刺繍の始め方は?初心者に必要な道具と選び方、購入方法について解説!
刺繍は、昔から愛されてきた手芸の一つで、針と糸で美しい模様を作り上げるアートです。
初心者でも手軽に楽しめますが、最初に揃えるべき道具の選び方が成功の鍵を握ります。
どんな針や糸を選ぶべきか、布はどれが最適なのか、道具の購入方法には様々なポイントがあります。
手芸の定番と言えば刺繍です。刺繍の魅力といえば、様々な世界観を表現できること。そのため、刺繍には様々な種類があり、種類によって異なった仕上がりや風合いを楽しむことができます。今回は刺繍を始めてみたいという初心者の方のために、刺繍の基本的な種類や必要な道具についてご紹介します。
- 目次
- 1. 刺繍を始めるための第一歩
- 1-1. 刺繍の魅力と楽しみ方を知る
- 1-2. どんな作品を作りたいかを考える
- 1-3. 刺繍を始める際の目標設定
- 2. 初心者向けの基本的な刺繍技法
- 2-1. 最初に習得したい刺繍の種類
- 2-2. シンプルなステッチの紹介
- 2-3. クロスステッチやランニングステッチの特徴
- 3. 刺繍に必要な道具とその選び方
- 3-1. 刺繍針の種類と選び方
- 3-2. 初心者向けの針の選び方
- 3-3. 刺繍糸の選び方
- 3-4. 色や素材に注目して選ぶポイント
- 3-5. 布の選択肢と用途別の違い
- 3-6. 刺繍に適した布の種類
- 4. 刺繍をさらに楽しむための便利な道具
- 4-1. 用意しておくと便利なアイテム
- 4-2. 刺繍枠やマーカーの使い方
- 4-3. 刺繍に役立つその他の道具
- 4-4. ハサミや糸通しの選び方
- 5. 刺繍に必要な道具の購入方法
- 5-1. 道具を購入できる場所
- 5-2. オンラインショップと実店舗の違い
- 5-3. 購入時のコツと価格比較
- 5-4. コストパフォーマンスを重視した選び方
- 6. 初心者におすすめの刺繍プロジェクト
- 6-1. シンプルで楽しい刺繍アイデア
- 6-2. 小物から始める初めての刺繍
- 6-3. 初心者向けの実践的な刺繍プロジェクト
- 6-4. 日常使いの作品を作る方法
- 7. 刺繍の始め方
- 7-1. どんな刺繍を作りたいか決める
- 7-2. 初心者におすすめの基本の刺繍の種類
- 7-3. 基本のステッチの種類
- 7-4. 作りたいものが決まったら、必要な道具を集める
- 8. 刺繍を始めるのに必要な道具
- 8-1. 刺繍針
- 8-2. 刺繍糸
- 8-3. 布
- 8-4. 刺繍枠
- 8-5. 糸切りはさみ
- 8-6. チャコペーパー
- 8-7. 他にもあると便利な道具
- 8-8. 道具はどこで買える?
- 9. 初心者はどんな刺繍をするのがおすすめ?
- 9-1. ワンポイントなど小さなものから始めて達成感を
- 9-2. 小物やアクセサリーなら作品を身に着けやすい
- 9-3. 洋服にはワンポイントで取り入れる方法も
- 10. まとめ
01刺繍を始めるための第一歩
1-1刺繍の魅力と楽しみ方を知る
刺繍の魅力は、その無限の創造力にあります。 針と糸を使って、日常のアイテムに個性を加えることができ、自分だけのオリジナルデザインを作り出せるのが醍醐味です。 また、刺繍にはリラックス効果があり、集中力を高め、日常のストレスから解放される時間を提供してくれます。 さらに、手仕事の温かみや、一針一針に込められた時間と労力が作品に反映されるため、完成したときの喜びはひとしおです。
どんな作品を作りたいかを考える
刺繍を始める前に、まずはどのような作品を作りたいかを考えることが大切です。 刺繍は、シンプルなワンポイントのデザインから、大きな壁掛けや洋服の装飾まで、幅広い作品が作れます。 例えば、小さなポーチやハンカチに可愛らしいモチーフを刺繍することで、日常使いのアイテムに特別感を加えられます。 一方で、インテリアとして飾るための大きな作品を作る場合は、デザインや色合いにこだわることで、部屋全体の雰囲気を変えられます。 自分の技術や使用する時間、目的に合わせて、どのような作品に挑戦するかを決めると良いでしょう。 まずは、初心者でも完成しやすい小さな作品からスタートし、少しずつスキルを磨いていくのが理想的です。
刺繍を始める際の目標設定
刺繍は趣味として楽しむものですが、目標を設定することで、より一層充実感を感じられるようになります。 目標設定のポイントとしては、以下のようなことを考えてみると良いでしょう。 まず、最初の目標としては「一つの作品を完成させる」ことがシンプルかつ効果的です。 初めて刺繍に挑戦する場合、小さなデザインやシンプルなステッチを使った作品が適しています。 これによって、刺繍の基本技術を習得しながら、達成感を得られます。 次に、「技術を磨く」という目標も設定すると良いでしょう。 ステッチの種類を増やしたり、配色やデザインの工夫を取り入れたりすることで、自分のスキルを少しずつ向上させられます。 具体的な技術向上の目標を持つことで、次に作りたい作品のイメージがより明確になり、挑戦心が湧いてきます。 最後に、「長期的なプロジェクトに挑戦する」という目標もおすすめです。 慣れてきたら、大きな壁掛けや複雑な図案に挑戦することで、より高度なスキルを磨くと同時に、達成感も増します。 長期プロジェクトは、完成までに時間がかかりますが、その過程で得られる達成感と満足感は格別です。 刺繍を始める際には、無理のない範囲で自分のペースに合わせた目標を設定することで、楽しく継続できるでしょう。
01初心者向けの基本的な刺繍技法
1-1最初に習得したい刺繍の種類
刺繍の種類は数多く存在しますが、初心者にとっては、基本的なステッチから始めることが成功への鍵です。 基本的な技術を習得すれば、複雑なデザインや大きなプロジェクトにも対応できる基礎が築けます。 ここでは、最初に覚えておくべき刺繍の種類について紹介します。
シンプルなステッチの紹介
最初に取り組むべき技法として、シンプルなステッチがあります。 これらのステッチは、初心者でも短時間で習得でき、さまざまなデザインに応用が可能です。 代表的なシンプルステッチとして、「ランニングステッチ」や「バックステッチ」があります。 ランニングステッチは、最も基本的な技法の一つで、直線的なラインを作るのに最適です。 布の上を針を上下に動かしながら、一定間隔で糸を通すだけなので、初めて針と糸を使う人にも簡単に扱えます。 このステッチは、デザインの輪郭を引いたり、細かい装飾を加えたりする際に多く使用されます。 バックステッチは、ランニングステッチよりも強度があり、線を引く際にしっかりとしたラインを作るのに役立ちます。 ランニングステッチとは逆に、針を進行方向とは逆に動かして縫うことで、途切れのない線を作り出すことが可能です。 この技法は、文字やアウトラインを刺繍する際によく使用され、刺繍全体に統一感を持たせられます。
クロスステッチやランニングステッチの特徴
次に覚えておきたい技法は「クロスステッチ」と「ランニングステッチ」です。 これらは、特に装飾的なデザインに最適な技法で、どちらも初心者に適した基本的な刺繍の一つです。 クロスステッチは、名前の通り、糸を交差させてX字の模様を作り出す技法です。 クロスステッチは、刺繍図案に従って正確に行うことで、細かいデザインや文字などを描きやすいという特徴があります。 また、糸を交差させる際のテクニックを学ぶことで、より高度な技法へステップアップする準備ができます。 クロスステッチのもう一つの利点は、繰り返し同じ動作を行うため、集中力が高まり、刺繍のリズム感をつかみやすい点です。 一方、ランニングステッチは、直線的なデザインを作りたいときに有効です。 ランニングステッチは、前述した通り、布の上を針を上下に動かしながらステッチを作りますが、初心者にはそのシンプルさが大きな魅力です。 複雑なデザインを作る前に、このステッチでしっかりと基本を押さえておくことで、次の段階へと進みやすくなります。 これらの技法をしっかりとマスターすることで、刺繍を楽しみながらスキルを伸ばしていけるでしょう。
01刺繍に必要な道具とその選び方
1-1刺繍針の種類と選び方
刺繍針は、刺繍の作業をスムーズに進めるために最も重要な道具の一つです。 刺繍には多くの針の種類があり、針の形状や太さ、長さによって用途が異なります。 初心者がどの針を選ぶべきか迷うことも多いですが、自分が作りたい刺繍の種類や布の厚さに応じて、適切な針を選ぶことが大切です。
初心者向けの針の選び方
初心者の方には、まず一般的に使いやすい刺繍針を選ぶことが推奨されます。 刺繍針は、細い針ほど繊細なステッチができ、太い針はしっかりとしたステッチができる特徴がありますが、最初は中くらいの太さの針を選ぶと良いでしょう。 また、針の長さも重要なポイントです。短い針は細かい作業に向いていますが、長い針は広い面を刺す際に便利です。 刺繍を始める際には、”刺繍用の標準針”と呼ばれる中程度の太さと長さを持つ針が最も扱いやすいとされています。 これにより、布への刺しやすさや糸通しのしやすさが向上し、初めての刺繍でもスムーズに作業を進められます。
1-1刺繍糸の選び方
刺繍糸は、刺繍の美しさや完成度に大きな影響を与える重要な要素です。 糸の種類や色の選び方によって、作品の印象が大きく変わるため、慎重に選ぶことが求められます。 特に初心者は、糸の選び方で迷うことが多いかもしれませんが、基本的なポイントを押さえることで、自分に合った糸を見つけやすくなります。
色や素材に注目して選ぶポイント
刺繍糸を選ぶ際には、まず「色」と「素材」に注目することが大切です。 色の選び方によって作品の印象が大きく変わるため、デザインに合わせた色を慎重に選びましょう。 初心者には、明るくはっきりとした色を選ぶことが推奨されます。 特に、コントラストのある色を選ぶと、ステッチが目立ち、仕上がりが美しくなります。 また、素材の選び方も重要です。刺繍糸には、コットン、シルク、ウールなどのさまざまな素材があります。 初心者には、扱いやすく、価格も手頃な「コットン糸」が最適です。 コットン糸は、柔らかく滑らかな触り心地でありながら、適度な強度を持っているため、初めての刺繍でも糸が絡まりにくく、スムーズに作業を進められます。
1-1布の選択肢と用途別の違い
刺繍に適した布を選ぶことも、刺繍の成功に欠かせないポイントです。 布の種類によって、糸の通りやすさや仕上がりが変わるため、作りたい作品に応じて適切な布を選ぶ必要があります。 布は多種多様であり、それぞれの用途に応じた選び方を学ぶことで、より美しい刺繍作品を作り上げられます。
刺繍に適した布の種類
刺繍に使用される布にはさまざまな種類がありますが、初心者には「アイーダ布」や「リネン布」が特におすすめです。 「アイーダ布」は、クロスステッチのようなシンプルな刺繍に適しており、布が目の形状に沿って等間隔に分かれているため、針を通す位置が分かりやすく、初心者でもスムーズにステッチを作れます。 特に、正確なステッチを必要とするデザインには、この布が最適です。 一方、「リネン布」は、自然な風合いが特徴で、より柔らかい仕上がりを求める場合に適しています。 リネン布は糸の目が細かく、少し慣れが必要ですが、手触りが良く、繊細な作品を作りたいときに最適です。 また、リネン布はアイーダ布に比べて目が詰まっていないため、自由なデザインを楽しむことができ、刺繍の幅が広がります。 布の選び方を工夫することで、作りたいデザインに最適な素材を選べ、刺繍の完成度を高められます。
01刺繍をさらに楽しむための便利な道具
1-1用意しておくと便利なアイテム
刺繍を進める際、基本的な針や糸、布だけでなく、作業効率を高めるための補助的なアイテムがあると便利です。 特に、刺繍枠やマーカーなどの道具は、初心者から上級者まで幅広く使用されており、作品の仕上がりを向上させるために欠かせません。
刺繍枠やマーカーの使い方
刺繍枠は、布をピンと張った状態に保つための重要な道具です。 布がたるんでしまうと、ステッチの精度が下がり、仕上がりに影響が出ます。 刺繍枠を使うことで、布をしっかり固定し、一定のテンションを保ちながら刺繍を進められます。 初心者には、直径が15~20cm程度の小さめの枠が扱いやすくおすすめです。 布をしっかり固定するには、枠のネジをしっかり締めて、布が滑らないように調整することがポイントです。 一方、刺繍マーカーは、デザインを布に直接書き込むために使用します。 これにより、ガイドラインを引きやすくなり、ステッチを正確に行えます。 刺繍マーカーには、水で消えるタイプや空気で自然に消えるタイプがあります。 作品の規模やデザインの複雑さに応じて、適切なタイプを選びましょう。
1-1刺繍に役立つその他の道具
刺繍作業をさらに円滑に進めるためには、細かい作業をサポートするための道具も重要です。 特に、ハサミや糸通しなどは、刺繍の品質を保つために欠かせないアイテムです。 これらの道具を適切に選び、使いこなすことで、作業効率を大幅に向上させられます。
ハサミや糸通しの選び方
刺繍用のハサミは、通常のハサミと比べて非常に細く、鋭利な刃が特徴です。 これにより、糸を細かく正確に切ることができ、余分な糸の処理が容易になります。 刺繍用ハサミは、刃の長さが3~5cm程度の小型のものが適しており、手の中でしっかりとコントロールできるものを選ぶと良いでしょう。 また、刃が鋭いものを選ぶことで、糸のほつれや乱れを防ぎ、美しい仕上がりを保つことができます。 糸通しは、刺繍針に糸を通す際に非常に便利な道具です。 特に、針の穴が小さく、細い糸を使用する際には、糸通しを使うことでスムーズに糸を通せます。 初心者の方には、糸通しがあることで作業が格段に楽になります。 購入する際は、耐久性のあるものや、持ちやすい形状のものを選ぶことがポイントです。 これらの便利な道具を揃えることで、刺繍作業が快適になり、より楽しさが増すことでしょう。
01刺繍に必要な道具の購入方法
1-1道具を購入できる場所
刺繍道具を購入する際、オンラインショップと実店舗のどちらを利用すべきかは、道具の種類や予算、そして個々のニーズによって異なります。 それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合った購入方法を選ぶことが大切です。
オンラインショップと実店舗の違い
オンラインショップは、商品の品揃えが豊富で、世界中の製品を手軽に購入できる点が魅力です。 特に、地方に住んでいる方や近くに刺繍道具を取り扱う店が少ない場合、オンラインショップは非常に便利です。 さらに、レビューを参考にしたり、価格を比較したりすることで、より納得のいく道具を選ぶことができます。 しかし、実際に手に取って確認できないため、商品が期待と異なる場合がある点には注意が必要です。 一方で、実店舗では、実際に道具を手に取り、質感や使い心地を確かめながら購入できます。 特に、針や糸などの道具は、手触りやサイズ感が大事になることも多いので、店舗で購入する方が安心感があります。 また、店員のアドバイスを受けながら選べる点もメリットです。 ただし、店舗によっては品揃えが限られている場合があり、欲しい商品が見つからないこともあります。
1-1購入時のコツと価格比較
道具を購入する際には、単に価格だけを基準にするのではなく、品質や使い勝手も考慮することが重要です。 また、価格比較を行い、できるだけコストパフォーマンスの良い商品を選ぶことが、長く刺繍を楽しむためのポイントです。
コストパフォーマンスを重視した選び方
コストパフォーマンスを重視する場合、必ずしも最も安い商品を選ぶことが最良とは限りません。 特に刺繍は細かい作業が多いため、安価な道具ではスムーズに作業が進まないことがあります。 例えば、針が折れやすかったり、糸が絡まりやすかったりすると、作業効率が落ちてしまう可能性があります。 そのため、針や糸、布などの消耗品は、少し高価でも質の良いものを選ぶことが重要です。 これにより、作業が快適になり、仕上がりも美しくなります。 また、複数のショップを比較し、セール時期やセット販売などを活用することで、同じ品質の道具をよりお得に手に入れることができます。 特にオンラインショップでは、定期的にキャンペーンや割引が行われていることが多いため、購入のタイミングを見計らってお得に道具を揃えるのも一つの方法です。 一方で、実店舗では、質の良い道具を長く使えるか確認した上で購入できるため、安心感を求める方にはこちらの選択肢が適しています。 このように、価格だけでなく品質や使い勝手も考慮しながら、コストパフォーマンスを重視した道具選びを心掛けることで、刺繍をより楽しく、効率的に進められるでしょう。
01初心者におすすめの刺繍プロジェクト
1-1シンプルで楽しい刺繍アイデア
刺繍の楽しみ方は無限大ですが、初心者にはシンプルで手軽に始められるアイデアが向いています。 簡単なデザインであっても、ステッチを使い分けることで、魅力的な作品を作り上げられます。 まずは、基本的なステッチを使ったシンプルなプロジェクトからスタートし、刺繍の感覚を掴んでいきましょう。
小物から始める初めての刺繍
初心者に最適な刺繍プロジェクトとして、まずは小物から始めることをおすすめします。 例えば、ハンカチやポーチ、クッションカバーなど、日常で使える小さなアイテムにワンポイントの刺繍を施すことで、シンプルながらも個性的な作品を作れます。 ハンカチであれば、角に小さな花やイニシャルを刺繍するだけで、おしゃれでパーソナルなアイテムに変身します。 ポーチやクッションカバーには、可愛らしい動物や簡単な幾何学模様を刺繍するのも良いでしょう。 これらのプロジェクトは、短時間で完成するため、達成感を得やすく、刺繍の基本を学びながら楽しく進められます。 また、刺繍枠を使って、壁に飾る小さなアート作品を作るのもおすすめです。 丸い刺繍枠に布をセットし、シンプルな植物や星、月などのデザインを刺繍すれば、おしゃれなインテリアアイテムとして活用できます。 これにより、刺繍の幅広い可能性を感じられるでしょう。
1-1初心者向けの実践的な刺繍プロジェクト
次に、少しステップアップしたい場合には、日常使いできる実践的な刺繍プロジェクトに挑戦してみましょう。 実際に使える作品を作ることで、刺繍の楽しさが倍増し、完成した時の満足感も大きくなります。 ここでは、実生活で役立つアイテムを作りながら、刺繍技術をさらに磨く方法を紹介します。
日常使いの作品を作る方法
日常で使えるアイテムに刺繍を施すことで、実用性とデザイン性を兼ね備えた作品を作り上げられます。 例えば、エコバッグやエプロン、布製のブックカバーに刺繍を施すのはいかがでしょうか。 これらのアイテムは、普段使いできる上に、手作りの温かみを感じさせる特別なものに仕上がります。 エコバッグに植物や動物のシンプルなモチーフを刺繍することで、オリジナリティあふれるエコバッグが完成します。 使い慣れたエプロンに小さなデザインを加えれば、料理をする時間がより楽しいものになるでしょう。 また、ブックカバーには、本に関連したモチーフや自分の好きなデザインを刺繍することで、読書がさらに特別な体験になります。 これらの日常使いのアイテムを作る際には、ステッチの種類を増やしたり、色を工夫したりすることで、自分だけのオリジナルデザインを楽しめます。 さらに、家族や友人へのギフトとしても喜ばれること間違いなしです。 初心者でも取り組みやすく、実生活で使える刺繍プロジェクトを通じて、刺繍の世界をさらに広げてみましょう。
01刺繍の始め方
刺繍は、布地などに糸を通して模様を作るもの。といっても、刺繍には針の刺し方や、平面か立体かなど、様々な種類があります。
1-1どんな刺繍を作りたいか決める
刺繍を始めるとき、まず大切なのがどんな刺繍を作りたいのか決めるということ。刺繍は種類が豊富で、出来上がりも大きく異なります。また、刺繍によっては使用する道具も異なります。そのため、刺繍を始めるときには、まず基本的な種類を知ることが重要になります。
1-2初心者におすすめの基本の刺繍の種類
・クロスステッチ
刺繍の中でも初心者におすすめなのが「クロスステッチ」です。クロスステッチは「カウントステッチ」と呼ばれる刺繍の一種。布目をカウントしながらバツ印の形を刺して作っていくため、難しい技術が不要。さらに図案を移す必要もないため、初心者でも親しみやすいという特徴があります。
さらにクロスステッチは、ワンポイントの刺繍から、風景のような大きなものまで、様々な表現が可能。取り組みやすいと同時に、奥の深い世界を持っているのがクロスステッチです。
・フランス刺繍
一方、様々なステッチを組み合わせて作るのが「フランス刺繍」です。フランス刺繍はヨーロッパの女性のたしなみとして広まったものですが、現在ではすべての刺繍の基本と呼ばれています。
フランス刺繍は様々なステッチを組み合わせて作る分、クロスステッチより高い技術が必要となりますが、絵画のような多彩な表現を行えることが魅力です。
フランス刺繍のステッチや布の扱い、刺繍針の動かし方などの技術は、他の様々な刺繍でも基礎となるため、初心者には特におすすめといえるでしょう。
1-3基本のステッチの種類
刺繍のステッチとは、針の刺し方や縫い方の技法のこと。
ステッチの種類は数百種類と言われ、その中には縦に一本針を刺すストレートステッチ、いわゆる波縫いに当たるランニングステッチ、針を出して戻るように行うバックステッチ、針を戻すときに形を整えていくアウトラインステッチ、図案の中を糸で埋めていくサテンステッチなど様々な種類ややり方があります。
といっても、最初からすべてのステッチを知っておく必要はありません。ステッチにはたくさんの種類があるということだけを覚えておけば十分。
あとは必要に応じて学んでいけば十分に刺繍を楽しむことができます。
1-4作りたいものが決まったら、必要な道具を集める
どのような刺繍を作りたいのかが決まったら、次に必要になるのが道具です。刺繍には針だけでも多くの種類があるため、専門店に行ってもどれを買っていいか分からないことも少なくありません。
ただし、道具も最初から多くのものを買う必要はありません。まず自分が作りたい刺繍に必要なものだけを揃えておくのがよいでしょう。
02刺繍を始めるのに必要な道具
それでは、刺繍を始めるときには最低限、どのような道具が必要になるのでしょうか。
2-1刺繍針
刺繍といえば、まず欠かせないのが刺繍針です。刺繍針には様々なものがありますが、大きく分けると二つに分類することができます。
まずひとつがフランス針。フランス針はフランス刺繍用の針で、布地を通しやすいように、針先が鋭くとがっているのが特徴です。
もうひとつがクロス針で、これはクロスステッチ用の針として用いられます。クロスステッチでは専用の布地やキャンバスに針を通すことがありますが、これらの素材が割れないように、針の先が丸くなっています。
刺繍針は、ステッチや布地、刺繍糸などによって種類が異なります。この種類を号数と呼び、薄くて柔らかい布の場合には細い針、分厚い生地の場合には太い針が用いられます。
ただし、初心者の場合には自分の手に合った縫いやすいものを選ぶとよいでしょう。もしどれを選んでいいのか分からないという場合には、異なる号数の針がセットになっているものを購入すると便利です。
2-2刺繍糸
針と同時に刺繍に欠かせないものが刺繍糸。刺繍糸は色や種類が非常に豊富で、初心者にはなかなか選ぶことができないものですが、もっとも多く使われているのが「25番刺繍糸」と呼ばれるもの。次に使われるのが「5番刺繍糸」というものなので、まずはこれらの糸を選んでワンポイントなど小さなものから挑戦するのがおすすめです。その後、刺繍に慣れてきたら様々な色や素材のもの、デザインに合ったものなどを選ぶのがよいでしょう。
2-3布
刺繍はすでに持っているハンカチや布製のバッグなどに行うことも可能ですが、最初は布を購入して小さなものを作ってみましょう。
フランス刺繍の場合、布地は薄いものがよいでしょう。ハリがあるとさらに刺繍しやすくなるため、「カラーリネン」などを選びましょう。
一方のクロスステッチの場合には、専用の布がよいでしょう。クロスステッチの場合、布目を数える必要があるため、やりやすい専用の布を選ぶと初心者でもミスが少なくなります。
2-4刺繍枠
刺繍の道具といえば、真っ先にイメージするのが刺繍の枠。実は刺繍枠はどうしても必要というわけではありませんが、初心者の場合には揃えておくと便利です。
というのも、刺繍枠を使うと布がピンと張って、針を刺しやすくなります。
刺繍枠には様々な大きさがありますが、8センチから12センチ程度のものが扱いやすく、様々な作品に使えるため便利です。
刺繍枠は百円ショップなどでも購入することが可能。その際はプラスチックよりも木製を選ぶと、滑りにくく、初心者には便利です。
2-5糸切りはさみ
刺繍を行うときに持っていると非常に便利なのが糸切りはさみ。刺繍は糸の始末をしなければならないことも多く、糸切りはさみがひとつあれば大活躍します。
糸切りはさみには刺繍専用のものもありますが、すでに持っているものでも代用できます。もし新しいものを購入するときには、先がとがっていて切れ味のよいものを選ぶとよいでしょう。
2-6チャコペーパー
刺繍の図案を写すときに使われるのがチャコペーパーです。チャコペーパーは刺繍をする布地と図案を書いた紙で挟み、図案をなぞって布地に移します。そのままでは図案が残ってしまうため、チャコペーパーを選ぶときには水で落ちるものがベストです。
なお、クロスステッチの場合、布目を数えて刺繍を行うため、図案を写す必要もないので、チャコペーパーは不要です。
2-7他にもあると便利な道具
刺繍を行うときには、どうしても必要ではないものの、あると作業が便利になるいくつかの道具があります。
まず、刺繍図案の本。これは刺繍の図案のテキストで、細かく解説されているものも多く、図案を考えるのが難しい初心者にもおすすめ。もし図案の本を選ぶときには、細かい解説が載っているものを選ぶとよいでしょう。
それらの図案を写すときのために、トレーシングペーパーなども用意しておくとよいでしょう。
その他にも、糸通しやマチ針、セロテープなどがあるとよいでしょう。
2-8道具はどこで買える?
もしこれらの道具を揃えたいという場合、おすすめなのが手芸屋、刺繍専門店。刺繍の道具はネット通販でも購入することができますが、もし分からないことがあった場合、手芸屋や刺繍専門店なら、スタッフに相談することが可能。
今後も刺繍を続ける場合、強い味方になってくれることもあります。
もし身近に専門店がないという場合には、ネット通販で初心者用のキットを購入するのもよいでしょう。
キットには刺繍を始めるための道具が一通りそろっているため、あれこれと迷うことがありません。
もちろん、キットにも色々な種類があるため、専門店で相談しながら選ぶというのもおすすめの方法です。
03初心者はどんな刺繍をするのがおすすめ?
誰でも簡単に始めることができるのが刺繍のよいところ。では、もし刺繍が始めてという場合、どのような刺繍から挑戦するのがよいのでしょうか。
3-1ワンポイントなど小さなものから始めて達成感を
初心者の場合、いきなり大きなサイズのものや複雑な図案に挑戦するのはおすすめできません。
というのも、大きなものや複雑なものは完成までに時間がかかるもの。また、途中で分からないことが出てきたり、思い通りにならなかったりということも多いものです。
そうなると、せっかく道具や素材を揃えても挫折してしまうことに。
最初はワンポイントなど、小さなものから完成させて、少しずつ達成感と刺繍の楽しみを感じてみましょう。
3-2小物やアクセサリーなら作品を身に着けやすい
刺繍の魅力のひとつは、自分の作品をいつでも持ち歩いたり、身につけたりできるという点です。
ハンカチやポーチ、シンプルな布製トートといったいつも持ち歩くものに小さな刺繍でワンポイントを加えると、世界でたったひとつの自分だけのアイテムに早変わり。
もしハンドメイドが得意なら、フェルトやくるみボタンに刺繍を行い、アクセサリーとして身につけて楽しむという方法もおすすめです。特に立体感のある刺繍を加えると、シンプルなアイテムがぐっと華やかになります。
3-3洋服にはワンポイントで取り入れる方法も
洋服に刺繍を取り入れるというと、非常に難しい技術がいると考えがちですが、ワンポイントの刺繍なら、初心者でも簡単に行うことができます。
たとえば、シンプルなシャツの胸元や襟に刺繍を行うと、小さくて簡単なものでも、ぐっとエレガントな雰囲気に。特に白や青といったシンプルなシャツの場合、刺繍も黒などの一色に抑えたほうが引き立つため、多くの糸がないという場合にも便利です。
01まとめ
刺繍を始めるには、適切な道具の選び方が重要です。
初心者には、刺繍針や糸、布の種類を正しく選ぶことで、作業のしやすさが大きく変わります。
また、オンラインショップや実店舗で道具を購入する際には、価格や品質の比較が必要です。
特にオンラインでは品揃えが豊富で便利ですが、実店舗では実際に手に取って選べるメリットもあります。
道具選びを慎重に行い、刺繍を快適に楽しんでください。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
杉尾ゆう子 先生
「はるひな」開業
1992年生まれ。
和歌山県出身で、現在は京都在住。
福祉の仕事をしながら趣味でハンドメイドをしていたが、刺繍の奥深さに惹かれ、2020年に「はるひな」を開業。
ハンドメイド誌にも多数掲載される。
現在は関西を中心にイベント出店も行っている。
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1-1どんな刺繍を作りたいか決める
刺繍を始めるとき、まず大切なのがどんな刺繍を作りたいのか決めるということ。刺繍は種類が豊富で、出来上がりも大きく異なります。また、刺繍によっては使用する道具も異なります。そのため、刺繍を始めるときには、まず基本的な種類を知ることが重要になります。
1-2初心者におすすめの基本の刺繍の種類
・クロスステッチ
刺繍の中でも初心者におすすめなのが「クロスステッチ」です。クロスステッチは「カウントステッチ」と呼ばれる刺繍の一種。布目をカウントしながらバツ印の形を刺して作っていくため、難しい技術が不要。さらに図案を移す必要もないため、初心者でも親しみやすいという特徴があります。
さらにクロスステッチは、ワンポイントの刺繍から、風景のような大きなものまで、様々な表現が可能。取り組みやすいと同時に、奥の深い世界を持っているのがクロスステッチです。
・フランス刺繍
一方、様々なステッチを組み合わせて作るのが「フランス刺繍」です。フランス刺繍はヨーロッパの女性のたしなみとして広まったものですが、現在ではすべての刺繍の基本と呼ばれています。
フランス刺繍は様々なステッチを組み合わせて作る分、クロスステッチより高い技術が必要となりますが、絵画のような多彩な表現を行えることが魅力です。
フランス刺繍のステッチや布の扱い、刺繍針の動かし方などの技術は、他の様々な刺繍でも基礎となるため、初心者には特におすすめといえるでしょう。
1-3基本のステッチの種類
刺繍のステッチとは、針の刺し方や縫い方の技法のこと。
ステッチの種類は数百種類と言われ、その中には縦に一本針を刺すストレートステッチ、いわゆる波縫いに当たるランニングステッチ、針を出して戻るように行うバックステッチ、針を戻すときに形を整えていくアウトラインステッチ、図案の中を糸で埋めていくサテンステッチなど様々な種類ややり方があります。
といっても、最初からすべてのステッチを知っておく必要はありません。ステッチにはたくさんの種類があるということだけを覚えておけば十分。
あとは必要に応じて学んでいけば十分に刺繍を楽しむことができます。
1-4作りたいものが決まったら、必要な道具を集める
どのような刺繍を作りたいのかが決まったら、次に必要になるのが道具です。刺繍には針だけでも多くの種類があるため、専門店に行ってもどれを買っていいか分からないことも少なくありません。
ただし、道具も最初から多くのものを買う必要はありません。まず自分が作りたい刺繍に必要なものだけを揃えておくのがよいでしょう。
2-1刺繍針
刺繍といえば、まず欠かせないのが刺繍針です。刺繍針には様々なものがありますが、大きく分けると二つに分類することができます。
まずひとつがフランス針。フランス針はフランス刺繍用の針で、布地を通しやすいように、針先が鋭くとがっているのが特徴です。
もうひとつがクロス針で、これはクロスステッチ用の針として用いられます。クロスステッチでは専用の布地やキャンバスに針を通すことがありますが、これらの素材が割れないように、針の先が丸くなっています。
刺繍針は、ステッチや布地、刺繍糸などによって種類が異なります。この種類を号数と呼び、薄くて柔らかい布の場合には細い針、分厚い生地の場合には太い針が用いられます。
ただし、初心者の場合には自分の手に合った縫いやすいものを選ぶとよいでしょう。もしどれを選んでいいのか分からないという場合には、異なる号数の針がセットになっているものを購入すると便利です。
2-2刺繍糸
針と同時に刺繍に欠かせないものが刺繍糸。刺繍糸は色や種類が非常に豊富で、初心者にはなかなか選ぶことができないものですが、もっとも多く使われているのが「25番刺繍糸」と呼ばれるもの。次に使われるのが「5番刺繍糸」というものなので、まずはこれらの糸を選んでワンポイントなど小さなものから挑戦するのがおすすめです。その後、刺繍に慣れてきたら様々な色や素材のもの、デザインに合ったものなどを選ぶのがよいでしょう。
2-3布
刺繍はすでに持っているハンカチや布製のバッグなどに行うことも可能ですが、最初は布を購入して小さなものを作ってみましょう。
フランス刺繍の場合、布地は薄いものがよいでしょう。ハリがあるとさらに刺繍しやすくなるため、「カラーリネン」などを選びましょう。
一方のクロスステッチの場合には、専用の布がよいでしょう。クロスステッチの場合、布目を数える必要があるため、やりやすい専用の布を選ぶと初心者でもミスが少なくなります。
2-4刺繍枠
刺繍の道具といえば、真っ先にイメージするのが刺繍の枠。実は刺繍枠はどうしても必要というわけではありませんが、初心者の場合には揃えておくと便利です。
というのも、刺繍枠を使うと布がピンと張って、針を刺しやすくなります。
刺繍枠には様々な大きさがありますが、8センチから12センチ程度のものが扱いやすく、様々な作品に使えるため便利です。
刺繍枠は百円ショップなどでも購入することが可能。その際はプラスチックよりも木製を選ぶと、滑りにくく、初心者には便利です。
2-5糸切りはさみ
刺繍を行うときに持っていると非常に便利なのが糸切りはさみ。刺繍は糸の始末をしなければならないことも多く、糸切りはさみがひとつあれば大活躍します。
糸切りはさみには刺繍専用のものもありますが、すでに持っているものでも代用できます。もし新しいものを購入するときには、先がとがっていて切れ味のよいものを選ぶとよいでしょう。
2-6チャコペーパー
刺繍の図案を写すときに使われるのがチャコペーパーです。チャコペーパーは刺繍をする布地と図案を書いた紙で挟み、図案をなぞって布地に移します。そのままでは図案が残ってしまうため、チャコペーパーを選ぶときには水で落ちるものがベストです。
なお、クロスステッチの場合、布目を数えて刺繍を行うため、図案を写す必要もないので、チャコペーパーは不要です。
2-7他にもあると便利な道具
刺繍を行うときには、どうしても必要ではないものの、あると作業が便利になるいくつかの道具があります。
まず、刺繍図案の本。これは刺繍の図案のテキストで、細かく解説されているものも多く、図案を考えるのが難しい初心者にもおすすめ。もし図案の本を選ぶときには、細かい解説が載っているものを選ぶとよいでしょう。
それらの図案を写すときのために、トレーシングペーパーなども用意しておくとよいでしょう。
その他にも、糸通しやマチ針、セロテープなどがあるとよいでしょう。
2-8道具はどこで買える?
もしこれらの道具を揃えたいという場合、おすすめなのが手芸屋、刺繍専門店。刺繍の道具はネット通販でも購入することができますが、もし分からないことがあった場合、手芸屋や刺繍専門店なら、スタッフに相談することが可能。
今後も刺繍を続ける場合、強い味方になってくれることもあります。
もし身近に専門店がないという場合には、ネット通販で初心者用のキットを購入するのもよいでしょう。
キットには刺繍を始めるための道具が一通りそろっているため、あれこれと迷うことがありません。
もちろん、キットにも色々な種類があるため、専門店で相談しながら選ぶというのもおすすめの方法です。
03初心者はどんな刺繍をするのがおすすめ?
誰でも簡単に始めることができるのが刺繍のよいところ。では、もし刺繍が始めてという場合、どのような刺繍から挑戦するのがよいのでしょうか。
3-1ワンポイントなど小さなものから始めて達成感を
初心者の場合、いきなり大きなサイズのものや複雑な図案に挑戦するのはおすすめできません。
というのも、大きなものや複雑なものは完成までに時間がかかるもの。また、途中で分からないことが出てきたり、思い通りにならなかったりということも多いものです。
そうなると、せっかく道具や素材を揃えても挫折してしまうことに。
最初はワンポイントなど、小さなものから完成させて、少しずつ達成感と刺繍の楽しみを感じてみましょう。
3-2小物やアクセサリーなら作品を身に着けやすい
刺繍の魅力のひとつは、自分の作品をいつでも持ち歩いたり、身につけたりできるという点です。
ハンカチやポーチ、シンプルな布製トートといったいつも持ち歩くものに小さな刺繍でワンポイントを加えると、世界でたったひとつの自分だけのアイテムに早変わり。
もしハンドメイドが得意なら、フェルトやくるみボタンに刺繍を行い、アクセサリーとして身につけて楽しむという方法もおすすめです。特に立体感のある刺繍を加えると、シンプルなアイテムがぐっと華やかになります。
3-3洋服にはワンポイントで取り入れる方法も
洋服に刺繍を取り入れるというと、非常に難しい技術がいると考えがちですが、ワンポイントの刺繍なら、初心者でも簡単に行うことができます。
たとえば、シンプルなシャツの胸元や襟に刺繍を行うと、小さくて簡単なものでも、ぐっとエレガントな雰囲気に。特に白や青といったシンプルなシャツの場合、刺繍も黒などの一色に抑えたほうが引き立つため、多くの糸がないという場合にも便利です。
01まとめ
刺繍を始めるには、適切な道具の選び方が重要です。
初心者には、刺繍針や糸、布の種類を正しく選ぶことで、作業のしやすさが大きく変わります。
また、オンラインショップや実店舗で道具を購入する際には、価格や品質の比較が必要です。
特にオンラインでは品揃えが豊富で便利ですが、実店舗では実際に手に取って選べるメリットもあります。
道具選びを慎重に行い、刺繍を快適に楽しんでください。
この講座は!プロの監修を受けています!
講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
杉尾ゆう子 先生
「はるひな」開業
1992年生まれ。
和歌山県出身で、現在は京都在住。
福祉の仕事をしながら趣味でハンドメイドをしていたが、刺繍の奥深さに惹かれ、2020年に「はるひな」を開業。
ハンドメイド誌にも多数掲載される。
現在は関西を中心にイベント出店も行っている。
80,000人以上が受講申し込みしている諒設計アーキテクトラーニングの通信講座
あなたも早速受講して、資格を取得しましょう!
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というのも、大きなものや複雑なものは完成までに時間がかかるもの。また、途中で分からないことが出てきたり、思い通りにならなかったりということも多いものです。
そうなると、せっかく道具や素材を揃えても挫折してしまうことに。
最初はワンポイントなど、小さなものから完成させて、少しずつ達成感と刺繍の楽しみを感じてみましょう。
3-2小物やアクセサリーなら作品を身に着けやすい
刺繍の魅力のひとつは、自分の作品をいつでも持ち歩いたり、身につけたりできるという点です。
ハンカチやポーチ、シンプルな布製トートといったいつも持ち歩くものに小さな刺繍でワンポイントを加えると、世界でたったひとつの自分だけのアイテムに早変わり。
もしハンドメイドが得意なら、フェルトやくるみボタンに刺繍を行い、アクセサリーとして身につけて楽しむという方法もおすすめです。特に立体感のある刺繍を加えると、シンプルなアイテムがぐっと華やかになります。
3-3洋服にはワンポイントで取り入れる方法も
洋服に刺繍を取り入れるというと、非常に難しい技術がいると考えがちですが、ワンポイントの刺繍なら、初心者でも簡単に行うことができます。
たとえば、シンプルなシャツの胸元や襟に刺繍を行うと、小さくて簡単なものでも、ぐっとエレガントな雰囲気に。特に白や青といったシンプルなシャツの場合、刺繍も黒などの一色に抑えたほうが引き立つため、多くの糸がないという場合にも便利です。
この講座は!プロの監修を受けています!
和歌山県出身で、現在は京都在住。
福祉の仕事をしながら趣味でハンドメイドをしていたが、刺繍の奥深さに惹かれ、2020年に「はるひな」を開業。
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