編み物にかかる時間は?スピードアップのポイントや楽しみ方!
編み物は、手を動かすことで心を落ち着かせ、少しずつ形作られていく作品に達成感を感じられる素晴らしい趣味です。
しかし、初心者から経験者まで、多くの人が直面するのが「編むスピード」や「完成までにかかる時間」の問題です。
編み物は誰でもゆっくり楽しめる趣味。でも少し気になるのは、一枚を編むのにどれだけ時間がかかるのかということ。もしプレゼントのために編み始めるなら、どれぐらい前から編み始めればよいのでしょうか。今回は編み物にかかる時間についてご紹介します。
- 目次
- 1. 編み物の基本的な魅力と特徴
- 1-1. 短時間で中断できる編み物の利便性
- 1-2. 仕事や家事の合間にも楽しめる
- 1-3. 場所を選ばずに楽しめる編み物の自由さ
- 1-4. 編み物を持ち歩くための工夫
- 1-5. 完成までの時間を要する編み物の特徴
- 1-6. 手間をかけることで生まれる達成感
- 2. 編み物にかかる時間と進行ペース
- 2-1. 完成までにかかる一般的な時間の目安
- 2-2. プロジェクトごとの時間の目安
- 2-3. 編む速さに個人差が生じる理由
- 2-4. 編み目の均一さとスピードの関係
- 2-5. スキル向上とペースアップ
- 2-6. その他の要因が影響する完成時間
- 2-7. 糸や針の選び方による違い
- 2-8. 環境や体調の影響
- 3. 編み物のスピードを上げるための工夫
- 3-1. 糸選びのポイントと編みやすさ
- 3-2. 適切な糸の選び方
- 3-3. 編み針選びがスピードに与える影響
- 3-4. 針のサイズと素材の選び方
- 3-5. アメリカ式とフランス式の編み方の違い
- 3-6. それぞれの編み方のメリットとデメリット
- 3-7. スピードアップを目指す際の注意事項
- 3-8. 正確さとスピードのバランスを取る
- 4. 編む以外に必要な準備と工程
- 4-1. デザインと編み図の作成プロセス
- 4-2. 編み図作成の基本ステップ
- 4-3. 道具の準備と選び方の重要性
- 4-4. 適切な道具を選ぶポイント
- 4-5. 完成品のサイズ確認とその方法
- 4-6. 途中でサイズを確認するメリット
- 5. 編み物を楽しむためのその他のポイント
- 5-1. 効率的に進めるためのコツ
- 5-2. 編み時間の確保と集中力
- 5-3. 長期的な計画を立てる重要性
- 5-4. 長期的な計画を立てる重要性
- 5-5. プロジェクトの進行管理
- 5-6. 休憩とペース配分の重要性
- 6. 編み物の特徴
- 7. 編み物にかかる時間
- 7-1. 完成までの期間のめやす
- 7-2. 手際や慣れ、編み物に割く時間によって差がある
- 7-3. 編み方や道具、糸の太さによっても左右
- 8. 編み物を早く編む方法
- 8-1. 糸の選び方
- 8-2. 針の選び方
- 8-3. アメリカ式とフランス式
- 8-4. 長い間中断しない
- 8-5. スピードアップ時の注意点
- 9. 編む以外に必要な作業
- 10. まとめ
01編み物の基本的な魅力と特徴
1-1短時間で中断できる編み物の利便性
編み物の大きな利点の一つは、短時間で中断できることです。 多忙な日々の中でも、空いた時間に少しずつ進めることができ、他の作業と並行して楽しめる点が、現代の生活に適した趣味として評価されています。 忙しい合間に少し手を動かすだけでも、進捗を感じられるのが編み物の魅力です。
仕事や家事の合間にも楽しめる
編み物は、他の趣味に比べて作業の開始と終了が比較的容易です。 例えば、家事の合間や待ち時間に、少しだけ編むことができるのは、時間に制約のある人にとって非常に便利です。 また、短い時間でも手を動かすことでリフレッシュでき、忙しい生活にリズムを取り戻す効果も期待できます。
1-1場所を選ばずに楽しめる編み物の自由さ
編み物のもう一つの魅力は、場所を選ばずに取り組めることです。 コンパクトな道具と糸さえあれば、カフェ、公園、自宅など、どこでも編み物を楽しむことができます。 携帯性に優れているため、旅行先や外出先でも編み物を持ち歩くことができ、自由な時間をより豊かに過ごせます。
編み物を持ち歩くための工夫
編み物を外出先に持ち運ぶ場合、軽量なプロジェクトや持ち運びやすい道具を選ぶことがポイントです。 例えば、小型のかぎ針や軽めの毛糸を使用すると、荷物にならず快適に作業ができます。 専用の編み物バッグやケースを使うことで、道具を整理しやすくし、編みかけの作品を守ることも可能です。
1-1完成までの時間を要する編み物の特徴
編み物は、他の手芸やクラフトに比べて、完成までに時間がかかることが多いです。 1つの作品を編み上げるには、数時間、場合によっては数日、数週間と長期間を要することもあります。 この過程は、一見すると時間のかかる作業に感じるかもしれませんが、逆にその「時間をかけて作る」という要素が編み物の魅力を引き立てています。
手間をかけることで生まれる達成感
編み物は、そのプロセス自体が楽しみの一部です。 少しずつ進めることで、作品が形作られていくのを実感でき、完成した際の達成感は格別です。 また、手作業で時間をかけることで、作品に対する愛着が深まり、他の趣味では得られない満足感が得られるでしょう。
01編み物にかかる時間と進行ペース
1-1完成までにかかる一般的な時間の目安
編み物には、プロジェクトの種類によって大きな時間差があります。 例えば、初心者向けの簡単なマフラーや帽子であれば、数時間から数日で完成することが多いです。 一方で、セーターや大判のブランケットなど、より複雑で大きなものは、数週間、あるいは数か月かかることも珍しくありません。 プロジェクトの規模やパターンの複雑さに応じて、完成までの時間は大きく変わってきます。
プロジェクトごとの時間の目安
小さなアクセサリーやシンプルなスカーフであれば、初心者でも1日から2日で仕上げられます。 一方、ジャケットやカーディガンといったウェアは、数週間から1か月程度が目安となるでしょう。 また、大作となるブランケットや複雑な模様のセーターは、完成までに2~3か月以上かかることがあります。
1-1編む速さに個人差が生じる理由
編み物の進行ペースには、編む人それぞれのスキルや経験、さらには個人的な好みが大きく影響します。 同じパターンを編んでいても、編み慣れた人と初心者ではかかる時間が全く異なることがあります。 経験豊富な編み手は、編み目の均一さやリズムを持っており、スムーズに進められます。 一方、初心者は編み目を確認しながら進めるため、どうしても時間がかかりがちです。
編み目の均一さとスピードの関係
編み物をする際、編み目の均一さが進行ペースに大きく影響します。 慣れていないうちは、編み目が緩かったり、逆にきつすぎたりしてしまうことがありますが、これがスムーズな作業を妨げる要因となります。 編み物に慣れることで、編み目が一定のテンションで均一に揃い、結果的にスピードアップが可能になります。
スキル向上とペースアップ
スキルが上がると、複雑な編み方もスムーズに行えるようになります。 特に、模様編みや色を変えながら編むプロジェクトは、初心者にとっては難易度が高く、進行が遅れる原因となりますが、経験を積むことで徐々に時間が短縮されます。 スピードが上がるにつれ、作品に対する自信も深まり、ますます編み物の楽しさを感じられるでしょう。
1-1その他の要因が影響する完成時間
編み物にかかる時間は、スキルや経験だけでなく、さまざまな外部要因によっても影響を受けます。 例えば、使用する糸の種類や太さ、針のサイズ、さらには編み手の環境や体調によっても進行ペースが変わってきます。 これらの要因は、それぞれが編み物の仕上がりに微妙な影響を与え、全体の進行を左右します。
糸や針の選び方による違い
糸の種類や針のサイズも、編むスピードに関係します。 例えば、太い糸と大きな針を使用する場合、1段ごとの編み目が大きくなり、比較的早く編み進められます。 一方、細い糸や小さな針を使う場合、編み目が細かくなるため、同じ面積を編むのに時間がかかる傾向があります。 編む作品に合わせて適切な糸と針を選ぶことで、効率よく編み物を進められるでしょう。
環境や体調の影響
編み物を進める環境や編み手の体調も、完成時間に影響を与える要因です。 例えば、落ち着いた環境で集中できると、編むスピードは自然と上がります。 しかし、雑音や忙しさの中では集中力が低下し、進行が遅れることがあります。 また、長時間編み物を続けると手や目が疲れるため、適度に休憩を取りながら作業を進めることが重要です。 以上のように、編み物の進行ペースは多岐にわたる要因によって決まります。 自分のペースで楽しみながら、少しずつ上達していく過程も、編み物の魅力の一つと言えるでしょう。
01編み物のスピードを上げるための工夫
1-1糸選びのポイントと編みやすさ
編み物のスピードに大きな影響を与える要素の一つが、使用する糸の種類です。 糸の太さや素材によって編む速さが異なるため、自分の目的に合った糸を選ぶことが重要です。 例えば、太めの糸は編み目が大きくなり、短時間で作品が進む傾向があります。 一方、細い糸や柔らかい素材は、細かい編み目になり、スピードが落ちる場合もあります。
適切な糸の選び方
糸を選ぶ際には、作品の仕上がりや使い心地だけでなく、編みやすさも考慮する必要があります。 初心者の場合、毛羽立ちにくく滑りの良い糸を選ぶことで、引っ掛かりやすい問題を避け、スムーズに編み進められます。 毛糸の太さは、特にスピードを重視する場合、重要な要素です。 太めの糸を使用すると、1段あたりの編み目が少なくなるため、編む時間を短縮できます。
1-1編み針選びがスピードに与える影響
糸と同様に、編み針の選び方も編むスピードに大きな影響を与えます。 針の素材やサイズが手の動きや糸の滑り具合に影響を与え、スピードアップにつながることがあります。 金属製の針は滑りが良く、糸がスムーズに通るため、早く編み進めることが可能です。 一方、木製や竹製の針は、滑りが少し悪く感じることもありますが、細かい作業には向いていることが多いです。
針のサイズと素材の選び方
編み針のサイズも、作品の進行スピードに影響します。 太い針を使用することで、1目あたりの大きさが増し、編む作業が早く進む傾向があります。 また、素材による違いも考慮すべき点です。 金属製の針は特に滑りやすいため、初心者から上級者まで幅広く利用されています。 逆に、木製や竹製の針は、手に馴染みやすく、ゆっくりとしたペースで編めるため、特定のパターンや技法に向いています。
1-1アメリカ式とフランス式の編み方の違い
編み物の技法にはさまざまな種類がありますが、その中でも特に一般的なのが「アメリカ式(スロー)」と「フランス式(コンチネンタル)」の2つの編み方です。 編むスピードに大きな違いがあるため、自分のスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。 ここでは、両者の違いについて詳しく見ていきましょう。
それぞれの編み方のメリットとデメリット
アメリカ式は、右手で糸を持ち、針にかけて編む方法です。 このスタイルは、特に初心者にとって習得しやすいとされていますが、糸をかける動作が多いため、編む速度がやや遅くなることがあります。 一方、フランス式は左手で糸を持ち、針にかける方法で、動作が少なく効率的なため、スピードが上がりやすいのが特徴です。 ただし、慣れるまでに少し時間がかかることもあります。
1-1スピードアップを目指す際の注意事項
編み物のスピードを上げたいと考える際、単に速く編むだけではなく、作業の正確さや完成度を保つことが重要です。 無理にスピードを上げようとすると、編み目が不揃いになったり、ミスが発生しやすくなったりします。 ここでは、効率よく編み物を進めるために気をつけるべきポイントについて解説します。
正確さとスピードのバランスを取る
編む速さを上げる際には、編み目の正確さを損なわないようにすることが重要です。 特に模様編みや複雑なパターンでは、スピードを意識しすぎるとミスを犯しやすくなります。 そのため、まずは正確な編み方を身に付け、徐々にスピードを上げていくアプローチが理想的です。 また、長時間にわたって編み続けると手や目が疲れるため、定期的に休憩を取りながら作業を進めることも大切です。
01編む以外に必要な準備と工程
1-1デザインと編み図の作成プロセス
編み物を始める前に、まずはデザインを決め、編み図を作成することが重要です。 編み図は、作品の進行をガイドする役割を果たし、完成までのプロセスを計画的に進めるための設計図となります。 初心者でも簡単なパターンから始め、徐々に複雑なデザインに挑戦できます。
編み図作成の基本ステップ
編み図を作成する際には、まず作品の全体的なデザインを決めます。 シンプルなスカーフやマフラーであれば、直線的なパターンが主流ですが、セーターやカーディガンなどのウェアでは、サイズや形状に合わせた編み目の増減を考慮する必要があります。 次に、糸の種類や針のサイズに基づいて編み目数や段数を計算し、編み進めるべき順序を決定します。 正確な編み図を作成することで、編む際の混乱を避け、スムーズに進行できるでしょう。
1-1道具の準備と選び方の重要性
編み物を始めるには、適切な道具を準備することが不可欠です。 糸や針だけでなく、ハサミや編み目マーカー、メジャーなども必要な道具として考慮するべきです。 道具の選び方が作業の効率や快適さに大きく影響するため、慎重に選ぶことが求められます。
適切な道具を選ぶポイント
まず、針と糸の相性を確認することが重要です。針のサイズが糸に合っていないと、編み目が緩くなったり、逆にきつすぎて編みにくくなったりします。 また、ハサミや編み目マーカーは小さなものですが、作業効率を大幅に向上させる役割を持っています。 特に、編み図に従って段ごとの進行を記録する場合、編み目マーカーは非常に役立つツールです。
1-1完成品のサイズ確認とその方法
編み物の最終段階では、完成品のサイズ確認が非常に重要です。編んだ作品が予定通りのサイズに仕上がっているかどうかを確認することで、満足のいく仕上がりを実現できます。 サイズ確認は、編み物が終わった後だけでなく、編み進める途中でも行うことが理想的です。
途中でサイズを確認するメリット
編み物の途中で定期的にサイズを確認することで、完成後に「思っていたサイズと違う」といった問題を防ぐことができます。 特に、セーターやカーディガンなど、着用するものを編む際には、胸囲や袖の長さなどが正確に仕上がっているかを確認する必要があります。 メジャーを使って編み進めながら、適切なサイズかどうかをこまめにチェックすることで、最終的な仕上がりに満足できるでしょう。 編み物は、編むプロセス自体が楽しみですが、事前の計画や準備を怠らないことで、さらに完成度の高い作品を作り上げることが可能です。
01編み物を楽しむためのその他のポイント
1-1効率的に進めるためのコツ
編み物を効率的に進めるためには、編む時間や手順の工夫が必要です。 無計画に進めると、途中で手を止めたり、編み直したりすることが増えてしまいます。 いくつかのポイントに注意することで、無駄を減らし、スムーズに作業を進められるでしょう。
編み時間の確保と集中力
まず、編み物に取り組む時間を確保することが重要です。 短時間でも集中して作業に取り組むことで、進捗を実感しやすくなります。 例えば、毎日少しの時間を決めて編む習慣をつけることで、着実にプロジェクトが進みます。 また、途中で何度も中断しないよう、編む前に必要な道具や材料をしっかり準備しておくことも大切です。 作業環境を整え、集中して取り組める時間を確保することで、効率が大幅に向上します。
1-1長期的な計画を立てる重要性
編み物のプロジェクトでは、編む順序をしっかりと決めておくことも効率化の一助となります。 例えば、複雑なパターンの場合、まずは簡単な部分を先に編んで慣れてから、細かい作業に移るのが一般的です。 また、模様編みや色替えがある場合、そのタイミングをしっかりと把握しておくことで、スムーズに進められるでしょう。 計画的な手順を踏むことで、後々の修正や編み直しの手間を減らせます。
長期的な計画を立てる重要性
編み物のプロジェクトは、時には数日で完成するものもあれば、数週間、数か月かかるものもあります。 特に大規模なプロジェクトでは、計画的に進めることが重要です。 長期的な視点でプロジェクトを管理することで、途中でモチベーションが下がることを防ぎ、最後まで楽しみながら進められます。
プロジェクトの進行管理
長期的な編み物プロジェクトでは、進行管理が不可欠です。 例えば、大きなブランケットや複雑な模様のセーターを編む際、毎週どの部分まで進めるのか、目標を設定することで、全体の進行状況を把握できます。 途中で進行が遅れたり、計画が崩れたりすることがあっても、柔軟に対応できるように、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。 また、進捗を記録しておくことで、達成感を感じやすく、モチベーションを維持しやすくなります。
休憩とペース配分の重要性
長期的なプロジェクトでは、適度な休憩を取りつつ、ペース配分を考えることが重要です。 無理に急いで進めると、手や目が疲れてしまい、結果的にミスが増えることにもつながります。 特に複雑な編み方をする場合、集中力を保つためにも、一定時間ごとに休憩を挟むことを習慣化しましょう。 また、ペース配分を意識しながら進めることで、無理なく最後まで楽しんで編み物を続けられます。 このように、効率的な作業と計画的なプロジェクト管理は、編み物をより楽しく、ストレスなく進めるために欠かせない要素です。 自分のペースを守りながら、編み物の楽しさを最大限に引き出していきましょう。
01編み物の特徴
編み物を完成させるときには、一気に編む必要はありません。ある程度進めて時間が無くなれば中断して、また続けられるというのも編み物のメリットです。また、編み物は場所を選ばないもの。自宅でゆっくり編むこともあれば、カフェや移動中、会社の休憩時間にも楽しむことができます。
編み物を完成させるのは時間がかかるものですが、ゆっくり少しずつ編んでいくのも編み物の楽しみのひとつです。
02編み物にかかる時間
小さなコースターなら短時間で編み終えることができますが、ある程度の大きさのものを作る場合、どうしても必要な時間は長くなります。では、編み物でひとつの作品を完成させるにはどれほどの時間がかかるのでしょうか。
2-1完成までの期間のめやす
編み物は作品の大きさによって完成までの時間は異なります。たとえば、マフラーやスヌードの場合は2日~1週間程度を目安にするとよいでしょう。
そのほか、編み物の定番であるセーターや大きなストールの場合、ひと月~半年を見ておくとよいでしょう。
2-2手際や慣れ、編み物に割く時間によって差がある
ただし、この時間はあくまでも目安。編み物に慣れている人や手際がいい人の場合、完成までの時間は短くなります。逆にまだまだ編み物に慣れていない人はこの目安より、長い時間がかかることも珍しくありません。
特に編み目の間違いや数え間違いなどがあると、編みなおしにはかなりの時間が必要です。
また、同じマフラーでもシンプルなものにするのか、模様は入れるのかどうか、マフラーなどはどのような太さにするのかによって、掛かる時間は変わってきます。
もちろん、日中は仕事をしているため、編み物ができるのは夜だけ、週末だけといった時間の都合によっても完成までの時間には違いが生まれます。
2-3編み方や道具、糸の太さによっても左右
実は編み物は、慣れや作品の大きさ、手際以外に、編み方や道具、糸の太さによっても完成に必要な時間が異なります。
たとえば、普通の糸ではなく、特殊な糸を使う場合には、材料探しも含めて、通常の場合よりも長い製作期間が必要です。
03編み物を早く編む方法
編み物はゆっくりと心を落ち着けて楽しむのが一番。でも、できるだけ早く作品を完成させたいと思うのも当然のことです。では編み物を早く完成させたいときにはどのような工夫があるのでしょうか。
3-1糸の選び方
作品を早く編むためには、まず糸の選び方が重要になります。通常のストレートの毛糸の場合に比べると、太さが均一ではない毛糸の場合、どうしてもスムーズに編んでいくのは難しいもの。また、ループの糸や、ファーなどの場合には編み目が見えなくなり、編んでいく速度は遅くなります。
もし太すぎる毛糸を選んだ場合も、手の動きが大きくなってしまうため、もしスピードを重視したい場合には合太~並太程度の太さの毛糸を選ぶとよいでしょう。
3-2針の選び方
編み物を早く完成したいなら、毛糸と同様に針の選び方も重要になります。
早く編みたいときに注目すべきなのは、まず素材です。編み針の素材には様々なものがありますが、竹製のものを使っていると滑りが良くないため、どうしても時間がかかります。スピードアップしたいときには、滑りのよい金属製のものを選ぶとよいでしょう。ただし、金属製のものは滑りが良すぎて目を落とすこともあります。そうなると余計に時間がかかってしまうため、間違いのないように注意しましょう。
また、2本の棒針よりも短めの輪針を使うと編む速度は早くなります。片面を編んでひっくり返したときの時間も早くなり、長すぎる輪針では手の動きがもたついてしまうため、短めの輪針がスムーズです。
針先は尖ったもののほうが目を拾いやすいため、丸いものに変えて使うのもよいでしょう。
3-3アメリカ式とフランス式
編み物にくわしい人ならおなじみかもしれませんが、編み物の代表的な編み方にはアメリカ式とフランス式の二種類があります。
もし早く編みたいという場合、フランス式がおすすめ。
アメリカ式は、左手に糸をかけて編むやり方で、編み目の揃いやすい編み方。ただし、編みあがりがきつくなるため、どうしても時間がかかる傾向にあります。
逆にフランス式は右手で一目ごとに糸をかけるやり方で、目が揃いにくいと言われますが、アメリカ式よりも早く編み上げることができる方法。
日本の場合、どちらかといえばフランス式の方法が一般的ですが、もしアメリカ式で覚えている人の場合、フランス式に変えることで早く編み物を完成させることができます。
ただし、アメリカ式にも人差し指に糸をかけて行うフリッキングという方法があり、この編み方をマスターすると、非常に早く編み進めることができます。
3-4長い間中断しない
編み物を早く完成したい場合、とにかく毎日編むのがよいでしょう。
これは当たり前のように思えますが、もし編み物を中断して間が空くと、せっかく覚えた編み方を忘れてしまい、速度が鈍ってしまいます。
時間をおいて一日まとめて時間を使うより、短時間でもよいので毎日少しずつ編んでいくのがよいでしょう。
3-5スピードアップ時の注意点
急いでいるときに注意したいのが、目を落とすなどの間違い。もし間違いが生まれると一度ほどいて編みなおさなければならず、かえって時間がかかってしまうもの。
また、編み目が揃わないとどうしても見た目が悪くなってしまいます。
どれだけ急いでいるときでも、編み物を行うときはあせらず、心を落ち着けることが必要です。
04編む以外に必要な作業
編み物を完成させるときには、編む以外にも必要な作業があります。もし早く編み物を完成したいときには、これらの作業時間を短縮するというのも良い方法です。
たとえば、デザインや編み図。デザインや編み図を一から作っていると、それだけでかなりの時間が必要になります。
もし徹底的にこだわりたいという場合にはデザインや編み図から製作し、時間がない、早く作りたいというときにはレシピ本や既成の編み図を利用しましょう。
また、素材を決め、それを探すのも時間が必要です。こちらもあまり素材にこだわりすぎると時間を使いすぎてしまいます。特に手紡ぎの毛糸を使用すると、手紡ぎの時間も必要となるので、早く完成させたいという場合、市販の手に入りやすく、編みやすい太さの糸を選びましょう。
編み物にはそのほかにも、ゲージをとる、水通しをする、サイズを確認するといった作業が加わります。
もし毎日、多くの時間を編み物に当てられる場合や、徹底的にこだわった作品作りをしたいという場合でなければ、あまりこだわりすぎるとなかなか作品が完成せず、結局嫌になってあきらめてしまうということにもなりかねません。
特に初心者の場合には、まず簡単な編みやすいものからスタートして、ひとつずつ作品を完成していきましょう。
01まとめ
編み物は、ただ速く編むだけでなく、リラックスしながら進めることで、その魅力を最大限に引き出せる趣味です。
スピードアップのためには、適切な糸や針を選び、編み方に合った工夫を取り入れることがポイントです。
編むプロセスを楽しみながら、少しずつ進めることで、完成した作品には特別な達成感を感じられるでしょう。
無理なく、自分のペースで編み物を楽しんでみてください。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
めんま 先生
棒針編み監修者
1993年生まれ、東京都出身。
学生の頃に編み物の自由な世界観に魅了され独学で編み物を始める。
その後、めんまとしてSNSで活動を開始。
輪針を使って編む手編...
中尾結美 先生
かぎ針編み監修者
1983年生まれ。愛知県出身。
幼い頃から手芸と芸術が好きで小中学で絵画教室に通い、高校で家政科、ジュエリーの専門学校でデザインを学び、百貨店での販売員勤務をしながら編み物小物の委託販売...
my floret 先生
アフガン編み監修者
育児休業中にかぎ針編みを始める。
minne、Creemaでかぎ針編み専門店「my floret~マイフローレット~」を運営。
新しい表現方法を模索する中でアフガン編みに出...
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2-1完成までの期間のめやす
編み物は作品の大きさによって完成までの時間は異なります。たとえば、マフラーやスヌードの場合は2日~1週間程度を目安にするとよいでしょう。
そのほか、編み物の定番であるセーターや大きなストールの場合、ひと月~半年を見ておくとよいでしょう。
2-2手際や慣れ、編み物に割く時間によって差がある
ただし、この時間はあくまでも目安。編み物に慣れている人や手際がいい人の場合、完成までの時間は短くなります。逆にまだまだ編み物に慣れていない人はこの目安より、長い時間がかかることも珍しくありません。
特に編み目の間違いや数え間違いなどがあると、編みなおしにはかなりの時間が必要です。
また、同じマフラーでもシンプルなものにするのか、模様は入れるのかどうか、マフラーなどはどのような太さにするのかによって、掛かる時間は変わってきます。
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3-1糸の選び方
作品を早く編むためには、まず糸の選び方が重要になります。通常のストレートの毛糸の場合に比べると、太さが均一ではない毛糸の場合、どうしてもスムーズに編んでいくのは難しいもの。また、ループの糸や、ファーなどの場合には編み目が見えなくなり、編んでいく速度は遅くなります。
もし太すぎる毛糸を選んだ場合も、手の動きが大きくなってしまうため、もしスピードを重視したい場合には合太~並太程度の太さの毛糸を選ぶとよいでしょう。
3-2針の選び方
編み物を早く完成したいなら、毛糸と同様に針の選び方も重要になります。
早く編みたいときに注目すべきなのは、まず素材です。編み針の素材には様々なものがありますが、竹製のものを使っていると滑りが良くないため、どうしても時間がかかります。スピードアップしたいときには、滑りのよい金属製のものを選ぶとよいでしょう。ただし、金属製のものは滑りが良すぎて目を落とすこともあります。そうなると余計に時間がかかってしまうため、間違いのないように注意しましょう。
また、2本の棒針よりも短めの輪針を使うと編む速度は早くなります。片面を編んでひっくり返したときの時間も早くなり、長すぎる輪針では手の動きがもたついてしまうため、短めの輪針がスムーズです。
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3-3アメリカ式とフランス式
編み物にくわしい人ならおなじみかもしれませんが、編み物の代表的な編み方にはアメリカ式とフランス式の二種類があります。
もし早く編みたいという場合、フランス式がおすすめ。
アメリカ式は、左手に糸をかけて編むやり方で、編み目の揃いやすい編み方。ただし、編みあがりがきつくなるため、どうしても時間がかかる傾向にあります。
逆にフランス式は右手で一目ごとに糸をかけるやり方で、目が揃いにくいと言われますが、アメリカ式よりも早く編み上げることができる方法。
日本の場合、どちらかといえばフランス式の方法が一般的ですが、もしアメリカ式で覚えている人の場合、フランス式に変えることで早く編み物を完成させることができます。
ただし、アメリカ式にも人差し指に糸をかけて行うフリッキングという方法があり、この編み方をマスターすると、非常に早く編み進めることができます。
3-4長い間中断しない
編み物を早く完成したい場合、とにかく毎日編むのがよいでしょう。
これは当たり前のように思えますが、もし編み物を中断して間が空くと、せっかく覚えた編み方を忘れてしまい、速度が鈍ってしまいます。
時間をおいて一日まとめて時間を使うより、短時間でもよいので毎日少しずつ編んでいくのがよいでしょう。
3-5スピードアップ時の注意点
急いでいるときに注意したいのが、目を落とすなどの間違い。もし間違いが生まれると一度ほどいて編みなおさなければならず、かえって時間がかかってしまうもの。
また、編み目が揃わないとどうしても見た目が悪くなってしまいます。
どれだけ急いでいるときでも、編み物を行うときはあせらず、心を落ち着けることが必要です。
04編む以外に必要な作業
編み物を完成させるときには、編む以外にも必要な作業があります。もし早く編み物を完成したいときには、これらの作業時間を短縮するというのも良い方法です。
たとえば、デザインや編み図。デザインや編み図を一から作っていると、それだけでかなりの時間が必要になります。
もし徹底的にこだわりたいという場合にはデザインや編み図から製作し、時間がない、早く作りたいというときにはレシピ本や既成の編み図を利用しましょう。
また、素材を決め、それを探すのも時間が必要です。こちらもあまり素材にこだわりすぎると時間を使いすぎてしまいます。特に手紡ぎの毛糸を使用すると、手紡ぎの時間も必要となるので、早く完成させたいという場合、市販の手に入りやすく、編みやすい太さの糸を選びましょう。
編み物にはそのほかにも、ゲージをとる、水通しをする、サイズを確認するといった作業が加わります。
もし毎日、多くの時間を編み物に当てられる場合や、徹底的にこだわった作品作りをしたいという場合でなければ、あまりこだわりすぎるとなかなか作品が完成せず、結局嫌になってあきらめてしまうということにもなりかねません。
特に初心者の場合には、まず簡単な編みやすいものからスタートして、ひとつずつ作品を完成していきましょう。
01まとめ
編み物は、ただ速く編むだけでなく、リラックスしながら進めることで、その魅力を最大限に引き出せる趣味です。
スピードアップのためには、適切な糸や針を選び、編み方に合った工夫を取り入れることがポイントです。
編むプロセスを楽しみながら、少しずつ進めることで、完成した作品には特別な達成感を感じられるでしょう。
無理なく、自分のペースで編み物を楽しんでみてください。
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めんま 先生
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1993年生まれ、東京都出身。
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中尾結美 先生
かぎ針編み監修者
1983年生まれ。愛知県出身。
幼い頃から手芸と芸術が好きで小中学で絵画教室に通い、高校で家政科、ジュエリーの専門学校でデザインを学び、百貨店での販売員勤務をしながら編み物小物の委託販売...
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3-1糸の選び方
作品を早く編むためには、まず糸の選び方が重要になります。通常のストレートの毛糸の場合に比べると、太さが均一ではない毛糸の場合、どうしてもスムーズに編んでいくのは難しいもの。また、ループの糸や、ファーなどの場合には編み目が見えなくなり、編んでいく速度は遅くなります。
もし太すぎる毛糸を選んだ場合も、手の動きが大きくなってしまうため、もしスピードを重視したい場合には合太~並太程度の太さの毛糸を選ぶとよいでしょう。
3-2針の選び方
編み物を早く完成したいなら、毛糸と同様に針の選び方も重要になります。
早く編みたいときに注目すべきなのは、まず素材です。編み針の素材には様々なものがありますが、竹製のものを使っていると滑りが良くないため、どうしても時間がかかります。スピードアップしたいときには、滑りのよい金属製のものを選ぶとよいでしょう。ただし、金属製のものは滑りが良すぎて目を落とすこともあります。そうなると余計に時間がかかってしまうため、間違いのないように注意しましょう。
また、2本の棒針よりも短めの輪針を使うと編む速度は早くなります。片面を編んでひっくり返したときの時間も早くなり、長すぎる輪針では手の動きがもたついてしまうため、短めの輪針がスムーズです。
針先は尖ったもののほうが目を拾いやすいため、丸いものに変えて使うのもよいでしょう。
3-3アメリカ式とフランス式
編み物にくわしい人ならおなじみかもしれませんが、編み物の代表的な編み方にはアメリカ式とフランス式の二種類があります。
もし早く編みたいという場合、フランス式がおすすめ。
アメリカ式は、左手に糸をかけて編むやり方で、編み目の揃いやすい編み方。ただし、編みあがりがきつくなるため、どうしても時間がかかる傾向にあります。
逆にフランス式は右手で一目ごとに糸をかけるやり方で、目が揃いにくいと言われますが、アメリカ式よりも早く編み上げることができる方法。
日本の場合、どちらかといえばフランス式の方法が一般的ですが、もしアメリカ式で覚えている人の場合、フランス式に変えることで早く編み物を完成させることができます。
ただし、アメリカ式にも人差し指に糸をかけて行うフリッキングという方法があり、この編み方をマスターすると、非常に早く編み進めることができます。
3-4長い間中断しない
編み物を早く完成したい場合、とにかく毎日編むのがよいでしょう。
これは当たり前のように思えますが、もし編み物を中断して間が空くと、せっかく覚えた編み方を忘れてしまい、速度が鈍ってしまいます。
時間をおいて一日まとめて時間を使うより、短時間でもよいので毎日少しずつ編んでいくのがよいでしょう。
3-5スピードアップ時の注意点
急いでいるときに注意したいのが、目を落とすなどの間違い。もし間違いが生まれると一度ほどいて編みなおさなければならず、かえって時間がかかってしまうもの。
また、編み目が揃わないとどうしても見た目が悪くなってしまいます。
どれだけ急いでいるときでも、編み物を行うときはあせらず、心を落ち着けることが必要です。
たとえば、デザインや編み図。デザインや編み図を一から作っていると、それだけでかなりの時間が必要になります。
もし徹底的にこだわりたいという場合にはデザインや編み図から製作し、時間がない、早く作りたいというときにはレシピ本や既成の編み図を利用しましょう。
また、素材を決め、それを探すのも時間が必要です。こちらもあまり素材にこだわりすぎると時間を使いすぎてしまいます。特に手紡ぎの毛糸を使用すると、手紡ぎの時間も必要となるので、早く完成させたいという場合、市販の手に入りやすく、編みやすい太さの糸を選びましょう。
編み物にはそのほかにも、ゲージをとる、水通しをする、サイズを確認するといった作業が加わります。
もし毎日、多くの時間を編み物に当てられる場合や、徹底的にこだわった作品作りをしたいという場合でなければ、あまりこだわりすぎるとなかなか作品が完成せず、結局嫌になってあきらめてしまうということにもなりかねません。
特に初心者の場合には、まず簡単な編みやすいものからスタートして、ひとつずつ作品を完成していきましょう。
01まとめ
この講座は!プロの監修を受けています!
学生の頃に編み物の自由な世界観に魅了され独学で編み物を始める。
その後、めんまとしてSNSで活動を開始。
輪針を使って編む手編...
幼い頃から手芸と芸術が好きで小中学で絵画教室に通い、高校で家政科、ジュエリーの専門学校でデザインを学び、百貨店での販売員勤務をしながら編み物小物の委託販売...
minne、Creemaでかぎ針編み専門店「my floret~マイフローレット~」を運営。
新しい表現方法を模索する中でアフガン編みに出...
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