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初心者でもできるの?ベランダ菜園の魅力とその概要について

食卓に並べる野菜を作ってみたいと思っている方は多いかもしれません。自分で野菜を作るというと、家庭菜園というイメージですが、難しい、庭がないから無理だと思い込んではいませんか?そんな方におすすめしたいのがベランダ菜園。ベランダ菜園であれば、大きなスペースがなくても実現できるだけでなく、畑に比べると世話も非常に楽なもの。今回はベランダ菜園の魅力やその概要についてご紹介いたします。

初心者でもできるの?ベランダ菜園の魅力とその概要について
目次

01ベランダ菜園とは

ベランダ菜園というと、ベランダのプランターや植木鉢を使って野菜はハーブを育てる家庭菜園のこと。といっても、必ずしもベランダである必要はありません。日当たりや水はけなどの条件をクリアすれば、ちょっとした庭のスペースや窓際の場所などを使って楽しむことも可能です。
使う容器もプランターや袋などが一般的ですが、代わりにプラスチック容器や瓶などを使う、袋などを使うといった方法も。
このように、自分の工夫次第で様々な楽しみ方ができるのもベランダ菜園ならではということができるでしょう。

02ベランダ菜園の魅力

野菜を育てたい、土とふれあいたいという場合、レンタル菜園や家庭菜園という方法もあります。しかし実際には、これらの菜園よりもベランダ菜園を選ぶ人が多いもの。では、ベランダ菜園ならでは魅力とはどのようなものなのでしょうか。

2-1育てる喜び

ベランダ菜園の大きな魅力は、野菜を育てる喜びです。野菜を育てるためには、土や肥料を工夫したり、毎日水やりをしたり、病虫や害虫に気を配ったりという手間が欠かせないもの。
毎日少しずつ工夫を重ね、野菜が少しずつ大きくなっていくのを観察したり、成長記録を写真に撮影し、SNSなどにアップするというのもベランダ菜園の魅力のひとつです。

2-2生活の中に緑がある癒やし

植物は毎日の生活のうるおいになってくれるもの。特に、根のついた植物の場合、毎日の成長は大きな癒しになってくれるものです。
ベランダ菜園は野菜やハーブなど食べられるものを育てるのが基本ですが、これらの野菜は植物としての役割を果たし、毎日の生活に大きな安らぎを与えてくれます。

2-3子どもの食育

小さいお子さんがいる家庭では食育も重要。特に最近の子どもさんの場合、どうやって野菜が実っているのかを知らないということも多いもの。
ベランダ菜園によって野菜を育てることは、自分の食べ物がどのように収穫されるのかを毎日少しずつ学ぶことにつながります。
また、自分が育てた野菜は、どんなに苦手なものであっても愛着を感じるもの。そのため、ベランダ菜園は好き嫌いを減らすことにも役立ちます。

2-4新鮮な野菜

野菜は鮮度が重要なものということは誰もが知っていることですが、では実際に新鮮なとれたての野菜を食べた経験があるという人は少ないかもしれません。
もしスーパーなどに並んでいる野菜の場合、それは畑などで収穫してからスーパーに並ぶまでにはかなりの時間が必要になるため、本当に新鮮とはなかなか言えないものです。
しかしベランダ菜園の野菜は、実際に収穫してすぐのものばかり。水分も味も、時間が経ったものとは大きく異なります。
もちろん、味は格別。本当に新鮮な野菜を楽しめるのもベランダ菜園ならではの魅力です。

2-5安全安心な野菜

野菜の中でも、生で食べる葉物野菜の場合には、どうしても農薬などが気になることがあります。そのため、野菜は国産のものだけを選ぶという方も少なくありません。しかし、実際にどのような環境で野菜が栽培されているのか自分で確かめることは難しいものです。
しかしベランダ菜園であれば、どのような肥料や農薬を使ったかは自分で管理ができるもの。
そのため、安全で安心の野菜を楽しむことができます。

2-6食費の節約

ベランダ菜園のメリットのひとつが食費の節約です。もちろんベランダ菜園で野菜を育てるには土や肥料、プランター、苗など、必要なものは少なくありません。しかし、ベランダ菜園の道具は一度揃えれば何度でも使えるものがほとんど。また、野菜は季節によって、気温や天候などの影響を大きく受けるため、スーパーなどでは値段が高騰することもありますが、ベランダ菜園ではそんな心配もありません。
そのため、野菜をできるだけ安く、たくさん食卓に取り入れたいという方には、ベランダ菜園がおすすめです。

03初心者におすすめの野菜・ハーブ 10選

家庭で野菜やハーブを育てるとき、最初はできるだけ簡単に育てられるものがおすすめです。では、初心者にはどのような野菜やハーブがおすすめなのでしょうか。

3-1ベランダ菜園といえばこれ「ミニトマト」

プランターで行うベランダ菜園の中でも初心者におすすめなのがミニトマト。ミニトマトはベランダのプランターで簡単に栽培が可能。
さらにミニトマトはそのまま食べることはもちろん、料理やサラダの彩りなど、使い道が大きいというのも大きな長所です。また、苗の種類や大きさも豊富で、価格も非常にリーズナブル。
そのため、初心者にはまずミニトマトの栽培から始めるのがよいでしょう。
ミニトマトの植え付けの時期は四月から六月にかけて。早ければ五月、遅くても八月には収穫が可能です。
ミニトマトは比較的栽培が簡単ですが、できるだけ太陽の光を当てて育てるのがよいでしょう。また、ミニトマトを育てるためには排水も重要。苗は浅く植えて排水しやすいようにするとよいでしょう。

3-2すぐに収穫したいなら「ラディッシュ」

ベランダ菜園を始めたばかりのころは、できるだけ早く野菜を収穫したいもの。しかし、多くの野菜はきちんとした大きさになるまで時間がかかります。
そんなときにおすすめしたいのがラディッシュ。ラディッシュは和名を「ハツカダイコン」といいますが、その名前の通り、種をまいてから二十日前後で収穫が可能。もちろん初心者でも簡単に育てることができます。
また、20センチから40センチのプランターで育てると、二十個以上が収穫できるため、ベランダ菜園の楽しみを味わってみたいという人にぴったりです。
さらにラディッシュは春にも秋にも植え付けができるため、思い立ったときに始められるのも大きな長所と言えるでしょう。

3-3採れたて野菜でサラダが作れる「ベビーリーフ」

野菜をしっかりと食べたいという方の場合、食卓に欠かせないのがレタスなどの葉物野菜。しかし葉物野菜は天候の影響などを受けやすく、価格も安定しないのが困りものです。そんな野菜にこそベランダ菜園を活用させたいもの。
といっても、レタスなどはなかなか難易度が高いもの。そこでおすすめしたいのがベビーリーフです。ベビーリーフはレタスなどの野菜の若い葉を集めたもので、スーパーなどでは複数の種類の葉がパックに入っているのが一般的ですが、ホームセンターなどでもいくつかの葉物が入ったセットが販売されています。
もしセットを使わないという場合には、家庭で育てる場合にはリーフレタスなどがよいでしょう。リーフレタスは種をまいてから収穫までの期間や約二か月程度と比較的短め。浅いプランターでも栽培できるため、ベランダ菜園には最適です。リーフレタスは九月から十一月に種をまくのが向いているため、葉物野菜が少なくなりがちな季節に役立ちます。

3-4買うと意外とお高い「青シソ」

そうめんなど、夏のメニューの彩りや薬味として活躍するのが青シソです。ただし、買うと意外と高くつくもの。そんな青シソもベランダ菜園におすすめの野菜です。
青シソは暑さに強く、どのような土でも栽培できるため、夏のベランダ菜園にも最適。植え付けの時期は四月から五月、収穫の時期は七月から十月ですが、少しずつ料理に使う分だけ収穫できるので、長い期間楽しめます。また、夏のベランダは気温が高くなりがちですが、青シソは耐暑性も高いため、初心者でも収穫することができます。
なお、青シソは虫のつきやすい植物ですが、農薬を使わず栽培する場合、ネットなどを使うと虫を予防することができます。

3-5おかずにも汁物にも使う万能野菜「葉ネギ」

毎日の食卓に登場する野菜の中でも、登場する機会が多いのが葉ネギです。この葉ネギもベランダ菜園に最適の野菜です。葉ネギの場合、暑さだけでなく寒さにも耐性があるのが大きな長所。
さらに成長も早く、春先に苗を植えた場合、夏までに複数回収穫が可能です。特に葉ネギは生命力が強く、根本を残してカットすると、それをそのまま苗として活用することができます。
その他にも、種からも苗からも育てやすいのがポイント。
種から育てる場合には、種まきは四月から九月、苗からを植え付ける場合には六月から十一月が目安です。
なお、葉ネギはプランターでも十分栽培が可能ですが、日当たりと水やりだけは注意しましょう。

3-6毎日の食卓のアクセントに「バジル」

ハーブ類は少し料理に使用するだけで、風味と香りをワンランクアップさせてくれるもの。そんなハーブの中でもベランダ菜園におすすめなのがバジルです。バジルも生命力が強く、ベランダ菜園に向いたハーブ。さらに必要な量だけを使うことができるため、長期間楽しむことができます。
バジルは種からでも苗からでも育てることができますが、初心者の場合には苗から育てるのがおすすめ。
なお、種まきは三月から六月がおすすめですが、天候の変化を考えると、少し早めに種まきをするとよいでしょう。
また、バジルは丈夫な植物ですが、アブラムシがつきやすいのが弱点です。こまめに葉の裏などをチェックして霧吹きで水を掛けてアブラムシの被害を防ぎましょう。

3-7収穫が楽しみになる「じゃがいも」

ベランダ菜園では葉物野菜が中心と考えている人も多いかもしれませんが、イモ類も栽培することが可能。もしイモ類を栽培する場合、おすすめしたいのがじゃがいもです。
じゃがいもは栽培してから三か月程度で収穫が可能。さらに種イモの十倍以上の量を収穫できるため、初心者にはおすすめです。
じゃがいもを育てる場合には、植え付けは二月から三月、または八月から九月ごろがよいでしょう。
また、食用のじゃがいもの中から芽が出たものを種イモに利用する方もいらっしゃいますが、実はこれはNG。食用として販売されているじゃがいもはウイルスに感染していることがあります。それを避けるためにも、専用の種イモを購入するのがよいでしょう。
種イモから育てるときには、植える前に一か月ほど日光に当てておくと、若めが丈夫になるだけでなく、病原菌を予防することもできます。
じゃがいもを収穫する場合には、大きくなったものから収穫すると、残りのイモの成長が促進して、長期間楽しむことができます。

3-8栄養満点で毎日のお味噌汁にも「ほうれん草」

ベランダ菜園で育てる野菜としてはほうれん草もおすすめです。ほうれん草はベランダでも育てやすい野菜で、小型のプランターや鉢でも十分に育てることができます。
また、春と夏の両方に種まきや植え付けができるというのも初心者にとってはうれしいポイントです。

3-9自家製漬物を種から育てる!「小カブ」

漬物や煮物、味噌汁の具など、和食で活躍してくれるカブ。特に小カブはベランダ菜園に向いた野菜です。
小カブは大きなものと違い、プランターでも育てやすく、一か月半から二か月程度で収穫することが可能。ダイコンのようにタテに伸びることもないため、比較的浅めのプランターなどでも栽培が可能です。

3-10大量収穫でビールが進む「枝豆」

ビールのおつまみというイメージの枝豆もベランダ菜園に向いた野菜のひとつです。
特に家庭で育てる野菜の中では、たくさん収穫できるのも魅力のひとつ。さらにベランダ菜園の場合、新鮮で甘味の強い枝豆を楽しむことができます。
枝豆の種まきは三月から六月にかけて。病害虫を防ぐため、風通しに注意するのがよいでしょう。

04ベランダ菜園を始めるには

実際にベランダ菜園をはじめてみようと思っても何から手を付けていいか分からないことも珍しくありません。ではベランダ菜園はどのような順番で始めればよいのでしょうか。

4-1最初に育てる野菜を決める

まずベランダ菜園を始めるときには、どんな野菜やハーブを育てるのかを決めましょう。
そのときには、どの季節から始めるかということと同時に、ベランダの風通しや日当たり、使えるスペースも考慮に入れて考えましょう。
また、初心者の場合には、育てやすさも重要。いきなり育てるのが難しい野菜を育ててもどうしてもうまくいかないことがあります。
まずは季節に合った、育てやすい野菜やハーブからスタートするのがよいでしょう。

4-2プランターを置く場所を決める

どのような野菜を育てるのかが決まったら、次に重要になるのがプランターを置く場所です。
プランターを置く場所は日当たりがよいことも重要ですが、それよりも洗濯物を干すときに植物が当たらないか、出入り口で邪魔にならないかといった点も考えることが必要です。特に野菜は種類によっては思っているよりも大きく育つことがあります。野菜が育って背が伸びたときのことをイメージして場所を選ぶとよいでしょう。

4-3必要なものを揃えて、プランターに種や苗を植える

プランターを置く場所が決まったら、必要な道具を揃えましょう。
ベランダ菜園を行うとき、必要となるのがプランター、土、種や苗、鉢底石、スコップ、じょうろなど。
もし新しくプランターを選ぶときには、ベランダのサイズに合わせて、できるだけ底が深く安定したものを選ぶのがよいでしょう。植物の根は見えない場所でかなりの大きさまで広がるもの。また、根が窮屈だと植物は成長することができません。
さらに植物にとって重要なのが土です。土は野菜の種類によって好みがあるため、まずは育てる野菜を決めて、それに合わせて土を選ぶことが必要です。ホームセンターなどで土を購入するときには、店員さんにどの種類がよいのか質問するとよいでしょう。
もし質問ができない場合には、「培養土」という土を選ぶのがよいでしょう。培養土は複数の土と栄養素がすでにミックスされたもの。これひとつあれば、簡単にベランダ菜園をスタートすることができます。
また、プランターに土を入れるときには、鉢の底に入れるための鉢底石も必要です。鉢底石は、排水や通気を高めるもので、健康な野菜づくりには欠かせないもの。発泡スチロールなどで代用することもできますが、百円ショップでも購入できるため、ぜひ専用のものを手に入れておくのがよいでしょう。
スコップやじょうろはどのようなものでも構いませんが、値段よりも扱いやすさが重要になります。
じょうろは穴が複数のものとひとつのものがありますが、できるだけ穴が多いものを選ぶとよいでしょう。穴がひとつのじょうろの場合、土がえぐれて穴が開き、根が露出してしまうことがあります。
これらの道具が揃ったら、プランターに土入れをして、種や苗を植え、ベランダ菜園のスタートです。まず最初に、たっぷり水やりをすることを忘れないようにしましょう。

05ベランダ菜園の注意

誰でも簡単に始められるベランダ菜園ですが、始める前にいくつか注意したいポイントがあります。

5-1マンションの管理規約を確認

ベランダ菜園を始めるときに確認しておきたいのが、マンションの管理規約です。というのも、マンションのベランダは多くの場合、共有部分として指定されているもの。といっても、ある程度は住人が自由に使うことができる専用使用権が設定されていることもあります。まず規約を確認して、どのような使用が認められているのかを確かめるとよいでしょう。

5-2避難経路は塞がないように

マンションなどのベランダにプランターを置くときに、注意しなければいけないのが避難経路です。多くの建物では、マンションが避難経路として指定されているもの。そのため、隣の部屋との間仕切りのそばには「物を置かないように」という注意が書かれていることもあります。
もしプランターをこのような間仕切りの前に置くと、火事や災害など万が一の事態で避難の妨げになってしまうことも。
そのため、プランターを置くときには、避難経路は避けましょう。
また、もうひとつ気を付けなければいけないのが、鉢やプランターなどの落下事故。特に吊り下げ式のプランターを使用する場合には、外に落下しないように注意しましょう。風などの影響で思わぬ事態が起きてしまうこともあるため、吊り下げ式のプランターはできるだけ低い位置に設置し、手すりの外側にかからないように気を付けましょう。

5-3室外機の前にはプランターを置かない

プランターを置くときに注意したいのがエアコンの室外機です。エアコンの室外機からは強い風が出ているもの。植物を前に置くと、乾燥してしまうだけでなく、室外機にとっても悪影響です。また、室外機の上にプランターを置くと、エアコンの故障につながることもあるため注意しましょう。
・排水溝は詰まらないようにこまめな掃除を
ベランダで植物を育てているときには、どうしても土や枝、葉などが落ちてしまうもの。これらのゴミが排水口を詰まらせてしまうと、大雨や台風のときなど、水があふれてしまいます。ベランダ菜園では、できるだけこまめに掃除を行い、排水口を詰まらないように気を付けましょう。

06まとめ

ベランダ菜園は誰でも簡単に楽しめるもの。さらに野菜やハーブを育てる、食べるだけでなく、インテリアとして楽しむことも可能です。興味が出てきたという方は、ぜひ思い切ってベランダ菜園をはじめてみては?

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
れいこの家庭菜園さん
れいこの家庭菜園さん 先生
家庭菜園エヴァンジェリスト(伝道師)
大阪府出身。
元・航空会社勤務。
海外での出産、育児の中でオーガニック、無農薬野菜の大切さに目覚める。
帰国後、当時海外ほど無農薬食材が普及していない日本の現状に気付き、自ら栽培を始める。
れいこの家庭菜園さん

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