英国紅茶文化の礎

サロン

トワイニング創業者のトーマス・トワイニングはお茶の将来性を見出して「コーヒーハウス」を作りました。

では、コーヒーハウスとはいったい何でしょう。

今日は、コーヒーハウスに始まる紅茶文化のお話ししたいと思います。

 

商人たちの社交場

コーヒーハウスとは現代の喫茶店の様なもの。

17世紀半ば、イギリスではお茶(緑茶)、コーヒー、チョコレートの3つが広まりました。そのなかでも一番早く普及したのがコーヒーで、このコーヒーを提供する店としてコーヒーハウスが誕生しました。

このコーヒーハウス、今の喫茶店とはちょっと違います。ここでは、1ペニーの入店料を払うだけで新聞が読める仕組みになっていました。ちょうどこの時期、新しい情報媒体として新聞が普及していました。手ごろな値段でコーヒーを飲みながら新聞を読むことができるというサービスで、当時の商人の情報交換の場所として大いににぎわいました。

話はそれますが、チップの風習はこのコーヒーハウスからと言われています。

英語のtipは「to insure promptness = 迅速なサービスのために」という意味の頭文字です。コーヒーハウスにはtipを入れる小箱が置いてあり、お金を入れると優先的にサービスしてもらえていたとか・・・

 

ティーガーデン

アフタヌーンティーしかしこのコーヒーハウス、あくまでも男性の社交場です。女性や子供たちには、まだまだお茶に触れる機会はありません。

多くのイギリス人に紅茶が認知され始めたのは1730年代でした。

1680年後半、やっとイギリスに中国から直接そして大量に紅茶が入るようになりました。そのため、コーヒーハウスばかりでなく、上流階級の家庭にも普及。するとロンドン中心地に作られたコーヒーハウスにとって代わり、ロンドン郊外に次々と「ティーガーデン」が作られました。ティーガーデンはお茶を飲みながら音楽などを楽しむ娯楽施設。18世紀、イギリス上流階級の人々に広く普及しました。

しかし、酒類がなく男性からの人気はすぐになくなり、女性はアフタヌーンティーの風習が一般化したため19世紀の半ばにはすべてのティーガーデンがなくなってしまいました。

 

アフタヌーンティー

アフタヌーンティーアフタヌーンティーは今でもよく耳にし、イギリスのみならず世界各国で「午後のティータイム」として親しまれています。

起源は19世紀半ば。貴族婦人の間で始まりました。

当時のイギリス上流階級では朝食はたくさん食べて、昼食は軽く、夜は8時ごろから社交の晩餐という生活を送っていました。このタイムスケジュールだと、夜までお腹がもちません。ということで、午後の5時ごろにお茶とお菓子を食べる習慣が始まり、それが午後のお茶会へと発展していきました。

普及し始めたころは上流階級だけの習慣で、ただお茶を楽しむだけでなく女性たちの社交の場であったため、知識や教養、センスなどが問われるものでした。

しかし、いつの頃からか一般家庭にも普及し始め、現在では階級問わず、高い知識や教養も必要ありません。お茶やお菓子を楽しくいただくだけです。

 

この3日間でお話しした内容はほんの一部です。中国と西欧のお話。

では、アメリカは?日本は?と調べれば調べるほどさらに詳しく知りたくなってきませんか?

なので、もうしばらく紅茶のお話を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

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