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焼酎ソムリエ

どう違うの?焼酎の甲類と乙類の違いについて

焼酎のラベルの「甲類」や「乙類」といった記載。焼酎の種類の違いだということは分かるものの、きちんと理解していない人もいらっしゃるかもしれません。今回は焼酎選びの基本になる「甲類」と「乙類」の違いについてご紹介します。

どう違うの?焼酎の甲類と乙類の違いについて
目次

01焼酎の甲類と乙類とは?

そもそも焼酎の「甲類」と「乙類」とはどのようなものなのでしょうか。

1-1酒税法による分類方法

焼酎の「甲類」「乙類」とは、酒税法による焼酎の分類。酒税法は、お酒にかかる税金について定めたものですが、製造方法や原料、含まれているアルコール度数などの細かい決まりがあります。
焼酎の場合、大きな分類となるのが「甲類」や「乙類」です。この「甲類」「乙類」という分類が生まれたのは昭和24年のこと。それ以来、焼酎では「甲類」「乙類」という分類が一般的になりました。
といっても、「甲類」と「乙類」の違いは税金の金額だけではありません。甲類と乙類は味や飲み方にも違いがあります。

1-2乙類焼酎は日本古来より受け継がれる製造方法

乙類焼酎は、日本に伝統的に伝わる製法によって作られた焼酎。昔ながらの技術を使っているため、かつては「旧式焼酎」と呼ばれたこともありました。
乙類焼酎は「本格焼酎」と呼ばれることもあり、いわゆる麦焼酎や米焼酎、芋焼酎などがこちらに含まれています。

1-3甲類焼酎は比較的新しいもの

一方、「甲類焼酎」が生まれたのは明治四十三年。「乙類焼酎」と比べると比較的歴史も新しいことから、「新式焼酎」とも呼ばれています。
甲類焼酎は技術革新によって生まれた焼酎で、様々な飲み方を楽しむことができます。

02乙類焼酎

乙類焼酎は伝統的な製法で作られた焼酎。乙類焼酎は「単式蒸留」という技術を使って作られるため「単式蒸留焼酎」と呼ばれることもあります。
単式蒸留とは、単純な構造のアナログな蒸留機を使う方法。
乙類焼酎が作られるときは、まず麹造りを行います。麹は原料をアルコールに変えるもの。米や麦、芋などを蒸して麹菌を加えることで、麹がでんぷんを糖に変換します。
さらにそこに水と焼酎酵母を加えると、酵母が発酵することで糖がアルコールに変わります。
このアルコールを含んだ液体が「もろみ」。
このもろみを、麦、米、芋、そばなどの原料に加えて発酵させた「二次もろみ」を蒸留し、水を加えてアルコール度数を45度以下に調節することで焼酎が生まれます。
単式蒸留の特徴は、繰り返し蒸留を行うのではなく、一度だけの蒸留で終了するということ。
そのため、原料の味や香り、風味などが飛びにくく、出来上がった焼酎には原料の味わいがはっきり現れます。さらに蒸留の過程でアルコール成分以外にも、原料の香味成分もしっかり抽出され、さらに原料の違いによる風味を楽しむことができます。
この独特の風味が乙類焼酎の魅力。麦焼酎や米焼酎、芋焼酎など、原料によって異なる味わいを楽しむことができます。
そのため、乙類焼酎を飲む場合にはストレートやロック、水割り、お湯割りなどが一般的。焼酎自体にうま味や香りなどがしっかりと残っていることから、お酒自体の味を楽しむことができます。
なお、沖縄で作られる伝統的なお酒である泡盛も乙類焼酎に含まれます。泡盛は米と黒麹を使った米麹の一種ですが、仕込みや製法などが他の焼酎とは異なります。
また、通常の焼酎の場合には熟成の期間は非常に短いのが一般的ですが、泡盛の場合には三年以上熟成させた「古酒」にも人気があります。

03甲類焼酎

一方、甲類焼酎は「連続式蒸留」という方法で製造される焼酎。そのため、「連続式蒸留焼酎」と呼ばれることもあります。また、無色透明なので、「ホワイトリカー」という名前で販売されることも。
甲類焼酎が誕生したのは愛媛県。干した芋を原料に連続式蒸留機で蒸留、当時の最新技術を使用したことから「ハイカラ焼酎」と呼ばれ、リーズナブルな価格であったことから大きな人気を集めました。
さらに米を使わないため、戦後の食糧難の時代には大人気に。
現在では原料は廃糖蜜や酒粕などが原料として使われるようになりましたが、以前として高い人気を誇っています。
それに加えて、甲類焼酎の場合、大量生産ができるため、リーズナブルな価格で入手できるのも魅力のひとつ。
単式蒸留の場合、一度しか蒸留を行えないため、大量に焼酎を生産することはできません。しかし連続式蒸留の場合、連続して原料を蒸留できるため、純度の高い焼酎を大量に生産することができます。これが甲類焼酎のリーズナブルな価格の秘密です。
このような甲類焼酎の特徴は、クセがなく、すっきりと飲みやすいこと。そのため、ジュースや炭酸、ビール風飲料など様々な割り材と合わせてアルコールに弱い人やお酒を飲み慣れていない人、本格焼酎のクセや香りが苦手という人でも気軽に焼酎を楽しむことができます。この特徴を活かしたのが焼酎ハイボール。ウイスキーを炭酸で割った飲み物として人気の「ハイボール」を参考にして生まれた焼酎ハイボールはレモンを加えたレモンサワーなどに進化、全国的に大きな人気を集めるようになりました。
また、甲類焼酎の楽しみ方として有名なのが、梅酒など自宅で作る果実酒。梅やかりん、すももなど果実を氷砂糖とホワイトリカーに漬けたお酒も、甲類焼酎が広がるきっかけになりました。
これらの飲み方が可能になったのは甲類焼酎のクリアな味わいが大きな理由ですが、この味わいの秘密は、甲類焼酎の製造方法にあります。
甲類焼酎は原料に水と加えたあと、連続式蒸留機で蒸留を行います。連続式蒸留機は、繰り返し蒸留を行うことから、不純物や原料の持っている風味が飛び、純度の高いアルコールを製造することができます。
実際に連続式蒸留機で蒸留を行ったあとのアルコールは90度を超える純度の高いものですが、そこに水を加えてブレンド、アルコール度数を36度以下に調整して出荷されます。
また、甲類焼酎の特徴は糖質やプリン体がゼロだということ。甲類焼酎は蒸留を繰り返す過程で糖質やプリン体が取り除かれるため、健康によいお酒としても人気となっています。

04甲乙混和焼酎

焼酎の中には、甲類焼酎と乙類焼酎双方の良さを活かした種類もあります。それが「甲乙混和焼酎」と呼ばれる焼酎です。
甲乙混和焼酎は簡単に言うと、甲類焼酎と乙類焼酎、単式蒸留焼酎と連続式蒸留焼酎を混合したもの。
そのため甲類乙類双方の良さを取り入れたいというときには最適な存在。
甲乙混和焼酎は単に「混和焼酎」と呼ばれることもありますが、実は甲類、乙類、どちらの容量が多いかで呼び名が変わるお酒です。
もし甲類が50%以上なら「甲類乙類混和」、甲類が50%未満なら「乙類甲類混和」と呼ばれることになります。
甲類焼酎が乙類焼酎よりも多くブレンドされている場合、甲類焼酎の良さであるすっきりとしたくせのない味わいを楽しむことができます。
逆に乙類焼酎が多い場合には、さっぱりした味わいの中にも乙類焼酎独特の味わいが生まれるということになります。
この甲乙混和焼酎はクセの強い乙類焼酎より飲みやすく、さらに原料のよさを楽しむこともできます。

05まとめ

味や香り、飲み方などが異なる焼酎の「甲類」と「乙類」。どのようなタイプの焼酎が好きかによっても選び方が異なります。焼酎の違いを詳しく知ることで、さらに焼酎の楽しみ方が広がるかもしれませんね。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
橋本啓亮
橋本啓亮 先生
高級焼酎ブランド“SHOCHU X”を運営
1998年生まれ。千葉県出身。焼酎ベンチャーを起業し”SHOCHU X”という高級焼酎ブランドを運営。
橋本啓亮

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