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鉛筆デッサンに使用する道具とは?使い方を詳しく解説!

鉛筆デッサンに使用する道具は、主に鉛筆、消しゴム、スケッチブック、シャープナーなどです。
鉛筆は硬さによって線の濃さが変わり、H系やB系を使い分けることで多様な表現が可能になります。
スケッチブックは持ち運びやすく、描きやすいサイズを選ぶと良いでしょう。
これらの道具を使いこなすことで、より豊かな表現が可能になります。
絵の勉強だけでなく、趣味として楽しむことができる鉛筆デッサン。では、鉛筆デッサンを始めたいと思ったときには、どのような道具が必要なのでしょうか。今回は鉛筆デッサンに使用する道具についてご紹介します。

どんなものが必要?鉛筆デッサンに使用する道具について
目次

01鉛筆デッサンに必要な道具とは?

鉛筆デッサンに必要な道具とは以下の通りです。 ● デッサン道具一覧 ● 初心者におすすめの道具セット ● 必須の画材とその役割 こちらを順に解説していきます。

1-1デッサン道具一覧

鉛筆デッサンには、基本的な道具がいくつか必要です。 1、鉛筆: 鉛筆は硬さによってHからBまであります。 2、消しゴム: 修正が必要な時に使います。 練り消しゴムは、細かい部分の修正に便利で、柔らかい素材が特徴です。 3、スケッチブック: デッサンを行うための専用のスケッチブックを選びましょう。 4、シャープナー:鉛筆の先を整えるために必要です。 刃物タイプと電動タイプがありますが、持ち運びやすい手動のものが便利です。 5、定規: 直線を引くのに役立つでしょう。 特に構図を整える時に便利です。 6、トレーシングペーパー: 他の作品を写す際に使用します。 透けるため、下絵の修正も簡単です。 7、クリップボード: スケッチブックを固定し、描きやすくするために使用します。 これらの道具を揃えることで、鉛筆デッサンをより楽しむことができます。

1-1初心者におすすめの道具セット

鉛筆デッサンを始める初心者におすすめの道具セットを紹介します。 このセットを揃えることで、基本的なスキルを身につけることができます。 1、鉛筆: HB、2B、4Bの3本を用意しましょう。 HBは基本的な線を描くのに適し、2Bや4Bは影や濃い部分を表現するのに役立ちます。 2、消しゴム: 練り消しゴムを選ぶと、細かい部分の修正に便利です。 通常の消しゴムも一つ持っておくと良いでしょう。 3、スケッチブック:中厚の紙を使用したA4サイズのスケッチブックが扱いやすく、おすすめです。 4、シャープナー: 鉛筆の先を整えるために、手動のシャープナーを用意しましょう。 5定規:30cm程度のものが使いやすいです。 6、トレーシングペーパー: 他の作品を写す際に便利で、薄く透けるため、下絵を修正するのに役立つでしょう。 これらの道具を揃えれば、鉛筆デッサンを楽しく始められます。

1-1必須の画材とその役割

鉛筆デッサンに必要な道具は、基本的な画材から成り立っています。 まず、鉛筆はデッサンの主役で、硬さによってH系とB系があり、HBや2Bを使うとバランスよく表現が可能です。 細かい線や影の描写に役立つでしょう。 消しゴムは修正やハイライトを加えるために必要です。 練り消しゴムは柔らかく、繊細な部分の修正に適しています。 スケッチブックはデッサンを行うための専用の紙で、厚手のものを選ぶと鉛筆のインクがにじまず描きやすくなります。 シャープナーは鉛筆を常に鋭い状態に保つための必需品で、手動のものが持ち運びに便利です。 定規は直線を引く際や構図を決める時に役立ち、正確なラインが必要な作品に重宝します。 最後に、トレーシングペーパーは他の作品を写したり、デッサンの下絵を修正するのに使われます。 これらの道具を揃えることで、鉛筆デッサンを効果的に楽しむことができるでしょう。

01鉛筆の種類と使い方

鉛筆の種類と使い方は以下の通りです。 ● 鉛筆の硬さと選び方 ● ユニとステッドラーの比較 ● フィキサチーフの重要性 こちらを順に解説していきます。

1-1鉛筆の硬さと選び方

鉛筆の種類は、主に硬さによって分類され、H系とB系、そしてFがあります。 H系は硬い鉛筆で、数字が大きくなるほど硬さが増します。 例えば、2Hや4Hは非常に細い線が描け、シャープな輪郭や細部の表現に適しているのです。 B系は柔らかい鉛筆で、数字が大きくなるほど柔らかく、濃い線を描けます。 2Bや4Bは影や濃い部分の表現に最適です。 HBは中間的な硬さで、一般的な用途に広く使われます。 選び方としては、まず描きたい作品のスタイルや目的を考えます。 細かいデッサンや下絵にはH系を、影や立体感を出したい場合はB系を使うと良いでしょう。 初心者にはHB、2B、4Bを揃えると、さまざまな表現が可能です。 また、練習を重ねることで、自分に合った硬さを見つけることができます。 これらの鉛筆を使い分けることで、デッサンの表現力が格段に向上します。

1-1ユニとステッドラーの比較

鉛筆の代表的なブランドとして、ユニとステッドラーがあります。 それぞれに特徴があり、用途に応じて使い分けることができます。 ユニは、特に日本のブランドとして知られ、品質の高さと使いやすさが魅力です。 芯が均一で、滑らかな書き心地が特徴です。 HBや2Bなどのバリエーションも豊富で、初心者からプロまで幅広く支持されています。 さらに、色鉛筆や水彩鉛筆などの種類も充実しています。 一方、ステッドラーはドイツのブランドで、特に製図用鉛筆が有名です。 硬さの選択肢が多く、精密な描写に適しており、芯がしっかりしていて、折れにくいのも大きな特徴です。 また、環境に配慮した製品作りにも力を入れています。 選び方としては、デッサンやスケッチにはユニ、精密な製図や技術的な用途にはステッドラーが適しているでしょう。 どちらのブランドも高品質ですが、自分のスタイルや目的に合わせて選ぶことが重要です。

1-1フィキサチーフの重要性

フィキサチーフは、鉛筆デッサンやシャーペンの作品を保護するためのスプレーです。 特に、グラファイトやチャコールの粉が飛び散るのを防ぎ、作品の鮮明さを保つ役割があります。 デッサンを完成させた後にフィキサチーフを使用することで、紙に描いた線や影がぼやけたり、消えたりするのを防ぎます。 使い方は簡単で、作品から離れた位置で均一にスプレーをしましょう。 すぐに乾燥し、仕上がりが無光沢で自然な仕上がりになります。 ただし、スプレーの量には注意が必要で、多すぎると作品がべたつくことがあります。 フィキサチーフを使用することで、デッサンを長持ちさせ、作品の質感を損なうことなく保存できるのです。 特に、作品展や展示に出す場合には、必須のアイテムと言えるでしょう。 これにより、安心して作品を楽しむことができます。

01消しゴムと練り消しゴムの活用法

消しゴムと練り消しゴムの活用法は以下の通りです。 ● 消しゴムの種類 ● 練り消しゴムの使い方 ● 描画を助ける消しゴムの役割 こちらを順に解説していきます。

1-1消しゴムの種類

消しゴムと練り消しゴムは、デッサンやスケッチにおいて重要な道具です。 まず、消しゴムにはいくつかの種類があり、一般的な硬い消しゴムは、鉛筆の線をきれいに消すのに適していますが、紙を傷めることがあるため、注意が必要です。 柔らかい消しゴムは、デリケートな紙に優しく、軽いタッチで消すことができます。 一方、練り消しゴムは、特に細かい部分の修正に便利です。 柔らかく、形を自由に変えられるため、影やハイライトを加える際に役立ちます。 また、練り消しゴムは、グラファイトを吸収する特性があり、描いた線を完全に消すのではなく、微妙に残すことで効果的な表現が可能です。 活用法としては、一般的な消しゴムで大まかな修正を行い、練り消しゴムで細部を整えると良いでしょう。 この組み合わせにより、デッサンの完成度を高めることができ、より洗練された作品に仕上げることができます。

1-1練り消しゴムの使い方

練り消しゴムは、デッサンやスケッチにおいて非常に便利な道具です。 その特性を活かした使い方を紹介します。 まず、練り消しゴムは柔らかく、形を自由に変えられるため、細かい部分の修正に最適です。 指で丸めたり、尖らせたりすることで、描いた線を軽く消したり、ハイライトを加えたりできます。 特に、影を軽く消すことで、立体感を強調する効果があります。 使用方法は簡単です。 まず、消したい部分に練り消しゴムを軽く押し当て、優しくこすります。 このとき、強く擦りすぎないように注意しましょう。 そうすることで、紙を傷めずに微調整が可能です。 また、練り消しゴムは、グラファイトを吸収する特性があり、描いた線を完全に消すのではなく、柔らかくぼかすことができます。 さらに、練り消しゴムは、色鉛筆やチャコールの作品にも使えます。 これにより、作品全体のバランスを整えながら、自然な仕上がりにすることができるのです。

1-1描画を助ける消しゴムの役割

消しゴムは、描画において非常に重要な役割を果たします。 まず、主な機能は修正です。 デッサンやスケッチを行う際、誤ったラインや形を描いてしまうことは避けられません。 消しゴムを使うことで、これらのミスを簡単に修正でき、作品をきれいに仕上げることができます。 消しゴムにはいくつかの種類があります。 硬い消しゴムは、鉛筆の線をしっかりと消すことができるため、細かい部分の修正に適しているのです。 一方で、柔らかい消しゴムは、デリケートな紙に優しく、軽いタッチで消すことができます。 この特性を活かして、線を完全に消さずにぼかしたり、柔らかな影を加えたりすることも可能です。 消しゴムは、描画を助けるだけでなく、アートのプロセス全体をスムーズに進めるための必須アイテムです。 適切に使い分けることで、作品のクオリティを向上させ、より効果的な表現が可能になるでしょう。

01デッサンにおける画用紙選び

デッサンにおける画用紙選びは以下の通りです。 ● ケント紙と木炭紙の特徴 ● モチーフによる画用紙の選択 ● 画用紙のサイズとその影響 こちらを順に解説していきます。

1-1ケント紙と木炭紙の特徴

デッサンにおける画用紙選びは、作品の仕上がりに大きく影響します。 ケント紙と木炭紙は、特に人気のある選択肢です。 ケント紙は、滑らかな表面が特徴で、細かい線やシャープな描写に向いています。 硬めの質感があり、鉛筆やインク、カラー鉛筆とも相性が良いです。 一方、木炭紙は、ざらざらとしたテクスチャがあり、木炭やパステルを使用する際に適しています。 この紙は、色の乗りが良く、深い色合いや柔らかな影を表現するのに役立つでしょう。 特に、ぼかしやグラデーションを使った表現が得意です。 選ぶ際は、描きたいスタイルや使用する画材に応じて、ケント紙と木炭紙を使い分けることが重要です。 それぞれの特徴を理解することで、より効果的なデッサンが可能になります。

1-1モチーフによる画用紙の選択

デッサンにおける画用紙選びは、モチーフによって大きく影響します。 具体的なモチーフに応じて、最適な画用紙を選ぶことが重要です。 静物や人物を描く場合、ケント紙が適しています。 滑らかな表面が細部の描写を可能にし、鉛筆やペンでの線がシャープに表現できます。 特に、細かいディテールを重視する際に最適です。 一方、風景や抽象的なモチーフには、木炭紙や水彩紙が向いています。 柔らかなグラデーションやぼかしを実現しやすく、自然な雰囲気を引き出せます。 また、クレヨンやアクリルを使う場合は、厚手の水彩紙が適しているのです。 この紙は水分を吸収し、色の発色も良くなります。 モチーフに応じて画用紙を選ぶことで、より効果的な表現が可能になり、デッサンのクオリティが向上します。

1-1画用紙のサイズとその影響

デッサンにおける画用紙のサイズは、作品の表現や描き方に大きな影響を与えます。 一般的に、A4やA3サイズは初心者や軽いスケッチに適しています。 持ち運びやすく、気軽に練習できるため、外出先でのデッサンにも便利です。 一方、A2やA1サイズの大きな画用紙は、より詳細な表現や迫力のある作品を制作するのに適しているでしょう。 大きなサイズは、全体の構図を考えやすく、広がりのある描写が可能です。 特に風景画や人物画など、細部にこだわる際には大判の画用紙が効果的です。 ただし、大きな画用紙は取り扱いが難しい場合もあります。 スペースを確保し、描く際の姿勢にも注意が必要です。 サイズ選びは、自分のスタイルや目的に合わせて行うことが重要です。 適切なサイズの画用紙を選ぶことで、デッサンの表現力が高まり、満足のいく作品が生まれます。

01便利なデッサン用具について

便利なデッサン用具については以下の通りです。 ● カッターナイフとその利用法 ● イーゼルの選び方 ● デッサンケースの種類 こちらを順に解説していきます。

1-1カッターナイフとその利用法

カッターナイフは、デッサン用具として非常に便利なアイテムです。 その主な利用法は、画用紙のカットや修正にあります。 特に、作品の仕上げやトリミングを行う際に役立つでしょう。 例えば、デッサンを額装する前に、画用紙のサイズを調整したり、不要な部分をカットしたりすることで、作品をより見栄え良く仕上げることができます。 また、カッターナイフは、精密なカットが可能なため、細かい形状や線を切り出す際にも重宝します。 使用する際は、カッターマットを下に敷くことにより、作業台を傷めず、安定したカットが可能になるでしょう。 刃先は定期的に交換し、常に鋭利な状態を保つことが重要です。 さらに、カッターナイフは、デッサンだけでなく、コラージュや立体作品の制作時にも使えるため、多用途で重宝します。 これにより、創作の幅が広がり、さまざまな表現が楽しめます。

1-1イーゼルの選び方

デッサン用のイーゼルは、作品を描く際の姿勢や作業効率に大きな影響を与えます。 選び方のポイントは、まずサイズです。 使用する画用紙の大きさに応じて、適切な高さや幅のイーゼルを選びましょう。 特に、A2やA1サイズの大きな作品を描く場合は、十分な安定性が必要です。 次に、タイプを考えます。 スタンドタイプは持ち運びが便利で、屋外でのデッサンに適しており、固定式のイーゼルは安定性が高く、スタジオでの使用に向いています。 素材も重要です。 木製のイーゼルは耐久性があり、重厚感がありますが、金属製は軽量で移動が簡単です。 さらに、調節機能が付いているものを選ぶと、描く角度や高さを自由に調整でき、快適に作業できます。 自分のスタイルや使用シーンに合ったイーゼルを選ぶことで、デッサンがより快適で楽しいものになります。

1-1デッサンケースの種類

デッサンケースは、画材を整理し、持ち運ぶための便利なアイテムです。 まず、トートバッグタイプは、軽量でシンプルなデザインが特徴です。 持ち手があり、外出時に必要な画材を手軽に持ち運ぶことができ、収納スペースが広いので、スケッチブックや鉛筆、消しゴムなどをまとめて入れられます。 次に、ハードケースは、強固な外装で画材をしっかり守ります。 特に、木炭やパステルなど壊れやすい画材を持ち運ぶ際に最適です。 さらに、スリムケースは、薄型でコンパクトなデザインが特徴です。 狭いスペースにも収まりやすく、必要最低限の画材を持ち歩くのに適しているでしょう。 選ぶ際は、使用する画材や自分のスタイルに合わせて、機能性やデザインを考慮することが大切です。 これにより、デッサンがより快適に楽しめます。

01鉛筆デッサンに必要な道具

鉛筆デッサンを始めるときには、それほど多くの道具は必要ありません。極端に言えば、鉛筆と紙があればいつでも鉛筆デッサンを楽しむことができます。
ただし、デッサンとしてより幅広い表現をしたいという場合、鉛筆だけでも様々な種類のものを使う必要があります。
普通に字を書いたりする場合、鉛筆は一種類あれば十分ですが、スケッチに使用する場合にはメーカーや固さなどを選ぶことが重要です。
さらにデッサンはそれだけでもひとつの作品になるもの。
もし作品として鉛筆デッサンを行う場合には、それにふさわしい道具を揃える必要があります。

02鉛筆デッサンをはじめるときの最低限の道具

鉛筆デッサンは初心者でも取り組みやすいのが特徴。では、もし最低限の道具で鉛筆デッサンを始めたいと思ったときには、どのようなものを揃えればよいのでしょうか。

2-1鉛筆

鉛筆デッサンに欠かせないものといえば鉛筆です。鉛筆デッサンを行うときには家庭にあるものを使っても構いませんが、できればデッサン用のものや、デッサンに適したものを使用するとよいでしょう。
デッサンに向いた鉛筆としておすすめなのが、ステッドラー社の「マルス・ルモグラフ」や三菱の「ハイユニ」。これらの鉛筆は質が高く、書き心地がよいためストレスなく鉛筆デッサンを行うことができます。特に「ハイユニ」は手に入りやすく書き心地もよいと言われています。
もし質の悪い鉛筆を使っていると、先端が折れやすい、描くのに力が必要など、使いにくいことも多いため、あまりおすすめできません。
芯の硬さや濃さはそれぞれ多くの種類がありますが、最初から全部を揃える必要はありません。はじめは「B」か「2B」、「H」などがあれば十分です。

2-2練り消しゴム

描いたものを消すために使われるのが消しゴムです。楽しみとしてデッサンをしている人や、初心者の場合、家庭にある一般的な消しゴムで十分。
ただし、一般的なプラスチックの消しゴムは画用紙を傷めてしまいます。一度画面が傷ついてしまうと、次からは鉛筆が画面に乗りにくくなってしまうもの。それを防ぐために、本格的にデッサンを行う人たちが使っているのが練り消しゴムです。
練り消しゴムは画面を痛めず、鉛筆の粉を取り除くことができる便利な道具。さらに、練り消しゴムは描いたものを消すだけでなく、線をぼかして光の濃淡などを表す筆記具としても使われます。

2-3カッターナイフ

鉛筆を削るときには、刃がついた鉛筆削り器を使用するのが一般的です。しかしデッサンの場合、鉛筆の寝かせて広い面積を塗るといった特殊な使い方をするため、鉛筆削り器ではなく、カッターナイフや小刀を使って鉛筆を削ります。
もちろんカッターナイフや小刀は家庭にあるもので十分。切れ味の良いものを使用しましょう。

2-4

デッサンには画用紙やスケッチブック、ケント紙などが使われます。鉛筆の乗りが良いため、画面に多少凹凸のある中目のものがおすすめ。また紙のキメが荒くないもののほうが初心者には扱いやすいでしょう。
もし細部の細かい描画をする場合はきめの細かいケント紙を使用しましょう。
一般的に、ひとつのモチーフを描くならB4サイズ程度がベストだと言われています。

2-5モチーフの下に敷く白い布、または紙

デッサンには、描く対象になるモチーフが必要です。モチーフはどのようなものでも構いませんが、その下に敷く白い布や紙があるとよいでしょう。新しいものを購入しても構いませんが、テーブルクロスなどでも代用できます。

03鉛筆デッサンの表現を深める道具

デッサンは非常に奥が深いもの。表現を深めるためには道具の使い方も重要になります。

3-1鉛筆

鉛筆デッサンで使われる鉛筆は「2H」から「4B」あたりがデッサンに適するとされていますが、この数字とアルファベットは硬さや濃さを表しています。
アルファベットの「H」は「HARD(ハード)」の略で、数字が多いほど芯が固く、薄くなります。一方、「B」は「BLACK(ブラック)」の略で数字が多いほど芯が柔らかく、黒が濃くなります。これらの鉛筆を使い分けることで、表現の幅を広げることができます。

3-2ガーゼ、ウェス

「ガーゼ」や「ウェス」などの布類もデッサンで使用されることがあります。これらの布類は、鉛筆で描いた線をこすることで、その部分をぼやかしたり、曖昧にしたりすることができます。
これらの布類は専用のものも販売されていますが、使い古した木綿や着古したシャツ、ティッシュペーパー、キッチンペーパーなどで代用できます。専門家の場合は食パンなどで代用することもあります。

3-3擦筆(さっぴつ)

「擦筆(さっぴつ)」とは描いた部分を伸ばしたり、押し付けたりすることで、画面に変化を与えるための道具です。鉛筆と同じように擦筆にも硬いものや柔らかいものがあり、太さにも種類があります。
より豊かな線の表情を表したいときに使用します。

04鉛筆デッサンであると便利な道具

こんな道具があると、便利になります。

4-1スケール

デッサンのときに全体のバランスを決めるための道具がスケール。スケールは構図を決めたり、大きさや比率を測るためにも使用します。

4-2デスケル・はかり棒

デッサンで大切なのが構図。初心者の場合、構図が狂ってしまうことがありますが、「デスケル」や「はかり棒」などでモチーフの比率を計ることで、構図を正しく保つことができます。専用の「デスケル」「はかり棒」がない場合でも、30センチ程度の細くてまっすぐな棒であれば、バーベキュー串などでも代用することが可能です。

4-3イーゼル

イーゼルを使うと視線が固定。安定した作業の持続を可能になります。また、描くときの正しい姿勢を保つことができるため、疲れやすい人にもおすすめです。

4-4木製パネルやカルトン(画板)

画用紙を持ち運ぶときに欠かせないのがカルトン。デッサンはカルトンに画用紙を固定して行うため、外でデッサンを行うときなどに役立ちます。

4-5カルトンバッグ

カルトンは大きくかさばるものですが、カルトンバッグを持っていると持ち運びに便利。バッグは蓋つきのものを選ぶとよいでしょう。

4-6クリップ、画びょう、水張りテープなど

カルトンに画用紙を固定するためにはクリップや画びょう、水張りテープなどが使われます。クリップを使うときには、目玉クリップなどと呼ばれる大き目のものが便利です。

4-7フィキサチーフ(定着液)

せっかく完成したデッサン。しかし、放置しておくとこすれることによって線がにじんだりかすれたりすることがあります。そんなときに使われるのが「フィキサチーフ」。「フィキサチーフ」を使うと、鉛筆の線を定着、粉が落ちない状態を保つことができます。

4-8羽ぼうき

画面に消しゴムのカスがついたとき、不用意に払ってしまうと線が消えたり汚れたりすることがあります。それを避けるために羽ぼうきを用意しておくと便利です。

4-9鉛筆ホルダー

デッサンを行っていると、思っているよりも早く鉛筆が短くなります。せっかくの鉛筆を最後まで使い切りたいという場合には鉛筆ホルダーを使用するとよいでしょう。

01まとめ

鉛筆デッサンに必要な道具は、鉛筆、消しゴム、スケッチブック、シャープナー、定規などがあります。 鉛筆は硬さを使い分けることで、細かい線や影を表現できます。 消しゴムは修正だけでなく、ハイライトを追加するのにも役立つでしょう。 スケッチブックは、描きやすいサイズを選ぶことが大切です。 これらの道具を組み合わせることで、デッサンの幅が広がり、表現力が向上します。 道具を使いこなすことで、自分のスタイルを確立する楽しさも感じられます。
通信講座の諒設計アーキテクトラーニング編集部
280講座以上の資格取得できる通信講座を運営する諒設計アーキテクトラーニング編集部が運営するコラムです。心理カウンセラー、ドッグトレーナー、リンパケアセラピストなど、実践的で需要の高い資格を提供しており、学習者は自分のペースで学べる柔軟なカリキュラムを受けることができます。専門知識を短期間で習得できるよう設計されており、仕事や趣味に役立つスキルを身につけることが可能です。
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