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植物を元気に育てるために!水耕栽培の肥料投入・交換のタイミングについて資格取得講座
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植物を元気に育てるために!水耕栽培の肥料投入・交換のタイミングについて

美味しい野菜を育てるために大切なのが肥料です。種類はもちろん、投入と交換のタイミングも重要。今回は水耕栽培の肥料の投入と交換のタイミングについてご紹介します。

植物を元気に育てるために!水耕栽培の肥料投入・交換のタイミングについて

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目次

01水耕栽培の肥料とは?

土の中に栄養が含まれている土耕栽培とは異なり、水で野菜を育てる水耕栽培の場合、正しく肥料を与えることが重要です。では水耕栽培の肥料とはどのようなものなのでしょうか。

1-1液肥か粉末

土を使って野菜を栽培する場合、肥料は固形状のものがほとんど。しかし、水耕栽培の場合、水に溶けやすい液体肥料か粉末のものが用いられます。
ただし、粉末のものは溶け残ることもあり、正しい分量を使用するのが難しいことも。その点を考えると、溶けやすい液体肥料がおすすめです。
液体肥料は水に加えて使用しますが、植物や野菜の種類によって縮尺倍数を変えて希釈するのが一般的。
ただし、液体肥料は単に与えればよいというわけではありません。肥料が効果を発揮しやすい時期は植物によって異なります。
特に肥料が重要な役割を果たすのは、発芽から茎が伸びる時期と実をつける時期。この時期にはしっかり栄養を与える必要があります。

1-2肥料に必要な成分

肥料に含まれる成分は、大きく「多量要素」「中量要素」「微量要素」の三種類に分けることができます。「多量要素」は肥料の中心的な成分で、窒素・リン・カリウムなど。「中量要素」にはカルシウム・マグネシウム・硫黄が含まれています。
さらに微量ながらも植物の生育に欠かせない「微量要素」は、鉄・マンガン・ホウ素・亜鉛など。この成分は肥料によって含まれているものと含まれていないものがあり、育てている植物や用途によっても必要な成分は異なります。

02水耕栽培肥料の投入開始のタイミング

水耕栽培に必要な肥料ですが、最初からたくさん与えればその分だけ成長するというわけではありません。肥料は必要なときに必要な分量を与えることが重要です。また、水耕栽培ではどのような状態から栽培するかによっても肥料を投入するタイミングが異なります。

2-1種から育てる場合

土耕栽培の場合は苗を使うのが育てやすいものですが、水耕栽培では種から育てるのが一般的です。
種から植物を育てる場合、発芽するまでは肥料はほぼ必要ありません。むしろ、肥料が入っていない水のほうが吸収しやすく、発芽が早くなるケースがほとんどです。
そのため、発芽までは水で栽培し、発芽して根が出たら肥料を加えましょう。
といっても、肥料があってもまったく発芽しないというわけではありません。また、発芽して根が出た後も、ある程度は水だけで成長することが可能。趣味で水耕栽培を始める場合にはあまり神経質になる必要はありません。
しばらくは水だけで育てる、最初から肥料を入れて育てるなど、自分のリズムに合った方法を選ぶとよいでしょう。

2-2苗からの場合と食材再利用の場合

水耕栽培の場合、苗よりも種から育てるのが一般的。これは苗の生育環境と関係しています。
多くの苗は、土のポットで育てられているもの。今まで土で育てられていた苗の場合、急に水だけの環境に入れられると、なかなか水を吸い上げることができません。
もし水耕栽培で苗から栽培を行う場合にはこの点に注意する必要があります。
特に肥料が入っている水の場合、なかなか植物はそれを吸い上げられないもの。
もし苗から植物を育てるという場合、最初は肥料を加えず、水だけで育てたほうが水を吸い上げやすくなります。
また、水耕栽培では料理で余ったヘタや根を使った再生栽培も一般的ですが、この再生栽培も水だけで始めるのがおすすめ。
食材の残りを使った場合、しばらく水分を取り入れていないため、最初はなかなか水を吸い上げることができません。そのため、最初はできるだけ水を吸い上げやすいように、肥料を加えず栽培を行いましょう。
しばらくして新しい芽が出てくれば、植物が水を吸い上げられるようになった証拠です。その後に肥料を加えると、植物を健康に育てることができます。

2-3挿し芽からの場合

水耕栽培では、摘み取った脇芽から栽培を行う挿し芽という方法もあります。挿し芽はすでに水分を吸い上げているため、挿し芽からの栽培を行う場合は最初から肥料を加えましょう。

03水耕栽培肥料の継ぎ足し

美味しい野菜を育てたいと思ったとき、大切なのが肥料切れを防ぐこと。そのときには肥料の継ぎ足しを行うことが必要です。
では肥料の継ぎ足しではどのような点に注意すればよいのでしょうか。

3-1培養液が減ってきたら継ぎ足す

肥料の継ぎ足しを行うときの目安となるのが培養液の量。培養液が減ってきた場合には、すぐに継ぎ足しを行いましょう。ただし、そのときにはきちんと液体肥料を水で希釈すること。
肥料だけを加えると、培養液のバランスが崩れてしまいます。

3-2栄養素が吸収しにくい冬場はこまめに継ぎ足す

冬場は植物にとっては厳しい時期。気温が低く、栄養を吸収しにくくなります。培養液が減っていない場合でも、特定の栄養素だけが吸い上げられていることも考えられるため、こまめに継ぎ足しを行いましょう。

3-3葉が多い植物、高くのびるトマトなどは吸収が早い

植物は種類によって、栄養の吸収速度に違いがあります。
特に葉を多く茂らせる植物や、丈を高く伸ばすトマトなどの野菜は多くの栄養を必要としているため、他の野菜よりも吸収の速度が速いもの。
複数の植物を栽培している場合、ひとつの容器だけをチェックしていると、培養液の減少に気づかないことがあります。葉の多い植物や背の高い植物は特に注意して観察を行いましょう。

04培養液の交換

水耕栽培の植物の培養液は基本的に継ぎ足しを行いますが、状況によっては培養液の交換を行う必要があります。

4-1培養液の環境が悪くなった時は交換する

植物を育てていると、急に元気がなくなったり、葉の色が変わってしまったりということがあるもの。
その場合、培養液の環境が悪化していることが考えられます。というのも、植物は種類や季節によって、必要な栄養素が変わるもの。また、植物も老廃物を排出するため、見た目だけではわからない水質の変化が起きることがあります。
その場合、培養液の中で特定の成分が不足したり、逆に過剰になったりということが考えられるため、一度培養液の交換を行い、環境を整えてあげることが必要になります。
さらに容器の中で藻が茂っている場合にも要注意。藻は死んでしまうと茶色くなり、容器の底に溜まってヘドロ状になってしまいます。
特に夏場などの気温が高い時期は藻が繁殖しやすいため、一度培養液の交換と容器の掃除を行いましょう。

4-2根腐れしやすい植物は半年に1回は交換

土を使った栽培では、根は土が邪魔になってなかなか長くなることができませんが、水耕栽培は土がないため、根が伸びやすいもの。
さらに水耕栽培は小さな容器で行われることが多いため、あっという間に容器が根で一杯になってしまうことがあります。
このときに注意したいのが根腐れ。根腐れは、根が込みすぎた状態で起こりがちなもの。植物の中には特に根腐れしやすいものもあるため、根腐れしやすい植物の場合、半年に一度は交換を行うとよいでしょう。

05まとめ

土を使わず、水だけで野菜を育てる水耕栽培の場合、肥料は特に重要な存在。野菜の生育の状況をこまめに見ながら適切なタイミングで肥料を上げることが、美味しい野菜を育てる近道です。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
やまさん 先生
NHKテレビ番組「所さん大変ですよ」に出演。
1987年生まれ。栃木県出身。山形大学にて化学学士及び横浜市立大学にて生物修士を取得。
卒業後、大手メーカーの研究開発業務を約10年間経験。
学生時代の生物、化学の知識及びメーカーでの研究開発経験を活かし、水耕栽培を行っています。DFT/NFT水耕栽培装置を試作し、これまでに約50種類程度の野菜の水耕栽培に
成功。NHKテレビ番組「所さん大変ですよ」に出演。
やまさん

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