薬膳レシピ┃緑豆とはとむぎの力で辛いアトピーを改善しよう!

薬膳

アトピー性皮膚炎と薬膳

中医学(漢方)では、アトピー性皮膚炎の原因は皮膚だけでなく内臓の状態も含めて考えます。アトピーによく用いられるステロイド軟膏は適切な使い方をすれば有効ですが、長期の使用になると副作用も避けられませんし、根治療法でもありません。そこで西洋医学でも注目されているのが「中医学(漢方)」の、漢方薬(アトピーに有効な生薬を調合したもの)・薬膳(アトピーに有効な生薬や食材を使った料理)をとりいれ体の内側からアトピーを改善していくという方法です。今回は毎日体をサポートする「薬膳」についてご紹介します。

アトピー性皮膚炎にはタイプがある

アトピー性皮膚炎には4つのタイプがあります。各タイプの症状と効果的な食材をご紹介します。

  • 湿熱タイプ

・肘や膝の裏側部分が、かさぶた状になる

・身体に紅斑がみられ、部分的に皮膚が厚くなる

・胃もたれしやすい

・軟便や下痢がある

・陰部にかゆみがある

体の中の余分な熱を冷ますこと。脾を強くし余分な水分を取り除く必要があります。甘いもの、冷たいもの、辛いもの・脂っこいもの、刺激物、お酒、水分の摂り過ぎ、食べ過ぎを控え「水分代謝」を意識しましょう。

効果的な食材:緑豆・はとむぎ・冬瓜・セロリ・しじみ・蟹・葛・柿・スイカ・梨・緑茶など

  • 血熱風熱タイプ

・慢性湿疹のような紅斑がみられる

・皮膚が赤く炎症をおこし、みみずばれになる

・かゆみが強い

・口が渇く

・尿は濃い

・不眠

・目が充血する

・便秘がち

水分不足やストレスなどによって発症していることが考えられます。血液が熱を持った状態になっているので、まずは体の中の余分な熱を冷まし、血液の流れを良くするものを取り入れましょう。

効果的な食材:緑豆・冬瓜・セロリ・茄子・蓮根・ウコン・葛・柿・スイカ・梨・緑茶・ハッカなど

  • 熱毒タイプ

・急性の紅斑、水泡、膿胞、腫れ、びらんがみられる

・皮膚全体が赤く灼熱感がある。患部は痛痒い

・口が渇く

・尿は濃く、量が少ない

このタイプも、1.2と同様体の中の余分な熱を冷ます事が大切です。さらに解毒作用も必要となります。

効果的な食材:はと麦・緑豆・豆腐・小豆・きゅうり・レタス・冬瓜・ゴボウ・柿・緑茶・しじみ・どくだみなど

④血虚タイプ

・かゆみが強い

・皮膚はきめが粗く厚い。乾燥している。

・爪がもろい

・顔色が悪い(蒼白)

・めまい

・便秘

血虚は「滋養・滋潤」が低下した状態です。腎精不足、脾胃虚弱、必要成分の摂取不足などで血をきちんと作りきれていない。または、出血、過労などにより不足している事が考えられます。血を養い、体を潤しながら改善していく事が大切です。

効果的な食材:黒豆、黒胡麻、黒きくらげ、ぶどう、なし、ほうれんそう、杏仁、クコの実、松の実など

薬膳「はと麦と緑豆のおかゆ」のレシピ

【材料】2人分

はとむぎ:30g

緑豆:30g

米:1/2合

水:1リットル

【作り方】

  • はと麦は、水に浸し浮いてきたものを捨て、3回ほど水を変えながらしっかり洗い水をきる。
  • 緑豆と米も綺麗に洗い水をきる。※一緒に混ぜて洗っても大丈夫です。
  • 土鍋に、米・はとむぎ・緑豆・水を入れ火にかける。沸騰したらアクを取り除き、蓋をして弱火で1時間程度炊く。※ 炊飯器を使用される場合は、水加減をして「お粥モード」で炊いて下さい。
  • 炊きあがったらお好みで塩を振っていただきましょう。

【ポイント】

緑豆とはと麦(ヨクイニン)を一緒に使うことで、体にこもった熱を冷まし、解毒にも有効です。特に「湿熱・血熱風熱・熱毒」タイプの方にオススメなレシピです。おかずやトッピング等で各タイプに合った食材を合わせると良いでしょう。

【緑豆・はと麦の活用】

「緑豆」は火の通りも早く調理しやすい素材です。スープ・カレー・サラダ・雑穀ごはん。ぜんざいのように甘く煮てたべたりもできます。

「はとむぎ」は硬いので「茹でハトムギ」をまとめて作り、冷凍保存しておくと料理に使いやすくて便利です。カレー、煮物、スープ、サラダなど加えてもいいですし、ハトムギご飯にすれば毎日取り入れやすいですね。

「茹ではとむぎ」は、水が綺麗になるまでよく洗い、一晩(急ぐ時は1時間)たっぷりの水につける。水を切ってハトムギの4倍程の水で20分程(中~弱火)茹でる。芯がなくなっていたら、軽く洗って水気を切り、小分け冷凍します。使用時は、前日に冷蔵庫に移すか、熱湯をかけて解凍します。

アトピー性皮膚炎に薬膳は効果的

なぜアトピーに薬膳が良いかというのは、薬膳とは食べる人の体質、体調に合った食材を性質や効能などを考えて作る料理ですので、水分バランス・体温の調整、腸内環境、代謝を整えたり、毒素を排出したりとアトピーに有効な様々な効果が期待できるからです。更に、免疫の約7割は腸が作り出しているので、免疫力を高めるには最適です。普段から、食品添加物や着色料は勿論、砂糖の摂り過ぎなどにも気をつけながらぜひ薬膳で症状を改善していきましょうまた、各タイプに有効な食材をご紹介しましたが、アトピーに効果的な食材といっても、アレルギーをおこしやすい体質の方には合わない食品となる場合もあります。その部分もふまえた上で自分に合う効果的な食材を取り入れて下さい。

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