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華道の資格や免許

華道だけでなく、どの分野でも資格や免許は重要なもの。では華道の資格や免許にはどのような種類があるのでしょうか。

華道の資格や免許
目次

01華道の資格や免許

華道だけでなく、どの分野でも資格や免許は重要なもの。では華道の資格や免許にはどのような種類があるのでしょうか。

1-1華道各流派の教室でとれる免状

華道を習う場合、もっとも一般的な方法は華道教室や生け花教室に入門することです。多くの場合、それぞれの教室は華道の流派に所属しているもの。つまり、華道教室や生け花教室で学ぶということは、それぞれの流派が持っている華道の技術や知識を学ぶということになります。
その技術と知識を身につけた証明となるのが「免状」と呼ばれるものです。

1-2流派への弟子入り以外の生け花関連の資格はさまざまある

華道や生け花を始めるときには、流派への弟子入りや入門が基本となります。「免状」はその流派が発行している実力証明のようなものですが、実際には流派が認める免状以外にも、生け花関連の資格は数多く存在します。
たとえば、華道に関する基本的な知識の持ち主に与えられる「花の活け方インストラクター」や華道の基礎知識に加えて華道の歴史や流派による生け方の様式、特徴などについての資格「華道アドバイザー®」、花のデザインのプロフェッショナルである「フラワーデザイナー」「フラワー装飾技能士」など、資格の種類はさまざまです。
これらは民間の団体が主催・認定を行う民間資格ですが、資格を取得していると生け花についての知識と技術を証明することができるため、花に関する仕事をしたいという方は取得を目指して勉強することをおすすめします。

02華道のお免状とは?

華道を習い続けているとやがて「お免状」の取得をすすめられることもあるはず。では「お免状」とはどのようなものなのでしょうか。

2-1お稽古に通っていると上達に応じて職位が昇格する

「お免状」とは、簡単に言えばその流派でどのようなことを学んだか、どんな実力を持っているかという証明になるものです。
お稽古に通って技術が上達すると、それに応じて職位が昇格していきます。「お免状」は職位ごとに新しいものがもらえるため、華道を学ぶ上でひとつのモチベーションにもなります。

2-2お免状と職位の種類や数は、流派によって変わる

流派の中での技術や経験の証明となる「お免状」と「職位」。この「お免状」と「職位」の種類や数は流派によっても異なります。
また、「お免状」と「職位」の重要な役割が、人を教えられるかどうかという点。華道では、ある程度の実力がなければ人に教えることはできませんが、「お免状」と「職位」はその目安となる役割を持っています。
たとえば、「お免状」と「職位」の種類が多い池坊の場合、教室を開く目安と言われるのが「脇教授三級」というレベル。一方、小原流では「准教授」というお免状を取得することで、小原流の生け花を教えるための資格や雅号を付ける権利が得られます。また、草月流では「四級師範」を取得することで草月流の先生として自分の弟子を取ることができます。

2-3履歴書にも書ける

華道の「お免状」と「職位」はあくまでも流派の中でのもの。しかし、これらの「お免状」や「職位」は資格のひとつとして履歴書に記載することも可能です。
特に花や日本の伝統文化に関わる仕事で働きたいという場合、「お免状」と「職位」を取得していると就職などで有利に働くことがあります。また、「お免状」や「職位」が低い場合や、まだ取得していないという場合でも「○○のお免状(職位)を目指して勉強中です」などと書くという方法もあります。
また、花に関係ない仕事の場合でも、日本の文化に興味がある外国人と接する機会が多い場合、華道の「お免状」と「職位」が役立つことがあります。

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03華道のお免状の種類

先ほど説明したように、お免状は流派や職位は流派によって異なります。では、実際のお免状にはどのような種類があるのでしょうか。

3-1池坊の場合

華道の三大流派に数えられる池坊の場合、まずは「入門」から始まり、「初等科初伝」「中等科中伝」「高等科皆伝」と昇格していきます。
「高等科皆伝」までくると、池坊の華道について一通りの知識と技術を学んだという扱いになりますが、この段階ではまだ人に華道を教えることはできません。
その後、「師範科華掌」「脇教授三級」と昇進し、「脇教授三級」になると初めて人に華道を教えることができます。「脇教授三級」は「教授者」と呼ばれるものですが、「教授者」にも「脇教授」「准教授」「正教授」という三種類があり、それぞれ一級から三級の段階に分かれています。
一般的には、「正教授」となってから教室を開くのが通例と言われています。
ただし、「正教授一級」の上にもさらに資格があり、「准華督」「華督」「副総華督」「総華督」と続いていきます。これらのお免状の取得には技術だけでなく、年齢の制限もあります。たとえば「准華督」は四十歳以上、「正教授一級」を取得してから五年が必要。「華督」の場合は四十五歳以上で、「准華督」の取得から五年が必要です。
これは華道の技術だけでなく、人間としての成長や精神的な面での向上も必要であるという基本的な考えに基づいています。

3-2小原流の場合

小原流も池坊と同じく、「入門」から始まりますが、その後は「初等科」「本科」「師範一期」「師範二期」「准教授」という流れになります。
人に教えられるのは「准教授」からですが、小原流の場合には「准教授」の取得までには七十二単位の稽古が必要とされています。
「准教授」の後は「四級家元教授」「三級家元」「二級家元脇教授」「二級家元教授」「一級家元脇教授」「一級家元教授」という職位が続きます。

3-3草月流の場合

草月流の場合は、「普通四級」「普通三級」「普通二級」「普通一級」というカリキュラムで進んでいきます。一級を修了すると雅号の申請が可能で、その後は「四級師範」となり、そこから弟子をとって華道を教えることができるようになります。
また、四級師範以上は「草月指導者連盟」に参加することが可能。その後は「三級師範」「参与」「常任参与総務」「常任総務」「一級師範顧問」「一級師範理事」と昇格していきます。

04華道の免状の申請費用

華道を学んでいるとお免状の取得が大きな目標となりますが、実は取得の際にはある程度の費用が必要です。
この費用も、各流派で階級設定、単位数、金額はさまざま。また、ほとんどの流派では金額は一般には公開されていません。
ただし、もっとも下の職位では五千円から一万円というのが相場と言われています。
また、階級が上がっていくに従って申請の費用も高額になるという点も共通しています。
さらに、弟子を取って教えたいという場合にはそのための資格や許可が必要になるという流派もあり、別途の費用が必要となります。
かつてはお免状の申請をすると、それと同じ額を先生に包むというしきたりがあった流派も珍しくなかったようですが、現在ではお免状の申請に学割制度などが用いられるところもあるため、華道を習ってお免状が欲しいという場合、それぞれの流派の制度について調べてみることをおすすめします。

05まとめ

お免状や資格は実力や知識を証明するだけでなく、華道を学ぶ上で大きなモチベーションとなるもの。といっても、お免状を取得せずに稽古を進めることもできるため、自分にあった方法を選んでみてはいかがでしょうか。

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