、実技についても学ぶことができるというメリットがあります。資格を取得したあとは、独立開業に関する支援セミナーや加盟しているサロンを紹介してくれるため、開業の準備を勧めやすいというメリットもあります。

2-4ペット繁殖指導員

ペット繁殖指導員は「一般社団法人日本ペット技能検定協会」による認定資格です。ブリーダーになるために専門的な知識を習得したいという人にとって便利な資格です。受験資格は教会指定の日本畜犬学会指定校のカリキュラムを修了していることですが、こちらも年齢や実務経験などの制限はありません。
こちらの資格は、通学・通信講座の両方が用意されているため、自分の時間や居住地などによって最適な方法を選ぶことができます。

2-5愛玩動物飼養管理士

愛玩動物飼養管理士は「日本愛玩動物協会」が認定する資格で、取得すると「動物の愛護および管理に関する法律」に基づいてペットの愛護や適切な飼育についての知識を証明することができます。取得に際しては協会が開催する講義を受講、模擬試験を経ることで認定試験を受験することができます。この資格は、トリミングなど動物関係の専門学校でも受講することができるため、動物関係の資格の一つとして人気を集めています。
このように、ブリーダーに関する資格は様々なですが、通学や通信で受講できるものなどがあるため、自分の都合に合った取りやすい資格を選ぶとよいでしょう。

03開業には免許が必要

ブリーダーになるためには、国家資格はありませんが、ブリーダーとして開業するためには免許が必要になります。ここでは、ブリーダーになるために必要な免許や、開業までの流れについてについて解説します。

3-1自ら動物の販売を行う場合は届け出が必要

ブリーダーになるには免許は必要ありません。また、ペットを繁殖させるだけなら、同様に資格などは必要ではありません。しかし、自分で繁殖させたペットを売買するには、自治体に「動物取扱業」という届け出が必要になります。
動物取扱業とは、動物の繁殖や飼育、展示、売買を行う業者を指す言葉で、都道府県または政令指定都市に登録が必要になります。
また、この登録を行うときには「動物取扱責任者」の資格が必要です。
動物取扱責任者の資格を取得するためには以下の条件があります。
・動物取扱業の種別ごとに、6か月以上の実務が必要
・知識や技術を学ぶため1年以上教育する学校を卒業していること
・知識や技術についての資格試験に合格していること
動物取扱責任者の資格を取得するためには、これら三つのうち、ひとつ以上の条件を満たすことが必要になります。もし一年以上、動物関連の専門学校に通い、卒業している場合にはすでに資格取得の条件は満たされていることになります。
また、これまでブリーダーとして半年以上勤務した経験がある場合や、関連の資格を取得している場合にも、動物取扱責任者の資格を取得することができます。そのためにも、資格試験を受験するときには、それが動物取扱責任者の資格を取得が可能なのかどうかを調べておくことも重要になります。
さらに、動物取扱責任者の資格を取得するためには、動物取扱責任者研修を受講することも必要になります。この研修では、ビジネスで動物を取り扱う際に、注意すべき点や関連する法律について学ぶための研修です。
なお動物取扱業は、一度登録すれば終わりということではなく、運転免許のように定期的に更新する必要があります。動物取扱責任者研修も法定研修であるため、毎年受験して更新することが必要です。
ただし、資格を取得して研修を行っても、過去に動物愛護関連の法律違反が合った場合や、その違反から一定の期間が経過していない場合には、許可が下りないケースもあります。

04まとめ

ブリーダーになるための直接的な資格はありませんが、民間団体の資格を取得していると、ブリーダーとして働くために必要な知識を身につけたり、開業に必要な届け出の手間を省くこともできます。もしブリーダーを目指したいという方は、思い切って資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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ほしのたかき
ほしのたかき 先生
犬の飼育に関する記事執筆・監修
1994年生まれ。北海道出身。高等学校卒業後に消防職員として8年間勤務。その後Webライターとして活動。
ほしのたかき

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