これだけは知っておきたい!幼児食についての基本的な知識

これだけは知っておきたい!幼児食についての基本的な知識

1歳半頃になると、子どもの食事は離乳食から次の段階の幼児食へと進みます。大人と同じ食事内容にする直前の幼児食は、幼児にとって大切とされています。なぜ幼児食が大切なのでしょうか。幼児食を始める目安やポイントなどをご紹介します。

幼児食とは

幼児食とは、離乳食を卒業した子どもたちに与える食事です。子どもの食事は生まれた直後は母乳やミルク、やがて離乳食と幼児の成長に合わせて少しずつ大人に近いものになっていきますが、幼児食では、大人と同じように三食の食事から栄養を取ることを目指します。

子ども自身が自分で食べることに慣れていく時期

母乳やミルクはもちろん、離乳食も基本的には「親が与えるもの」です。しかし、いつまでも親が子どもの世話をするわけにはいきません。食事は人間にとって必要不可欠なもの。いずれは子どもが自分で食べるものを選択し、自ら食事を食べることが必要になります。幼児食の役割には、その準備という意味合いも含まれています。

離乳食と幼児食の栄養源の違い

幼児食といっても、いきなり大人と同じものが食べられるわけではありません。それでは離乳食と幼児食の違いとはどのようなものでしょう。まず大きな違いは、離乳食の間は主な栄養源が母乳やミルクであるのに対して、幼児食は食事自体が主な栄養源になるということ。また、子どもの成長は親にとっては驚くほど速いもの。そのため、子どもの身体の中では多くの栄養素が必要とされます。幼児食ではカルシウムや鉄、食物繊維といった、身体づくりの成分が不足しないように心がけましょう。

幼児食が大切な理由

幼児食が子どもにとって大切だと言われるのには、栄養素以外にも様々な理由があります。

幼児食の時期の食事は、将来の味覚や健康に影響する可能性がある

人間の味覚は3歳になるまでにほとんどが決まってしまうと言われています。そのため、幼児食の時期は子どもの一生の味覚を左右する時期ともいうことができます。もしこの時期に味の濃いものばかり食べさせていると、大人になっても濃い味付けを好むようになってしまいます。塩分や脂質の多い食事は、高血圧や肥満の原因。幼児食で味付けの薄いものを与えることで、子どもの将来の健康も保証することができるのです。

子どもは消化器官が未発達のため、塩分、糖分、油分の多い食事をすると内臓に負担をかけてしまう

子どもは日々成長していますが、内臓を中心とする消化器官はまだまだ未発達。たとえば子供が辛いものやしょうが、にんにく、ネギなどを苦手とするのはこのため。刺激の強いものが体内に入ると、内臓に強い負担がかかってしまいます。

内蔵に負担を与えるのは、刺激物だけではありません。強い塩分や糖分、油分などの強い食事も子どもの内臓にダメージを与える可能性があります。内臓に負担がかかり続けると、疾患の原因となることもあるため、薄味の幼児食を食べさせることで、子どもを病気のリスクから守ることができます。

幼児食を始める目安

それでは、子どもに対していつ頃から幼児食を与えるのがいいのでしょうか。

1日3回の食事リズムに慣れている

まず目安となるのが1日3回の食事リズムに慣れているかどうかです。ただし、子どもの胃や腸はまだまだ未発達な状態なので、三度の食事で食べきれない分はおにぎりやおやつなどで補いましょう。

食べ物をすりつぶすような噛み方ができている

食べ物をすりつぶすような噛み方ができるようになったということは、奥歯が十分に発達してきた証です。そうなると、幼児食を与えてもきちんと食べることができます。

自分で食べようとする行動がみられる

子どもはある時期になると、食べさせられることを嫌がる、自分で食べようするなどの行動が現れます。この行動は子どもが成長している証しとして、幼児食に切り替えの時期を示しています。

水分をコップから飲める

与えられる食事だけでなく、牛乳やミルクなどの水分をコップから飲めるようになるということは、手と口の協応動作が整ってきた証拠です。もしそうなっていれば、スプーンなどを使って自分で食事をとることができます。

幼児食をスタートするときには、これらすべてに当てはまらなければならないというわけではありません。子どもによって成長の速度には大きな差があるため、だいたい5歳頃までに始めるのをひとつの目安として考えましょう。

年齢別の幼児食

子どもの幼児食は、年齢別に三つの段階に分けて考えるとよいでしょう。

1歳から1歳半

1歳から1歳半にかけての時期は、離乳食から幼児食へ切り替えの時期です。この時期には見慣れない食材を与えることもできますが、初めて食べるものは子どもにとっても不安なもの。無理をすると好き嫌いができてしまうこともあるため、初めてのものは少しずつ、様子を見ながら与えていきましょう。

1歳半から2歳

1歳半から2歳の時期には、これまで手で食べていた食事をスプーンなどを使って食べていく時期です。最初から上手く使えないのは仕方のないこと。マナーを教えるというよりも、食事は楽しい時間だということを教えるのが大切です。また、この時期には食べ物の好みも出てくるもの。嫌いなものを残してしまうのは仕方ない部分もあるため、嫌いなものを減らすというよりも、様々な食べ物を経験して、食べられるものを少しずつ増やしていきましょう。

3歳から6歳

3歳から6歳にかけては、少しずつスプーンやお箸などの使い方を覚えていく時期です。もちろん、子どもによって成長の速度は大きく異なるものなので、隣の子はできているのにうちの子はできないと心配することもあるかと思いますが、おおらかな気持ちで子どもの成長を見守りましょう。また、3歳から6歳にかけては、食事をしているときに歩かない、食器で遊ばないといったマナーも教えていきましょう。

幼児食のポイント

薄味で味覚を育てる

子どもの味覚は大人の味覚よりもはるかに鋭いものです。そのため、大人にとって薄いかなと思う味でも、子どもにとっては十分です。逆に大人が好む味付けでは、子どもにとっては味が強くなりすぎています。そうなった場合、生涯にわたって塩分などの強い食事を好み、生活習慣病の原因となることもあります。

脂質の多い食事に注意

ハンバーグや唐揚げ、ソーセージなどは子どもが大好きなメニュー。しかし、脂質は子どもの内臓にとっては負担が強すぎるものです。そのため、子どもの身体を損なう可能性もあります。また、幼児食の時期はおやつでの栄養補給も重要になることから、脂質の多い食事を取っている場合、カロリーオーバーで肥満になってしまうことも考えられます。

栄養バランスを整える

子どもの身体にとって、ビタミンやミネラルなどは非常に重要なもの。主食や主菜だけでなく、副菜などを加えて栄養バランスを整えましょう。といっても、忙しいときにはなかなか難しいものですが、そのときはフルーツなどを活用することで、ビタミンを補給することができます。

おやつも大切な栄養源

一度にたくさん食べられない子どもにとっては、おやつも大切な栄養源になります。ただし、スナック菓子やチョコレートなど、塩分や糖分が強すぎるものは避けたほうがいいでしょう。おむすびや蒸しパンなどが向いています。

食べる楽しさやマナーも教える

幼児食は大人になるための大切な準備。そのため、食べる楽しさや、食べるときにやってはいけないことを教えることも大切です。といっても、強くしかりすぎないのが重要。子どもは楽しいと思ったことはすぐ身につけるものなので、大人も一緒に楽しめる環境を作ることが重要になります。

まとめ

離乳食から幼児食へと変わっていくのは子どもが健やかに成長している証拠です。最初は上手く食べられないこともありますが、あまり厳しくなりすぎず見守ってあげることが子どものさらなる成長につながります。

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