知らないと恥をかくかも!紅茶を飲む時の正しいマナー

知らないと恥をかくかも!紅茶を飲む時の正しいマナー

紅茶は優雅で上品なイメージがあり、女性にも人気の飲み物です。しかし、紅茶を飲むときにちょっと気になるのが正しいマナー。しっかりしたマナーを身につけておけば、人前で紅茶を飲むときにも堂々としていられるものです。今回は紅茶を飲むときの、正しいマナーについてご紹介します。

紅茶を飲む時の基本マナー

紅茶というと、イギリスの上流階級の飲み物というイメージがあり、紅茶のマナーというと非常に難しいのではないかと構えてしまう人も少なくありません。

しかし、実は基本的なマナーさえ身につけておけば、紅茶に関するマナーはそれほど厳しいものではありません。

右手でとるが、左側に取っ手がきたときは時計回りまわし、右にくるようにして飲む

まず、紅茶を飲むときの基本的なマナーとしては、「カップを取るときは常に右手で」というものがあります。というのも、紅茶をサービスしてくれる人は、お客さんが右手でカップを取ることを前提にサービスを行うもの。実際、ホテルやティーサロンでは、ほとんどの場合、取っ手が右側にしておかれます。そのため、カップを右手で取ると、サービスをしてくれる人とのやりとりがスムーズになります。

しかし、英国式の本格的なティーサロンでは、カップの取っ手が左側に置かれることもあります。といっても、これは相手が意地悪をしているわけではありません。こういった場合、カップの取っ手が左側に来るのはきちんとした理由があります。それは、もしミルクや砂糖などを入れる場合、相手がティースプーンを使いやすいという配慮から。この場合、ティースプーンは右手で取ることになります。

そのため、左側に取っ手が来る形で運ばれてきた場合、砂糖やミルクを入れたあとは右手でティースプーンを持って砂糖やミルクをかき混ぜて、その後、使い終わったティースプーンをカップの向こう側に置きます。

砂糖とミルクが混ざったら、カップを時計回しに回して、取っ手が右手に来るようにしましょう。そこから、右手でカップの取っ手を取って紅茶を楽しみます。

なお、ティースプーンをカップの向こう側に置くと、お茶を飲むときにスプーンが邪魔にならず、かちゃかちゃ音を立てることなく、エレガントに紅茶を楽しむことができます。

ちなみに、ティースプーンを向こう側に置くのは、邪魔にならないようにというだけでなく、カップの柄を楽しめるようにという理由もあります。

ハイテーブルとローテーブルでは持ち方を変える

紅茶を飲む場合、パーティーや食事の形式によってテーブルの高さが変わることがあります。その場合、テーブルの高さによってカップの持ち方を変えることが必要になります。通常の食事やお茶会など、ダイニングテーブルのようなハイテーブルで紅茶を飲む場合、ソーサーはテーブルに置いたままで、カップだけを持って紅茶をいただきます。

反対に、立食パーティーなどで、テーブルの高さが下腹部より下にあるローテーブルが使われている場合、左手にソーサーを持ち、右手で取っ手をつまんで紅茶を飲みましょう。テーブルにソーサーを置いたままカップだけを持ち上げるのは不作法というだけでなく、いちいち腰を落としてカップをソーサーに置かなければならないため見た目にも美しくありません。

ティーポットは片手で持つ

紅茶を淹れるとき、ティーポットは片手で持つのが正しい作法です。なんとなく、残った片手はポットの蓋を押さえておくのが正しいような気になりますが、実はこれはマナー違反です。そもそも、イギリス式のティーポットの場合、蓋の内部にストッパーがついているため、傾けても蓋が落ちるようなことはありません。

ただし、お店などでは自分でお茶を注ぐのではなく、スタッフや店員さんにお願いするのがよいでしょう。

正しい飲み方

紅茶を楽しむときには、マナーだけでなく、見た目が美しく見える飲み方をすることも必要になります。

カップの取っ手は、指を入れるのではなくつまむ

ティーカップの取っては、指を入れるのではなく、つまむように持ちましょう。もともと、ティーカップの取っ手は指を入れるためのものではなく、つまむためのもの。マグカップなど、重く量が入るカップの取っ手はしっかりとつかむために大きく作られていますが、カップは薄く、量もたくさん入らないため、つまんで持つのが正解です。

また、ティーポットから紅茶を注ぐ場合、あまり大量に淹れるのではなく、カップの七分目までにとどめておきましょう。

顎を上げずに、カップを傾けて飲む

カップから紅茶を飲むときは、あごを上げずカップを傾けて飲むようにしましょう。そうすると、猫背にならず、美しい姿勢を保つことができます。また、紅茶を飲むときには口のほうから迎えに行くこともありますが、これもあまりいい見た目ではありません。カップのほうを口に近づけたほうが、エレガントな印象を与えることができます。

カップは右手、フードは左手でつまむ

アフタヌーンティーなどでは、サンドイッチなど手でつまんで食べるフードが欠かせないもの。その場合、カップは右手、フードは左手でつまみましょう。というのも、フードに触った手でカップを触るのはマナー違反。

これは、フードの脂で汚れた手で触るとカップが汚れてしまうほか、油で手が滑り、カップを落として割ってしまう可能性があるため。しかし、左手だけでフードを食べていれば、カップを落とすという失敗をする心配はありません。

なお、アフタヌーンティーでは、ケーキスタンドがつきもの。この三段になったケーキスタンドでは、最下段はサンドイッチ、真ん中の段は温かい料理、最上段はデザートというのが一般的ですが、これは下から食べていくのが正しい作法。イギリス人の中には、一度上の段に上がってしまうと、戻れないというマナーを守っている人もいるようです。

注意すべきマナー違反

マナーの中には曖昧なものもあり、ついやってしまうというものも少なくありません。しかし、意外なことがマナー違反になることもあるため、注意が必要なケースもあります。

両手でカップを持つ

座って紅茶を楽しむ場合、女性の中には両手でカップを持つ人もいますが、実はこれもマナー違反です。正式な場では、両手でカップを持つのは「両手で持てるほど紅茶がぬるくなっている」というクレームを店側に伝えるメッセージになってしまいます。

もし本当に紅茶がぬるいという場合には別ですが、誤解を生まないためにもカップは片手で持ちましょう。

輪切りのレモンをカップに入れたままにする

レモンティーはさわやかな風味で人気ですが、この輪切りのレモンをカップのままに入れたままにするのはマナー違反です。カップの中にレモンを入れっぱなしにしていると、紅茶の香りや味、色などが変わってしまいます。そのため、レモンティーを飲みたいときには、ティースプーンにレモンの輪切りを乗せて、数秒紅茶の中にくぐらせるのが正しい作法。これだけでもレモンの香りや果汁は十分紅茶の中に溶けだします。

なお、使い終わったレモンは取り皿がある場合はそちらに、ない場合はソーサーの縁に取り出しておきましょう。

まとめ

マナーというと、堅苦しいものだと考えてしまうこともありますが、実際にはそれぞれ美しく紅茶を飲み、その場を楽しむためのきちんとした理由があります。マナーを守ることは、紅茶を一層楽しむことにもつながります。

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