家庭にあるアレでも!手作り石鹸の型の代用と作り方について
石鹸を手作りする楽しみのひとつが、好きな型を使えるということ。好みの型を使うことで、好きな大きさや形の石鹸を作ることができます。さらに石鹸の型は様々なものでも代用可能。今回は手作り石鹸の型に代用できるアイデアや作り方についてご紹介します。
01手作り石鹸の型(モールド)とは?
手づくり石鹸の型は「モールド」と呼ばれています。このモールドにはどのような特徴があるのでしょうか。
1-1石鹸のデザインのベースになる形を作る
手作り石鹸のモールドには、石鹸のデザインの元になる形を作るという役割があります。石鹸のモールドは市販の者では数百円というリーズナブルなものから、数千円の専用のものまで、様々な種類があります。
1-2型選びも楽しみのひとつ
モールドには様々な形や素材のものがあり、どのようなものを選ぶかによって出来上がりの形も変わってきます。
また、専用のものを購入しなくても、家庭にある様々なもので代用が可能。そのため、見た目のきれいな石鹸を作りたければ専用のものを、機能や成分重視で作りたければ代用のものをといった具合に使い分けることができます。
このモールドを選ぶのも石鹸を手作りするときの楽しみのひとつです。
02手作り石鹸型の種類
手づくりの石鹸型には様々な種類があり、石鹸型は種類によって使い分けることができます。
2-1専用型
本格的に手作り石鹸を楽しみたいという人が買い求めるのが、石鹸づくり専用の専用型です。
専用の型には素材と形に特徴があります。
素材として代表的なのがアクリル。アクリル製の型は、もっとも一般的な長方形から円錐、円柱など様々な形があります。最初からしっかりと形ができているため、組み立ての必要がないというのがメリット。
価格は数百円から数千円まで様々なものが販売されていますが、高価なものの場合、型から取り出しやすいように形を考えられたものもあり、使いやすいのが特徴。
逆にリーズナブルな価格のものは、安い反面、型出しのときに壊れてしまうことも。
アクリル製の場合、もし型出しが苦手、市販のもので気に入った形やサイズのものが見当たらないという場合、ホームセンターなどでアクリル板をカットして、自分でオリジナルの型を作ることもできます。自分でオリジナルの型を作る場合、もし取り出しのときに型が外れてしまっても、自分で補修できるというのが大きなメリット。また、大型のサイズの石鹸を作りたいときにも便利です。ある程度、DIYに慣れている人なら、専用のアクリルカッターを使えば自分で作業をすることもできます。
マーブル模様の石鹸を作りたい人や、色を重ねてレイヤーで模様にしたい人にはアクリルがおすすめ。
アクリルは透明なので、外から色が確認しやすく、美しいデザインの石鹸を作ることができます。
ただし、アクリル製の型の場合、石鹸が固まった後には切り分けが必要になります。
手作り石鹸の型としてアクリル製のものと同じように人気があるのがシリコン製のもの。
シリコン製の型は柔らかいためアクリル製のものに比べると比較的型から取り出しやすいのがメリット。
また、シリコン製の型は、動物モチーフなどアクリルでは表現できない繊細な形のものが多いのも特徴のひとつです。石鹸が出来上がったあと、切り分ける必要もなく、同じものをたくさん作ることができるため、誰かに手作り石鹸をプレゼントしたい、華やかに見せたいという場合に最適です。
2-2専用型のほかに代用品を使用する方法もある
このように、手作り石鹸の専用型には様々なメリットがあります。
ただし、この専用型は絶対に必要というわけではありません。特に手作り石鹸を始めたばかりの頃は長続きするかどうかわからないもの。できるだけ物を増やしたくない、まず石鹸づくりを始めてみたいという場合、専用型ではなく家庭にあるものを代用品として使用するのがおすすめです。
代用品を使った場合、石鹸が出来上がったあとの切り出しが必要で、型出しがしにくくなってしまう場合もありますが、代用品なら思い切って型を壊して取り出すこともできるため、まず石鹸づくりを体験してみたいという方には最適です。
1-1石鹸のデザインのベースになる形を作る
手作り石鹸のモールドには、石鹸のデザインの元になる形を作るという役割があります。石鹸のモールドは市販の者では数百円というリーズナブルなものから、数千円の専用のものまで、様々な種類があります。
1-2型選びも楽しみのひとつ
モールドには様々な形や素材のものがあり、どのようなものを選ぶかによって出来上がりの形も変わってきます。
また、専用のものを購入しなくても、家庭にある様々なもので代用が可能。そのため、見た目のきれいな石鹸を作りたければ専用のものを、機能や成分重視で作りたければ代用のものをといった具合に使い分けることができます。
このモールドを選ぶのも石鹸を手作りするときの楽しみのひとつです。
2-1専用型
本格的に手作り石鹸を楽しみたいという人が買い求めるのが、石鹸づくり専用の専用型です。
専用の型には素材と形に特徴があります。
素材として代表的なのがアクリル。アクリル製の型は、もっとも一般的な長方形から円錐、円柱など様々な形があります。最初からしっかりと形ができているため、組み立ての必要がないというのがメリット。
価格は数百円から数千円まで様々なものが販売されていますが、高価なものの場合、型から取り出しやすいように形を考えられたものもあり、使いやすいのが特徴。
逆にリーズナブルな価格のものは、安い反面、型出しのときに壊れてしまうことも。
アクリル製の場合、もし型出しが苦手、市販のもので気に入った形やサイズのものが見当たらないという場合、ホームセンターなどでアクリル板をカットして、自分でオリジナルの型を作ることもできます。自分でオリジナルの型を作る場合、もし取り出しのときに型が外れてしまっても、自分で補修できるというのが大きなメリット。また、大型のサイズの石鹸を作りたいときにも便利です。ある程度、DIYに慣れている人なら、専用のアクリルカッターを使えば自分で作業をすることもできます。
マーブル模様の石鹸を作りたい人や、色を重ねてレイヤーで模様にしたい人にはアクリルがおすすめ。
アクリルは透明なので、外から色が確認しやすく、美しいデザインの石鹸を作ることができます。
ただし、アクリル製の型の場合、石鹸が固まった後には切り分けが必要になります。
手作り石鹸の型としてアクリル製のものと同じように人気があるのがシリコン製のもの。
シリコン製の型は柔らかいためアクリル製のものに比べると比較的型から取り出しやすいのがメリット。
また、シリコン製の型は、動物モチーフなどアクリルでは表現できない繊細な形のものが多いのも特徴のひとつです。石鹸が出来上がったあと、切り分ける必要もなく、同じものをたくさん作ることができるため、誰かに手作り石鹸をプレゼントしたい、華やかに見せたいという場合に最適です。
2-2専用型のほかに代用品を使用する方法もある
このように、手作り石鹸の専用型には様々なメリットがあります。
ただし、この専用型は絶対に必要というわけではありません。特に手作り石鹸を始めたばかりの頃は長続きするかどうかわからないもの。できるだけ物を増やしたくない、まず石鹸づくりを始めてみたいという場合、専用型ではなく家庭にあるものを代用品として使用するのがおすすめです。
代用品を使った場合、石鹸が出来上がったあとの切り出しが必要で、型出しがしにくくなってしまう場合もありますが、代用品なら思い切って型を壊して取り出すこともできるため、まず石鹸づくりを体験してみたいという方には最適です。
03手作り石鹸の型の代用にできるもの
それでは、家庭のどのようなものが手作り石鹸の型として代用できるのでしょうか。
3-1牛乳パック
手作り石鹸の型として、もっとも代表的な代用品が牛乳パックです。
牛乳パックなら手に入りやすいだけでなく、加工しやすい、きれいな長方形になるなど様々なメリットがあり、プロの人でも牛乳パックを石鹸のモールドとして使用していることも多いようです
3-2ヨーグルトの空き容器
ヨーグルトの空き容器も、石鹸の型として使いやすいもののひとつです。牛乳パックもヨーグルトの容器も内側に加工が施されているため、取り出しやすく使いやすいのが特徴。ただし、ヨーグルトの型の場合には、牛乳パックのように長方形にならないため、きちんとした長方形の物を作りたい場合には不向きです。
3-3プリンやゼリーのカップ
ゼリーやプリンのカップの場合、可愛いデザインのものが多く、人にプレゼントするための透明度の高い宝石石鹸を作りたいといった場合におすすめです。このほかにも、アイスキャンデーを作る型を使ってもユニークな手作り石鹸を作ることができます。
3-4お菓子作りの型
百円ショップなどで購入できるお菓子作りの型なども手作り石鹸の型として代用できます。特にお菓子作りの型の場合、デザイン性が高いものが多いだけでなく、シリコン製の者も多いため、型から外しやすいというのがメリット。同じ形のものをたくさん作りたい、プレゼントにしたいといった場合に向いています。
3-5製氷型
お菓子作りの型と同じように、シリコンで出来た製氷用の型も手作り石鹸には便利です。製氷用の型は正方形の形になっているため、きれいな石鹸をたくさん作ることができます。
04牛乳パック石鹸型の作り方
初心者でも簡単に石鹸型として代用できる牛乳パック。牛乳パックを使った石鹸型の作り方を見ていきましょう。
4-1注ぎ口の部分は切り落とす
ひとくちに牛乳パックを使った石鹸型といっても、実は牛乳パックをひとつだけ使うもの、複数使うもの、小窓を開けて取り出しやすくするものなど様々な方法があります。
ただし、基本的な作り方はどの方法でも同じです。
まず必要なのは、注ぎ口の部分を切り落とすこと。
注ぎ口の部分は三角形になっているため、この部分が残っていると、きれいな長方形の石鹸ができません。
注ぎ口を上にしてたたみ、その部分が四角くなるようにテープなどで固定するという方法もありますが、段差の部分が石鹸に跡になって残ってしまう、そこから石鹸の生地が漏れてしまうといった可能性があるため、あまりおすすめできません。
4-2継ぎ目の段差が影響しないように切って使用
もしきれいな長方形の石鹸を作りたい場合、注ぎ口を切り落としたら、牛乳パックの中を確認します。すると、紙を継いだときの段差が見つかるはず。
この段差も、石鹸が固まったときに跡になって残ってしまいます。
自分で使うから気にしないという場合は構いませんが、きれいな石鹸を作りたいという場合には、この段差をカットしてそこから牛乳パックを開いていきます。
底の部分までカットしたら、もうひとつ同じように加工した牛乳パックを組み合わせてホチキスやテープで固定。
すると、一面が蓋になった牛乳パックの石鹸型が完成です。
05まとめ
最初は難しいように思えても、手作り石鹸は初心者でも簡単に楽しむことができます。素敵な手作りのプレゼントを作りたい方や、肌が弱くても安心して石鹸を使いたい方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
3-1牛乳パック
手作り石鹸の型として、もっとも代表的な代用品が牛乳パックです。
牛乳パックなら手に入りやすいだけでなく、加工しやすい、きれいな長方形になるなど様々なメリットがあり、プロの人でも牛乳パックを石鹸のモールドとして使用していることも多いようです
3-2ヨーグルトの空き容器
ヨーグルトの空き容器も、石鹸の型として使いやすいもののひとつです。牛乳パックもヨーグルトの容器も内側に加工が施されているため、取り出しやすく使いやすいのが特徴。ただし、ヨーグルトの型の場合には、牛乳パックのように長方形にならないため、きちんとした長方形の物を作りたい場合には不向きです。
3-3プリンやゼリーのカップ
ゼリーやプリンのカップの場合、可愛いデザインのものが多く、人にプレゼントするための透明度の高い宝石石鹸を作りたいといった場合におすすめです。このほかにも、アイスキャンデーを作る型を使ってもユニークな手作り石鹸を作ることができます。
3-4お菓子作りの型
百円ショップなどで購入できるお菓子作りの型なども手作り石鹸の型として代用できます。特にお菓子作りの型の場合、デザイン性が高いものが多いだけでなく、シリコン製の者も多いため、型から外しやすいというのがメリット。同じ形のものをたくさん作りたい、プレゼントにしたいといった場合に向いています。
3-5製氷型
お菓子作りの型と同じように、シリコンで出来た製氷用の型も手作り石鹸には便利です。製氷用の型は正方形の形になっているため、きれいな石鹸をたくさん作ることができます。
4-1注ぎ口の部分は切り落とす
ひとくちに牛乳パックを使った石鹸型といっても、実は牛乳パックをひとつだけ使うもの、複数使うもの、小窓を開けて取り出しやすくするものなど様々な方法があります。
ただし、基本的な作り方はどの方法でも同じです。
まず必要なのは、注ぎ口の部分を切り落とすこと。
注ぎ口の部分は三角形になっているため、この部分が残っていると、きれいな長方形の石鹸ができません。
注ぎ口を上にしてたたみ、その部分が四角くなるようにテープなどで固定するという方法もありますが、段差の部分が石鹸に跡になって残ってしまう、そこから石鹸の生地が漏れてしまうといった可能性があるため、あまりおすすめできません。
4-2継ぎ目の段差が影響しないように切って使用
もしきれいな長方形の石鹸を作りたい場合、注ぎ口を切り落としたら、牛乳パックの中を確認します。すると、紙を継いだときの段差が見つかるはず。
この段差も、石鹸が固まったときに跡になって残ってしまいます。
自分で使うから気にしないという場合は構いませんが、きれいな石鹸を作りたいという場合には、この段差をカットしてそこから牛乳パックを開いていきます。
底の部分までカットしたら、もうひとつ同じように加工した牛乳パックを組み合わせてホチキスやテープで固定。
すると、一面が蓋になった牛乳パックの石鹸型が完成です。
05まとめ
最初は難しいように思えても、手作り石鹸は初心者でも簡単に楽しむことができます。素敵な手作りのプレゼントを作りたい方や、肌が弱くても安心して石鹸を使いたい方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
この講座は!プロの監修を受けています!
石鹸の原料をより深く理解するために”シニアオイルソムリエ”を取得、スペインでの石鹸作りディプロマも持つ。
教室の受講者数は2023年11月現在で述べ16000名を超える。
現在は、石鹸作り指導の枠を飛び出して、企業へのレシピ提供なども行う。
2022年にスタジオを東京都墨田区へ移転し、「化粧品製造販売業」許可取得。
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