空豆【疲れを取り、食欲を高める薬膳食材】

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空豆の効能

「空豆」という名前は、さやが空を見上げるように伸びることから付いたと言われています。大きめのさやには豆が2~4粒入っており、その豆が未熟なうちにスーパーなどに並びます。豆が完熟したものは乾燥させて、おたふく豆や煮豆などに利用されます。4~6月頃に旬を迎えます。

空豆は世界最古の野菜のひとつとされ、エジプトでは4000年も前から栽培され、エジプトの遺跡からも空豆の化石が見つかっています。原産地は、はっきりとは分かっていないものの西アジアから地中海沿岸、北アフリカ周辺と考えられています。その後、2000年ほど前に中国に伝わり、日本へは8世紀頃に渡来したそうです。

鮮度が落ちるのがとても早いので、出来るだけさやのまま購入して早めに食べ切るようにしましょう。瑞々しくさやの中のワタが詰まっているものがおすすめです。乾燥に弱いので、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存します。茹でたものであれば、冷凍保存もできます。

薬膳の考え方では、空豆は身体を温めも冷やしもしない食材です。脾の働きを高めて、身体にたまった余分な水分を排出する働きがあります。梅雨時期などにありがちな食欲不振や胃もたれ、むくみ対策などにもよく利用されます。旬の時期には居酒屋などでもよく見かけますが、二日酔いなどにも効果が期待できます。

また、たんぱく質や鉄などのミネラルも豊富に含まれるため、貧血の予防や疲労回復にも効果的です。薄皮には利尿作用があり食物繊維も豊富に含まれているため、薄皮はむかずに食べると良いでしょう。

ただし、あまり消化がよくないので胃腸の弱い方やお腹が張りやすい方はあまりたくさん食べないようにしましょう。また、アレルギーを持つ人が食べると「中毒」を起こすことがありますので、大豆など豆アレルギーのある人は十分に注意してください。

乾燥空豆と豆板醤

脾をいたわりむくみ対策にも効果的な空豆。一方、空豆の旬は限られており、傷みも早いことから食べられる時期が限られています。スーパーなどではナッツ類のコーナーに、乾燥空豆が売られています。乾燥しているためビタミンC含有量などは減りますが、利尿作用やむくみ対策の効果は期待できるので手軽に利用することができます。

また、四川料理の代表的な調味料に『豆板醤』がありますが、これは空豆を主原料として、唐辛子、ゴマ油、砂糖などを加えて発酵させ熟成させたものです。身近な調味料にも空豆が使われています。半年ほど発酵させてつくるため時間はかかりますが、手づくり豆板醤にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

薬膳レシピ「空豆とじゃがいものスープ」

「空豆」「じゃがいも」という脾をいたわる食材の組み合わせです。食欲が落ちているときにもぴったりです。常温まで冷ましても美味しくいただけます。

<材料(2人分)>
空豆 60g
じゃがいも 1/2個
玉ねぎ 1/4個
豆乳 100cc
水 200㏄
オリーブオイル 小1~2
塩 ふたつまみ

<作り方>
1.鍋に油を入れ、スライスした玉ねぎを透明になるまで炒める。
2.1にじゃがいも、水を加えて煮込む。
3.空豆はさやから実を取り出し、2に加えて柔らかくなるまでさらに加熱する。
4.豆乳を加えて沸騰直前で火を止める。塩で味をととのえ、荒熱が取れたらミキサーで撹拌する。

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