ゆり根【薬膳料理・卵とじのレシピ】

通信教育・通信講座の諒設計アーキテクトラーニング

ゆり根の効能

ゆり根というと、お正月や懐石料理に使う高級食材というイメージがあるかもしれませんが、味にあまりクセがないのでいろんな料理に使うことができます。加熱するとイモによく似たホクホクとした食感が味わえます。京都では懐石料理などによく使われており、京野菜のイメージもありますが、実際には京都の伝統野菜には含まれていません。

栽培から収穫までにとても時間が掛かる食材です。球種から植え付けまで2~3年、植え付けてからも2~3年を要します。収穫できるようになるまでに、最低4年はかかると言われています。また連作が出来ないため、毎年畑を変えたり、栽培の間隔を7年ほど空ける必要もあります。そのため販売価格も高くなりがちです。

ゆり根の旬は11~3月で、ほとんどが北海道産です。霜が降りる10月に収穫され、12月にお正月用として関東を中心に出荷されます。収穫後、2~3ヶ月経ったくらいが、甘みが増して美味しくいただけます。

原産地は中国で、日本では江戸時代から栽培するようになり、古くから食用や薬用として利用されてきました。鬼ユリ、小オニユリなどの隣茎(球根)を食べます。漢字では「百合根」と書きますが、たくさんの燐片が重なっているこの隣茎の形から「百合」の字が当てられています。

主な成分は糖質で、良質なデンプンをたっぷり含んでいるため、身体のエネルギー源になります。またたんぱく質、ビタミンB類、カリウムなども含んでいます。水溶性食物繊維の一種であるグルコマンナンが豊富なので、便秘解消や、コレステロール値の上昇を抑え、高脂血症の改善にも有効とされています。

薬膳の考え方では、ゆり根は身体を冷やす食材です。肺や機関を潤し、咳止めやの喉の渇きを潤す働きがあります。卵、白キクラゲ、ギンナン、杏仁、はちみつなど、同じく肺を潤す食材と組み合わせて使うことも多くあります。また独特の甘味は、中枢神経系に作用する働きがあります。精神不安定、不眠、イライラを改善する効果があるといわれています。

ただし、寒気がして咳や白い痰が出る、おなかが冷えて下痢する人は食べてはいけないとされています。また柿と一緒に食べるのも良くないとされています。どちらも身体を冷やす作用があるため、腹痛や下痢を引き起こす可能性があるからです。

漢方薬では「百合(ビャクゴウ)」と呼ばれています。漢方薬局などで購入することができ、スープやお粥などに使われます。中国では昔からイライラなどの症状を緩和するときに、百合をよく処方したそうです。そのため、ヒステリーの症状を「百合病」と呼ぶこともあるようです。

薬膳レシピ「ゆり根の卵とじ」

「ゆり根」「卵」のシンプルな組み合わせで、肺を潤す効果を高めます。乾燥が原因で起こる秋の風邪予防にもぴったりの一品です。卵とじの他に、同じく「ゆり根」「卵」の組み合わせを使った、茶碗蒸しやスープなどもおすすめです。

<材料(4人分)>
ゆり根…1個
卵…2個
だし汁…150㏄
きび砂糖…小さじ1
みりん…大さじ1
薄口醤油…大さじ1
青ねぎ…少々

<作り方>
1. ゆり根を1片ずつ丁寧にとり、土などが残らないようによく洗う。卵はボウルに割り、ほぐしておく。青ねぎは刻んでおく。
2.鍋に、だし汁、砂糖、みりん、薄口醤油を入れて加熱する。沸騰してきたら、1のゆり根を加えてさっと煮る。
3.2の鍋に1の卵を回しかけたら蓋をして、火を止めて蒸らす。器に盛り、青ねぎを散らす。

通信教育講座の諒設計アーキテクトラーニングTopへ
資格・検定の一覧

人気の通信教育はこちら

漢方・薬膳の資格が取れる!!
漢方・薬膳資格

漢方・薬膳
W資格取得講座

入学金無料 分割払い可能 初心者OK 安心の受講期間 質疑無制限 カリキュラム自由設定

漢方・薬膳資料 漢方・薬膳

少しでも気になったら… 無料資料請求!!
人気の通信教育
更に今ならっ!!
資料請求された方全員に
通信講座徹底ガイド本
もれなくプレゼント!!
通信講座の資料
通信教育講座の諒設計アーキテクトラーニングTopへ