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キャンドルデザイナー

キャンドルを最後まで使い切るには

気に入ったキャンドルはできるだけ長く楽しみたいものですが、意外に多いお悩みが「最後まで使いきれない」ということ。実際にキャンドルを最後まできちんと使い切れる人は多くはありません。では、どのようにすればキャンドルをキレイに使い切ることができるのでしょうか。今回はキャンドルを最後まで使い切る方法についてご紹介します。

どうすればいい?キャンドルを最後まで使い切るには
目次

01キャンドルを最後まで使うには?

キャンドルをきちんと使いきれない理由として最も多いのが、キャンドルの一部だけが溶けたバランスが崩れてしまうというものです。

1-1ロウを均一に溶かす

もしキャンドルを最後まで使い切りたいという場合、大切なのが「ロウを均一に溶かす」ということ。
ロウが均一に溶けず、片方だけが残ってしまったり、早く溶けたりすると、バランスが崩れてキャンドルが傾いてしまい、最後まで使うことができません。
また、芯の周りだけがえぐれるように燃えてしまった場合も同じことで、こちらはなかなか点火しない、火をつけるたびに黒煙が出てしまうなど、上手にキャンドルを灯せない原因となってしまいます。

02ロウを均一に溶かす方法

それでは、均一にロウを溶かしたい場合、どうすればよいのでしょうか。

2-11回の燃焼時間を長くする…1~2時間程

キャンドルを偏りなく使いたいという場合、まず気を付けたいのが燃焼時間です。アロマキャンドルなどの場合、ちょっとだけ使いたい、短時間だけ楽しみたいということも少なくありませんが、短い時間だけ使用すると、キャンドルの中心だけが燃えて燃え残りが多くなってしまいます。そうなると、なかなかキレイに使い切るのは難しいもの。
もしキャンドルに火をつけた場合、最低でも一時間、余裕があるなら二時間程度は火をつけたままで置いておきましょう。そうするとロウが均等に溶け、表面を平らな状態で保つことができます。
ただし、キャンドルをキレイに保ちたいからといって、火をつけたあとにお風呂に入ったり、眠ってしまったりするのは危険です。キャンドルが点灯したり、火がどこかに燃え移ったしまったら火事になってしまうため、キャンドルに火がついている間は目を離さないようにしましょう。

2-2先端ではなく芯の根もとに火をつける

キャンドルに火をつけるときには、まず芯をまっすぐに立てることも必要です。もし芯が傾いている場合、片方だけが溶けてしまう原因になります。そのため、火をつける前に芯がまっすぐになっているか確認しておきましょう。
また、火をつけるときにはついつい芯の先端に炎を近づけてしまうものですが、できれば芯の根本に着火するようにしましょう。
キャンドルの芯はロウを溶かしながら燃えるため、芯の先端に火をつけた場合、途中で火が消えてしまったり、点火するために時間が掛かったりすることもあります。
さらに火をつけるとき、もし芯や先端部にホコリがついている場合はきれいに取り除いておくとよいでしょう。ホコリなどの不純物が入っていると燃焼に差が生まれるため、均一にロウを溶かすことができなくなります。その際、濡れた布などを使うのがおすすめですが、芯まで濡らしてしまうと点火しづらくなるので注意するとよいでしょう。

03均一に溶かすための注意点

きちんとキャンドルを最後まで使い切るには、ロウを均一に溶かすことが必要。そのために注意したいポイントがあります。

3-1火をつける前に芯の長さを確認

まず、火をつけるときには芯の長さを確認しましょう。もし芯が長すぎる場合、火が大きくなりすぎて芯の周囲だけがくぼんでしまいます。そうなると再点火するときに火がつかなくなり、最後まできれいにキャンドルを使いきれなくなってしまいます。
もし芯が長すぎるときには、5ミリ程度の長さになるようにカットしましょう。また、芯が短くなりすぎても上手に点火することができなくなります。芯が2ミリ以下になった場合、周辺のロウをマッチなどの火で溶かして液だまりを捨てて芯の長さを調節しましょう。なお、液だまりを捨てるときにはシンクなどに流すのではなく、ティッシュなどでこよりを使ってロウを吸い取ると簡単に処理でき、火傷やシンク掃除などの心配もなくなります。

3-2風を避ける(キャンドルホルダーに入れるなど)

キャンドルの炎は風の影響を受けやすいもの。いつも同じ方向から風が当たっていると、炎が傾いてどうしても片側のロウだけが溶けてしまいます。
風が強い場合にはロウが飛び散って家具や床を汚してしまったり、火傷の原因になったりすることもあるため、キャンドルに火をつけるときにはできるだけ風のない場所を選ぶことも重要になります。また、窓際でなくても、エアコンの吹き出し口の下や扇風機の風が当たりやすい場所などには注意しましょう。
夏場などでどうしても風ができてしまうという場合には、キャンドルホルダーなどを使えば風の影響を最小限に抑えることもできます。
また、ロウソクを消すときに強く息を吹きかけると、それが偏りの原因になることもあります。

3-3平らな場所で使用する

キャンドルに火をつけるときには、平らな場所を選びましょう。もし傾斜のある場所の場合、キャンドルの片方だけが溶けてしまい、最後まで使い切ることができません。
特に自分ではまっすぐの場所のつもりでも、微妙な傾斜などがある場合もキャンドルに影響を与えます。その場合、ロウの減り具合などを確認すると、傾いているかどうかを判断することができます。

04バランス悪く溶けたロウの対処法

最後まで使い切りたいと思っても、片方だけロウが溶けてしまうことも少なくありません。もしバランス悪くロウが溶けてしまった場合、どのような対処方法があるのでしょうか。

4-1グラス入りの場合

グラス入りのキャンドルの場合、グラスの底や隅にロウが固まってしまうことは少なくありません。その場合には、まず湯煎を試してみましょう。
六十度程度のお湯をボウルに張り、その中にロウが固まったグラスを入れます。ロウの融点は六十度程度なので、お湯の熱でロウが溶けていきます。
ロウが溶けたらグラスを平らな場所に置いて放置すると、再びロウを平らにすることができます。
なお、お湯の温度が下がって来るとロウはすぐに固まり始めるため、作業のときには手早く行うことが必要です。また、熱いお湯を扱うため、火傷にはくれぐれも注意しましょう。また、湯煎を行う場合には水がキャンドルのグラスなどに入らないように注意しましょう。

4-2太いキャンドルの場合

太いキャンドルを使っている場合、どれだけ偏りに気を付けても芯の部分だけが溶けてへこんでしまうことがあります。そうすると芯の部分だけが低くなってしまい、上手く燃焼することがでできません。
それを防ぐためには、ロウソクの火を消した後は必ず溜まったロウは捨てるようにしましょう。
また、もし芯の根本だけがへこんでしまったという場合、周囲に出来たロウの壁を切り取るという方法もおすすめ。
芯を囲んでいるロウの壁を切り取ることで、芯の部分に酸素が届きやすくなり、それ以上根本のロウだけが溶けるのを防ぐことができるだけでなく、キャンドルの立ち消えも防ぐことができます。

05まとめ

なかなか最後まで使い切るのが難しいキャンドルですが、ちょっとした工夫と気配りがあれば簡単に最後まで燃焼させることができます。いくつかのポイントを押さえて、キャンドルのある生活を楽しんでくださいね。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
間白まあや 先生
アロマキャンドル講師
1985年生まれ。銀座のエステサロンでセラピストとして活躍した経験を活かし、現在はフリーで活動中。アロマキャンドルなど、アロマクラフトのワークショップの主催もしています。

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