紅茶には身体にいい効能がいっぱい!

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緑茶に生活習慣病の改善やがん予防などの健康効果があることはよく知られています。しかし、同じ茶葉から作られる紅茶にも、緑茶と同様の効果があることはあまり知られていません。紅茶はその製造過程で茶葉を発酵させるため、原料の茶葉(緑茶)に含まれるカテキンが酸化され、抗酸化力がなくなってしまうという誤解さえあります。実際には紅茶にもカテキンも含まれますし、カテキンが変化してできる抗酸化物質も含まれているので、緑茶と同程度かそれ以上の健康効果が期待できます。

活性酸素を除去するポリフェノール

紅茶の赤い色は、テアフラビンとテアルビジンという赤色の色素によるものです。紅茶を作る過程で茶葉に含まれるカテキンが変化してできます。この二つの成分はポリフェノールの一種で、強い抗酸化力を持ちます。テアフラビンやテアルビジンを摂取することで、老化や細胞障害の原因となる活性酸素を取り除くことができます。活性酸素を取り除くことで、それによって引き起こされる生活習慣病の予防、がんの予防、老化の抑制などの効能が期待されます。

紅茶を飲むことの効能 

紅茶の利用方法で最も一般的な方法は飲用です。紅茶を飲むことで、紅茶ポリフェノールなどの健康に有効な成分を摂取することができます。前述したように、紅茶ポリフェノールには抗酸化作用があるため、高血圧や脳卒中、心臓病などの生活習慣病の予防やがんの予防に役立つと考えられます。他にも血糖値の上昇を抑制する作用や、動脈硬化の抑制作用もあります。

紅茶にはカフェインも多く含まれています。カフェインは適度に中枢神経を刺激するので、疲労感をやわらげ、覚醒させる効果があります。また、利尿作用や胃液の分泌を促す作用があります。脂肪の燃焼を促進する作用もあるので、ダイエット効果も期待できます。

紅茶には体内の新陳代謝に必要なさまざまなミネラル成分やビタミン類も含まれています。特にカリウムは、体内からの不要な水分や塩分の排出に役立ちます。

紅茶に含まれるアミノ酸の一種であるテアニンには、リラックス効果があります。ただし、紅茶を飲むことによるリラックス効果は、テアニンによる効果というよりは、ゆったりとした気分で紅茶を飲んだり、紅茶の香りを楽しんだりすることによる部分が大きいと考えられます。

飲用以外の使い方

 カゼやインフルエンザの予防には緑茶でうがいをすることが有効ですが、紅茶にも同様の効果があります。紅茶に含まれるテアフラビンがウイルス粒子を凝集させ、感染力を失わせます。

紅茶でうがいをすると、歯垢がつくのを防ぐ効果が期待されています。また紅茶にはフッ素も含まれているので、歯のエナメル質の強化に役立ちます。紅茶には消臭効果もあるため、紅茶でうがいをすると口臭予防になります。

紅茶ポリフェノールには殺菌作用があるので、水虫になった足を紅茶で洗浄したり清拭したりすると水虫が改善することがあります。

まとめ

 紅茶にはさまざまな種類があります。茶葉の種類や産地、発酵の度合いなどによって、紅茶ポリフェノールをはじめとする健康に有効な成分の含有量は違います。

飲み方によっては紅茶の効能が十分に発揮されないことがあります。砂糖を入れて飲んでいては、糖尿病の予防やダイエット効果はあまり期待できません。紅茶にミルクを入れると、ミルクのタンパク質がカテキンなどのポリフェノールと結合し、その働きを阻害してしまいます。紅茶の効能を最大限に活用したい場合には、ストレートで飲むことをおすすめします。

健康のために紅茶を飲むのも良いのですが、薬のように飲むのはもったいないのではないでしょうか。紅茶の味や香り、紅茶を飲むためのゆったりとした時間などを楽しむことで、リラックスできたり心が豊かになると思います。

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