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子犬のトリミングを開始する時期とは

ペットにとってトリミングはとても重要。でもちょっと気になるのは子犬のトリミングです。子犬のトリミングはどの時期から始めたら良いのでしょうか。今回は子犬のトリミングを行う時期や注意点、自分でトリミングするときのポイントについてご紹介します。

いつから始める?子犬のトリミングを開始する時期とは
目次

01子犬のトリミングはした方が良い?

ペットの毛をカットして整えるトリミング。子犬の間は不要かもと思う方もいらっしゃいますが、実はトリミングには様々な意味があります。

1-1子犬のトリミングが大事な理由

そもそもペットのトリミングを行うのにはどのような理由があるのでしょうか。
トリミングというと、見た目を美しくする目的で行うものと考えがち。しかしそれ以外にもトリミングには様々な理由があります。
トリミングの大きな目的として挙げられるのが「体を清潔に保つ」というものです。
ペットは人間と違って身体が毛でおおわれているため、どうしても雑菌が繁殖しやすいもの。トリミングでカットを行うことで、雑菌の繁殖やノミやダニなどの害虫の増加を防ぐことができます。
また、トリミングはペットの熱中症予防にも効果的。毛が長いままだと熱くなった空気が溜まってしまい体温が上昇、結果として熱中症になってしまいます。特にペットはアスファルトに近い場所で生活するため、体温が高くなりやすいもの。そのため、トリミングを行い、熱中症をきちんと予防する必要があります。
さらにトリミングはケガの予防にもなります。
犬の場合、足の周りの毛が長すぎると、それが足に絡んで滑ってしまい、関節の故障や骨折につながることも。また、犬は肉球の間にも毛が生えているため、この部分の毛をきちんとカットしておかなければ、肉球の滑り止めが上手く行かなくなってしまいます。トリミングは、毛の伸びすぎで起きる事故を防ぐためにも役立ちます。

1-2トリミングが不要な犬種もいる

このようにトリミングは非常に重要ですが、実は犬種によってはトリミングが不要なことも。
たとえば、チワワやミニチュアダックス、ポメラニアン、ボーダーコリー、シベリアンハスキー、柴犬などの犬種。
これらの犬はダブルコートと呼ばれる毛の生え方をしていて、上毛と下毛の二種類の毛を持っています。ダブルコートには「換毛期」という毛の生え変わりの時期があり、この時期には下毛が自然に生え変わるため、ブラッシングを行うことでトリミングの代わりになります。
逆にプードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなど、毛が一層のシングルコートという毛皮を持っていて、毛の生え変わりがないため、定期的なトリミングが必要です。

02子犬のトリミングはいつから?

犬の健康を守るのにも役立つトリミング。では子犬の場合、トリミングはいつから始めればよいのでしょうか。

2-1はじめてのトリミングの一般的な時期

一般的なトリミングサロンでは、子犬のトリミングは生後三か月以上を基準としています。また、ワクチンの接種から一週間以上が経過していることも必要。
というのも、トリミングサロンには他の犬も大勢いるため、もし感染症が発生すると、多くの犬に感染が広がってしまいます。特にまだ体力がない子犬の場合には、感染症が命取りになることも。
そのため、子犬をトリミングサロンに連れていくときは、生後三か月、ワクチン接種から一週間以上後を目安にしましょう。

2-2犬種によって時期も多少前後する

飼い主さんの中には、少しでも早く子犬をトリミングに連れていきたいと考えている方もいるかもしれません。
そのため、三か月になったらすぐにサロンに連れていくというケースもありますが、この生後三か月はあくまでも目安。
犬種によって時期も多少前後するため、もしトリミングに連れていきたいという場合には、まずかかりつけの獣医さんなどに相談するとよいでしょう。

03子犬をペットサロンに連れて行く場合

いよいよ子犬をペットサロンに連れていくという場合には、いくつか注意したことがあります。

3-1事前に確認すべきこと

子犬をペットサロンに連れていくときには、連れて行ってよい時期かを確認しましょう。サロンによっては、ワクチンを接種した証明書や、狂犬病予防接種済票が必要になることもあります。予約のときや訪問の前に、なにが必要かをしっかり確かめておきましょう。
また、トリミングの費用についても注意が必要。
トリミングの料金は犬種やサイズによっても異なり、毛質が特殊なトイプードルやミニチュアシュナウザーの場合、他の小型犬よりも料金が高くなることもあります。
さらにサロンによっては様々なオプションを用意しているところも多いもの。子犬の場合には特別に料金が安くなることもあるため、気になる場合には事前の確認を行いましょう。

3-2当日までの注意点

子犬をサロンに連れて行くときには、子犬の体調の変化に注意しましょう。特に子犬は環境の変化でストレスを受けやすいもの。もし普段と様子が違う場合に、無理をさせないように注意しましょう。
また、事前に水に慣れさせておく、サロンに行く直前の食事は控えるといった点にも気を付けましょう。

04自分で子犬をトリミングする場合

子犬をサロンに連れて行くのが不安だという場合には、自分でトリミングを行うという方法もあります。

4-1準備するもの

トリミングを行うために必要な道具は基本的にはハサミとバリカンの二種類です。
ハサミにはカットばさみやすきばさみ、細かい場所をカットするミニバサミなどがありますが、家庭で使っているハサミをそのまま使うのは避けましょう。
家庭用のハサミは受ける刃と切る刃の使い分けができません。今後も家庭でトリミングを行う機会が多いという方は、ぜひ専用のものをひとつ購入するのがよいでしょう。

4-2トリミングのやり方

トリミングを始める前に必要なのがブラッシング。ブラッシングには、もつれた毛を整えて、ホコリを除去する以外にも、マッサージ効果によって犬をリラックスさせるという目的があります。
しっかりとブラッシングができたら、毛の流れに整って毛先をカットしていきます。もし全身の毛をカットするのが心配だという場合には、まず足の裏の毛をカットするのがおすすめ。足の裏の毛をカットするだけでも足が滑ることがなくなり十分にトリミングの効果を得ることができます。
ハサミである程度の毛をカットしたら、次にバリカンを使って毛を刈っていきます。このとき、コームなどで毛並みを整えたあと、バリカンで表面をなでるようにカットすると、バランスよくトリミングを行うことができます。
その後、爪切りと耳掃除をしたら、シャンプーで全身を洗って、ドライヤーで乾燥させればトリミングは終了です。

4-3注意点

実は犬の中にはトリミングが嫌いという子も少なくありません。その場合、無理にトリミングを行わないようにしましょう。トリミングは刃物を使うため、少しでも犬が暴れると手元が狂って、大けがにつながることもあります。
特に顔周りの毛をカットするときには嫌がる犬が多いもの。そこで無理をすると、犬がケガしてしまうだけでなく、トリミングをするたびに暴れたり逃げ出したりするようになってしまいます。
どうしても犬が嫌がるという場合には、決して犬を押さえつけてトリミングを行うようなことはせず、サロンなどプロの手に任せた方がよいでしょう。

05まとめ

トリミングは犬にとってとても重要。見た目がキレイになるだけでなく、健康の維持にも役立ちます。トリミングに挑戦するときは無理をせず、少しずつ進めていくのがよいでしょう。

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講座のテキスト、問題集や添削課題と共に、プロの先生によって監修されています。
なかむらあや
なかむらあや 先生
トリミングサロンわんすりーる運営
1991年生まれ。茨城県出身。大手チェーン店舗から個人店舗まで様々なサロンで働き経験を積み、出張トリミングで独立。独立後半年で予約が取れなくなるほどの大人気トリマーに。2020年には東京都板橋区に「トリミングサロンわんすりーる」をオープン。
なかむらあや

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