福祉の現場で役立つ【心理資格】とは?取得難易度やおすすめ資格を解説
高齢・育児・障害などさまざまな理由で、多くの方は福祉サービスのお世話になります。
現在福祉の現場では、福祉に関わる専門的な知識や技術を持つ人材が求められています。
家族や近しい方が福祉を利用している関係で、福祉の知識や技術を得ようとする方も増えてきました。
福祉関連資格の中には、実際に福祉サービスや管理を行う資格だけでなく、福祉に関わる方たちと円滑にコミュニケーションを取り、悩みや苦しみを取り除く心理系の資格も存在します。
今回は、福祉における心理系資格について解説します。
- 目次
01福祉におけるメンタルケアの重要性
「福祉」とは、人が人らしく社会生活を送れるようサポートやサービスを提供することです。
高齢や育児・教育・障害など、人はさまざまな理由からほかの人の手を借りて生活しなくてはいけない状態になることがあります。
これらの方たちを助けるためには、専門の知識や技術が必要です。
しかし人と人が関わりあう際には、知識や技術だけでなく、気持ちに寄り添い理解する姿勢も求められます。
特に、何らかの困難を抱えて生活している方にとって、心理的なアプローチは重要です。
このことから、福祉の業界では福祉に関する知識や技術だけでなく、福祉を受ける方の気持ちに寄り添い、サポートするためのメンタルケアスキルが要求される場合があります。
福祉におけるメンタルケアは、非常に重要な要素のひとつです。
1-1心理系の資格は大学院でしか取得できない?
心理系の資格と聞くと、「公認心理師」や「臨床心理士」を思い浮かべる方も多いことでしょう。
これらの資格は、大学や大学院で心理学に関する学部を卒業・修了しないと資格試験に挑戦できません。
そのため、取得難易度がかなり高い資格といえます。
これらの資格のイメージから「心理系の資格はハードルが高い」などの印象を持っている方も少なくありません。
しかし心理系の資格の中には、これらの資格よりも難易度が低い「民間資格」が存在します。
その中には、福祉の現場でのメンタルケアに特化した資格もあります。
福祉の現場で心理系の資格を活かしたいなら、福祉における心理を学べる民間資格がおすすめです。
02心理系資格の選び方
心理系資格は福祉の現場に特化した資格以外に、さまざまな種類の民間資格が存在します。
資格ごとに内容や試験難易度が異なるため、選び方を押さえておかないと自分の目的を果たせる資格を得るのは難しいでしょう。
ここでは、心理系資格の選び方を解説します。
2-1どこでカウンセラーとしての実力を活かしたいかを考える
心理系資格は仕事の場面ではもちろん、自分自身や身近な方のためにも役立てられる資格です。
心理系資格はさまざまな場面で活かせる分、どんな場面で資格を活かしたいかが重要です。
似たような内容の心理資格でも、どう活かしたいかにより、選ぶべき資格は変わります。
福祉関係の心理資格であれば、「どこで、だれのためにメンタルケアの力を活かしたいのか」を明確にした上で選びましょう。
2-2ほかの資格を組み合わせて活用できる場合も
福祉の現場では、福祉サービスを行うための知識や技術が要求されます。
心理資格を得てもサービスを行うのに必要な知識や技術が不十分では、せっかくの資格を十分に活かせません。
また一口に福祉や心理といっても、サービスを行う対象しだいで必要な知識や技術はかなり違います。
福祉の心理系資格とともに、働きたい場所や福祉を行う相手にあわせた福祉系資格を取得すると、両方の資格をより活かせるようになります。
福祉に関係した心理の資格を取得する際は、ひとつの資格だけでなく、複数の資格取得も考慮しておきましょう。
03心理系資格の難易度
心理系資格は、国家資格も含めるとかなり難易度に幅があります。
最初に解説した「公認心理師」や「臨床心理士」のように、受験条件に大学や大学院の卒業・修了が含まれている場合は、当然難易度が高いです。
一方民間資格の中には、受験条件が設けられていないものや、座学と筆記試験だけで取得できるものなど、比較的易しい難易度の資格もあります。
心理系資格全体の難易度は、まさに「ピンからキリ」です。
04福祉の現場で役立つおすすめ心理資格2選!
数ある心理系資格の中でも、福祉の現場で活かすことに特化した資格を解説します。
心理系資格を探す際の参考としてお役立てください。
4-1福祉心理カウンセラー資格
資格の基本情報
受験資格
特になし
受験料(税込)
10,000円
受験申し込み方法
インターネットから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の評価
試験日程
偶数月20~25日
(申込期間は試験を行う月の前月中)
資格試験内容
・福祉に関する知識
・心理学の基礎知識
・さまざまなストレスから起きる症状 など
「福祉心理カウンセラー資格」は、「日本メディカル心理セラピー協会」が実施している資格です。
福祉や心理に関する知識を持ち、カウンセラーとして活動できる実力を持っていることを証明してくれます。
福祉と心理の両方の知識を得ることで、カウンセラーとしてだけでなく、訪問介護員など福祉に関係したさまざまな働き方ができます。
ただ福祉や心理の仕事をするのではなく、幅広い分野での活躍や知識の活用を考えている方におすすめの資格です。
4-2福祉心理アドバイザー資格
資格の基本情報
受験資格
特になし
受験料(税込)
10,000円
受験申し込み方法
インターネットから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の評価
試験日程
偶数月20~25日
(申込期間は試験を行う月の前月中)
資格試験内容
・カウンセラーとは?
・患者の状態を知る
・主な症状のタイプ
・破瓜型
・妄想型
・緊張型
・発症の原因
・健康と自立
・健康な一生をおくるために役立つ老化のとらえ方
・動作性能力
・言語的能力
・高齢者運動の目的と方法
・ヘルスプロモーション
・生活環境
・障害者が生活の不自由を克服する道
・心理的ストレスが招く特徴的症状
・心理的ストレスの主な原因
・治療に関して知っておくこと
「福祉心理アドバイザー資格」は、「日本インストラクター技術協会」が主催している資格です。
福祉や心理に関する知識を有していることを証明してくれます。
ただ知識を有しているだけでなく、その知識を教える能力が一定以上あることも証明できるため、福祉の仕事はもちろん、福祉における心理について講師活動も行えます。
福祉に興味を持っている方や、福祉に関する知識や技術が欲しい方に役立てられる資格です。
05このほかの福祉心理資格
福祉に役立てられる心理系資格はこれだけではありません。
先ほどご紹介した資格よりも難易度は上がりますが、以下2つの資格も福祉の現場で役立てられます。
5-1精神保健福祉士(PSW)
資格の基本情報
受験資格
・保健福祉系短大など(3年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を1年以上
・保健福祉系短大など(2年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を2年以上
・福祉系大学など(4年/基礎科目履修)に加えて短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系大学など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験と短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系短大など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験1年と短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系短大など(2年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験2年と短期養成施設(6ヵ月以上)
・一般大学(4年)卒業後一般養成施設など(1年以上)
・一般大学(3年)卒業後相談援助の実務経験1年と一般養成施設など(1年以上)
・一般大学(2年)卒業後相談援助の実務経験2年と一般養成施設など(1年以上)
・相談援助のみの場合は相談援助の実務経験4年と一般養成施設など(1年以上)
受験料
17,610円
受験申し込み方法
年1度の受験申し込み期間に手続きをする
受験方法
指定の受験会場にて受験
合格基準
・すべての点数に対して60%程度の正答率かつ17科目すべてに得点した場合
(合格率は60%前後)
試験日程
【第24回】令和3年度試験
・2022年2月5日(土)
・2022年2月6日(日)
資格試験内容
17科目群
1)精神疾患とその治療
2)精神保健の課題と支援
3)精神保健福祉相談援助の基盤
4)精神保健福祉の理論と相談援助の展開
5)精神保健福祉に関する制度とサービス
6)精神障碍者の生活支援システム
7)人体の構造と機能および疾病
8)心理学理論と心理的支援
9)社会理論と社会システム
10)現代社会と福祉
11)地域福祉の理論と方法
12)福祉行財政と福祉計画
13)社会保障
14)障害者に対する支援と障害者自立支援制度
15)低所得者に対する支援と生活保護制度
16)保健医療サービス
17)権利擁護と成年後見制度
「精神保健福祉士」は、厚生労働省が認定している「国家資格」です。
精神に障害がある方の社会復帰や日常生活のサポートを行うのが主な仕事で、医療・保険・福祉にまたがって活躍する資格であるため、多くの医療や福祉の現場で求められています。
資格取得には、大学または短大にて指定科目を履修した上での卒業が求められます。
加えて、学歴しだいで養成施設での訓練や実務経験が必要です。
履修内容や学歴が条件を満たさない場合でも、受験資格を満たす通信大学に通えば、働きながらでも受験資格を取得できます。
福祉の現場の中でも、精神に障害を持った方たちをサポートする仕事に就くことが多い資格です。
心理系のスキルを活かしつつ、社会に役立つ仕事がしたい方におすすめします。
5-2公認心理師
資格の基本情報
受験資格
・大学および大学院で必要科目を修了
・大学で必要科目を修了し、文部科学省・厚生労働省の指定する施設で2年以上の実務経験
受験料(税込)
28,700円
受験申し込み方法
「受験の手引き」請求後、手引き内に添付されている必要書類に記入・提出
受験方法
試験日に試験地にて受験
合格基準
非公開
試験日程
2024年7月頃実施予定
資格試験内容
出題項目
1.公認心理師としての職責の自覚
2.問題解決能力と生涯学習
3.多職種連携・地域連携
4.心理学・臨床心理学の全体像
5.心理学における研究
6.心理学に関する実験
7.知覚および認知
8.学習および言語
9.感情および人格
10.脳・神経の働き
11.社会および集団に関する心理学
12.発達
13.障害者(児)の心理学
14.心理状態の観察および結果の分析
15.心理に関する支援(相談、助言、指導そのほかの援助)
16.健康・医療に関する心理学
17.福祉に関する心理学
18.教育に関する心理学
19.司法・犯罪に関する心理学
20.産業・組織に関する心理学
21.人体の構造と機能および疾病
22.精神疾患とその治療
23.公認心理師に関係する制度
24.そのほか(心の健康教育に関する事項など)
「公認心理師」は、2017年に創設された比較的新しい国家資格です。
大学で必要な科目を学ぶなど、受験条件が高めに設定されていますが、取得すれば国家資格を有した状態で心理や福祉の職場で働けるようになります。
試験内容を見てもわかるとおり、幅広い場面での心理に関する知識が問われます。
資格を取得できれば、学校や病院などの施設はもちろん、企業で心理の知識を活かして働くことも可能です。
当然福祉の現場でも、資格で得た知識を活かせます。
「幅広い福祉の現場で役に立ちたい」「福祉を受ける方だけでなく、自分やその周りの方のためにも学んだ内容を活かしたい」と考える方におすすめの資格です。
06福祉心理資格を取得するなら「諒設計アーキテクトラーニング」
心理系の資格はたくさんありますが、その中でも福祉に関係した心理資格を取得したい場合、おすすめなのが「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」です。
この通信講座では、「福祉心理アドバイザー資格」と「福祉心理カウンセラー資格」の両方の資格を同時に取得できます。
ふたつの資格を同時に取得することで、福祉と心理に関わる幅広い知識と技術を一気に手に入れられます。
「諒設計アーキテクトラーニング」のカリキュラムは、1日30分程度の学習でもしっかり内容を学べるようになっており、初心者でも6ヵ月、もしくは最短2ヵ月で取得可能です。
スキマ時間を上手く使って資格を取得したい方はもちろん、短期集中で多くの資格を取得したい方にもうれしい通信講座です。
福祉心理カウンセラーの資格が取れる講座はこちら
07まとめ
心理系資格には国家資格や民間資格が存在し、難易度はさまざまです。
また福祉の仕事で役立つ心理系資格と一口にいっても、資格ごとに内容が異なるため、自分がどのように資格を活かしたいかを明確にしておく必要があります。
資格の中には受験資格を満たすために大学で特定の科目を修了する必要があるなど、資格取得のために長期的な計画を立てなくてはいけない場合もあるため、ご注意ください。
「福祉の場面で心理の知識や技術を活かしたい」「福祉の仕事やサービスに役立つ資格を取得したい」とお考えの方は、ぜひ「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」にご参加ください。
高齢や育児・教育・障害など、人はさまざまな理由からほかの人の手を借りて生活しなくてはいけない状態になることがあります。
これらの方たちを助けるためには、専門の知識や技術が必要です。
しかし人と人が関わりあう際には、知識や技術だけでなく、気持ちに寄り添い理解する姿勢も求められます。
特に、何らかの困難を抱えて生活している方にとって、心理的なアプローチは重要です。
このことから、福祉の業界では福祉に関する知識や技術だけでなく、福祉を受ける方の気持ちに寄り添い、サポートするためのメンタルケアスキルが要求される場合があります。
福祉におけるメンタルケアは、非常に重要な要素のひとつです。
1-1心理系の資格は大学院でしか取得できない?
心理系の資格と聞くと、「公認心理師」や「臨床心理士」を思い浮かべる方も多いことでしょう。
これらの資格は、大学や大学院で心理学に関する学部を卒業・修了しないと資格試験に挑戦できません。
そのため、取得難易度がかなり高い資格といえます。
これらの資格のイメージから「心理系の資格はハードルが高い」などの印象を持っている方も少なくありません。
しかし心理系の資格の中には、これらの資格よりも難易度が低い「民間資格」が存在します。
その中には、福祉の現場でのメンタルケアに特化した資格もあります。
福祉の現場で心理系の資格を活かしたいなら、福祉における心理を学べる民間資格がおすすめです。
資格ごとに内容や試験難易度が異なるため、選び方を押さえておかないと自分の目的を果たせる資格を得るのは難しいでしょう。
ここでは、心理系資格の選び方を解説します。
2-1どこでカウンセラーとしての実力を活かしたいかを考える
心理系資格は仕事の場面ではもちろん、自分自身や身近な方のためにも役立てられる資格です。
心理系資格はさまざまな場面で活かせる分、どんな場面で資格を活かしたいかが重要です。
似たような内容の心理資格でも、どう活かしたいかにより、選ぶべき資格は変わります。
福祉関係の心理資格であれば、「どこで、だれのためにメンタルケアの力を活かしたいのか」を明確にした上で選びましょう。
2-2ほかの資格を組み合わせて活用できる場合も
福祉の現場では、福祉サービスを行うための知識や技術が要求されます。
心理資格を得てもサービスを行うのに必要な知識や技術が不十分では、せっかくの資格を十分に活かせません。
また一口に福祉や心理といっても、サービスを行う対象しだいで必要な知識や技術はかなり違います。
福祉の心理系資格とともに、働きたい場所や福祉を行う相手にあわせた福祉系資格を取得すると、両方の資格をより活かせるようになります。
福祉に関係した心理の資格を取得する際は、ひとつの資格だけでなく、複数の資格取得も考慮しておきましょう。
03心理系資格の難易度
心理系資格は、国家資格も含めるとかなり難易度に幅があります。
最初に解説した「公認心理師」や「臨床心理士」のように、受験条件に大学や大学院の卒業・修了が含まれている場合は、当然難易度が高いです。
一方民間資格の中には、受験条件が設けられていないものや、座学と筆記試験だけで取得できるものなど、比較的易しい難易度の資格もあります。
心理系資格全体の難易度は、まさに「ピンからキリ」です。
04福祉の現場で役立つおすすめ心理資格2選!
数ある心理系資格の中でも、福祉の現場で活かすことに特化した資格を解説します。
心理系資格を探す際の参考としてお役立てください。
4-1福祉心理カウンセラー資格
資格の基本情報
受験資格
特になし
受験料(税込)
10,000円
受験申し込み方法
インターネットから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の評価
試験日程
偶数月20~25日
(申込期間は試験を行う月の前月中)
資格試験内容
・福祉に関する知識
・心理学の基礎知識
・さまざまなストレスから起きる症状 など
「福祉心理カウンセラー資格」は、「日本メディカル心理セラピー協会」が実施している資格です。
福祉や心理に関する知識を持ち、カウンセラーとして活動できる実力を持っていることを証明してくれます。
福祉と心理の両方の知識を得ることで、カウンセラーとしてだけでなく、訪問介護員など福祉に関係したさまざまな働き方ができます。
ただ福祉や心理の仕事をするのではなく、幅広い分野での活躍や知識の活用を考えている方におすすめの資格です。
4-2福祉心理アドバイザー資格
資格の基本情報
受験資格
特になし
受験料(税込)
10,000円
受験申し込み方法
インターネットから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の評価
試験日程
偶数月20~25日
(申込期間は試験を行う月の前月中)
資格試験内容
・カウンセラーとは?
・患者の状態を知る
・主な症状のタイプ
・破瓜型
・妄想型
・緊張型
・発症の原因
・健康と自立
・健康な一生をおくるために役立つ老化のとらえ方
・動作性能力
・言語的能力
・高齢者運動の目的と方法
・ヘルスプロモーション
・生活環境
・障害者が生活の不自由を克服する道
・心理的ストレスが招く特徴的症状
・心理的ストレスの主な原因
・治療に関して知っておくこと
「福祉心理アドバイザー資格」は、「日本インストラクター技術協会」が主催している資格です。
福祉や心理に関する知識を有していることを証明してくれます。
ただ知識を有しているだけでなく、その知識を教える能力が一定以上あることも証明できるため、福祉の仕事はもちろん、福祉における心理について講師活動も行えます。
福祉に興味を持っている方や、福祉に関する知識や技術が欲しい方に役立てられる資格です。
05このほかの福祉心理資格
福祉に役立てられる心理系資格はこれだけではありません。
先ほどご紹介した資格よりも難易度は上がりますが、以下2つの資格も福祉の現場で役立てられます。
5-1精神保健福祉士(PSW)
資格の基本情報
受験資格
・保健福祉系短大など(3年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を1年以上
・保健福祉系短大など(2年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を2年以上
・福祉系大学など(4年/基礎科目履修)に加えて短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系大学など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験と短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系短大など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験1年と短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系短大など(2年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験2年と短期養成施設(6ヵ月以上)
・一般大学(4年)卒業後一般養成施設など(1年以上)
・一般大学(3年)卒業後相談援助の実務経験1年と一般養成施設など(1年以上)
・一般大学(2年)卒業後相談援助の実務経験2年と一般養成施設など(1年以上)
・相談援助のみの場合は相談援助の実務経験4年と一般養成施設など(1年以上)
受験料
17,610円
受験申し込み方法
年1度の受験申し込み期間に手続きをする
受験方法
指定の受験会場にて受験
合格基準
・すべての点数に対して60%程度の正答率かつ17科目すべてに得点した場合
(合格率は60%前後)
試験日程
【第24回】令和3年度試験
・2022年2月5日(土)
・2022年2月6日(日)
資格試験内容
17科目群
1)精神疾患とその治療
2)精神保健の課題と支援
3)精神保健福祉相談援助の基盤
4)精神保健福祉の理論と相談援助の展開
5)精神保健福祉に関する制度とサービス
6)精神障碍者の生活支援システム
7)人体の構造と機能および疾病
8)心理学理論と心理的支援
9)社会理論と社会システム
10)現代社会と福祉
11)地域福祉の理論と方法
12)福祉行財政と福祉計画
13)社会保障
14)障害者に対する支援と障害者自立支援制度
15)低所得者に対する支援と生活保護制度
16)保健医療サービス
17)権利擁護と成年後見制度
「精神保健福祉士」は、厚生労働省が認定している「国家資格」です。
精神に障害がある方の社会復帰や日常生活のサポートを行うのが主な仕事で、医療・保険・福祉にまたがって活躍する資格であるため、多くの医療や福祉の現場で求められています。
資格取得には、大学または短大にて指定科目を履修した上での卒業が求められます。
加えて、学歴しだいで養成施設での訓練や実務経験が必要です。
履修内容や学歴が条件を満たさない場合でも、受験資格を満たす通信大学に通えば、働きながらでも受験資格を取得できます。
福祉の現場の中でも、精神に障害を持った方たちをサポートする仕事に就くことが多い資格です。
心理系のスキルを活かしつつ、社会に役立つ仕事がしたい方におすすめします。
5-2公認心理師
資格の基本情報
受験資格
・大学および大学院で必要科目を修了
・大学で必要科目を修了し、文部科学省・厚生労働省の指定する施設で2年以上の実務経験
受験料(税込)
28,700円
受験申し込み方法
「受験の手引き」請求後、手引き内に添付されている必要書類に記入・提出
受験方法
試験日に試験地にて受験
合格基準
非公開
試験日程
2024年7月頃実施予定
資格試験内容
出題項目
1.公認心理師としての職責の自覚
2.問題解決能力と生涯学習
3.多職種連携・地域連携
4.心理学・臨床心理学の全体像
5.心理学における研究
6.心理学に関する実験
7.知覚および認知
8.学習および言語
9.感情および人格
10.脳・神経の働き
11.社会および集団に関する心理学
12.発達
13.障害者(児)の心理学
14.心理状態の観察および結果の分析
15.心理に関する支援(相談、助言、指導そのほかの援助)
16.健康・医療に関する心理学
17.福祉に関する心理学
18.教育に関する心理学
19.司法・犯罪に関する心理学
20.産業・組織に関する心理学
21.人体の構造と機能および疾病
22.精神疾患とその治療
23.公認心理師に関係する制度
24.そのほか(心の健康教育に関する事項など)
「公認心理師」は、2017年に創設された比較的新しい国家資格です。
大学で必要な科目を学ぶなど、受験条件が高めに設定されていますが、取得すれば国家資格を有した状態で心理や福祉の職場で働けるようになります。
試験内容を見てもわかるとおり、幅広い場面での心理に関する知識が問われます。
資格を取得できれば、学校や病院などの施設はもちろん、企業で心理の知識を活かして働くことも可能です。
当然福祉の現場でも、資格で得た知識を活かせます。
「幅広い福祉の現場で役に立ちたい」「福祉を受ける方だけでなく、自分やその周りの方のためにも学んだ内容を活かしたい」と考える方におすすめの資格です。
06福祉心理資格を取得するなら「諒設計アーキテクトラーニング」
心理系の資格はたくさんありますが、その中でも福祉に関係した心理資格を取得したい場合、おすすめなのが「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」です。
この通信講座では、「福祉心理アドバイザー資格」と「福祉心理カウンセラー資格」の両方の資格を同時に取得できます。
ふたつの資格を同時に取得することで、福祉と心理に関わる幅広い知識と技術を一気に手に入れられます。
「諒設計アーキテクトラーニング」のカリキュラムは、1日30分程度の学習でもしっかり内容を学べるようになっており、初心者でも6ヵ月、もしくは最短2ヵ月で取得可能です。
スキマ時間を上手く使って資格を取得したい方はもちろん、短期集中で多くの資格を取得したい方にもうれしい通信講座です。
福祉心理カウンセラーの資格が取れる講座はこちら
07まとめ
心理系資格には国家資格や民間資格が存在し、難易度はさまざまです。
また福祉の仕事で役立つ心理系資格と一口にいっても、資格ごとに内容が異なるため、自分がどのように資格を活かしたいかを明確にしておく必要があります。
資格の中には受験資格を満たすために大学で特定の科目を修了する必要があるなど、資格取得のために長期的な計画を立てなくてはいけない場合もあるため、ご注意ください。
「福祉の場面で心理の知識や技術を活かしたい」「福祉の仕事やサービスに役立つ資格を取得したい」とお考えの方は、ぜひ「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」にご参加ください。
最初に解説した「公認心理師」や「臨床心理士」のように、受験条件に大学や大学院の卒業・修了が含まれている場合は、当然難易度が高いです。
一方民間資格の中には、受験条件が設けられていないものや、座学と筆記試験だけで取得できるものなど、比較的易しい難易度の資格もあります。
心理系資格全体の難易度は、まさに「ピンからキリ」です。
心理系資格を探す際の参考としてお役立てください。
4-1福祉心理カウンセラー資格
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(税込) | 10,000円 |
受験申し込み方法 | インターネットから申し込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
試験日程 | 偶数月20~25日 (申込期間は試験を行う月の前月中) |
資格試験内容 | ・福祉に関する知識 ・心理学の基礎知識 ・さまざまなストレスから起きる症状 など |
「福祉心理カウンセラー資格」は、「日本メディカル心理セラピー協会」が実施している資格です。
福祉や心理に関する知識を持ち、カウンセラーとして活動できる実力を持っていることを証明してくれます。
福祉と心理の両方の知識を得ることで、カウンセラーとしてだけでなく、訪問介護員など福祉に関係したさまざまな働き方ができます。
ただ福祉や心理の仕事をするのではなく、幅広い分野での活躍や知識の活用を考えている方におすすめの資格です。
4-2福祉心理アドバイザー資格
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(税込) | 10,000円 |
受験申し込み方法 | インターネットから申し込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
試験日程 | 偶数月20~25日 (申込期間は試験を行う月の前月中) |
資格試験内容 | ・カウンセラーとは? ・患者の状態を知る ・主な症状のタイプ ・破瓜型 ・妄想型 ・緊張型 ・発症の原因 ・健康と自立 ・健康な一生をおくるために役立つ老化のとらえ方 ・動作性能力 ・言語的能力 ・高齢者運動の目的と方法 ・ヘルスプロモーション ・生活環境 ・障害者が生活の不自由を克服する道 ・心理的ストレスが招く特徴的症状 ・心理的ストレスの主な原因 ・治療に関して知っておくこと |
「福祉心理アドバイザー資格」は、「日本インストラクター技術協会」が主催している資格です。
福祉や心理に関する知識を有していることを証明してくれます。
ただ知識を有しているだけでなく、その知識を教える能力が一定以上あることも証明できるため、福祉の仕事はもちろん、福祉における心理について講師活動も行えます。
福祉に興味を持っている方や、福祉に関する知識や技術が欲しい方に役立てられる資格です。
05このほかの福祉心理資格
福祉に役立てられる心理系資格はこれだけではありません。
先ほどご紹介した資格よりも難易度は上がりますが、以下2つの資格も福祉の現場で役立てられます。
5-1精神保健福祉士(PSW)
資格の基本情報
受験資格
・保健福祉系短大など(3年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を1年以上
・保健福祉系短大など(2年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を2年以上
・福祉系大学など(4年/基礎科目履修)に加えて短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系大学など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験と短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系短大など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験1年と短期養成施設(6ヵ月以上)
・福祉系短大など(2年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験2年と短期養成施設(6ヵ月以上)
・一般大学(4年)卒業後一般養成施設など(1年以上)
・一般大学(3年)卒業後相談援助の実務経験1年と一般養成施設など(1年以上)
・一般大学(2年)卒業後相談援助の実務経験2年と一般養成施設など(1年以上)
・相談援助のみの場合は相談援助の実務経験4年と一般養成施設など(1年以上)
受験料
17,610円
受験申し込み方法
年1度の受験申し込み期間に手続きをする
受験方法
指定の受験会場にて受験
合格基準
・すべての点数に対して60%程度の正答率かつ17科目すべてに得点した場合
(合格率は60%前後)
試験日程
【第24回】令和3年度試験
・2022年2月5日(土)
・2022年2月6日(日)
資格試験内容
17科目群
1)精神疾患とその治療
2)精神保健の課題と支援
3)精神保健福祉相談援助の基盤
4)精神保健福祉の理論と相談援助の展開
5)精神保健福祉に関する制度とサービス
6)精神障碍者の生活支援システム
7)人体の構造と機能および疾病
8)心理学理論と心理的支援
9)社会理論と社会システム
10)現代社会と福祉
11)地域福祉の理論と方法
12)福祉行財政と福祉計画
13)社会保障
14)障害者に対する支援と障害者自立支援制度
15)低所得者に対する支援と生活保護制度
16)保健医療サービス
17)権利擁護と成年後見制度
「精神保健福祉士」は、厚生労働省が認定している「国家資格」です。
精神に障害がある方の社会復帰や日常生活のサポートを行うのが主な仕事で、医療・保険・福祉にまたがって活躍する資格であるため、多くの医療や福祉の現場で求められています。
資格取得には、大学または短大にて指定科目を履修した上での卒業が求められます。
加えて、学歴しだいで養成施設での訓練や実務経験が必要です。
履修内容や学歴が条件を満たさない場合でも、受験資格を満たす通信大学に通えば、働きながらでも受験資格を取得できます。
福祉の現場の中でも、精神に障害を持った方たちをサポートする仕事に就くことが多い資格です。
心理系のスキルを活かしつつ、社会に役立つ仕事がしたい方におすすめします。
5-2公認心理師
資格の基本情報
受験資格
・大学および大学院で必要科目を修了
・大学で必要科目を修了し、文部科学省・厚生労働省の指定する施設で2年以上の実務経験
受験料(税込)
28,700円
受験申し込み方法
「受験の手引き」請求後、手引き内に添付されている必要書類に記入・提出
受験方法
試験日に試験地にて受験
合格基準
非公開
試験日程
2024年7月頃実施予定
資格試験内容
出題項目
1.公認心理師としての職責の自覚
2.問題解決能力と生涯学習
3.多職種連携・地域連携
4.心理学・臨床心理学の全体像
5.心理学における研究
6.心理学に関する実験
7.知覚および認知
8.学習および言語
9.感情および人格
10.脳・神経の働き
11.社会および集団に関する心理学
12.発達
13.障害者(児)の心理学
14.心理状態の観察および結果の分析
15.心理に関する支援(相談、助言、指導そのほかの援助)
16.健康・医療に関する心理学
17.福祉に関する心理学
18.教育に関する心理学
19.司法・犯罪に関する心理学
20.産業・組織に関する心理学
21.人体の構造と機能および疾病
22.精神疾患とその治療
23.公認心理師に関係する制度
24.そのほか(心の健康教育に関する事項など)
「公認心理師」は、2017年に創設された比較的新しい国家資格です。
大学で必要な科目を学ぶなど、受験条件が高めに設定されていますが、取得すれば国家資格を有した状態で心理や福祉の職場で働けるようになります。
試験内容を見てもわかるとおり、幅広い場面での心理に関する知識が問われます。
資格を取得できれば、学校や病院などの施設はもちろん、企業で心理の知識を活かして働くことも可能です。
当然福祉の現場でも、資格で得た知識を活かせます。
「幅広い福祉の現場で役に立ちたい」「福祉を受ける方だけでなく、自分やその周りの方のためにも学んだ内容を活かしたい」と考える方におすすめの資格です。
06福祉心理資格を取得するなら「諒設計アーキテクトラーニング」
心理系の資格はたくさんありますが、その中でも福祉に関係した心理資格を取得したい場合、おすすめなのが「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」です。
この通信講座では、「福祉心理アドバイザー資格」と「福祉心理カウンセラー資格」の両方の資格を同時に取得できます。
ふたつの資格を同時に取得することで、福祉と心理に関わる幅広い知識と技術を一気に手に入れられます。
「諒設計アーキテクトラーニング」のカリキュラムは、1日30分程度の学習でもしっかり内容を学べるようになっており、初心者でも6ヵ月、もしくは最短2ヵ月で取得可能です。
スキマ時間を上手く使って資格を取得したい方はもちろん、短期集中で多くの資格を取得したい方にもうれしい通信講座です。
福祉心理カウンセラーの資格が取れる講座はこちら
07まとめ
心理系資格には国家資格や民間資格が存在し、難易度はさまざまです。
また福祉の仕事で役立つ心理系資格と一口にいっても、資格ごとに内容が異なるため、自分がどのように資格を活かしたいかを明確にしておく必要があります。
資格の中には受験資格を満たすために大学で特定の科目を修了する必要があるなど、資格取得のために長期的な計画を立てなくてはいけない場合もあるため、ご注意ください。
「福祉の場面で心理の知識や技術を活かしたい」「福祉の仕事やサービスに役立つ資格を取得したい」とお考えの方は、ぜひ「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」にご参加ください。
先ほどご紹介した資格よりも難易度は上がりますが、以下2つの資格も福祉の現場で役立てられます。
5-1精神保健福祉士(PSW)
受験資格 | ・保健福祉系短大など(3年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を1年以上 ・保健福祉系短大など(2年/指定科目履修)卒業後、相談援助の実経験を2年以上 ・福祉系大学など(4年/基礎科目履修)に加えて短期養成施設(6ヵ月以上) ・福祉系大学など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験と短期養成施設(6ヵ月以上) ・福祉系短大など(3年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験1年と短期養成施設(6ヵ月以上) ・福祉系短大など(2年/基礎科目履修)卒業後、相談援助の実務経験2年と短期養成施設(6ヵ月以上) ・一般大学(4年)卒業後一般養成施設など(1年以上) ・一般大学(3年)卒業後相談援助の実務経験1年と一般養成施設など(1年以上) ・一般大学(2年)卒業後相談援助の実務経験2年と一般養成施設など(1年以上) ・相談援助のみの場合は相談援助の実務経験4年と一般養成施設など(1年以上) |
---|---|
受験料 | 17,610円 |
受験申し込み方法 | 年1度の受験申し込み期間に手続きをする |
受験方法 | 指定の受験会場にて受験 |
合格基準 | ・すべての点数に対して60%程度の正答率かつ17科目すべてに得点した場合 (合格率は60%前後) |
試験日程 | 【第24回】令和3年度試験 ・2022年2月5日(土) ・2022年2月6日(日) |
資格試験内容 | 17科目群 1)精神疾患とその治療 2)精神保健の課題と支援 3)精神保健福祉相談援助の基盤 4)精神保健福祉の理論と相談援助の展開 5)精神保健福祉に関する制度とサービス 6)精神障碍者の生活支援システム 7)人体の構造と機能および疾病 8)心理学理論と心理的支援 9)社会理論と社会システム 10)現代社会と福祉 11)地域福祉の理論と方法 12)福祉行財政と福祉計画 13)社会保障 14)障害者に対する支援と障害者自立支援制度 15)低所得者に対する支援と生活保護制度 16)保健医療サービス 17)権利擁護と成年後見制度 |
「精神保健福祉士」は、厚生労働省が認定している「国家資格」です。
精神に障害がある方の社会復帰や日常生活のサポートを行うのが主な仕事で、医療・保険・福祉にまたがって活躍する資格であるため、多くの医療や福祉の現場で求められています。
資格取得には、大学または短大にて指定科目を履修した上での卒業が求められます。
加えて、学歴しだいで養成施設での訓練や実務経験が必要です。
履修内容や学歴が条件を満たさない場合でも、受験資格を満たす通信大学に通えば、働きながらでも受験資格を取得できます。
福祉の現場の中でも、精神に障害を持った方たちをサポートする仕事に就くことが多い資格です。
心理系のスキルを活かしつつ、社会に役立つ仕事がしたい方におすすめします。
5-2公認心理師
受験資格 | ・大学および大学院で必要科目を修了 ・大学で必要科目を修了し、文部科学省・厚生労働省の指定する施設で2年以上の実務経験 |
---|---|
受験料(税込) | 28,700円 |
受験申し込み方法 | 「受験の手引き」請求後、手引き内に添付されている必要書類に記入・提出 |
受験方法 | 試験日に試験地にて受験 |
合格基準 | 非公開 |
試験日程 | 2024年7月頃実施予定 |
資格試験内容 | 出題項目 1.公認心理師としての職責の自覚 2.問題解決能力と生涯学習 3.多職種連携・地域連携 4.心理学・臨床心理学の全体像 5.心理学における研究 6.心理学に関する実験 7.知覚および認知 8.学習および言語 9.感情および人格 10.脳・神経の働き 11.社会および集団に関する心理学 12.発達 13.障害者(児)の心理学 14.心理状態の観察および結果の分析 15.心理に関する支援(相談、助言、指導そのほかの援助) 16.健康・医療に関する心理学 17.福祉に関する心理学 18.教育に関する心理学 19.司法・犯罪に関する心理学 20.産業・組織に関する心理学 21.人体の構造と機能および疾病 22.精神疾患とその治療 23.公認心理師に関係する制度 24.そのほか(心の健康教育に関する事項など) |
「公認心理師」は、2017年に創設された比較的新しい国家資格です。
大学で必要な科目を学ぶなど、受験条件が高めに設定されていますが、取得すれば国家資格を有した状態で心理や福祉の職場で働けるようになります。
試験内容を見てもわかるとおり、幅広い場面での心理に関する知識が問われます。
資格を取得できれば、学校や病院などの施設はもちろん、企業で心理の知識を活かして働くことも可能です。
当然福祉の現場でも、資格で得た知識を活かせます。
「幅広い福祉の現場で役に立ちたい」「福祉を受ける方だけでなく、自分やその周りの方のためにも学んだ内容を活かしたい」と考える方におすすめの資格です。
この通信講座では、「福祉心理アドバイザー資格」と「福祉心理カウンセラー資格」の両方の資格を同時に取得できます。
ふたつの資格を同時に取得することで、福祉と心理に関わる幅広い知識と技術を一気に手に入れられます。
「諒設計アーキテクトラーニング」のカリキュラムは、1日30分程度の学習でもしっかり内容を学べるようになっており、初心者でも6ヵ月、もしくは最短2ヵ月で取得可能です。
スキマ時間を上手く使って資格を取得したい方はもちろん、短期集中で多くの資格を取得したい方にもうれしい通信講座です。
07まとめ
心理系資格には国家資格や民間資格が存在し、難易度はさまざまです。
また福祉の仕事で役立つ心理系資格と一口にいっても、資格ごとに内容が異なるため、自分がどのように資格を活かしたいかを明確にしておく必要があります。
資格の中には受験資格を満たすために大学で特定の科目を修了する必要があるなど、資格取得のために長期的な計画を立てなくてはいけない場合もあるため、ご注意ください。
「福祉の場面で心理の知識や技術を活かしたい」「福祉の仕事やサービスに役立つ資格を取得したい」とお考えの方は、ぜひ「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」にご参加ください。
また福祉の仕事で役立つ心理系資格と一口にいっても、資格ごとに内容が異なるため、自分がどのように資格を活かしたいかを明確にしておく必要があります。
資格の中には受験資格を満たすために大学で特定の科目を修了する必要があるなど、資格取得のために長期的な計画を立てなくてはいけない場合もあるため、ご注意ください。
「福祉の場面で心理の知識や技術を活かしたい」「福祉の仕事やサービスに役立つ資格を取得したい」とお考えの方は、ぜひ「諒設計アーキテクトラーニング」の「心理福祉カウンセラーW資格取得講座」にご参加ください。
08福祉心理カウンセラーは福祉と心理学の知識を活かしてカウンセリングを行う
福祉心理カウンセラーとは、高齢者や病気を治療中の人のほか、児童やその家族などを対象に、福祉と心理学の知識を活かしてカウンセリングをする人です。
心理学の分野のひとつである「福祉心理学」は、人が人生や生活を肯定的に捉えて心理的に満たされる、「ウェルビーイング」を目指す心理学です。福祉心理カウンセラーは福祉心理学の考えに基づき、人々が抱える心の問題を受け止め、その解決に向けて支援を行います。
8-1福祉心理カウンセラーの仕事内容
そもそも福祉とは、人が人らしく幸福な生活を送れるように、社会的援助を提供することです。福祉サービスを受けている人は、心に悩みやストレスを抱えていることが少なくありません。福祉心理カウンセラーは、福祉サービスを利用する人やその家族、そこで働く人のカウンセリングを行い、心のケアを行う仕事です。
8-2福祉心理カウンセラーが求められている場所
福祉心理カウンセラーが活動する場所は、医療現場や教育現場、介護・福祉現場など、多岐にわたります。例えば近年では、いじめや不登校、児童虐待など、子供のメンタルケアの必要性が重視されるようになってきました。また、医療機関では、病気やケガを抱える人や、その家族へのケアが必要になります。高齢者施設や障害者施設などでも、利用者や家族に対するメンタルケアが求められているため、福祉心理カウンセラーのニーズが高まっています。
8-3心理カウンセラーとの違い
福祉心理カウンセラーも心理カウンセラーも、「悩みやストレスを抱える人を対象にカウンセリングを行う」という意味では同じです。しかし、福祉心理カウンセラーは、心理学やカウンセリングのスキルに加えて、福祉に関する専門的な知識も兼ね備えている人を指します。
例えば、高齢者や心に傷を負っている人には、コミュニケーション方法なども十分配慮する必要があるでしょう。一般の人を対象にしたカウンセリングに比べて、より専門的な知識やスキルを求められる仕事だといえます。
8-4福祉におけるメンタルケアの重要性が叫ばれている背景
医療や教育、介護・福祉の現場では、いずれも人手不足が長年の課題です。そのような状況では、一人ひとりの心の問題に向き合いたくても、なかなか丁寧なケアができないのが実情です。また、少子高齢化が加速する中、高齢者のQOL(生活の質)向上や健康寿命を延ばすことは重要です。同時に、介護を担う家族のストレスを軽減させるための、ケアも必要になっています。
しかし、適切なケアが行われなければ、不安や孤独感が大きくなってしまいがちです。そのため、福祉分野におけるメンタルヘルスケアを担う人材として、福祉心理カウンセラーが注目されるようになりました。
09福祉心理カウンセラーに向いている人
福祉心理カウンセラーは、どのような人に向いているのでしょうか。主に下記のようなタイプの人におすすめです。
9-1社会貢献への意識が高い
福祉心理カウンセラーの重要な役割は、社会的弱者に寄り添い、サポートすることです。そして、カウンセリングによって心の負担やストレスをやわらげ、相談者が幸福感を持って生活を送れるようになることを目指します。そのため、一般的な心理カウンセラーが行うカウンセリングに比べて、社会貢献の意味合いが強いといえるでしょう。
「社会貢献したい」「人々の助けになりたい」という思いを持っている人であれば、大きなやりがいを得られるはずです。
9-2他者の気持ちに寄り添うことができる
福祉分野におけるカウンセリングで大切なのは、相手の思いを受け入れ、寄り添う姿勢です。一方的なアドバイスや決めつけ、相手を否定するような言動は禁物です。
とはいえ、相手の気持ちに共感しすぎて自分まで感情的になってしまっては、適切なカウンセリングを行うことは難しいもの。相談者の気持ちを真摯に受け止め、寄り添いながらも、感情に流されない冷静さが求められます。
9-3コミュニコミュニケーションスキルが高いケーション能力
福祉心理カウンセラーは、子供から高齢者まで幅広い世代を対象にカウンセリングを行います。また、福祉サービスを利用している本人のほか、家族や周囲の人のカウンセリングをすることもあります。寄せられる相談の内容もさまざまなので、臨機応変な対応が必要になることもあるでしょう。相手の年齢や立場、悩みに合わせてコミュニケーションがとれる人が、福祉心理カウンセラーに向いているといえます。
9-4洞察力がある
相談者の中には、自分の気持ちをうまく表現できない人もいます。高齢者は、自分の悩みを整理して言葉にするまでに、時間がかかることも少なくありません。話に注意深く耳を傾けるとともに、相手の仕草や表情などから、心の動きを読み解く洞察力も必要です。
10福祉心理カウンセラーに関するおすすめの資格
福祉心理カウンセラーに関する資格には、国家資格と民間資格に大きく分けられます。資格の種類によって難度も異なるため、自分の目的に合わせて選ぶことが大切です。
福祉心理カウンセラーの資格には、下記のようなものがあります。
10-1精神保健福祉士
受験資格
・保健福祉系大学などの卒業者
・保健福祉系短大を卒業後、所定年数の実務経験
・福祉系大学を卒業後、短期養成施設等で指定カリキュラムを履修
・福祉系短大を卒業し、所定年数の実務経験の後、短期養成施設等で指定カリキュラムを履修 など
受験料
2万4,140円(税込)
受験申し込み方法
受付期間中にウェブ、または郵送
受験方法
2022年度は7試験地(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県)にて受験
合格基準
問題の総得点の60%程度を基準とした上で、試験科目16科目群の各科目群すべてにおいて得点
精神保健福祉士は、厚生労働省が認定する国家資格です。専門的な知識や技術を用いて、精神科病院をはじめとする医療施設などで相談に対応し、日常生活への適応のためのサポートを行います。なお、2022年度の合格率は71.1%でした。
10-2社会福祉士
受験資格
・福祉系4年制大学卒業者(指定科目履修)
・社会福祉士指定養成施設卒業者 など
受験料
1万9,370円(税込)
受験申し込み方法
受付期間中にウェブ、または郵送
受験方法
2022年度は24試験地(北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県)にて受験
合格基準
問題の総得点の60%程度を基準とした上で、試験科目18科目群のすべてにおいて得点
社会福祉士は、厚生労働省が認定している国家資格です。病気や障害、貧困など、心身や環境上の理由で日常生活を送るのに支障がある人の相談援助を行います。なお、2022年度の合格率は44.2%でした。
10-3認定心理士
受験資格
4年制大学で一定数の心理学の単位を修得した者
受験料(税込)
認定審査料:1万1,000円(税込)
認定料:3万円(税込)
受験申し込み方法
ウェブ、または郵送で申請
受験方法
必要書類を郵送
合格基準
—
認定心理士は、日本心理学会が認定する資格です。資格取得によって、心理学の専門家として必要な基礎学力と技能を習得していることが証明されます。試験はなく、大学で所定の単位を履修して日本心理学会へ申請し、審査に合格すると資格が認定されます。
10-4認定健康心理士
受験資格
・4年制大学の健康心理学科等を卒業した者
・4年制大学の心理学関連学科を卒業した者
・上記以外の4年制大学を卒業、または5年以上の実務経験者で、心理学検定2級以上を取得した者
受験料(税込)
審査料:1万円(税込)
面接と試験(1科目):1万円、面接のみ:7,000円(各税込)
受験申し込み方法
郵送
受験方法
2022年はウェブ会議ツールで実施
合格基準
—
認定健康心理士は、日本健康心理学会が認定する資格です。健康心理学に関する一定の学識と技能を有する人として、健康心理に関する職場などで、カウンセリングや健康教育プログラムの作成実施に携わります。資格認定を受けるには、日本健康心理学会の準会員、または正会員になる必要があります。
10-5福祉心理カウンセラー
受験資格
特になし
受験料(税込)
1万円
受験申し込み方法
ウェブから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の正答率
福祉心理カウンセラーは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。福祉の現場で求められる心理学、カウンセリングのスキルが一定以上であるとみなされた人へ認定されます。ただ福祉や心理の仕事をするのではなく、幅広い分野での活躍や知識の活用を考えている人におすすめの資格です。
福祉心理カウンセラーの認定試験は、誰でも受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率と定められています。
なお、福祉心理カウンセラーは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後はさまざまなフィールドで活躍することが可能です。
10-6福祉心理アドバイザー
受験資格
特になし
受験料(税込)
1万円
受験申し込み方法
ウェブから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の正答率
福祉心理アドバイザーは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する資格です。福祉に関する心理学の知識を持ち、教育者として活動可能であると認められた人に認定されます。資格を活かして、福祉の仕事はもちろん、福祉における心理についての講師活動も可能です。
福祉心理アドバイザーの認定試験は、誰でも受験できます。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率となっています。
福祉心理アドバイザーも、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができます。福祉に興味を持っている人や、福祉に関する知識やスキルを磨きたい人におすすめの資格です。
10-7福祉心理士
受験資格
・所定の単位を履修した大学・大学院卒業者
・実務経験3年以上で、所定の単位を履修した専門学校・大学・短大・大学院卒業者
・実務経験5年以上
・大学等での福祉心理学関連の授業科目の担当経験が3年以上あり、関連する著書・論文等の研究業績が5編以上
受験料(税込)
認定審査料:2万円(税込)
認定料:1万円(税込)
受験申し込み方法
郵送
受験方法
提出物を確認し、審査
合格基準
—
福祉心理士は、日本福祉心理学会が認定する資格です。福祉サービスの利用者やその家族、そこで働く職員の福祉心理相談・支援を行うために必要な基礎学力とスキルを持つ人に認定されます。
試験はなく、要件を満たした上で、日本福祉心理学会による審査に合格する必要があります。
11福祉や心理学に興味がある人には福祉心理カウンセラーに関する資格がおすすめ
福祉心理カウンセラーになるには、福祉に対する知見とカウンセリングスキルの両方が必要です。少子高齢化の中、福祉現場におけるメンタルケアのニーズはますます高まっていますが、初心者がいきなり難度の高い国家資格に挑戦するのは難しいもの。資格によっては、大学に入学するところから始めなければなりません。
福祉心理学やカウンセリングについて効率良く学びたいなら、通信講座による資格取得がおすすめです。自分の目的に合わせて、まずは無理なく学べる資格を選んでみてはいかがでしょうか?
心理学の分野のひとつである「福祉心理学」は、人が人生や生活を肯定的に捉えて心理的に満たされる、「ウェルビーイング」を目指す心理学です。福祉心理カウンセラーは福祉心理学の考えに基づき、人々が抱える心の問題を受け止め、その解決に向けて支援を行います。
8-1福祉心理カウンセラーの仕事内容
そもそも福祉とは、人が人らしく幸福な生活を送れるように、社会的援助を提供することです。福祉サービスを受けている人は、心に悩みやストレスを抱えていることが少なくありません。福祉心理カウンセラーは、福祉サービスを利用する人やその家族、そこで働く人のカウンセリングを行い、心のケアを行う仕事です。
8-2福祉心理カウンセラーが求められている場所
福祉心理カウンセラーが活動する場所は、医療現場や教育現場、介護・福祉現場など、多岐にわたります。例えば近年では、いじめや不登校、児童虐待など、子供のメンタルケアの必要性が重視されるようになってきました。また、医療機関では、病気やケガを抱える人や、その家族へのケアが必要になります。高齢者施設や障害者施設などでも、利用者や家族に対するメンタルケアが求められているため、福祉心理カウンセラーのニーズが高まっています。
8-3心理カウンセラーとの違い
福祉心理カウンセラーも心理カウンセラーも、「悩みやストレスを抱える人を対象にカウンセリングを行う」という意味では同じです。しかし、福祉心理カウンセラーは、心理学やカウンセリングのスキルに加えて、福祉に関する専門的な知識も兼ね備えている人を指します。
例えば、高齢者や心に傷を負っている人には、コミュニケーション方法なども十分配慮する必要があるでしょう。一般の人を対象にしたカウンセリングに比べて、より専門的な知識やスキルを求められる仕事だといえます。
8-4福祉におけるメンタルケアの重要性が叫ばれている背景
医療や教育、介護・福祉の現場では、いずれも人手不足が長年の課題です。そのような状況では、一人ひとりの心の問題に向き合いたくても、なかなか丁寧なケアができないのが実情です。また、少子高齢化が加速する中、高齢者のQOL(生活の質)向上や健康寿命を延ばすことは重要です。同時に、介護を担う家族のストレスを軽減させるための、ケアも必要になっています。
しかし、適切なケアが行われなければ、不安や孤独感が大きくなってしまいがちです。そのため、福祉分野におけるメンタルヘルスケアを担う人材として、福祉心理カウンセラーが注目されるようになりました。
9-1社会貢献への意識が高い
福祉心理カウンセラーの重要な役割は、社会的弱者に寄り添い、サポートすることです。そして、カウンセリングによって心の負担やストレスをやわらげ、相談者が幸福感を持って生活を送れるようになることを目指します。そのため、一般的な心理カウンセラーが行うカウンセリングに比べて、社会貢献の意味合いが強いといえるでしょう。
「社会貢献したい」「人々の助けになりたい」という思いを持っている人であれば、大きなやりがいを得られるはずです。
9-2他者の気持ちに寄り添うことができる
福祉分野におけるカウンセリングで大切なのは、相手の思いを受け入れ、寄り添う姿勢です。一方的なアドバイスや決めつけ、相手を否定するような言動は禁物です。
とはいえ、相手の気持ちに共感しすぎて自分まで感情的になってしまっては、適切なカウンセリングを行うことは難しいもの。相談者の気持ちを真摯に受け止め、寄り添いながらも、感情に流されない冷静さが求められます。
9-3コミュニコミュニケーションスキルが高いケーション能力
福祉心理カウンセラーは、子供から高齢者まで幅広い世代を対象にカウンセリングを行います。また、福祉サービスを利用している本人のほか、家族や周囲の人のカウンセリングをすることもあります。寄せられる相談の内容もさまざまなので、臨機応変な対応が必要になることもあるでしょう。相手の年齢や立場、悩みに合わせてコミュニケーションがとれる人が、福祉心理カウンセラーに向いているといえます。
9-4洞察力がある
相談者の中には、自分の気持ちをうまく表現できない人もいます。高齢者は、自分の悩みを整理して言葉にするまでに、時間がかかることも少なくありません。話に注意深く耳を傾けるとともに、相手の仕草や表情などから、心の動きを読み解く洞察力も必要です。
10福祉心理カウンセラーに関するおすすめの資格
福祉心理カウンセラーに関する資格には、国家資格と民間資格に大きく分けられます。資格の種類によって難度も異なるため、自分の目的に合わせて選ぶことが大切です。
福祉心理カウンセラーの資格には、下記のようなものがあります。
10-1精神保健福祉士
受験資格
・保健福祉系大学などの卒業者
・保健福祉系短大を卒業後、所定年数の実務経験
・福祉系大学を卒業後、短期養成施設等で指定カリキュラムを履修
・福祉系短大を卒業し、所定年数の実務経験の後、短期養成施設等で指定カリキュラムを履修 など
受験料
2万4,140円(税込)
受験申し込み方法
受付期間中にウェブ、または郵送
受験方法
2022年度は7試験地(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県)にて受験
合格基準
問題の総得点の60%程度を基準とした上で、試験科目16科目群の各科目群すべてにおいて得点
精神保健福祉士は、厚生労働省が認定する国家資格です。専門的な知識や技術を用いて、精神科病院をはじめとする医療施設などで相談に対応し、日常生活への適応のためのサポートを行います。なお、2022年度の合格率は71.1%でした。
10-2社会福祉士
受験資格
・福祉系4年制大学卒業者(指定科目履修)
・社会福祉士指定養成施設卒業者 など
受験料
1万9,370円(税込)
受験申し込み方法
受付期間中にウェブ、または郵送
受験方法
2022年度は24試験地(北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県)にて受験
合格基準
問題の総得点の60%程度を基準とした上で、試験科目18科目群のすべてにおいて得点
社会福祉士は、厚生労働省が認定している国家資格です。病気や障害、貧困など、心身や環境上の理由で日常生活を送るのに支障がある人の相談援助を行います。なお、2022年度の合格率は44.2%でした。
10-3認定心理士
受験資格
4年制大学で一定数の心理学の単位を修得した者
受験料(税込)
認定審査料:1万1,000円(税込)
認定料:3万円(税込)
受験申し込み方法
ウェブ、または郵送で申請
受験方法
必要書類を郵送
合格基準
—
認定心理士は、日本心理学会が認定する資格です。資格取得によって、心理学の専門家として必要な基礎学力と技能を習得していることが証明されます。試験はなく、大学で所定の単位を履修して日本心理学会へ申請し、審査に合格すると資格が認定されます。
10-4認定健康心理士
受験資格
・4年制大学の健康心理学科等を卒業した者
・4年制大学の心理学関連学科を卒業した者
・上記以外の4年制大学を卒業、または5年以上の実務経験者で、心理学検定2級以上を取得した者
受験料(税込)
審査料:1万円(税込)
面接と試験(1科目):1万円、面接のみ:7,000円(各税込)
受験申し込み方法
郵送
受験方法
2022年はウェブ会議ツールで実施
合格基準
—
認定健康心理士は、日本健康心理学会が認定する資格です。健康心理学に関する一定の学識と技能を有する人として、健康心理に関する職場などで、カウンセリングや健康教育プログラムの作成実施に携わります。資格認定を受けるには、日本健康心理学会の準会員、または正会員になる必要があります。
10-5福祉心理カウンセラー
受験資格
特になし
受験料(税込)
1万円
受験申し込み方法
ウェブから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の正答率
福祉心理カウンセラーは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。福祉の現場で求められる心理学、カウンセリングのスキルが一定以上であるとみなされた人へ認定されます。ただ福祉や心理の仕事をするのではなく、幅広い分野での活躍や知識の活用を考えている人におすすめの資格です。
福祉心理カウンセラーの認定試験は、誰でも受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率と定められています。
なお、福祉心理カウンセラーは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後はさまざまなフィールドで活躍することが可能です。
10-6福祉心理アドバイザー
受験資格
特になし
受験料(税込)
1万円
受験申し込み方法
ウェブから申し込み
受験方法
在宅受験
合格基準
70%以上の正答率
福祉心理アドバイザーは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する資格です。福祉に関する心理学の知識を持ち、教育者として活動可能であると認められた人に認定されます。資格を活かして、福祉の仕事はもちろん、福祉における心理についての講師活動も可能です。
福祉心理アドバイザーの認定試験は、誰でも受験できます。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率となっています。
福祉心理アドバイザーも、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができます。福祉に興味を持っている人や、福祉に関する知識やスキルを磨きたい人におすすめの資格です。
10-7福祉心理士
受験資格
・所定の単位を履修した大学・大学院卒業者
・実務経験3年以上で、所定の単位を履修した専門学校・大学・短大・大学院卒業者
・実務経験5年以上
・大学等での福祉心理学関連の授業科目の担当経験が3年以上あり、関連する著書・論文等の研究業績が5編以上
受験料(税込)
認定審査料:2万円(税込)
認定料:1万円(税込)
受験申し込み方法
郵送
受験方法
提出物を確認し、審査
合格基準
—
福祉心理士は、日本福祉心理学会が認定する資格です。福祉サービスの利用者やその家族、そこで働く職員の福祉心理相談・支援を行うために必要な基礎学力とスキルを持つ人に認定されます。
試験はなく、要件を満たした上で、日本福祉心理学会による審査に合格する必要があります。
11福祉や心理学に興味がある人には福祉心理カウンセラーに関する資格がおすすめ
福祉心理カウンセラーになるには、福祉に対する知見とカウンセリングスキルの両方が必要です。少子高齢化の中、福祉現場におけるメンタルケアのニーズはますます高まっていますが、初心者がいきなり難度の高い国家資格に挑戦するのは難しいもの。資格によっては、大学に入学するところから始めなければなりません。
福祉心理学やカウンセリングについて効率良く学びたいなら、通信講座による資格取得がおすすめです。自分の目的に合わせて、まずは無理なく学べる資格を選んでみてはいかがでしょうか?
福祉心理カウンセラーの資格には、下記のようなものがあります。
10-1精神保健福祉士
受験資格 | ・保健福祉系大学などの卒業者 ・保健福祉系短大を卒業後、所定年数の実務経験 ・福祉系大学を卒業後、短期養成施設等で指定カリキュラムを履修 ・福祉系短大を卒業し、所定年数の実務経験の後、短期養成施設等で指定カリキュラムを履修 など |
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受験料 | 2万4,140円(税込) |
受験申し込み方法 | 受付期間中にウェブ、または郵送 |
受験方法 | 2022年度は7試験地(北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県)にて受験 |
合格基準 | 問題の総得点の60%程度を基準とした上で、試験科目16科目群の各科目群すべてにおいて得点 |
精神保健福祉士は、厚生労働省が認定する国家資格です。専門的な知識や技術を用いて、精神科病院をはじめとする医療施設などで相談に対応し、日常生活への適応のためのサポートを行います。なお、2022年度の合格率は71.1%でした。
10-2社会福祉士
受験資格 | ・福祉系4年制大学卒業者(指定科目履修) ・社会福祉士指定養成施設卒業者 など |
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受験料 | 1万9,370円(税込) |
受験申し込み方法 | 受付期間中にウェブ、または郵送 |
受験方法 | 2022年度は24試験地(北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県)にて受験 |
合格基準 | 問題の総得点の60%程度を基準とした上で、試験科目18科目群のすべてにおいて得点 |
社会福祉士は、厚生労働省が認定している国家資格です。病気や障害、貧困など、心身や環境上の理由で日常生活を送るのに支障がある人の相談援助を行います。なお、2022年度の合格率は44.2%でした。
10-3認定心理士
受験資格 | 4年制大学で一定数の心理学の単位を修得した者 |
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受験料(税込) | 認定審査料:1万1,000円(税込) 認定料:3万円(税込) |
受験申し込み方法 | ウェブ、または郵送で申請 |
受験方法 | 必要書類を郵送 |
合格基準 | — |
認定心理士は、日本心理学会が認定する資格です。資格取得によって、心理学の専門家として必要な基礎学力と技能を習得していることが証明されます。試験はなく、大学で所定の単位を履修して日本心理学会へ申請し、審査に合格すると資格が認定されます。
10-4認定健康心理士
受験資格 | ・4年制大学の健康心理学科等を卒業した者 ・4年制大学の心理学関連学科を卒業した者 ・上記以外の4年制大学を卒業、または5年以上の実務経験者で、心理学検定2級以上を取得した者 |
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受験料(税込) | 審査料:1万円(税込) 面接と試験(1科目):1万円、面接のみ:7,000円(各税込) |
受験申し込み方法 | 郵送 |
受験方法 | 2022年はウェブ会議ツールで実施 |
合格基準 | — |
認定健康心理士は、日本健康心理学会が認定する資格です。健康心理学に関する一定の学識と技能を有する人として、健康心理に関する職場などで、カウンセリングや健康教育プログラムの作成実施に携わります。資格認定を受けるには、日本健康心理学会の準会員、または正会員になる必要があります。
10-5福祉心理カウンセラー
受験資格 | 特になし |
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受験料(税込) | 1万円 |
受験申し込み方法 | ウェブから申し込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
福祉心理カウンセラーは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。福祉の現場で求められる心理学、カウンセリングのスキルが一定以上であるとみなされた人へ認定されます。ただ福祉や心理の仕事をするのではなく、幅広い分野での活躍や知識の活用を考えている人におすすめの資格です。
福祉心理カウンセラーの認定試験は、誰でも受験可能。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率と定められています。
なお、福祉心理カウンセラーは、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができ、資格取得後はさまざまなフィールドで活躍することが可能です。
10-6福祉心理アドバイザー
受験資格 | 特になし |
---|---|
受験料(税込) | 1万円 |
受験申し込み方法 | ウェブから申し込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
福祉心理アドバイザーは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する資格です。福祉に関する心理学の知識を持ち、教育者として活動可能であると認められた人に認定されます。資格を活かして、福祉の仕事はもちろん、福祉における心理についての講師活動も可能です。
福祉心理アドバイザーの認定試験は、誰でも受験できます。受験料は1万円で、在宅受験形式です。合格基準は70%以上の正答率となっています。
福祉心理アドバイザーも、諒設計アーキテクトラーニングの通信講座で学ぶことができます。福祉に興味を持っている人や、福祉に関する知識やスキルを磨きたい人におすすめの資格です。
10-7福祉心理士
受験資格 | ・所定の単位を履修した大学・大学院卒業者 ・実務経験3年以上で、所定の単位を履修した専門学校・大学・短大・大学院卒業者 ・実務経験5年以上 ・大学等での福祉心理学関連の授業科目の担当経験が3年以上あり、関連する著書・論文等の研究業績が5編以上 |
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受験料(税込) | 認定審査料:2万円(税込) 認定料:1万円(税込) |
受験申し込み方法 | 郵送 |
受験方法 | 提出物を確認し、審査 |
合格基準 | — |
福祉心理士は、日本福祉心理学会が認定する資格です。福祉サービスの利用者やその家族、そこで働く職員の福祉心理相談・支援を行うために必要な基礎学力とスキルを持つ人に認定されます。
試験はなく、要件を満たした上で、日本福祉心理学会による審査に合格する必要があります。
福祉心理学やカウンセリングについて効率良く学びたいなら、通信講座による資格取得がおすすめです。自分の目的に合わせて、まずは無理なく学べる資格を選んでみてはいかがでしょうか?
この講座は!プロの監修を受けています!
児童福祉・老人介護・身体障碍・精神障碍すべての事業所で働いてきました。
教師になるのが夢だったため、学習支援を武器に放課後等デイサービスを立ち上げる流れになり、
まずは2017年7月に個別指導塾を立ち上げました。
その経験をもとに2018年2月に放課後等デイサービスを設立。
現在は道東地域に6事業所を立ち上げ、統括として活動しています。