オクラ【脾をいたわる薬膳食材】

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オクラの効能

オクラという言葉の響きから日本の野菜のように思われている方も多いようですが、原産地はアフリカまたはインドと言われています。オクラという名前は、英語の「okura」から来ており、西アフリカの「nkuruma」に由来しているそうです。

日本に伝わってきたのは江戸末期~明治以降です。断面がレンコンに似ていることから、最初は「陸蓮根(おかれんこん)」と呼ばれていたという説もあります。現在はネバネバ野菜の代表選手として食卓にのぼる機会も多くありますが、オクラが日本に定着し始めたのは昭和40年ごろです。夏野菜のひとつで、九州など盛んに生産されています。

オクラを刻むと出てくる独特のぬめりは、ペクチンなどの食物繊維とムチンによるものです。整腸作用があり、便秘解消に効果があると言われています。高血圧予防や、コレステロール低下、糖尿病や動脈硬化の予防などにも効果的です。夏の疲労回復にもぴったりです。

オクラの調理法には、「切ってから茹でる」「茹でてから切る」の2通りあります。ムチンは熱に弱いという特徴がありますが、熱により性質が変わるたんぱく質が少ないので、どちらの方法でも粘り気はあまり変わりません。

薬膳の考え方では、オクラは身体を冷やす食材です。脾(消化器系)をいたわる効果や、腸を潤し便秘を解消する効果などが期待できます。ただし、食物繊維が豊富なので、胃腸が弱く下痢傾向にある方は控えた方が良いでしょう。

薬膳の本場・中国では、オクラによく似た「トロロアオイ」という植物の根を「黄蜀葵(オウショクキ)」という名前の生薬として利用しています。咳を鎮める効果や、利尿作用などが期待できます。

オクラを使った料理

オクラの代表的な料理と言えば、なんといってもアメリカ南部のガンボ料理です。お肉やシーフード、野菜(玉ねぎ、ピーマン、セロリ、トマト)、ハーブなどを使ったスープのことで、いろいろな国の文化が混ざってできた料理です。スパイシーで複雑な味わいなのに、トロトロでやさしい風味があるのはオクラを使っているからかもしれません。

薬膳でもさまざまな料理に使われています。例えば疲れた時におすすめなのが、「オクラ」「鶏肉」「じゃがいも」の組み合わせです。いずれも消化器系をいたわり、気力をつけてくれる食材です。消化に負担がかからないように温かいスープや煮物にするか、消化力を高めるスパイス類を使うのも良いでしょう。

便秘に悩んでいる時には、「オクラ」「納豆」などのネバネバ系の食材の組み合わせがおすすめです。下茹でしたオクラを納豆と組み合わせることで、粘りの相乗効果でさらなる整腸作用が期待できます。納豆の方に、長芋やめかぶ、モロヘイヤなどとの相性も良いです。

薬膳レシピ「オクラと長芋の酢の物」

「オクラ」と「長芋」と組み合わせた、消化器系をいたわるレシピです。ネバネバ感のある食材の組み合わせにより、腸を潤し便秘予防にもなります。さっぱり味の酢の物なので、食欲のないときにもおすすめです。

<材料(2人分)>
オクラ 6本
長芋 5センチ
A:ショウガ 1/2片
A:りんご酢 大2
A:はちみつ 大1
塩 少々

<作り方>
1. オクラは塩少々を振っていたずりをする。熱湯でさっと茹でて、輪切りにする。
2. 長芋はよく洗って、オクラと同じくらいの大きさのイチョウ切りにする。
3. ショウガはすりおろし、Aの調味料を加えて混ぜておく。
4. 1のオクラ、2の長芋、Aを加えて和える。冷蔵庫で30分以上休ませて、味をなじませる。

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