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レジンアートデザイナー

レジンの型の取り方とコツ

レジンは自由に形を変えられるため、ハンドクラフト作品の素材として人気があります。中でも型取りが上手にできれば、作れる作品の幅がぐっと広がります。しかし、上手に型を取るのはなかなか難しいもの。どうすればレジンできれいに型を取ることができるのでしょうか。今回はレジンの型の取り方とコツについてご紹介します。

ハイレベルな作品を目指すなら!レジンの型の取り方とコツ
目次

01レジンの型取りとは?

レジンで作品を作るときに重要な型取り。そもそも型取りとはどのような作業のことなのでしょうか。

1-1通常は市販の型を使用

型取りとは、簡単に言えばオリジナルの原型を作ることです。通常は市販されているシリコンの型などを使用して、そこにレジンを流し込み、固めて作品を作ります。
しかし、自分の作りたいと思った形やサイズのシリコン型が販売されているとは限りません。そんなとき、必要なのは自分で型を作ること。
新しい型を自分で作ることで、市販されているものだけではなく、オリジナルの造形が可能となり、作る作品の幅を広げることができます。

02レジンの型の取り方

では、具体的にはレジンを使った型の取り方にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1シリコンゴム、石膏粘土などで原型をつくる

型取りは、まず原型が必要になります。その原型を基本として、型を抜くのが型取りの基本的な方法になります。
これらの素材には、一般的にはシリコンゴムや石膏粘土などが使用されます。
原型を作るためのシリコンゴムは、百円ショップなどで販売されているため、簡単に手に入れることができます。販売されているシリコンゴムは、二種類の液体を混ぜ合わせることで粘土状の物質に変形、そこから原型を作ります。
また、同じく百円ショップで購入できるものの中で、原型作りに役立つと言われているのが「おゆまる」。「おゆまる」は、ハンドクラフト用のプラスチック粘土で、約八十度のお湯につけることで柔らかく変形、手で好きな形に成型することができます。
この特徴を利用して、柔らかくした「おゆまる」に作りたい形を押し付ければ、自分の好きな原型を作ることができます。「おゆまる」の場合、お湯に入れて再び温めればまた形を変えるため、失敗してもすぐにやり直せるのが大きなメリット、さらにリーズナブルな価格なので、原型づくりの素材として人気を集めています。
また、最近ではレジンの型取りができるシリコンモールドメーカーも発売されています。
その他にも、石膏や石膏粘土などが原型を作る素材として使用されますが、注意したいのは油粘土。油粘土は手に入りやすい素材ですが、型が変形したり、レジンがなめらかにならないといったことが起きる可能性もあります。絶対にできないというわけではありませんが、初心者は油粘土は避けたほうがよいでしょう。
このように原型を作るためには様々な素材が用いられますが、もし簡単な原型を作る場合には「おゆまる」、複雑な形のものを作る場合にはシリコンなど、形によって素材を変えるという方法もあります。

2-2原形の型をプラスチック板などに固定する

それでは、どのようにすれば原型の型を作ることができるのでしょうか。まず、必要なのは原型の型ですが、このとき注意したいのは、それが型取りができるものかどうかということ。
原型の型を取ったときには、それを抜き出すことが必要になりますが、もし内側にくぼみがある場合などは、その部分が引っ掛かってしまい、抜き出すことができなくなります。
そのため、まず原型の型を用意するときには、内側に引っかかりがないかどうかを確認することが必要です。そのため、まず型取りを行うときには凹凸の少ないシンプルな型を選びましょう。
内側に引っかかりがないかどうかを確認したら、その原型よりも一回り大きなサイズのプラスチックの板に原型を乗せて、接着剤で接着します。

2-3型にレジンを流し込む

次に、型の中にレジンを流し込みます。このとき、しっかりとレジンがいきわたるように注意しましょう。また、レジンにはUVレジンやエポキシレジンをはじめ、様々な種類があり、固まるまでの時間にも違いがあります。ただし、どのようなレジンでもそれほど急激に硬化することはまずないため、ゆっくりと落ち着いてレジンを取り扱うように心がけましょう。

2-4気泡はつまようじなどでつぶす

レジンを取り扱うとき、大きな問題となるのが空気の泡である気泡です。気泡が入ってしまうと、レジンの透明感を損なってしまうだけでなく、耐久性に問題が生まれることも少なくありません。そのため、レジンを流し込むときにはできるだけ気泡ができないように注意することが必要です。
レジンの中に気泡が入ってしまう原因として、もっとも多いのがあわててレジンを流し込み、そのときに空気が入ってしまうというもの。そのため、できるだけあわてず、レジンを扱うことが重要になります。
また、もし気泡が入ってしまった場合にも焦らないこと。大きな気泡の場合には、つまようじなどを差し込むことで空気を抜いて気泡を潰すことができます。
ただし、レジンは水分には弱いため、つまようじなどを使うときにはしっかりと乾燥しているかどうか、確認してから作業を行うようにしましょう。

2-5しっかり乾いてからレジンを取り出し完成

しっかりとレジンが乾燥して固まったら、型から抜き出して完成です。
このとき注意したいのは、レジンがきちんと硬化しているのかという点。レジンは種類にもよりますが、エポキシレジンなどを使用した場合、四十八時間程度乾燥に時間が必要になることもあります。ただし、これはあくまでも目安で、季節や湿度、温度などによって乾燥までの時間は異なります。
また、UVレジンの場合には、紫外線がきちんと当たっていない場所は固まりづらい場合もあります。きちんとレジンが乾燥していないという場合、無理をして取り出そうとするとそれまでの苦労が水の泡になってしまうこともあるので、十分に注意しましょう。

03きれいに型をとるコツ

きれいに型を取ることは、美しい作品を作ることにつながります。ではきれいに型を取るにはどのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。

3-1レジン液は細部までしっかり流しこむ

型を取るためには、レジンを細かい部分までしっかり流し込むことが必要です。特に凹凸の多い型や、尖っている部分があるものでは、なかなか先端やくぼみの隙間までレジンが入り込まないこともあります。レジンによっては粘度が高いものもあり、その場合にはなかなか細部までいきわたらないこともあるので注意しましょう。

3-2細かいところはつまようじで調整

もし細かい部分がうまくいかない場合には、つまようじなどで調整するとよいでしょう。つまようじは先端がとがっているだけでなく、使い捨てができるためレジンを使った作業では非常に重宝します。

3-3複製には丈夫なシリコンを使うとよい

無事に型ができたら、複製を作っておくのも良い方法です。複製画あれば、色や模様などに変化をつけることができます。そのときに便利なのが丈夫なシリコン素材。シリコンを使うと、耐久性のある複製を作っておくことができます。

04まとめ

オリジナルの型をスムーズに作ることができれば、人とは違う独創性の高いハンドメイド作品を制作することにつながります。最初はハードルが高いと感じるかもしれませんが、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この講座は!プロの監修を受けています!

講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
runrun 先生
アクセサリーショップ運営
静岡県浜松市出身。物流業界のOLを経てハンドメイド(UVレジン)の世界へ。 minneギャラリーにてハンドメイドアクセサリーショップ「Ange.mignon〜アンジュ.ミニョン」運営。

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