漢方薬の効果的な飲み方&煎じ方!

煎じ方法

漢方薬の形状と処方名

「煎じ薬」・・○○煎、○○湯、○○方、○○飲

「散剤(粉末)」・・○○散

「丸薬」・・○○丸、○○丹

このように、漢方薬の処方名は元々その薬の形状も表していました。古来より「煎じ薬・散剤・丸薬」と3つの形があり、この処方名に準じた形で飲むことで最大限に効能と効果を引き出すことができます。基本は水から煮だして服用する「煎じ薬」が生薬の種類位と量を微調整できるので一番服用する方に合ったオーダーメードの処方です。しかし、煎じ薬は手間がかかりますし、外出先で飲めない、匂いが苦手といった面で不便さもあり、現在は手軽に服用できる顆粒などが増えています。

漢方薬の形状と効能・効果

1.【煎じ薬(せんじぐすり)】葛根湯、温清飲など

漢方薬本来の形で完全オーダーメイドです。手間はかかりますが、全ての要素で最も効き目のある形状です。

2.【散剤(さんざい)】安中散、防風通聖散など

乾燥した生薬を粉末(非加熱)にした形状のもの。香りと吸収率による薬効に優れており効き目も良いです。多少飲みにくさはありますが携帯できるので便利です。

3.【丸薬(がんやく)】桂枝茯苓丸、六味丸など

生薬を粉末にし蜂蜜などを加え丸く形成したもの。吸収率による薬効に優れ効き目も良いです。飲みにくさも軽減され携帯するにも便利です。

4.【エキス製剤(えきすせいざい)】黄連解毒湯エキスなど

病院でよく処方されています。煎じ薬を煮詰め濃縮したエキスを顆粒状に製剤化したもの。飲みやすく便利ではありますが、香り成分、揮発成分が飛んでいるので効き目は劣ります。

5.【錠剤(じょうざい)】

ドラッグストアでよく取り扱っています。煎じ薬を煮詰め濃縮したエキスを錠剤に製剤化したもの。粒が大きく飲みづらさがあります。種類やエキスの量も少ないため効き目は低いです。

漢方薬は白湯か水で服用する

原則として、漢方薬は白湯か水で飲みます。湯に溶かして飲んだり、特に蓋をとったやかん等で10分程しっかり沸かし、不純物を取り除いたものを使用するのがしっかりと吸収されるので1番良いとされています。

牛乳、お茶、ジュースなどでの服用は生薬成分と反応したり吸収に影響を与えてしまうので避けましょう。

漢方薬は食前・食間の「空腹時」に服用する

「食前(食事の30分前)」または「食間(食事の2時間後)」が服用の目安となります。空腹時は胃の中が酸性になるという点がポイントです。漢方薬の主な有効成分である「配糖体」は吸収されにくい成分ですが酸性時に服用することで速やかに体に吸収されます。逆に「アルカロイド」という効き目の強い成分に対しては吸収が穏やかにしてくれることから「空腹時」の服用が一番効果的です。最後に漢方薬の香り・風味も薬効の一部という点で考えても「味覚・臭覚」ともに敏感になっている空腹時が最適ですね。ただし、医師から食事の後の服用を進められる場合もあるためその場合は指示通りに服用しましょう。

漢方薬の煎じ方

1.「土瓶」などの焼き物か、漢方自動煎じ器など(※鉄・銅以外)に、1日分の煎じ薬と水を入れふたをする。その日のうちに飲む分だけ。

2.弱火でじっくりと50~60分、水が半分に減る程度に煎じ火を止める。

3.熱いうちに袋や不要な残りガラを取りのぞく。茶漉しなどを使うと早いです。

4.煎じた液だけを別の容器にうつし、飲みやすい程度に冷まして飲みましょう。

このように手間はかかりますが、漢方薬の中で最も効果が高い「煎じ薬」はやはり1番効率の良い飲み方といえるでしょう。

漢方薬は続けることが大切

漢方薬には即効性はないため、ある程度の期間、飲み続けなければ効果を判断するのが難しくなります。基本的に漢方薬とは服用し改善の程度や、効果が出ているかをみながら再度調合していきますので、飲み忘れがちな方も、空腹で確実に飲める時間を決めるなど、生活パターンに合った工夫をして、きちんと続けて改善していきましょう。また、自分で漢方薬や一般薬と組み合わせて服用したりするのは相互作を起こし事故になる可能性もあるので必ず医師や専門家に相談してから服用するようにしましょう。

人気の通信教育はこちら

漢方・薬膳の資格が取れる!!
漢方・薬膳資格

漢方・薬膳
W資格取得講座

入学金無料 分割払い可能 初心者OK 安心の受講期間 質疑無制限 カリキュラム自由設定

漢方・薬膳資料 漢方・薬膳

少しでも気になったら… 無料資料請求!!
人気の通信教育
更に今ならっ!!
資料請求された方全員に
通信講座徹底ガイド本
もれなくプレゼント!!
通信講座の資料
ページトップへ戻る