ホントはどうなの?幼児の牛乳の飲み方について

ホントはどうなの?幼児の牛乳の飲み方について

育ち盛りの子どもにはしっかり栄養を与えたいものですが、ちょっと困ってしまうのが牛乳です。牛乳は健康によいというイメージですが、ネットにはあまり子どもには与えないほうがいいといった情報も少なくありません。では、実際には牛乳は子どものためによいものなのでしょうか。今回は幼児の牛乳の飲み方についてご紹介します。

牛乳を飲むメリット・デメリット

学校給食などでは健康的な飲料としてポピュラーな牛乳ですが、実は幼児にとってはメリットとデメリットがあります。

カルシウムが摂取できる

幼児が牛乳を摂取する最大のメリットは、様々な栄養素が簡単に取れるということです。牛乳はスーパーやコンビニなどで気軽に購入できるだけでなく、加熱してもほぼ栄養が変わらないため料理にも使いやすいく、日ごろの栄養補給としては最適。

特に牛乳はカルシウムが多く含まれているのが特徴。カルシウムは骨や筋肉の成長には欠かせない栄養素ですが、日本人の場合、大人でも不足しやすい傾向にあります。特に骨や筋肉が急速に成長している子どもの場合には積極的に摂取する必要があります。そんなとき、カルシウムが豊富に含まれた牛乳は非常に便利な存在です。

鉄分が少ない

牛乳は栄養豊富な飲料ですが、実は栄養補給を牛乳だけに頼りすぎるのは危険です。

特に牛乳には含まれる鉄分が非常に少ないという欠点があります。鉄分は血液中のヘモグロビンとして身体中に酸素や栄養を運搬する働きに欠かせない栄養素ですが、子どもの場合は特に鉄分が不足しがち。そのため、牛乳だけ飲んでいるとすべての栄養素が補給できると考えていると、結果として鉄分が不足して鉄欠乏症という状態になってしまいます。

特に牛乳はお腹に溜まりやすい飲み物。幼児の場合、牛乳をたくさん飲んでいると、お腹がいっぱいになってしまって他の食べ物が食べられなくなるという危険があります。

そのため、牛乳以外の食べ物から意識的に鉄分を補給する必要があります。

飲み過ぎると貧血になる

牛乳を飲むデメリットは、鉄分が不足しているということだけではありません。

実は牛乳に含まれているカルシウムは、体内の鉄分の吸収を阻害する可能性があります。

そのため、せっかく鉄分を補給していても、体内のカルシウムが多すぎる場合、摂取した鉄分が吸収されず、そのまま排出されてしまいます。

もしその状態が続くと、鉄欠乏症が進行し、鉄欠乏性貧血になってしまうリスクがあります。

アレルギーを誘発する可能性あり

子どもの成長で心配なのがアレルギーですが、実は牛乳もアレルギーの原因となります。

牛乳にはラクトースという乳糖が含まれていますが、実は人間の身体はこのラクトースを分解する酵素が備わっていません。そのため、牛乳を摂取するとうまく成分を消化できないまま腸が刺激され、結果として免疫システムが反応し、アレルギーとなってしまうことがあります。

幼児の牛乳の飲ませ方

メリットもデメリットもある牛乳。では、どうすれば安心して幼児に牛乳を飲ませることができるのでしょうか。

牛乳を飲ませられるのは1歳以降

まず、牛乳を飲ませるのは1歳を過ぎてからにしましょう。すでに説明したように、牛乳は鉄分の吸収を阻害する可能性がありますが、幼児の身体は1歳ごろまでは鉄分が非常に大切な時期。

特に、生後半年までは母体由来の鉄分が身体の中に蓄積され、それを利用して身体を成長させることができますが、半年を過ぎると母体から与えられた鉄分がなくなってしまうため、食事から鉄分を摂取することが必要になります。そこで牛乳を摂取すると、せっかくの鉄分が不足、成長に悪い影響を与えることがあります。

また、牛乳はアレルギーの原因になることもあるため、牛乳を飲ませるときには1歳以降を目安にするのがよいでしょう。

ただしパンやチーズといった食品にも牛乳は含まれているので、絶対に与えてはいけないというわけではありません。

1歳時で1日に最大で400ml

幼児に牛乳を与えるときには、分量におm注意しましょう。目安は1歳時で1日に最大で400ml程度。こちらの場合は、ヨーグルトなどの他の乳製品を含む量です。

また、いきなり冷たい牛乳を飲ませると胃腸に負担がかかります。最初は人肌に温めたものを少しずつ飲ませ、その後常温、冷たいものと温度を下げて練習していきましょう。

牛乳の種類と特徴

スーパーなどに行くと、牛乳には様々な種類があることが分かります。ではそれぞれの種類にはどんな特徴があるのでしょうか。

牛乳

牛乳は水を加えたり、成分を除去することなく生乳を加熱殺菌したものです。

成分無調整

成分無調整牛乳は、生乳から水分や乳脂肪分、ミネラルなどの一部を除いて成分を調整した牛乳です。

乳飲料

乳飲料は生乳にミネラルやビタミンなど、乳製品以外のものを加えた飲料です。栄養強化のためのものだけでなく、コーヒーや果汁などを加えたものもあります。

低脂肪乳

低脂肪乳とは、生乳から乳脂肪分の一部を除去したもので、乳脂肪分が0.5%以上、1.5%以下のものです。乳脂肪分が0.5%未満になると、無脂肪牛乳と呼ばれます。

飲ませる時の注意点

それでは、実際に幼児に牛乳を飲ませるときにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。

小さなパックをあけた状態で保存しない

もし幼児に牛乳を与えるときには、小さなパックを開けた状態で保存しておくことはやめましょう。子どもは胃の容量が小さく、あまってしまうためパックを開けた状態で保存してしまいがちですが、一度パックを開けてしまうと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

大人であれば、少々の雑菌でもすぐに病気になることはありませんが、未発達な乳幼児の胃腸には、少しの雑菌でも大きな負担となってしまいます。

水分補給としてあたえない(おやつなどと同じ考え)

子どもには栄養分と同じぐらい、水分補給は大切なもの。しかし、だからといって牛乳を水分補給としてあたえないようにしましょう。

というのも、牛乳はとてもお腹に溜まりやすいもの。水分として牛乳を飲んでいると、すぐにお腹が満腹になってしまい、他の食品を食べる余裕がなくなってしまいます。

もし牛乳を与えるときには、水分としてではなく、おやつなど間食のひとつとして考えておくとよいでしょう。

定期的に貧血チェックをする

牛乳は鉄分をあまり含まないだけでなく、摂取した鉄分の吸収を阻害してしまいます。そのため、子どもが鉄分不足による貧血になっていないかどうか、定期的にチェックすることが必要です。

たとえば、顔色が悪い、少し動いただけで元気がなくなる、脈拍が速くなるなどは貧血のサイン。

また、元気がないときには目の粘膜である結膜を見るという方法があります。もし色が薄い場合には貧血の可能性があります。

もし貧血が疑われるようであれば、牛乳の摂取を中止して、レバーなどの食材で鉄分を補給するようにしましょう。

なお、鉄分を補給するときにはビタミンCなどと一緒に摂取すると、吸収率をアップさせることができます。

まとめ

牛乳は手軽で栄養満点の飲み物ですが、摂取にはメリットとデメリットがあります。また、いくら牛乳が好きだからといって飲みすぎると健康を損ねることにつながります。乳幼児にとって、上手に牛乳と付き合うことは今後の身体の成長を考えるうえで、非常に重要です。

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