これさえあれば大丈夫!DIYの工具の種類と選ぶポイント
DIYに欠かせないのが工具です。工具は100円ショップでも購入できるほか、ホームセンターなどでも手に入ります。今回はDIYで使用する工具の種類や、工具選びのポイントをご紹介します。
- 目次
01最初に用意したいおすすめ道具
DIYには様々な道具がありますが、最初はいくつかの道具をそろえるだけでもDIYを始めることができます。DIYの工具はホームセンターなどに行けば購入できるほか、100円ショップでも手に入ります。ホームセンターで販売されているもののほうが作業には便利ですが、最初は100円ショップで購入し、続けられそうであれば良いものを買うという方法が賢い手段かもしれません。
1-1電動ドライバー
DIYを始めるときに、あると便利なのが電動ドライバーです。電動ドライバーは、電気で動くねじ回し。もちろん、手動のドライバーがあれば作業は便利ですが、電動ドライバーがあれば、作業は格段にはかどります。
電動ドライバーには、大きく分けて3つの種類があります。まず、小型の電動ドライバー。これはコンパクトサイズの電動ドライバーです。次に「ドリルドライバー」。ドリルドライバーは木材などに穴を開けながらねじを締めていくドライバーです。プロの作業にも使われることが多く、ドライバーの開店する力を調整することもできます。そのため、締め付け過ぎないけれども緩まないといった細かな調整を行うことができます。
もうひとつの電動ドライバーの種類が「インパクトドライバー」です。インパクトドライバーは回転しながら内部につけられたハンマーによって衝撃を生み出し、叩きながらねじを回転させるドライバーです。当然、ドリルドライバーよりも強力にねじを締めることができるだけでなく、硬くてねじが回らないといった場合に力を発揮します。さらにドリルドライバーよりもねじを締める速度も速いため、作業の速度を短縮することができます。
初心者の場合、電動ドライバーの中でおすすめなのが小型の電動ドライバー。小型の電動ドライバーは大きなものに比べるとパワーはありませんが、その反面扱いやすいのが特徴です。特に、初めて電動ドライバーを使用する場合、力加減が分からず、ねじ山を潰してしまうこともあります。また、女性の場合、ドライバーの取っ手が大きすぎることもあり、手を滑らせると大きな怪我につながってしまうこともあります。さらに、小型の電動ドライバーの場合、音が小さいというのも特徴。ドリルドライバーやインパクトドライバーは、使用するときかなり大きな音を立てるため、マンションに住んでいる、夜にもDIYをやりたいと言う場合には、静音性に優れた小型の電動ドライバーがおすすめです。
1-2サシガネ
サシガネは金属製の定規です。長さや直角を計ったり、平行線を引くこともできます。DIYで木材をカットする場合、あると非常に便利です。
1-3水平器
水平器は、物が水平になっているかどうかを計る道具です。水準器と呼ばれることもあり、棚やバーなどを取り付けるときにはそれが斜めになっていないかを確かめることができます。手で持つものもありますが、簡単に固定できるマグネット付きのものがおすすめです。
1-4やすり
カットした部分を滑らかにしたり、角を丸くしたいときに便利なのがやすり。金属製のものや、紙やすりなど色々なタイプ、さらに番号によって様々な目の粗さがあります。
1-5のこぎり
木材を自分で切り落とすときや、ちょっと余った部分を詰めると言う場合、のこぎりの出番。両刃のものや片刃のものなど、様々な種類がありますが、まずは万能型のものがあると便利でしょう。なお、女性の場合には扱いやすい刃渡りの短いものがおすすめです。
1-6金槌
金槌は釘を打つときだけでなく、面を合わせるとき、はまりにくい部品を押し込むときなど、多くの場面で活躍します。反対側にくぎ抜きがついているものを選ぶと便利でしょう。また、女性の場合にはコンパクトサイズのものを選びがちですが、あまりに小さすぎると遠心力が働かず、力が必要になります。そのため、ある程度は大きさと重さのあるものを選ぶとよいでしょう。
1-7カッター
クッションフロアや壁紙のカットに便利なのがカッター。小型のものや安価なものもありますが、こちらも小さすぎると持ちにくく、手が滑ってケガをする原因にもなります。購入するときは一度握ってみて、手の大きさに合ったもの切れ味の良いものを選びましょう。
1-8キリ
意外と穴をあける機会の多いDIYはキリも便利な道具です。釘を打つときやねじを締めるときなど、キリで少し穴を開けておくと、打ちやすくなります。また簡単なDIYでも糸を通す穴を開ける機会も少なくありません。そのため、ひとつは持っておいたほうがいいでしょう。
02あれば便利な道具
DIYで必要な道具は多くはありませんが、あると作業の効率がアップする便利な道具もあります。
2-1ソーガイド
ソーガイドというと聞きなれない方も多いかもしれません。ソーガイドはのこぎりで木材を切るときの補助のための道具です。木材をまっすぐに切断するのはなかなか難しいものですが、ソーガイドはのこぎりをプレートにぴったりと挟んでくれるので、初心者でも左右にずれることなく、まっすぐきれいに木材をカットすることができます。また、まっすぐ木材を切り落とすときだけでなく、斜めに角度をつけることもできます。のこぎりはプロにとっても扱いの難しいものですが、ソーガイドがあれば初心者でも簡単に木材を扱うことができます。木材のカットはホームセンターでも行ってもらえますが、自宅に帰ってから大きすぎたということもあるので、のこぎりを使う機会が多い人は、揃えておくと非常に役立つ道具です。
2-2クランプ
クランプとは、材料を加工するために使用する道具です。材料と作業台を挟んで固定するタイプや、洗濯ばさみのように使えるタイプのものがあります。また、ねじを締める、材料を接着するといった場合、素材を一時的に固定するときにも役立ちます。DIYに慣れない間は、材料が動いてしまい上手く作業できないということもあるため、こちらもあると非常に便利な道具と言えるでしょう。ただし、クランプを選ぶときには、開き幅の狭すぎるものは避けること。狭すぎると使いづらくなってしまうため、最低でも50ミリ以上のものを選びましょう
2-3タッカー
タッカーはいわば大型のホッチキス。ホッチキスは挟まなければ使うことができませんが、タッカーは押し付けるだけでも使用できるため、ベニヤ板の固定や家具に布を張る場合、壁紙を貼る場合に便利です。価格も千円台から揃っているため、家庭でのDIYにはあると便利な工具です。
2-4下地センサー
下地センサーとは、壁の中の柱を探すことができる道具です。壁に釘やねじを使用する場合、ボードの上に留めてしまうと強度が不足するため、柱に取り付ける必要がありますが、見えない部分の柱を探し出すのは一苦労です。そんなときに活躍するのが下地センサー。DIYはもちろん、ちょっとした手すりやハンガー、本棚の補強など日常生活にも役に立ちます。
2-5補修用パテ
補修用パテは木材の穴やひび割れなどを補修するためのものです。割れた部分にパテを詰めて乾燥させることで、壊れや痛みを補修することができます。素材が傷んでいるとどうしてもそこに目が行ってしまうものですが、補修用パテを使うことでしっかり補修しておくと、見栄えがぐっとよくなります。
03まとめ
DIYには様々な道具がありますが、最初からすべてを揃える必要はありません。まずはドライバーと金槌程度から始めて、必要に応じて買いそろえていくとよいでしょう。
1-1電動ドライバー
DIYを始めるときに、あると便利なのが電動ドライバーです。電動ドライバーは、電気で動くねじ回し。もちろん、手動のドライバーがあれば作業は便利ですが、電動ドライバーがあれば、作業は格段にはかどります。
電動ドライバーには、大きく分けて3つの種類があります。まず、小型の電動ドライバー。これはコンパクトサイズの電動ドライバーです。次に「ドリルドライバー」。ドリルドライバーは木材などに穴を開けながらねじを締めていくドライバーです。プロの作業にも使われることが多く、ドライバーの開店する力を調整することもできます。そのため、締め付け過ぎないけれども緩まないといった細かな調整を行うことができます。
もうひとつの電動ドライバーの種類が「インパクトドライバー」です。インパクトドライバーは回転しながら内部につけられたハンマーによって衝撃を生み出し、叩きながらねじを回転させるドライバーです。当然、ドリルドライバーよりも強力にねじを締めることができるだけでなく、硬くてねじが回らないといった場合に力を発揮します。さらにドリルドライバーよりもねじを締める速度も速いため、作業の速度を短縮することができます。
初心者の場合、電動ドライバーの中でおすすめなのが小型の電動ドライバー。小型の電動ドライバーは大きなものに比べるとパワーはありませんが、その反面扱いやすいのが特徴です。特に、初めて電動ドライバーを使用する場合、力加減が分からず、ねじ山を潰してしまうこともあります。また、女性の場合、ドライバーの取っ手が大きすぎることもあり、手を滑らせると大きな怪我につながってしまうこともあります。さらに、小型の電動ドライバーの場合、音が小さいというのも特徴。ドリルドライバーやインパクトドライバーは、使用するときかなり大きな音を立てるため、マンションに住んでいる、夜にもDIYをやりたいと言う場合には、静音性に優れた小型の電動ドライバーがおすすめです。
1-2サシガネ
サシガネは金属製の定規です。長さや直角を計ったり、平行線を引くこともできます。DIYで木材をカットする場合、あると非常に便利です。
1-3水平器
水平器は、物が水平になっているかどうかを計る道具です。水準器と呼ばれることもあり、棚やバーなどを取り付けるときにはそれが斜めになっていないかを確かめることができます。手で持つものもありますが、簡単に固定できるマグネット付きのものがおすすめです。
1-4やすり
カットした部分を滑らかにしたり、角を丸くしたいときに便利なのがやすり。金属製のものや、紙やすりなど色々なタイプ、さらに番号によって様々な目の粗さがあります。
1-5のこぎり
木材を自分で切り落とすときや、ちょっと余った部分を詰めると言う場合、のこぎりの出番。両刃のものや片刃のものなど、様々な種類がありますが、まずは万能型のものがあると便利でしょう。なお、女性の場合には扱いやすい刃渡りの短いものがおすすめです。
1-6金槌
金槌は釘を打つときだけでなく、面を合わせるとき、はまりにくい部品を押し込むときなど、多くの場面で活躍します。反対側にくぎ抜きがついているものを選ぶと便利でしょう。また、女性の場合にはコンパクトサイズのものを選びがちですが、あまりに小さすぎると遠心力が働かず、力が必要になります。そのため、ある程度は大きさと重さのあるものを選ぶとよいでしょう。
1-7カッター
クッションフロアや壁紙のカットに便利なのがカッター。小型のものや安価なものもありますが、こちらも小さすぎると持ちにくく、手が滑ってケガをする原因にもなります。購入するときは一度握ってみて、手の大きさに合ったもの切れ味の良いものを選びましょう。
1-8キリ
意外と穴をあける機会の多いDIYはキリも便利な道具です。釘を打つときやねじを締めるときなど、キリで少し穴を開けておくと、打ちやすくなります。また簡単なDIYでも糸を通す穴を開ける機会も少なくありません。そのため、ひとつは持っておいたほうがいいでしょう。
2-1ソーガイド
ソーガイドというと聞きなれない方も多いかもしれません。ソーガイドはのこぎりで木材を切るときの補助のための道具です。木材をまっすぐに切断するのはなかなか難しいものですが、ソーガイドはのこぎりをプレートにぴったりと挟んでくれるので、初心者でも左右にずれることなく、まっすぐきれいに木材をカットすることができます。また、まっすぐ木材を切り落とすときだけでなく、斜めに角度をつけることもできます。のこぎりはプロにとっても扱いの難しいものですが、ソーガイドがあれば初心者でも簡単に木材を扱うことができます。木材のカットはホームセンターでも行ってもらえますが、自宅に帰ってから大きすぎたということもあるので、のこぎりを使う機会が多い人は、揃えておくと非常に役立つ道具です。
2-2クランプ
クランプとは、材料を加工するために使用する道具です。材料と作業台を挟んで固定するタイプや、洗濯ばさみのように使えるタイプのものがあります。また、ねじを締める、材料を接着するといった場合、素材を一時的に固定するときにも役立ちます。DIYに慣れない間は、材料が動いてしまい上手く作業できないということもあるため、こちらもあると非常に便利な道具と言えるでしょう。ただし、クランプを選ぶときには、開き幅の狭すぎるものは避けること。狭すぎると使いづらくなってしまうため、最低でも50ミリ以上のものを選びましょう
2-3タッカー
タッカーはいわば大型のホッチキス。ホッチキスは挟まなければ使うことができませんが、タッカーは押し付けるだけでも使用できるため、ベニヤ板の固定や家具に布を張る場合、壁紙を貼る場合に便利です。価格も千円台から揃っているため、家庭でのDIYにはあると便利な工具です。
2-4下地センサー
下地センサーとは、壁の中の柱を探すことができる道具です。壁に釘やねじを使用する場合、ボードの上に留めてしまうと強度が不足するため、柱に取り付ける必要がありますが、見えない部分の柱を探し出すのは一苦労です。そんなときに活躍するのが下地センサー。DIYはもちろん、ちょっとした手すりやハンガー、本棚の補強など日常生活にも役に立ちます。
2-5補修用パテ
補修用パテは木材の穴やひび割れなどを補修するためのものです。割れた部分にパテを詰めて乾燥させることで、壊れや痛みを補修することができます。素材が傷んでいるとどうしてもそこに目が行ってしまうものですが、補修用パテを使うことでしっかり補修しておくと、見栄えがぐっとよくなります。
03まとめ
DIYには様々な道具がありますが、最初からすべてを揃える必要はありません。まずはドライバーと金槌程度から始めて、必要に応じて買いそろえていくとよいでしょう。
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