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こんな場合にも役立つかも!デッサン力を活かせる仕事について

デッサンといえば、趣味や仕事で絵を描く人のための基礎的な訓練だと思っていませんか?実はデッサンの力は様々な分野の仕事で生かすことができます。また、デッサンを通じて能力や素質を養うことで、新しいキャリアが生まれることも。今回はデッサン力を生かせる仕事についてご紹介します。

こんな場合にも役立つかも!デッサン力を活かせる仕事について
目次

01鉛筆デッサンで養われる能力

鉛筆デッサンは単に対象を正確に描くものだと思いがち。しかし鉛筆デッサンを行うと、様々な能力を磨き、養うことができます。

1-1観察力

正確なデッサンを描くためには、対象をしっかり観察することが必要です。観察するといっても、単に見てそれを絵に写すということだけではありません。
デッサンで求められるのは、まず性格に形をとらえる能力。デッサンでは、目に見えている部分はもちろん、裏側や全体の構造、空間認識など、トータルで物を見るということが必要になります。鉛筆デッサンをしっかりと行うと、これらの形を正確にとらえる能力を養うことにも。
また、鉛筆デッサンは対象の質感や量感、明暗などを感じて描くことも必要です。
観察力は、あらゆる場面で必要になるもの。デッサンでは、限られた時間に物事を観察して、出来るだけ多くの情報を読み取り、対象の本質をつかむことが必要です。
この観察力は、様々な場面で役立ちます。

1-2形に表す能力

デッサンでは、対象の特徴を細部に至るまで観察することだけではなく、観察して得た情報を形に表すことが必要です。
対象を目で見たように表現することはもちろん、陰影や遠近感など、本来なら意識しない部分まで鉛筆を使って表現することは、描写力や表現力など様々な能力を鍛えることにつながります。
また、これらの能力を養っていくと、目の前にある対象をデッサンするだけでなく、頭の中に浮かんだイメージを絵として表したり、抽象的な物事の特徴だけを表現することができるようになります。

1-3構成・バランス力

デッサンでは、対象をよく観察することと、それを表現する以外にも重要な要素があります。それが構成やバランス力。
どのように対象を細かく観察し、それを正確に描くことができたとしても、構成やバランスが崩れていると、決して美しいとは感じないもの。それほど構成とバランスは重要な存在です。
特に構成とバランスは、直接絵を描く以外にも、写真やデザインなど様々な分野で求められるもの。鉛筆デッサンを通じて構成とバランス感覚を養うことは、クリエイティブな職業には欠かせない訓練のひとつということができます。

02デッサン力が活かせる仕事や職種

様々な能力を養うことができるデッサン。ではデッサン力はどのような仕事や職業で生かすことができるのでしょうか。

2-1アーティスト

いわゆるアーティストと呼ばれる仕事では、デッサン力は必要不可欠といっても過言ではありません。
たとえば画家や絵本作家など、自分の手で絵を描く人の場合、デッサンは基本中の基本となります。
さらにデッサン力が重要になるのが、カメラマンやフォトグラファー。写真を職業にする人は必ずしも自分で絵を描くわけではありませんが、実際にはカメラを通して対象を観察する力が必要。
さらに、被写体と背景がどのようなバランスでカメラに収まるかといった構図に関する知識やセンスも求められます。
カメラを職業にする人だけでなく、SNSで写真を活用したい、センスがよい写真を取りたいという人にもデッサンを学ぶことをおすすめします。

2-2デザイナー

デザインにはファッション、インテリア、建築、インダストリアル、ジュエリーなど様々な分野があるもの。しかしどの分野を目指す場合でも、デッサン力は非常に役立つものです。
特にファッションをはじめ、頭の中にあるイメージを表現する職業にはデッサン力は欠かせません。というのも、イメージを形にする場合には、大まかなラフデザインを描くもの。そのラフデザインが正しく描けない場合には、どれだけよいイメージが浮かんだとしても、それを形にするのは難しくなります。
また、デッサンとはあまり関係なさそうなWEBデザインの世界でもデッサン力は重視されています。
WEBデザインの場合、大切なのは物体の細かい部分までとらえる観察力と表現力。これらの力を身につけた人は、手書きではなく、グラフィックソフトを使った表現でもセンスと説得力を感じさせることができるでしょう。

2-3クリエイター

写実的な絵だけでなく、対象をディフォルメして表現するマンガやイラストレーターの場合、デッサン力は必要ないと考えている人もいらっしゃるかもしれませんが、基礎的なデッサン力がない場合、どのような絵を描いてもバランスやシルエットがおかしくなってしまうことも。
また、一部分だけが正確でも、全体のまとまりがないという場合にもデッサン力の不足が原因となっていることもあります。
そのため、どのような分野でも絵を描く職業の場合には、しっかりデッサンを学んでおくことがおすすめです。
さらに人気の高い職業であるアニメーターやCGクリエイターの場合にもデッサン力は必要です。CGクリエイターは手書きの絵を描く職業ではありませんが、対象を描写するテクニックや、構図とバランスのセンスが重要。
これらの基本的な力をデッサンを通じて養ったという人は少なくありません。

2-4広告関係

広告関係の仕事にもデッサン力は役立ちます。広告にはWEBや紙、映像など様々な分野が用いられますが、それぞれに表現力が用いられます。
特に広告の場合、文字と絵、写真などが効果的に使用されますが、これらのバランスや構図を考えるとき、デッサンで培った力は非常に有効です。

2-5建築関係

ちょっと意外に感じられるかもしれませんが、建築関係の職業でもデッサン力は必要です。
たとえばパース作成、打ち合わせ内容やイメージの具現化など、建築関係の職業では絵を通じて具体的なイメージを喚起させる場面が少なくありません。
特に建物や空間を扱う場合、遠近感や縮尺が重要な役割を持っています。オリジナリティのある絵を描く場合には書き手の主観やセンスに委ねられることも少なくありませんが、建築に関しては正確性が重要。特にイメージを固めている段階では、大きさに関する感覚を共有することが必要です。
そのため、正確に対象を描写するデッサンを学んでおくと、建築に関する仕事に役立てることができます。

2-6デッサン講師

このようにデッサンは様々な業界で需要の多い技術です。そのため、デッサンを専門的に学びたいという人も多いもの。
もしデッサンが得意で、高い技術と知識を身につけている場合には、他の人にデッサンを教えることを仕事にすることもできます。
そのためデッサンを極めて、自宅の教室やカルチャースクールなどでデッサン講師として活躍するという方法もあります。デッサン講師の場合、雇用されて社員として働く以外にも、自分で開業するなど様々な働き方が可能です。
さらに仕事に役立てたいという人だけでなく、趣味としての絵画に役立てたい、似顔絵やイラストを描いてみたいなど、デッサンを学びたい人は多いため、デッサンの技術だけでも生計を立てることができます。
デッサン講師はこれまで学んできたデッサンを他の人に役立てたい、デッサンを人に教えながらさらに技術を追求していきたいなど、様々な人におすすめです。

03鉛筆デッサンの必要性

デッサンは絵やデザインの基礎となるものだと言われています。ではそもそもデッサンの必要性はどのような点にあるのでしょうか。

3-1デッサン力が必ず必要となる仕事

画家などの絵を書くことそのものが仕事の場合、デッサン力は必要なもの。もしデッサン力がなければ、どれだけ対象を正確に描写しているつもりでも、どこか不自然な部分が生まれてしまいます。
これは全体のバランスが狂っていることが原因。絵を描くためには、細かい部分を正確に描写するとともに、全体のバランスを保つことが重要です。
また、絵を描いている本人にはそのバランスはわかりにくいものです。その結果、自分が描いた絵がおかしいのは分かるけど、どこがおかしいのか分からないといったことになりがち。
これらの欠点はデッサンを重ねることで自然な表現を身につければ自然と克服することができます。
さらに、自分の手で絵を描いたり、デザインを行ったりと言う職業の場合、採用条件にデッサン力の評価が含まれていることがあります。
これは企業や事務所によっても異なりますが、もし採用条件にデッサン力の評価が含まれている場合には、デッサンができなければその仕事に就くことができません。
デッサンを採用試験に含むという企業は多くはありませんが、もし憧れの職業ややりたい仕事があり、そのためにデッサンが必要という場合、きちんとデッサンについて勉強しておくことが必要です。

3-2必須ではないが、デッサン力の有無で大きく差が出る職種

デッサンは多くの職業で役立つ技術です。すでにご紹介したように、カメラマンや広告デザイナー、WEBデザイナー、ファッションデザイナーなどの場合には、デッサン力があるかないかによって、仕事の能力に大きな差が出る場合があります。
デッサンができる人といえば、単純に絵が上手い人だと思いがちですが、実際には観察力や構図、バランスなど、絵の技術だけでなく、様々な能力が必要なもの。実際の仕事では、絵の技術よりも、それ以外の能力が重視されます。
絵が苦手だからデッサンはやりたくないと考えている人も多いかもしれませんが、苦手意識を持っている人こそ、それ以外の長所を磨くためにもデッサンに挑戦することをおすすめします。

04まとめ

デッサンは絵を描くことはもちろん、様々な職業で働くためは重要な存在です。また、実際に鉛筆を手に持ち、デッサンを始めてみると、これまで自分でも知らなかった才能を発見できるかもしれません。

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