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トマトやミニトマトを育てたい!準備するもの・育て方・栽培方法!

トマトやミニトマトは家庭菜園で育てるのに非常に人気があります。
色鮮やかで甘みがあり、サラダや料理に欠かせない存在です。
栽培を始めるには、まず必要な道具や土、種や苗を準備しましょう。
また、育て方のポイントとしては、日当たりの良い場所を選び、適切な水やりと肥料を与えることが重要です。
ベランダ菜園の定番と言えばトマトです。トマトは育てる楽しみだけでなく、育てた野菜を収穫して新鮮な状態で楽しめるもの。初心者でも育てやすいため、最初に育てるための野菜としておすすめです。今回はベランダ菜園で育てるトマトについてご紹介します。

ベランダ菜園といえば!トマト/ミニトマトのベランダ栽培
目次

01ベランダ菜園でトマトやミニトマトを育てることは可能?

ベランダ菜園でトマトやミニトマトを育てることは可能は以下の通りです。 ● トマトは育てやすくておすすめ! ● トマトの種類について こちらを順に解説していきます。

1-1トマトは育てやすくておすすめ!

ベランダ菜園でトマトやミニトマトを育てることは十分に可能です。 特に、トマトは比較的育てやすい植物で、初心者にもおすすめです。 まず、日当たりが良い場所を選びましょう。 トマトは1日に6~8時間の直射日光が必要なので、ベランダの手すりや壁にプランターを置くと、スペースを有効活用できます。 次に、土選びが重要です。 通気性と排水性の良い培養土を使用すると、根がしっかりと育ちます。 また、栽培用の支柱を用意して、成長に合わせて支えてあげることも大切です。 水やりは土の表面が乾いたら行い、過湿にならないよう注意しましょう。 肥料は、成長期に定期的に与えると実がよく成ります。 ミニトマトは特にコンパクトな品種が多く、ベランダにぴったりです。 自分の手で育てたトマトの味わいは格別で、家庭菜園の楽しみが広がります。

1-1トマトの種類について

ベランダ菜園でトマトやミニトマトを育てることは可能で、さまざまな種類が楽しめます。 トマトは大きく分けて大玉トマト、中玉トマト、ミニトマトの3つのカテゴリがあります。 大玉トマトは、果実が大きく、ジューシーで甘みが強いのが特徴です。 サラダやサンドイッチに最適で、代表的な品種には桃太郎があります。 次に、中玉トマトは、大玉よりも小さく、ミニトマトよりも大きいサイズです。 食感が良く、料理のトッピングやピザにぴったりで、フルーツトマトやシシリアンルージュなどが人気です。 サラダやおつまみにも重宝します。 アイコや千果など、多彩な品種があります。 それぞれのトマトには独自の風味や用途があるため、自分の好みに合わせて選ぶことで、ベランダ菜園をより楽しむことができるでしょう。

01準備するもの

準備するものは以下の通りです。 ● トマトの苗 ● 培養土 ● プランター ● 鉢底ネットと鉢底石 ● 支柱と麻ひも ● ミニスコップとジョウロ ● 肥料 こちらを順に解説していきます。

1-1トマトの苗

トマトを育てるためには、まずトマトの苗を準備することが重要です。 苗は、種から育てることもできますが、初心者には市販の苗を購入するのがおすすめです。 選ぶ際は、葉が元気で色つやの良いものを選びましょう。 苗を選んだら、次に必要な道具を揃えます。 まず、プランターが必要です。 深さが30cm以上のものを選ぶと、根が十分に育ちます。 次に、培養土を用意します。 通気性と排水性が良い土を選び、栄養が豊富なものが理想です。 また、トマトは肥料が必要なので、化成肥料や液体肥料も用意しておくと良いでしょう。 さらに、トマトが成長するための支柱も準備します。 高さ約1.5メートルの支柱を用意し、苗が成長するにつれて支えてあげることが必要です。最後に、じょうろやスプレーボトルで水やりを行うための道具も揃えておくと、育てる際にスムーズです。 これらを揃えたら、いよいよトマト栽培ができます。

1-1培養土

トマトを育てるためには、優れた培養土の選定が重要です。 培養土は植物の成長に直結するため、質の良いものを使用しましょう。 まず、トマトは水はけが良く、通気性のある土を好みます。 市販の培養土を選ぶ際は、野菜用やトマト専用と記載されたものを選ぶと良いでしょう。 これらの土は、必要な栄養素がバランスよく含まれており、トマトにとって理想的な環境を提供します。 また、培養土にはピートモスやバーミキュライト、パーライトなどの成分が含まれていることが多いです。 これらは水分を保持しつつ、通気性を確保する役割を果たします。 さらに、肥料があらかじめ混ぜ込まれているものを選ぶと、育て始めたばかりの時期に便利です。 自分で培養土を作ることも可能です。 例えば、腐葉土や堆肥、砂を混ぜることで、理想的な土を作ることができます。 良質な培養土を使うことで、トマトがしっかり育ち、甘く美味しい実をつけることが期待できます。

1-1プランター

トマトを育てるためのプランター選びは、成功の鍵を握る重要なステップです。 まず、プランターの深さは30cm以上が理想です。 また、直径は40cm以上のものを選ぶと、複数の苗を同時に育てることができ、より豊かな収穫が期待できます。 プランターには排水穴が必須です。 これがないと水が溜まり、根腐れを引き起こす原因になるので、底に穴が開いているプランターを選びましょう。 素材は、プラスチック、陶器、木製などがありますが、軽くて扱いやすいプラスチック製が特に人気です。 また、プランターの底に鉢底石を敷くことで、水はけをさらに良くすることができます。 さらに、プランターのデザインや色を選ぶことで、ベランダの景観を美しく飾ることも楽しめます。 自分のスタイルに合ったプランターを選び、トマト栽培を存分に楽しんでください。

1-1鉢底ネットと鉢底石

トマトを育てる際には、鉢底ネットと鉢底石の使用が非常に重要です。 これらは、プランターの排水性を向上させ、根の健康を守る役割を果たします。 まず、鉢底ネットはプランターの底に敷く薄いネットです。 これにより、土が流れ出るのを防ぎつつ、余分な水分がスムーズに排出されることができます。 特に、穴の大きいプランターでは土が流れやすいため、ネットを使うことで土の流出を防ぎ、根を健全に保つことができるのです。 次に、鉢底石は小さな石や粒状の素材で、プランターの底に敷くことで排水層を作ります。 鉢底石は通気性を確保し、根が酸素を十分に吸収できる環境を提供します。 これらを使うことで、トマトが健やかに成長し、甘く美味しい実をつけることが期待できるでしょう。 鉢底ネットと鉢底石を上手に活用し、トマト栽培を成功させましょう。

1-1支柱と麻ひも

トマトを育てる際には、支柱と麻ひもを使用することが重要です。 これらはトマトの成長をサポートし、健康的な実をつけるために欠かせません。 まず、支柱はトマトの茎を支えるためのもので、通常は高さ約1.5メートルのものが一般的です。 支柱の素材には木製やプラスチック製があり、耐久性があるものを選ぶのがポイントです。 トマトが成長するにつれて、茎が重くなり倒れやすくなるため、早めに支柱を設置しておくことが重要になります。 次に、麻ひもは支柱とトマトの茎を結ぶために使用します。 麻ひもは適度な柔軟性があり、茎を傷めずにしっかりと支えることができるのです。 ひもを使うことで、トマトの成長に合わせて高さを調整することも可能です。 支柱と麻ひもを組み合わせることで、トマトは直立し、日光をしっかり浴びることができ、風通しも改善されます。 このようにして、トマトが元気に育つ環境を整えましょう。

1-1ミニスコップとジョウロ

トマトを育てるためには、ミニスコップとジョウロが非常に役立ちます。 これらを使うことで、土の準備や水やりがスムーズに行えます。 まず、ミニスコップは、小さなサイズで扱いやすく、特にプランターでの作業に適しているのです。 土を掘ったり、混ぜたり、苗を植える際に重宝します。 コンパクトなため、狭いスペースでも使いやすく、細かい作業がしやすいのが特徴です。 質の良いミニスコップを選ぶことで、作業効率が向上し、手首への負担も軽減されます。 次に、ジョウロは水やりの必需品です。 トマトは水分を適切に与えることが重要ですが、ジョウロを使うことで、必要な量をコントロールしやすくなります。 特に、ノズルが細いものを選ぶと、根元に直接水を与えやすく、葉水を避けることができるでしょう。 このように、ミニスコップとジョウロは、トマト栽培をスムーズに進めるための便利な道具です。

1-1肥料

トマトを育てる際には、肥料の選定が非常に重要です。 トマトは栄養を多く必要とする植物で、適切な肥料を与えることで、健康的に育ち、甘く美味しい実をつけることができます。 まず、肥料には大きく分けて有機肥料と化成肥料があります。 有機肥料は、動植物由来の成分から作られ、土壌の微生物活性を高める効果があるのです。 例えば、堆肥や魚粉、骨粉などが該当します。 一方、化成肥料は、特定の栄養素をバランスよく含んでおり、即効性があるのが特徴です。 窒素、リン酸、カリウムが適切に配合された肥料を選ぶと、トマトの成長段階に応じた栄養を効率的に与えることができます。 肥料は植え付け時に土に混ぜ込むか、成長期に液体肥料として与えるのが効果的です。 特に、実が成り始める時期にカリウムを多く含む肥料を与えることで、甘みが増すと言われています。 肥料の適切な量とタイミングを守り、元気なトマトを育てましょう。

01トマト・ミニトマト栽培の始め方

トマト・ミニトマト栽培の始め方は以下の通りです。 ● 土を入れる ● 植え付けの手順 ● 支柱を立てて誘引する ● 水やりの方法 ● 設置のポイント こちらを順に解説していきます。

1-1土を入れる

トマトやミニトマトを栽培する際、まず重要なのが土を入れる作業です。 このステップは、健康な植物を育てるための基盤となるでしょう。 まず、プランターを用意し、底に鉢底ネットを敷くことにより、土が流れ出るのを防ぎつつ、余分な水分がスムーズに排出される環境を整えます。 次に、選んだ培養土をプランターに入れます。 土は、野菜用やトマト専用の培養土を使うと良いでしょう。 土を入れる際は、プランターの高さの約2/3まで入れることがポイントです。 この時、土が固まらないように軽くほぐしながら入れます。 土を入れたら、表面を平らに整えることにより、水や肥料が均等に行き渡りやすくなるでしょう。 最後に、土の表面を軽く押さえて、しっかりと定着させます。 この準備が整ったら、次はトマトの苗を植える準備ができます。 健康な土は、トマト栽培の成功を支える大切な要素です。

1-1植え付けの手順

トマトやミニトマトを植え付ける手順は、健康な成長を促すために重要です。 まず、用意したプランターに事前に入れた培養土の中央に、小さなくぼみを作ります。 このくぼみは、苗を植えるスペースを確保するためのものです。 次に、購入したトマトの苗を取り出します。 苗を優しく持ち、根を傷めないように注意しながらプランターに移します。 この時、苗の根元の部分が土の表面とほぼ同じ高さになるように植え付けるのがポイントです。 根がしっかりと土に埋まるように、優しく押さえながら土を加えます。 植え付けが終わったら、苗の周りを軽く押さえて、土が安定するようにしましょう。 次に、水やりを行います。 根元にしっかりと水を与え、土が湿る程度まで水をかけます。 水やりが終わったら、日当たりの良い場所にプランターを移動させ、トマトの成長を見守りましょう。 これで、植え付けが完了です。

1-1支柱を立てて誘引する

トマトやミニトマトを育てる際に、支柱を立てて誘引する作業は、植物の健康な成長を促進するために不可欠です。 トマトは茎が重くなりやすく、自立して成長することが難しいため、支柱を使ってしっかりと支えてあげる必要があります。 まず、トマトの苗を植えた後、支柱を準備します。 支柱は高さ約1.5メートルのものが一般的で、木製やプラスチック製のものを選ぶと良いでしょう。 苗の近くに支柱を立てますが、苗の根を傷つけないように注意して、土の中にしっかりと差し込みます。 次に、麻ひもを使って苗を支柱に誘引します。 麻ひもは柔軟性があり、茎を傷めることなくしっかりと支えることができるでしょう。 支柱に誘導を行うことで、トマトは直立し、日光をしっかり浴びることができ、風通しも良くなります。 支柱を立てる作業は、トマト栽培の重要なステップの一つです。

1-1水やりの方法

トマトやミニトマトの栽培において、水やりの方法は非常に重要になります。 適切な水やりは、健康な成長と美味しい実をつけるための基本です。 まず、トマトは根が深く張るため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのがポイントです。 特に、夏場は気温が高くなるため、朝早い時間や夕方に水やりを行うと良いでしょう。 水やりの際は、根元に直接水をかけることが大切です。 葉に水がかかると病気の原因になることがあるため、注意が必要です。 ジョウロやスプレーボトルを使って、根元に優しく水を与えましょう。 土がしっかり湿るまで、十分な量をかけることが重要です。 また、トマトは過湿に弱いため、水やりの頻度は土の状態を見ながら調整します。 乾燥気味の方が根がしっかりと育つため、雨の日や湿度が高い日は水やりを控えることも考慮に入れましょう。 適切な水やりで、元気なトマトを育てましょう。

1-1設置のポイント

トマトやミニトマトを栽培する際の設置のポイントは、成功を収めるために非常に重要になります。 まず、日当たりが良い場所を選ぶことが基本です。 トマトは1日に6〜8時間の直射日光を必要とするため、南向きや西向きのベランダや庭が理想です。 次に、風通しの良い場所を確保しましょう。 トマトは高温多湿に弱く、風通しが悪いと病気が発生しやすいので、植え付ける際は、苗と苗の間隔を空けることで、風が通りやすくなります。 また、プランターの選定も重要です。 深さ30cm以上のものを選ぶと、根がしっかり育ちます。 さらに、支柱を立てる位置も考慮しましょう。 苗の近くに支柱を設置することで、成長に合わせてしっかりと支えることができます。 最後に、周囲に雑草が生えないように管理することも大切です。 これらのポイントを押さえて、トマト栽培を楽しんでください。

01虫・病気・鳥への対策

虫・病気・鳥への対策は以下の通りです。 ● 防虫のための対策 ● 病気の予防と対策 ● 防鳥の方法 こちらを順に解説していきます。

1-1防虫のための対策

トマトやミニトマトを育てる際、虫や病気から守るための防虫対策が重要です。 まず、定期的に植物を観察し、異常がないか確認することが基本です。 特に、葉の裏や茎の付け根は虫が隠れやすい場所なので、注意深くチェックしましょう。 次に、天然の防虫剤を利用するのも効果的です。 例えば、唐辛子やニンニクを水に浸してスプレーすることで、虫を寄せ付けない効果があります。 さらに、物理的な障害物も効果的です。 園芸用のネットを使って害虫の侵入を防いだり、地面に散布するバリア剤を利用することで、虫の接触を減らすことができます。 また、捕虫トラップを設置することで、害虫を捕まえることも可能です。 これにより、被害を最小限に抑えることができます。 これらの対策を組み合わせて、トマトを健康に育てましょう。

1-1病気の予防と対策

トマトやミニトマトの栽培において、病気の予防と対策は非常に重要になります。 まず、病気を予防するためには、苗を選ぶ際に病気に強い品種を選ぶことが効果的です。 さらに、植え付け前に土をしっかりと耕し、病原菌を減らすことも大切です。 次に、栽培環境を整えることが重要になります。 トマトは高温多湿を好む一方で、過湿になると病気が発生しやすくなります。 水やりは根元に直接行い、葉に水がかからないように注意しましょう。 定期的に植物を観察し、異常があれば早めに対処することも大切です。 葉に黒い斑点や変色が見られたら、すぐに病気の兆候の疑いを取り除くことが効果的です。 さらに、抗菌効果のある液体肥料や天然の防腐剤を使用することで、病気の発生を抑えることができます。 これらの対策を実施することで、トマトを健康に育て、豊かな収穫を楽しむことができます。

1-1防鳥の方法

トマトやミニトマトを育てる際、防鳥の方法も重要です。 特に、熟した果実を狙う鳥による被害を防ぐためには、いくつかの対策があります。 まず、ネットを使うのが効果的です。 園芸用の防鳥ネットをプランターの上にかぶせることで、鳥が直接果実にアクセスできなくなります。 次に、反射物を利用する方法があります。 アルミホイルやCDをぶら下げることで、光が反射して鳥を追い払う効果があり、植え付けた周辺に吊るすと、鳥が近づきにくくなるでしょう。 また、音を出す装置を設置するのも一つの手です。 風で揺れる風船や、音の出る装置を使うことで、鳥を警戒させることができます。 最後に、香りを利用する方法もあるのです。 特定の香りを嫌う鳥がいるため、ハーブや香辛料を周囲に植えることで、自然に鳥を遠ざけることができます。 これらの方法を組み合わせて、トマトを安全に育てましょう。

01収穫の方法

収穫の方法は以下の通りです。 ● 収穫のタイミング ● 収穫手順と注意点 こちらを順に解説していきます。

1-1収穫のタイミング

トマトやミニトマトの収穫のタイミングを見極めることは、美味しい実を得るために重要です。 一般的に、トマトは果実が成熟し、色が変わることで収穫のサインを示します。 大玉トマトは鮮やかな赤色になり、ミニトマトは品種によって色が異なりますが、通常は赤やオレンジに変わります。 果実の表面がツヤツヤとしている状態が理想です。 また、触ったときにやや柔らかさを感じると、完熟の証です。 収穫のタイミングは、果実が完全に色づく前の、ほんの少し柔らかくなった段階がベストになります。 このタイミングで収穫すると、甘みが増し、風味が良くなります。 収穫時期は、品種や栽培環境によって異なるため、日々観察することが大切です。 果実を引き抜く際は、手で優しく回すようにして取り外し、茎を傷めないよう注意しましょう。 こうして、最高の状態でトマトを楽しむことができます。

1-1収穫手順と注意点

トマトやミニトマトの収穫手順と注意点を理解することで、より美味しい果実を得ることができます。 まず、収穫のタイミングを見極めましょう。 収穫の際は、清潔な手で行うことが重要です。 果実を傷めないように、手を洗ってから作業に取り掛かりましょう。 次に、果実を手で優しく持ち、根元を軽く回すようにして引き抜きます。 ハサミや剪定ばさみを使うと、茎を傷めずに収穫できるため便利です。 また、収穫は早朝や夕方の涼しい時間帯に行うと、果実がしっかりと水分を保持しているため、品質が良くなります。 収穫後は、果実を直射日光の当たらない涼しい場所に置き、傷がつかないように注意して保管します。 さらに、収穫した果実はすぐに食べるのがベストですが、数日間の保存も可能です。 これらの手順と注意点を守ることで、トマトを美味しく楽しむことができます。

01収穫したトマトの便利な保存方法

収穫したトマトの便利な保存方法は以下の通りです。 ● ドライトマトの作り方 ● 冷凍トマトの保存方法 こちらを順に解説していきます。

1-1ドライトマトの作り方

収穫したトマトを長持ちさせる便利な保存方法の一つが、ドライトマトの作成です。 ドライトマトは、甘みが凝縮され、料理のアクセントとしても重宝します。 まず、使用するトマトは完熟のものを選び、洗って水気を切ります。 中くらいのサイズのトマトは半分に切り、大きいものは四分の一にカットしましょう。 次に、オーブンや脱水器を使用して乾燥させます。 オーブンを使用する場合は、温度を約60〜70℃に設定し、トマトを天板に並べ、約6〜8時間、しっかりと乾燥するまで焼きましょう。 脱水器を使う場合は、トマトを並べて約8〜10時間乾燥させます。 乾燥が終わったら、トマトがしっかりと柔らかくなり、弾力がある状態であることを確認します。 保存する際は、清潔な瓶や密閉袋に入れ、冷暗所で保管しましょう。 この方法で、収穫したトマトを無駄にせず、美味しく楽しむことができます。

1-1冷凍トマトの保存方法

収穫したトマトを冷凍保存することで、長期間美味しさを保つことができます。 冷凍トマトは、スープやソース、料理のトッピングに便利です。 まず、冷凍する前にトマトをしっかり洗い、水気を切ります。 次に、トマトのヘタを取り、必要に応じて1個そのまま、または半分、四分の一にカットしましょう。 次に、冷凍用の袋や容器にトマトを入れます。 空気を抜いて密閉することで、霜焼けを防ぎ、品質を保つことができます。 ラベルを付けて、日付を記入しておくと便利です。 冷凍庫に入れる際は、トマト同士がくっつかないように、最初はバラバラに並べて冷凍し、その後、袋にまとめると良いでしょう。 冷凍したトマトは、約6ヶ月程度保存可能です。 使用する際は、凍ったまま料理に加えるか、冷蔵庫で自然解凍することで、手軽に使えます。 この方法で、トマトを無駄にせず、さまざまな料理に活用できます。

01ベランダ菜園でトマト/ミニトマトを育てる

ベランダ菜園といえばトマトというほど、トマトは初心者にも育てやすい野菜です。
トマトには大玉、中玉、ミニトマトなどの種類があり、ミニトマトの中にも形や色、味などによって様々な種類があります。そのため、好みのものを選べるというのもトマトを育てるときの大きな魅力です。
また、そのままカットしてサラダとして、煮詰めてトマトソースやスープとしてなど、料理の使い勝手がよいのもトマトの魅力。特にとれたての新鮮なトマトは味も香りもバツグン。ベランダ菜園の楽しみをたっぷりと感じることができます。
もし初心者の場合には、それほど大きくならず、育てやすいミニトマトを選ぶとよいでしょう。

02準備するもの

ベランダ菜園でトマトを育てようと思ったときには、まず準備が大切です。では、トマトやミニトマトを育てるときには、どのようなものが必要なのでしょうか

2-1トマトの苗

トマトの栽培を始めるときにはまずトマトの苗を用意しますが、この苗を選ぶことが非常に大切です。いい苗を選ぶことができれば、トマトの栽培は半分以上成功したと言えるほど。
では、トマトの苗はどのようなものを選べばよいのでしょうか。
トマトの苗選びでまずチェックしたいのが葉。葉が厚く、明るい緑色をしているものを選びましょう。また、苗の段階ですでに虫に食われているものは避けたほうがよいでしょう。葉に穴が開いているものや虫がついているもの、黄色く変色しているものは虫の卵が隠れている可能性もあります。
また、茎はまっすぐで太く、節の間がしっかり詰まっているものがよいでしょう。茎が元気なのは根からしっかり栄養と水分を吸い上げている証し。もし茎が元気がないと、根が弱ったり傷ついている可能性もあります。
なお、すでに花が咲いているものやつぼみがついているものは栄養が不足していると避ける人もいますが、苗の段階で花が咲いているものはしっかりと実をつけてくれるいい苗です。

2-2培養土

野菜を育てるときには土の質も重要になります。トマトは多湿や乾燥に弱いため、しっかりと水はけのよい土を準備しておくことが必要です。
ただし、土づくりは初心者にとって難しいもの。そのため、野菜用の培養土を使うのが便利です。培養土はすでに複数の土がブレンドされているもの。肥料も混ぜ込まれているため、そのまま使用することができます。

2-3プランター

トマトは上にもよく伸びる野菜ですが、土の中でも根っこを長く伸ばしています。一般的な畑で育てた場合には、根の長さは2メートルを超えることも珍しくありません。プランターの場合には、畑ほど根っこが伸びることはありませんが、出来るだけ余裕があるとよいトマトを収穫できます。
そのため、プランターはできるだけ大きなものを準備するとよいでしょう。目安となるのは、鉢の場合には苗一株あたり直径30センチで深さ30センチ以上。長方形の場合には幅が25センチから30センチを目安にしましょう。

2-4鉢底ネット、鉢底石

トマトは水はけのよい土を好みます。そのため、鉢底ネットや鉢底石は欠かせません。鉢底ネットはプランターと一体型になっているものもあるため、どのようなプランターを使うかあらかじめ確認しておきましょう。
また、鉢底石は拾ってきた石や発泡スチロールなどで代用することもできますが、衛生面や扱いやすさなどを考えると、専用のものを購入して使用することをおすすめします。

2-5支柱、麻ひも

トマトは背が高く成長する植物です。そのため、支えとなる支柱と、支柱と茎を結ぶための麻ひもも必要になります。
支柱には様々なタイプがありますが、成長段階に合わせて長さが変えられるものが便利です。また、フェンスタイプの物や支柱同士が交差した形のものもあるため、ベランダのスペースなどと相談しながら決めるとよいでしょう。
支柱と茎を結ぶためには麻ひもが一般的ですが、ビニールタイプのものなどもあるため、こちらも好みと使いやすさで選ぶのがよいでしょう。

2-6ミニスコップ、じょうろ、ハサミ

トマトに限らずベランダ菜園でよく使われるのがミニスコップやじょうろ、ハサミなどの道具です。百円ショップなどでも販売されていますが、使い勝手を考えると多少値段が高くてもよいものを選ぶことをおすすめします。

03トマト/ミニトマト栽培の始め方

トマトやミニトマトの栽培は簡単に始めることができます。他の野菜でも応用できることも多いため、しっかりと手順を覚えておきましょう。

3-1土入れ

プランターに土を入れる土入れ。土入れを行う前には、底にネットを張って鉢底石を入れます。もし他の作物を育てたプランターを使いまわす場合、雑菌が繁殖していることがあります。病気を防ぐために、しっかりプランターを洗っておくとよいでしょう。
実際に土を入れるときには、水を入れたときに土が縁から流れないようにある程度の余裕を作っておきましょう。

3-2植え付け

土の準備ができたら、次に苗を入れていきます。まず苗にはしっかりと水をやっておくこと。少なくとも二時間前に水やりをしておくとよいでしょう。水やりを行うことで、新しい環境に苗が馴染みやすくなるだけでなく、苗をポットから取り出しやすくなります。
苗を取り出すときには、無理に引っ張ったり、根っこを傷つけないように注意しましょう。
苗をポットから取り出したら、プランターの中の苗を植える場所にくぼみを作り、その中に苗をおきましょう。
苗を置いたらその周囲に土を寄せて軽く押さえておきます。強く押しすぎると根が圧迫させてしまうので、あくまでも土の表面を整える程度がよいでしょう。
土を寄せたら、再びしっかりと水を与えます。

3-3支柱立て・誘引

植え付けの後に行うのは、苗のそばに支柱を立てること。トマトやミニトマトは上に伸びていく野菜ですが、茎がそれほど太くならないため、支柱を立てないと全体が傾いて、場合によっては倒れてしまいます。
そのため、支柱は必ず必要です。支柱を立てるときは、苗から10センチ程度離れた場所がよいでしょう。苗に近すぎると、根を傷つけてしまいます。
支柱を立てたら、次に誘引を行います。誘因とは、支柱と茎を結びつけること。
麻ひもを使うときは、あまり固く結ばないように注意しましょう。また、結ぶときには支柱側で結び目を作るようにしましょう。

3-4たっぷり水やり

苗を植え付けたあとは、毎日水やりを行います。水を与える場合は午前中がベストです。あまり暑い時間に水をやると、鉢の中の温度が上がりすぎて根が蒸れてしまいます。
また、夏が近づいて気温が上がると土が乾きやすくなります。その場合は水が切れないように注意しましょう。
なお、水をやるときは葉に水がかかったり、土が跳ね返って葉に付着しないように注意しましょう。葉に水や泥が当たると、そこから病気になってしまうことがあります。

3-5置き場所

トマトやミニトマトは日当たりの好む植物。そのため、プランターはベランダの中でも日当たりのよい場所を選ぶとよいでしょう。また、風通しも重要です。
逆にトマトは雨が苦手です。雨が当たらない場所だと良いでしょう。

04トマト/ミニトマトの育て方

トマトやミニトマトはベランダ栽培の基本です。ただし、トマトやミニトマトならではの工夫も必要になります。

4-1芽かき

トマトやミニトマトを育てるときに欠かせないのが「芽かき」です。芽かきは、葉の付け根から出て来るわき芽を取り除く作業。わき芽は放置しておくと養分を使ってしまうため、実を大きくするためにはわき芽を取り除く必要があります。
芽かきを行うのはトマトが根付いた五月から六月ごろ。
芽かきを行うときは、わき芽を指でつまみ、ひねることで簡単に芽を取り除くことができます。ただし、傷口から雑菌が入ることで病気になってしまうことがあるため、芽かきを行うときには手を洗って清潔な状態で行いましょう。
また、芽かきは一週間に一度程度行いましょう。ただし、トマトやミニトマトの品種によっては芽かきが必要ないものもあります。

4-2着果促進

着果促進とは、トマトの実ができるように受粉を行うこと。着果促進は花が咲いてきたときに行います。特に重要なのが最初に花がつく房。この房を受粉させることが美味しいトマトを実らせるためには重要です。
着果促進は、ホームセンターなどで購入できる着果促進剤を用いるのが便利です。ただし、使用しすぎると実の形が変わってしまうため、用法や用量をしっかり守りましょう。
あまり薬を使いたくないという人の場合には、指や筆などを使い人工的に受粉させるという方法もあります。

4-3追肥

美味しいトマトを実らせるために必要なのが肥料です。培養土を使用した場合、最初から土の中にある程度の肥料が入っていますが、育ち盛りのトマトはすぐに肥料を使い果たしてしまうため、ある程度成長したら「追肥」を与えることが重要です。
追肥は植え付けから二週間程度が目安。その後も二週間に一度追肥を行いましょう。もし液体肥料を使う場合には一週間に一度程度行うのがよいでしょう。

4-4摘心

トマトの背が高くなり、手が届かない高さになったら摘心を行います。摘心とは、トマトの茎の先端を切り取る作業。摘心を行うことでトマトの茎の高さを適度に抑えるだけでなく、トマトの栄養を茎から実に移すことができます。

4-5摘果(大玉トマトの場合)

ミニトマトではなく、大玉のトマトを育てている場合には摘果という作業も必要になります。摘果とは、成長の遅いトマトの実を取り除く作業。摘果を行うことで成長の早い大きな実をさらに美味しくすることができます。

05虫、病気、鳥の対策

トマト育てているときの大敵が、虫と病気、鳥の被害です。ではこれらの被害はどのように防げばよいのでしょうか。

5-1防虫対策

トマトにつきやすい虫といえばアブラムシ。アブラムシは葉を食い荒らすだけでなく、ほかの病原菌を媒介することがあります。病気の種類によっては株全体が枯れてしまうため、虫がつかないように予防することが重要です。
予防のためには農薬を使うのがおすすめですが、もしできるだけ農薬を使いたくないという場合、酢や唐辛子、水飴など天然の成分を配合されているものがよいでしょう。

5-2病気対策

トマトの病気には様々なものがありますが、中でも多いのが実の先端が変色する「尻腐れ症」や、タテの方向にスジが入る「スジ腐れ症」です。
原因は尻腐れ症の場合はカルシウム不足、スジ腐れ症の場合はカリウム不足です。これらは肥料不足によって補うことができます。
また、多湿の状況で起きるのがカビによる病気。この病気は湿度が高いと発生するため、風通しのよい環境を作ることが必要です。もし発症した場合には、実や葉を取り除いて、できるだけ日光に当てて消毒することが必要です。

5-3防鳥対策

トマトが大きくなってくると増えているのがカラスなどの鳥による被害。都会など普段は鳥を見かけない環境でも思いがけず発生することは多いので、防鳥ネットなどで被害を防止しましょう。
また、三角コーナーに使うネットなどを実にかける方法もあります。

06収穫の仕方

七月に入るとトマトは収穫の時期が近づきます。トマトを収穫するときにも覚えておきたいポイントがあります。

6-1収穫のタイミング

トマトが赤く色づけば実が熟した証。特にヘタの近くまで色が変わったら収穫のタイミングです。あまり長く放置しておくと味が落ちることがあるので注意しましょう。

6-2収穫方法

トマトを収穫するときにはハサミで軸を切り取ります。このとき、出来るだけ実に近い部分にハサミを入れるのがよいでしょう。軸を残しすぎると、他のトマトを傷つけることがあります。

07片付け方

実がすべて出来て収穫を終えたら、次は株の片付けを行います。

7-1やり方

トマトの片づけは、まず誘引のためのヒモや支柱を外し、捨てるものと再利用ができるものに分別します。その後、株を片付けますが、いきなり根を引き抜くのではなく、茎や葉をハサミで適度な大きさにカットしておくと型付けが簡単になります。

7-2注意点

これからもベランダ菜園を続けたいという場合、土を再利用したいという方も少なくありません。
ただし、そのときにはいくつか注意したいポイントがあります。
まず、土に害虫や病原菌が含まれていないかしっかり確かめること。その場合、抜いた根を観察してみましょう。もし根にこぶのようなものが出来ている場合、トマトがネコブセンチュウに感染している可能性があります。ネコブセンチュウとは土の中に生息している虫の一種で、根から栄養分を吸い取ってしまいます。もしそのまま土を使いまわしてしまうと、次に作る植物も同じような被害に遭ってしまうことも。
それを防ぐためにも、土を一度ふるいにかけて、根や茎を取り除いてしまうのがよいでしょう。
さらにその土は太陽熱で消毒します。土をビニール袋に入れてフタをし、太陽の光に三日ほど当てておけば、熱によって殺菌と消毒を行うことができます。
消毒したあとは、土に油カスや腐葉土などの堆肥と有機石灰を加えます。有機石灰は土の酸性度を調節するもの。土の酸性度を調節するための石灰には苦土石灰などがありますが、有機石灰はゆるやかに効果が出るため、初心者にとっては便利です。
また、鉢底石も再利用できるため、捨てずに水洗いして、太陽の光を当てておきましょう。

08収穫したトマトの便利な保存方法

トマトを育てていると、思いのほか収穫量が多くて困ってしまうということもあります。そんなとき、どのようにトマトを保存しておけばよいのでしょうか。
トマトの保存方法としておすすめなのが冷凍保存。冷凍すると、生の食感は失われますが、果肉が凍ることでちょっとしたおやつとして最適。さらにトマトの中の水分も出やすくなるため、トマトソースとしても加工しやすくなります。
また、熟したトマトの場合、まとめてトマトソースにするという方法もあります。きちんと煮沸した瓶を使い、空気を抜いておけば長期間の保存も可能。
逆にまだ熟していない実の場合におすすめなのがトマトのジャム。砂糖やレモン汁などと一緒に煮詰めれば、美味しい手作りジャムを楽しむことができます。

01まとめ

トマトやミニトマトの栽培はとても魅力的な趣味です。 まず、準備するものとして、鉢やプランター、肥料、そして水はけの良い土を用意しましょう。 特に果実が成長する期間には、追肥を行うと良いでしょう。 鮮やかな赤色の実が出来たら収穫時期です。 自家製のトマトは甘くてジューシーで、サラダやパスタに使うと料理が一層美味しくなります。 育てる過程も楽しみながら、美味しいトマトを収穫する喜びをぜひ体験してください。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
れいこの家庭菜園さん
れいこの家庭菜園さん 先生
家庭菜園エヴァンジェリスト(伝道師)
大阪府出身。
元・航空会社勤務。
海外での出産、育児の中でオーガニック、無農薬野菜の大切さに目覚める。
帰国後、当時海外ほど無農薬食材が普及していない日本の現状に気付き、自ら栽培を始める。
れいこの家庭菜園さん

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